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産休・育休中に取得できる資格17選!ブランクを克服できるスキルはこれ

「産休・育休中になにもしなくていいのかな……」
「休んでいる間に置いて行かれそう……」

産休・育休中になにもせずに過ごすと、このままで大丈夫なのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

産休・育休は1年近く休むことも多いので、その期間を使ってなにかスキルを身につけたいと考える方も多くいます。しかし資格がたくさんありすぎて、どの資格を取ればいいのか迷ってしまいますよね。

資格を取得する場合、難易度や今後のキャリアを見据えて自分にマッチした資格を選ぶことが大切です。

今回の記事では、以下3点を解消できます。

  • 産休・育休中に取得することでブランクを克服できる資格17選
  • 資格取得の際におすすめの通信講座4選
  • 産休・育休中に在宅でキャリアアップできるWebスキル4選

また実際にスキルを習得して在宅ワーカーとして活躍しているリモラボメンバーの声もご紹介!

資格を取得してどう変わったか、取得の際の困難までリアルな体験談をお届けします。

目次

産休・育休中に資格を取得するメリット

産休・育休で長期間仕事を休むことに不安を感じますよね。そんな方は、資格を取得するのもおすすめです。

資格はあなたが専門的な知識や技術を身につけていることの証明になるので、自身のスキルをアップデートし、ブランクを克服することができるのです。

まずは今後のキャリアを見据えて、産休・育休中に資格を取得するメリット4つを解説します。

資格取得のメリット

育休明けにスムーズに職場復帰できる

産休・育休中は子ども中心で生活リズムも変わり、会社に出勤してバリバリ働いていたときの自分が想像できないくらい別次元の生活になります。

そんな中「ちゃんと仕事に復帰できるのかな…」と不安に感じる方も多いでしょう。

資格取得は専門知識を有している証明だけではなく、学ぶ意欲が高いことを示す証明にもなります。

職場復帰の際のアピールポイントになり、職場の人に好印象を与えることができます。

資格保持者としてリーダーシップのある職務を目指せたり、専門的スキルの向上にもつながります。

育休明けのキャリアアップに役立つ

産休・育休中の資格取得は、もとのポジションにスムーズに戻れるだけでなく、キャリアアップにも役立ちます。

新たな知識、資格を身につけることで、昇進や新たなポジションへの挑戦につながります。

ブランクを回復させるところからではなく、復帰を機にキャリアアップを図れるのは大きなメリットです。

もし今後転職することがあっても、アピールできる資格が増えることになるので、よりよい条件での転職も望めます。

仕事から離れることへのストレスが軽減する

産休・育休期間を引け目に感じたり、数ヶ月のブランクでほかの人に置いていかれたようで不安になったりする方も多いでしょう。

資格の勉強に取り組みスキルの向上を実感することで、不安感を解消し充実感を得ることができます。

仕事から離れているストレスが軽減し、仕事への復帰に対しても前向きな気持ちを維持できるでしょう。

自己成長や満足感を得られる

資格取得に向けて学ぶ成果を上げることで、達成感や満足感を得られます。

休暇中であっても自分自身の成長を実感でき、新しい目標へのモチベーションがアップします。

さらに今後のキャリアや働き方と向き合うことで、今まで気づかなかった自分の得意分野や今後やってみたいことに気づくこともあるでしょう。

資格取得にチャレンジすることは自分自身を再発見する機会にもなり得るのです。

産休・育休中に取得する資格選びのポイント

産休・育休中に資格を取得することには多くのメリットがあることをお伝えしました。

ですが実際にどんな資格を選べばいいのか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。

そこで産休・育休中に取得する資格を選ぶときに重視したいポイントをご紹介します。

産休・育休中に取得する資格を選ぶときに重視したいポイント

資格取得の難易度

資格によって学習量や難易度はさまざまです。限られた産休・育休期間で取得可能な資格を選ぶ方がよいです。

