産休・育休中の学び直しに最適な資格取得17選&資格以外の選択肢

産休・育休中の学び直しに最適な資格取得17選&資格以外の選択肢

こんなお悩みに向けて執筆しています

「産休・育休中の時間を活用してキャリアアップにつなげたい!」

「無理なく学び直しできるスキルはどんなものがある?」

出産を控え、産休や育休を有意義に過ごしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

そんなときに、気になるのは産後のキャリア。

産休・育休のタイミングで少しでも自分のキャリアにプラスになる資格やスキルを学びたいと考える人も少なくないはず。

この記事では、産休・育休中に学び直すのにぴったりな資格や資格以外の選択肢を紹介します。

実際に、学び直しした女性の体験談も合わせて紹介するので、ぜひブックマークしていつでも参考にできるようにしてくださいね。

Contents
小森優(こもりん)のプロフィール

産休・育休中の「学び直し」とは?

子どもと家にいながら勉強する女性

産休・育休中は、育児に専念する一方で、自身のキャリアを見直すいいタイミング。

新しい分野を学んだり、知識やスキルを磨くために勉強することを学び直しといいます。

2023年に国会で産休・育休中の人がリスキリングすることで、キャリアアップにつながるという議論がされ、

SNSで炎上したことを覚えている人も多いのではないでしょうか。

リスキリングは新しい職業に就く、あるいは今の職業で必要なスキルの変化に対応するためにスキルを得ることと定義され、

学び直しは個人の関心にもとづいてさまざまなことを学ぶことであり、個人が主体です。

リスキリングは、これからも職業で価値を出し続けるために必要なスキルを学ぶという点が強調されているのが大きな違いです。

令和元年度に文部科学省がおこなった社会人の学び直しの実態把握に関するアンケート調査をみてみましょう。

学び直しの有無の内訳
引用:文部科学相「EBPMをはじめとした統計改革を推進するための調査研究・調査報告書」

グラフをみてわかるように学び直しがある人が33%、今後学び直しを行う予定・興味はあると答えた人が50 %もあります。

つまり、8割以上の人が学び直しを必要と考えていることがわかります。

こもりん

産休・育休中の学び直しが難しい理由は5つありますので、次の章で紹介していきますね!