資格の合格率や試験内容をちゃんと確認して、各資格の難易度を理解してから自分に合った資格を見極めましょう。

合格に必要な学習時間

育児との両立を考えて必要な学習時間を確保できるかということも、資格を選ぶうえで重要な条件になります。

休暇期間内に取得できること、かつ自身の生活リズムや育児のスケジュールに合わせ、十分な学習時間を確保できるか検討しましょう。

産休・育休期間が短い場合は短期間で取得できる資格にするなど、戦略的な選択をすることも重要です。

資格の将来性と市場価値

資格を選ぶ際は、資格を取得するとどんなキャリアに役立つのか、求人市場でどのくらい需要のある資格なのかを調べます。

たとえば景気に左右されず安定して長く働ける医療事務や将来性も抜群な簿記など、市場価値の高い資格はたくさんあります。

自分の今後のキャリアにとって貢献度が大きい資格を、将来性と市場価値の目線から考え、戦略的に絞り込みましょう。

キャリアの方向性

資格取得がキャリア形成にどれだけ貢献するかを考えましょう。

転職を視野に入れているのか、現在の会社でキャリアアップを考えるのか、在宅ワーカーへの道を重視するのか……キャリアの方向性は人それぞれです。

現在の職務や将来的に自分が目指すキャリアに合った資格を選ぶことで、育休明けのステップを明確にすることが大切です。

【タイプ別】産休・育休中に取得する資格選びのポイント

資格は手当たり次第に取得すればいいというわけではありません。産休・育休中の限られた期間で取得できることを念頭に選ぶ必要があります。

ここでは産休・育休中に取得するのにおすすめの資格についてまとめてみました。

難易度や必要な費用、学習時間で比較しているので、自分に合った資格を見つけてみてくださいね。

※取得しやすいものを〇、中程度のものを△、難易度が高いものを×としています。

資格名取得難易度取得にかかる時間取得にかかる費用
医療事務
調剤事務
宅地建物取引士
CAD
簿記
マイクロオフィス
オフィススペシャリスト(MOS)
TOEIC(R)
ITパスポート
保育士
チャイルドマインダー
子育て支援員
アロマテラピー検定
整理収納アドバイザー
カラーコーディネート
行政書士
ファイナンシャルプランナー(FP)
社会保険労務士(社労士)

転職に役立つ資格

産休・育休明けに転職を考えている方は、休暇中に資格を取得することで転職に有利になるというメリットもあります。

資格の保持をアピールできれば、その分野のスキルや知識を持っている明確な証明になるので、希望する会社に転職できる可能性が高まります。

ここからは市場価値が高く、転職に役立つ資格をご紹介していきます。

市場価値が高く、転職に役立つ資格

医療事務

医療事務は取得すると景気に左右されず長く働けるので、ママに人気の資格です。

試験は月1回実施されており、在宅受験もできるのが嬉しいポイント。

仕事内容は、医療機関の受付や会計、診療明細書の作成などです。資格取得後はクリニックや病院などの医療機関で即戦力として活躍できます。

資格名医療事務検定
認定団体日本医療事務協会
受験資格特に制限なし
受験形式【学科試験】2題(正誤問題20問、記述式5問)
【実技試験】医療費の計算(※テキスト持ち込み可)
合格率90%前後
合格目安70%程度(※受験時の問題の難易度による)
取得費用目安受験費用:7,700円(税込)教材費:3,000円前後~
学習時間目安期間:3~6ヶ月時間:200時間

調剤事務

調剤薬局事務は合格率や学習時間、受験料ともに取得しやすく、薬の専門知識がなくても十分合格が目指せます。

取得後は受付や会計、薬剤師のサポートなど、さまざまな薬局業務に従事することができます。

医薬分業が進んだことで薬局の数は増えており、活躍の場は広がっています。

資格名調剤薬局事務検定
認定団体日本医療事務協会
受験資格特に制限なし
受験形式【学科試験】調剤報酬算定に関わる基礎知識(※マークシート)方式
【実技試験】調剤報酬の算定及び調剤報酬明細書作成(※資料の持ち込みが可能)
合格率86%前後
合格目安60%以上(※問題の難易度による)
取得費用目安受験費用:5,500円(税込)教材費:3,000円前後~
学習時間目安期間:3ヶ月ほど期間:80~150時間