産休・育休中の学び直し5つの課題

産休・育休中の学び直しを8割以上の人ができない理由は、5つの課題があるからです。

こもりん

ご自身の状況と照らし合わせて考えてみてくださいね。

学び直しがおこなえない5つの理由

学び直せるほどの時間がない

赤ちゃんが生まれると、24時間体制の育児が始まります。

特に生まれたばかりの頃は、3時間ごとにミルクを飲ませる必要があり、またミルクをすんなり飲まなかったり、

ミルクの前後におむつを交換する必要があったりして想像以上に時間が取られます。

産後1ヶ月では、授乳だけで1日14時間かかったという体験談もあります。

授乳は1日17回。
1回あたりの平均授乳時間(授乳のために抱っこしている時間)は50分。平均50分×17回=14時間。
1日のうち、授乳で14時間。

引用元:産後1ヶ月、私は何をしていたのか~メモ魔による育児の見える化

赤ちゃんが寝ている時間に学び直しをしようとしても、赤ちゃんによってはなかなか眠れない子もおり、

自分の睡眠時間を確保することすら困難な場合も。

とても学び直しができる状態ではないと感じる人が多いです。

勉強できる環境を確保できない

自宅では、赤ちゃんのために用意したたくさんの育児グッズに囲まれて、

じっくり勉強する物理的な環境が作れないために学び直しができない人もいます。

小さな赤ちゃんを連れて、図書館やコワーキングスペースで勉強するのは現実的ではないですよね。

仮に物理的な環境が用意でき、赤ちゃんが寝たタイミングでやろうとしても、

赤ちゃんは10分で目を覚ますか、2時間ぐっすり眠るかわかりません。

そのような環境下では、勉強できないと学び直しを諦めてしまう人もいます。

勉強をするためには、赤ちゃんを一時保育やファミリーサポートで預かってもらうと、はかどりますが、

0歳での利用はそう多くはないようです。

令和2年度に一般財団法人女性労働協会がおこなった「全国ファミリー・サポート・センター活動実態調査結果」の

依頼子どもの登録人数をもとにした年齢構成をみてみましょう。

依頼子どもの登録人数をもとにした年齢構成
引用:一般財団法人 女性労働協会「令和2年度 全国ファミリー・サポート・センター活動実態調査結果」

グラフを見てわかるように、ファミリーサポートに登録している子どもの年齢比を見ると0歳は2.9%と少なく、

自宅で見ているという人が多いようです。

モチベーションを維持できない

人によって仕事へのモチベーションはさまざまです。

赤ちゃんが生まれても、産前と同じ熱量で仕事をしていきたくて学び直しをしたい人もいれば、

赤ちゃんが生まれたことで仕事よりも子育てへのモチベーションが高くなる人もいます。

そのため、産前は「絶対学び直しをするぞ」と意気込んでいた人でも、

赤ちゃんが生まれたことでモチベーションが維持できなくなることもあるようです。

どのスキルを取得すればいいかわからない

学び直しは、個人の関心にもとづいてさまざまなことを学ぶことですが、

何を学んだらいいかわからずに学び直しへ踏み出せない人もいます。

たとえば、復職後の業務に活かせる資格や在宅ワークにつながるスキルは人気です。

しかし、産休・育休中は時間が限られているので、その中で資格やスキルが取得できるかどうかを考えると迷いが出てきますよね。

産休・育休中に学び直しできる資格については後ほど詳しく紹介しますので、チェックしてくださいね。

学び直しするお金がない

産休・育休中には収入が減ります。

理由は、産休・育休の手当金は働いていたときの給料と比較して減ってしまうからです。

産休・育休手当の金額は働いていたときの2/3程度になり、かつ支払われるタイミングが産後3~4ヶ月後と時間がかかります。

産休手当は産んだらすぐにもらえるんじゃないの?と思ってる方も多いかもしれません。

産休は産後8週間まで取得でき、産休終了後、申請手続きをおこない支給日までは1ヶ月程度、

つまり産後3ヶ月経ったころに支給されることになるのです。

そうなると、産休・育休に入ってからしばらく無給の期間ができます。

かつ、手当として振り込まれる額は働いていたときより金額が少ないです。

このように、収入が減ってしまったのに、家族が増えてお金がかかる状況になるので、学び直しするお金を工面できない人も多いです。

産休・育休中に学び直しできる資格選び5つのポイント

産休・育休中の学び直しを成功させるには、資格選びが重要です。

限られた時間の中で効率よく成果を出すため、自分の興味やキャリア目標に合った資格を選ぶ必要があります。

ここでは、資格を選ぶ際に注目すべき5つのポイントを紹介します。

資格を選ぶ際に注目すべき5つのポイント

1年以内の勉強で取得できそうか

産休期間は出産予定日の6週間前から出産後8週間まで、育休は一般的に子どもが1歳になる誕生日までと期間が限られています。

そのため、学び直しを考える際は1年以内で取得可能な資格を選ぶことが重要です。

短期間で学べる資格は、産休・育休中でも無理なく取り組める上、復職後にすぐ役立てることができます。

資格取得の難易度はどのくらいか

資格取得の難易度は、育児と両立するためにやさしいものを選ぶのがおすすめです。

難易度が低いと達成感を得やすく、モチベーションの維持にもつながります。

また、資格の難易度を正しく把握しておくことも重要です。

試験範囲や取得に必要な勉強時間の目安を事前に確認し、自分のライフスタイルや育児の状況に合わせた計画を立てましょう。

無理のない範囲で取り組める資格を選ぶことで、育児や家事との両立がしやすくなり、成功への近道になります。

復帰後のスキルアップにつながるか

復帰後のスキルアップに直結する資格を選ぶことも重要です。

育休中のブランクを埋めるだけでなく、職場でのパフォーマンスを向上させるスキルを身につけることで、自信を持って復職できるようになります。

また、資格手当が支給されるものを選べば、金銭面でのメリットも期待できますね

ご自身の業務に直接役立つ資格を取得することで、復職後に即戦力として活躍できるだけでなく、キャリアアップの足がかりとしても有効です!