宅地建物取引士

宅地建物取引士(宅建士)は、不動産の売買や賃貸の仲介などに不可欠な資格で、市場価値が高い国家資格のひとつです。

不動産業界への転職に有利ですが、その分取得難易度は高いのがネックです。

ただ出題される問題自体は7~8割が過去問の焼き直しなので、きちんと勉強すれば合格も見えてきます。

資格名宅地建物取引士資格試験
認定団体一般財団法人 不動産適正取引推進機構
受験資格特に制限なし
受験形式【筆記試験】50問、マークシート方式
合格率15~18%
合格目安70%程度
取得費用目安受験費用:8,200円(消費税及び地方消費税は非課税)テキスト費用:12,000円ほど
学習時間目安期間:3~5ヶ月時間:300~400時間

CAD

CADは建築・機械やファッション業界などのモノづくりで欠かせないスキルです。

2次元CAD利用技術者検定において、基礎検定の合格率は70%前後、2級でも50%以上なので、しっかり勉強すれば取得できます。

CADオペレーターになると、CADを使用して作図や製図をおこなうハウスメーカーやインテリア、ファッションの商品企画まで幅広い職種で活躍できます。

転職の選択肢を広げたい方は2級の取得を目安にしましょう。

資格名2次元CAD利用技術者
認定団体一般社団法人コンピュータ教育振興協会(ACSP)
受験資格特に制限なし
受験形式【筆記試験】25問
【実技試験】CADシステムを使用した実技問題
合格率基礎:70%以上/2級:50%以上
合格目安70%以上
取得費用目安受験費用:基礎7,700円~1級16,500円(税込)教材費:4,000円前後~
学習時間目安期間:2ヶ月時間:70時間~200時間

復帰後のスキルアップに活かせる資格

復帰後さらなるキャリアアップを目指している方も多いでしょう。

業種によっては取得すると資格手当がつく場合もあり、資格の取得がスムーズな昇給や昇進に役立ちます。

産休・育休中の自分時間で資格を取得し、職場復帰後のブランクを埋めるだけじゃなくスキルアップも目指しましょう。

次は復帰後のスキルアップに活かせる資格をご紹介していきます。

復帰後のスキルアップに活かせる資格

簿記

企業のお金の動きを記録・管理する経理のスキルを習得します。学習時間、難易度からも産休・育休中の取得におすすめです。

企業の会計だけでなくマーケティングの数字などを分析できると、ビジネスを数字の観点からとらえられるようになります。

日商簿記2級ではより専門性の高い知識が身につき、転職でも有利になります。

資格名日商簿記
認定団体日本商工会議所
受験資格特に制限なし
受験形式【筆記試験】商業簿記3題以上 
合格率40~50%前後
合格目安70点以上/100点
取得費用目安受験費用:3級2,850円~1級7,850円(税込)教材費:2,000円前後~
学習時間目安期間:2ヶ月~半年ほど時間:3級:50~70時間/2級:200~300時間

マイクロオフィススペシャリスト(MOS)

MOSは仕事に役立つ実務的なスキルが身につく資格として、スキルアップを目指して受験する方も増えている人気の資格です。

MOS調査データの報告によると、MOSを取得した従業員の88%が、「仕事の成果が上がった」と回答しています。

ITソフトを使いこなして作業効率を上げたり情報管理の仕組みを整えたりすることで、企業全体の生産性を上げることも可能です。

資格名マイクロソフトオフィス スペシャリスト(MOS)
認定団体日本マイクロソフト
受験資格特に制限なし
受験形式コンピュータを使った実技試験(CBT)
合格率一般レベル:80%/上級レベル:60%
合格目安70%以上
取得費用目安受験費用:8,585円~12,980円(税込)教材費:3,000円前後~
学習時間目安期間:2~3ヶ月時間:20~80時間程度