自分の興味関心にマッチしているか

資格を選ぶ際には、自分自身の興味関心にマッチしているかをしっかり考えましょう。

産休・育休中の忙しい時期に学び直しをするため、興味がない分野を選ぶと、どうしてもモチベーションが下がりやすく、

途中で挫折してしまう可能性が高まります。

一方で、自分が関心を持つ分野であれば、学習自体が楽しく感じられ、自然と継続する意欲が湧いてきます。

さらに、興味があるスキルや知識は日常生活や将来のキャリアにも活かしやすくなります。

こもりん

資格を取得することがゴールではなく、その後の活用を考えた選択をすることで、学びへのモチベーションを高く維持できますよ!

補助金制度を利用できるか

産休・育休中で学び直しをするとき、費用で諦めてしまう方も多いですが、教育訓練給付制度を利用すると負担を軽減できます。

この制度は、条件を満たした人が厚生労働大臣が指定する講座を受講し修了した場合、受講費用の一部が支給される仕組みです。

対象となる資格は幅広く、ITスキルや医療事務、簿記など、育休後のキャリアに直結するものが含まれています。

注意点は、雇用保険の加入期間や申請時期などの条件を満たせないと利用できないこと。
詳しい内容は、ハローワークや厚生労働省の公式サイトで確認できます。

産休・育休中に学び直しできる資格17選

産休・育休中は、限られた時間を活用して資格を取得する絶好のチャンス。

この期間に取得を目指せる資格は、復職後のスキルアップや新しいキャリアのスタートに役立つものばかりです。

今回は、転職や復職に役立つ資格から、子育て経験を活かせる資格、在宅ワークや独立開業を目指せる資格まで、幅広い17の資格を紹介します。

取得難易度収入評価凡庸性
医療事務
調剤薬局
宅地建物取引士
CAD
簿記
マイクロオフィススペシャリスト(MOS)
TOEIC(R)
ITパスポート
保育士
チャイルドマインダー
子育て支援員
アロマテラピー検定
整理収納アドバイザー
カラーコーディネート
行政書士
ファイナンシャルプランナー
社会保険労務士(社労士)
産休・育休中に学び直しできる資格17選
こもりん

取得難易度や望める収入、企業から評価、凡庸性のポイントで比較しているので、自分に合った資格を見つけてみてください!

転職に役立つ資格

産休・育休明けに転職を検討している方は、産休・育休中の資格取得は採用に有利に働きます。

資格はスキルや知識の証。

希望する職種や業界での採用率を高める武器になるような、市場価値が高く、転職に役立つ資格を紹介します。

医療事務

医療事務は、景気に左右されにくく安定して長く働けることから、産休・育休中のママに人気の資格。

試験は在宅受験も可能で、育児と両立しながら取り組める点が魅力。

合格率は90%前後と高めで、学習時間は200時間程度が目安です。

取得後は、病院やクリニックで受付や会計業務、診療明細書の作成など、医療現場の即戦力として活躍できます。

医療事務は専門性が高く、収入面でも安定しており、再就職や転職で企業からの評価を得やすい資格です。

また、医療機関の数が多いため、地域を選ばず働ける汎用性もポイント。

資格取得により、育児が落ち着いた後も柔軟な働き方を選べ、キャリアアップの基盤を築けます。

調剤事務

調剤事務は、取得しやすい難易度と実用性の高さから、産休・育休中の方におすすめの資格。

合格率は86%前後と比較的高く、学習時間も3ヶ月ほど(80~150時間程度)で取得可能なのも嬉しいポイントです。

受験料は5,500円と費用面の負担も軽いため、育児と両立しながら無理なく取り組めます。

資格取得後は、調剤薬局で受付や会計、薬剤師のサポートなど幅広い業務が担当可能!

専門的な知識が求められる分、企業からの評価も高く、安定した収入が期待できます。

また、地域を問わず働けるので、ライフステージに応じて柔軟な働き方が可能です。

調剤薬局事務資格を取得することで、育児中でもキャリアアップを目指しやすく、即戦力として自信を持って活躍できるでしょう。

宅地建物取引士

宅地建物取引士(宅建士)は、不動産業界で市場価値の高い国家資格です。

取得難易度は高く、合格率は15~18%と低めですが、試験内容の7~8割は過去問の範囲内であり、

計画的な勉強で合格が目指せます。

資格取得後は、不動産の売買や賃貸仲介の現場で重宝され、会社に所属すると年収は約500万円前後で、

独立開業も可能なので柔軟な働き方が実現できますね。

また、専門性の高い知識が企業から評価されやすく、スキルアップにもつながる点が魅力です。

CAD

CADは、建築や機械、ファッション業界など幅広い分野で求められるスキルを証明する資格です。

基礎検定の合格率は70%、2級でも50%以上と難易度は適度で、学習時間の目安は2ヶ月程度(70~200時間)と、

産休・育休中でも比較的取り組みやすい点が魅力のひとつ。

資格取得後は、ハウスメーカーやインテリア業界、ファッション業界など、CADオペレーターとして多様な職場で活躍できます。

CADスキルは専門性が高く、企業からの評価も得やすいため、収入面やキャリア面での安定が期待できます。

また、転職の選択肢を広げたい方には2級の取得がおすすめです。

この資格を取得することで、モノづくりの分野で即戦力として認められ、ライフステージに応じた柔軟な働き方が可能になります。

復職後のスキルアップに活かせる資格

今の職場で復帰して、さらなるスキルアップに励もうと思っている方もたくさんいると思います。

産休・育休中の限られた時間の中で資格を取得し、産休・育休中の期間をブランクとしてとらえるのではなく、

さらなる飛躍のための準備期間としてスキルアップできる資格を紹介します。

簿記

簿記は、企業のお金の流れを記録・管理する経理スキルを習得できる資格です。

学習時間は3級で50~70時間、2級で200~300時間程度と産休・育休中でも取り組みやすく、合格率は

2級でも40~50%前後と努力次第で取得が可能です。

この資格を取得することで、企業の会計業務だけでなく、マーケティングや事業戦略に必要なデータ分析力も身につきます。

特に簿記2級は専門性が高く、転職時に有利な資格として評価されており、収入アップやキャリアアップが望めます。

また、会計知識は在宅ワークや独立にも役立ち、柔軟な働き方が実現できる凡庸性の高さも人気の理由のひとつです。

マイクロオフィスオフィススペシャリスト(MOS)

MOSは、WordやExcelなどのマイクロソフトオフィス製品を効率的に使いこなすスキルを証明する資格です。

特に事務職で求められるスキルアップに最適で、試験の合格率は80%と高いです。

この資格は、日常業務の効率化に直結し、資料作成やデータ分析など幅広い業務に活用できます。

MOS調査では取得者の88%が「仕事の成果が上がった」と回答しており、企業からの評価も高い資格です。

また、ITスキルの証明として転職や昇進の際に有利に働きます。

MOS資格を取得することで、効率的な作業を可能にし、企業全体の生産性向上にも貢献できる人材として認められます。

TOEIC(R)

TOEICは、英語力をスコアで証明できる資格で、特にグローバル企業で働きたい方に最適です。

試験はリスニングとリーディングを含む2時間のマークシート形式で、スコア600点以上を取得すれば、履歴書でアピール可能。

業種を問わず英語が求められる職場での採用や昇進に有利です。

また、家事をしながらリスニング学習を進めることができるため、育児と両立しやすい点も産休・育休中の人にぴったり。

転職やキャリアアップに直結するだけでなく、国際的なコミュニケーション力を高めることで、将来的な働き方の選択肢を広げる強力な武器となります。

ITパスポート

ITパスポートは、IT化が進む社会で基礎的なIT知識を証明する国家資格です。

試験はマークシート形式で、合格率は50%前後未経験者でも挑戦しやすい難易度です。

この資格を取得することで、ITツールを使いこなすスキルを身につけ、事務職やIT関連職への転職が有利になります。

また、昇進条件に組み込んでいる企業も多く、社内でのキャリアアップにも役立つ資格です。

ITパスポートは、IT初心者からプロフェッショナルまで幅広いレベルで評価され、どの業界でも活かせる汎用性が魅力的。

育休中に基礎スキルを磨き、復職後に即戦力として活躍するための準備としておすすめです。

子育て経験を活かせる資格

産休・育休中の期間でコミットしている子育て経験を活かせる資格もあります。

学んだことがダイレクトにご自身の育児に活きるのでおすすめな資格です。

保育士

保育士は、子どもの成長を支える国家資格であり、保育園や児童福祉施設、さらにはベビーシッターとして幅広い分野で活躍できます。

試験内容は9科目にわたる筆記試験と、音楽や造形などから選択する実技試験で構成され、合格率は20%前後と難易度は高め。

さらに、一度合格した科目は3年間有効なため、計画的に学習を進めることが可能です。

育休中に保育士資格を取得することで、子どもと関わる専門職に転職できるだけでなく、自分の育児スキルも向上します。

働き先も保育園だけでなく、託児所や企業内保育所など多岐にわたり、柔軟な働き方が可能になります。

チャイルドマインダー

チャイルドマインダーは、少人数保育のスペシャリストであることを示す資格で、個別ケアに特化した保育が学べます。

資格取得は、認定団体が提供する講座を受講し、検定試験に合格することで得られ、合格率は90%前後と高めです。

この資格は待機児童問題が深刻な地域で需要が高く、託児所や療育施設での活躍が期待されます。

また、保育士や幼稚園教諭として既に働いている方がスキルアップとして取得するケースも多いです。

育児経験を活かしながら少人数保育の専門性を身につけ、保育現場で即戦力として活動できる点が大きな魅力です。

子育て支援員

子育て支援員は、民間資格として保育士よりも取得しやすい資格です。

保育補助として働ける資格で、研修を修了することで認定が得られます。

研修内容は基本研修(8科目8時間)と専門研修から成り、学習時間は20〜40時間程度です。

テキスト代のみで、自治体によっては研修参加費が無料の場合が多く、産休・育休中でも費用を気にすることなく受講できます。

保育園や児童施設での補助業務に就くことができるので、子育て経験を活かして働きたい方や、

自分の育児に役立つ知識を得たい方に最適な資格です。

在宅ワークに活かせる資格

産休・育休をきっかけに、在宅で柔軟な働き方をしたいと考える方もいると思います。

ここからは、在宅ワークで有利になるスキルや保持資格を紹介します。

アロマテラピー検定

アロマテラピー検定は、日本アロマ環境協会が実施する資格で、リラクゼーションや健康管理に役立つ知識が学べます。

試験はインターネット形式で、合格率は約90%と高めです。

資格取得後は、リラクゼーションサロンやアロマ関連ショップで働くことができ、在宅ワークや副業としても活用可能です。

また、育児中のストレス緩和や家庭での健康管理にも役立つでしょう。

整理収納アドバイザー

整理収納アドバイザーは、空間を整え、片付けしやすい環境を作るスキルを証明する資格です。

3級と2級は講座を受講するだけで認定されるため、試験勉強の負担がないのがポイントです。

資格取得後は、インテリア業界やハウスメーカー、家具販売の仕事に役立つだけでなく、在宅でのコンサルティング業務にも活かせます。

また、自宅の片付けに役立つスキルとして、家庭内での生活の質を向上させることも可能です。

カラーコーディネート

カラーコーディネーター検定は、色彩の知識を活かしてデザインに役立つ資格です。

試験はインターネット形式の多肢選択式で、合格率はスタンダードコースで70%と高めです。

資格取得後は、デザインやインテリア関連の仕事だけでなく、プレゼン資料作成やマーケティング業務にも応用できます。

色彩の持つ効果を活用して説得力のある資料や提案をおこなえるため、企業からの評価も得られやすいです。

独立開業を目指せる国家資格

産休・育休中に学びを深めて独立開業を目指すなら、専門性が高く需要のある国家資格を取得するのが効果的です。

次に紹介する資格は、難易度はやや高めになりますが、在宅での業務やフリーランスとしての活動にも役立ち、

育休中に取得すれば新たなキャリアへの一歩を踏み出すことができるでしょう。

行政書士

行政書士は、許認可申請や契約書作成、法人設立支援などを行う国家資格で、独占業務を持つため高い専門性が求められます。

試験の合格率は10%前後と低く、必要とされている学習時間は800~1,000時間と産休・育休中に学ぶには多めですが、

その分取得後のメリットは大きいです。

資格取得後は、行政書士事務所での勤務だけでなく、自ら独立開業する道も選べます。

企業や個人向けの書類作成を請け負うフリーランスとして在宅ワークが可能で、働き方の自由度が高い点が魅力です。

また、企業法務や地域ビジネスに携わることで社会貢献にもつながります。

産休・育休中に資格を取得して、専門性を武器に新たなキャリアを築きたい方におすすめ!

ファイナンシャルプランナー(FP)

FPは、資産運用や保険設計、老後資金の計画など、家計全般のアドバイスをおこなう国家資格です。

合格率は50〜60%と比較的高めで、2級以上を取得すると転職や独立開業での信頼度が高まります。

資格取得後は、金融機関や保険会社での勤務はもちろん、独立して個人顧客向けにコンサルティングをすることも可能です。

さらに、家庭内の資金管理にも役立つ実践的なスキルとして、生活の質向上に貢献します。

産休・育休中に学ぶことで、ご自身の家計管理にも活かせますね。

社会保険労務士(社労士)

社労士は、労働・社会保険に関する書類作成や給与計算、労務管理のコンサルティングをおこなう国家資格です。

試験の合格率は6〜7%と難易度はかなり高めです。

資格取得後は、企業内での人事労務担当者として活躍したり、独立して社労士事務所を開業も目指せます。

特に雇用関連の法的サポートができるため、企業からの需要が高く、収入面でも安定したキャリアを築けます。

産休・育休中の取得におすすめの資格をご紹介しました。

今後のキャリアやご自身の理想を明確にして、自分に合う資格を見つけてみてくださいね。

もっと詳しく知りたい人は、「産休・育休中に取得できる資格おすすめ17選【取ってよかったものだけ厳選】

でも解説しているのでチェックしてみてください。

産休・育休中に資格取得以外で学び直しする方法

テレワーク中に子どもをあやすママ

産休・育休中の学び直しには、資格取得以外にもスキル習得という選択肢があることはご存知でしょうか?

資格は専門性を証明できる一方、スキル習得は短期間で実践的な能力を身につけられるのが魅力です。

さらに、スキルの中でもWebスキルを選ぶことでフリーランスとして働くことや、在宅ワークを叶えることもできます。

次の章で表を元に比較しますのでご覧ください。

資格取得以外の選択肢

資格取得とスキル習得の違いを表で比べてみましたので、現在の状況や子どもと家族の将来を考えたときに、

どちらが合っているか考えてみてくださいね。

資格取得Webスキル習得
学習時間
習得難易度
スキルアップ
凡庸性
コスト
資格取得とスキル習得の違い
こもりん

資格もスキルも学ぶものによって学習時間や難易度は異なります。

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ブランクを克服できるスキル一覧

上記の表でもお伝えしたように、Webスキルは、産休・育休中に学び直しとして有効な選択肢のひとつです。

特にSNS運用代行、オンラインWebデザイン、Webライティングのスキルは、短期間で習得可能で在宅ワークやフリーランスとしての独立に直結します。

これらのスキルは企業や個人の需要が高く、柔軟な働き方を実現するための大きな武器となります。

概要必要なWebスキル
SNS運用スキル企業や個人事業主などのSNSアカウントを代わりに運用する仕事・SNSプラットフォーム(Instagram、Twitter、Facebook、TikTokなど)の基本操作
・画像編集ツール(CanvaやPhotoshopなど)を使った簡単なデザインスキル
・マーケティングスキル
オンライン秘書スキル企業や個人に対して事務作業をサポートする仕事・コミュニケーションスキル
・ビジネスマナー
・コミュニケーションツール(ZoomやSlack、Chatworkなど)の使用
Webデザインスキルクライアントの要望に基づき、Webサイトやバナーのデザインをおこなう・デザインソフトの操作(PhotoshopやIllustrator、Canvaなど)
・デザインスキル
・HTML/CSSの知識
WebライティングスキルWeb上の記事やブログの執筆、コピーライティング
セールスライティングやメールマガジンの作成など、Web上の文章を作成する仕事
・ライティングスキル
・SEOの知識
・リサーチ力
ブランクを克服できるスキル一覧

これらのスキルは一生モノ。

こもりん

また、さらにスキルに磨きをかけることで、収入の安定やキャリアアップを目指せます!

産休・育休中の学び直しでWebスキルを習得した体験談2選

パソコンに向かう女性

産休・育休中に目指せる資格や身につけられるWebスキルはわかったけど、

実際のところ本当に赤ちゃんのお世話をしながらできるのか不安に思う人も多いかと思います。

そこで、次の章からは実際に産休・育休中にスキルを学び始めて収入を得ることに成功した2人の体験談を紹介します。

また、「【リモラボ2周年企画】人生を変えた100人の女性たちを一挙公開」でと、もっとたくさんの女性の体験談がまとめられていますので、

こもりん

ご自身の状況に近い人や理想の働き方をしている人などの体験談もチェックしてくださいね。

育休中買ったパソコンで高単価の動画編集者に

育休中にパソコンを買うところから始まったいちさんの学び直し。

スキルを学ぶことは、1つの資格を取ることととらえて学んでいたとのことです。

パソコン購入後、動画編集の案件を取りましたが単価はなんと130円からのスタート。

スキルを学びながら案件をこなしていましたが、報酬が振り込まれないというトラブルに見舞われることもありました。

そんな経験を学びに変えて、今では1本18万円の高単価の動画編集者になり、会社員時代の収入の3~4倍程度まで伸ばし、

子どもと過ごす時間が充分に取れる毎日を送っています。

詳しくは、こちらのYouTube動画をご覧ください。

スキル習得で家族が笑顔になれる働き方を実現

https://twitter.com/remolabo_jp/status/1818572309352812813

夜勤有りのフルタイム看護師だったしのさん。

第2子の産休をきっかけに、家族時間が増えたことで今まで上の子にさみしい思いをさせていたことに気づき、

働き方を変える決意をしました。

スキルを身につけるために時間の捻出の仕方に苦労しましたが、試行錯誤の結果、自分に合うサイクルを見つけ、

学習時間や稼働時間の確保ができるように。

その結果、SNS運用スキルを身につけることができて、在宅ワークを実現させ、

今では家族と過ごす時間をたっぷり取って充実した毎日を過ごしています。

まとめ

今回の記事では、産休・育休中の学び直しにぴったりな資格を17つ紹介しました。

  • 医療事務
  • 調剤事務
  • 宅地建物取引士
  • CAD
  • 簿記
  • マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
  • TOEIC(R)
  • ITパスポート
  • 保育士
  • チャイルドマインダー
  • 子育て支援員
  • アロマテラピー検定
  • 整理収納アドバイザー
  • カラーコーディネート
  • 行政書士
  • ファイナンシャルプランナー(FP)
  • 社会保険労務士(社労士)

また、上記の資格習得以外にも、スキルを身につけることで在宅ワークやフリーランスとして活躍できることも触れ、

Webスキルも紹介しました。

  • SNS運用スキル
  • Webデザインスキル
  • Webライティングスキル
  • オンライン秘書業務

ご自身の理想の未来のために、今なにをしていくかのヒントになれば幸いです。

まずは行動してみましょう!

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こもりん

こんにちは、小森優(こもりゆう)です。

私たちは、「女性の働くをもっと自由にしたい」という熱い想いあります。

その想いを形にするために、女性専門のリモートワーク実践スクール『リモラボ』を運営しています。

今では、この熱い想いに共感してくれた方々が集まってくださって、たった創業2年で3800名以上の女性(受講生)がリモートワークを実現できています。

なぜ、3800名以上の女性がリモートワークを実現できたのでしょう。

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この記事を書いた人

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