TOEIC(R)

今や英語は業種によっては欠かせないスキルになっていますよね。TOEICは国内だけでなく海外でも通用する資格です。

家事をしながら耳で聞く学習もできるのでスキマ時間に学びやすい特徴もあります。

英語を活かせる仕事をしてみたいという方におすすめです。

スキルとしてアピールするためには600点以上を目指しましょう。

資格名TOEIC(R)Tests
認定団体一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
受験資格特に制限なし
受験形式【リスニング】約45分間/100問
【リーディング】75分間/100問(合計約2時間:マークシート方式)
合格率スコア制
合格目安履歴書でアピールできる目安:600点以上
取得費用目安受験費用:7,810円(税込)教材費:2,000円前後~
学習時間目安期間:3~5ヶ月時間:200~250時間

ITパスポート

ITパスポートは、IT化していく社会で必要な基礎知識の証明になる国家資格です。

昇格の条件として人事制度に組み込んでいる企業も多く、ITツールが使いこなせる人材を重視していることがわかります。

事務職としてだけでなく、IT職種へのキャリアアップにも有利になります。

資格名ITパスポート
認定団体IPA(情報処理推進機構)
受験資格特に制限なし
受験形式【筆記試験】100問/マークシート方式
合格率50%前後
合格目安総合評価点600点以上/1,000点
取得費用目安受験費用:7,500円(税込)テキスト費用:3,000円前後~
学習時間目安期間:3ヶ月時間:150時間

保育士

保育士試験は9科目で範囲が広いため、合格率も低めです。ただし一度合格した科目は3年間有効のため、1回の受験ですべて合格できなくても大丈夫です。

ですがあくまで休暇期間内での取得を目指したいので、1回の試験で受かるために集中して勉強しましょう。

子どもと関わる仕事がしたい方は、これを機に取得を目指してみましょう。

保育園だけでなく託児所や児童福祉施設、ベビーシッターとしても幅広く活躍できます。

資格名保育士
認定団体一般財団法人 全国保育士養成協議会
受験資格最終学歴により異なる※「受験資格詳細」をチェック
受験形式【筆記試験】マークシート方式
【実技試験】保育実習実技(音楽・造形・言語から2つ選択)
合格率20%前後
合格目安筆記試験:各科目100点満点のうち60%実技試験:30点/50点
取得費用目安受験費用:12,950円(税込)教材費:5,000円~10,000円ほど
学習時間目安期間:3ヶ月~半年ほど時間:100~180時間

チャイルドマインダー

チャイルドマインダーは「少人数保育のスペシャリスト」です。

チャイルドマインダーの資格は

  • NCMA,Japan
  • チャイルドマインダージャパン
  • ヒューマンアカデミー

が主に運営管理をおこなっており、いずれかの認定団体で講座を受講することで認定されます。

待機児童問題で保育所に入所できない子どもを預かる託児所やより個別療育に特化した施設で療育のサポートをしたい方に人気の資格です。

現役の保育士や幼稚園教諭のスキルアップに役立てたい方の受講も増えています。

資格名チャイルドマインダー
認定団体日本チャイルドマインディング&エデュケア教会
受験資格特に制限なし
受験形式各団体主催のチャイルドマインダー養成講座を受講し、検定試験(60分の筆記試験)に合格することで取得可。
合格率90%前後
合格目安80点以上(不合格の場合は期間内なら再受験可能)
取得費用目安受験費用:団体による(4,320円~16,200円)
講座費用:団体による(185,000円~290,000円)
学習時間目安通学講座:最短6日間通信講座:3~6ヶ月

子育て支援員

子育て支援員は民間資格で、保育士のようにクラス担任は持てませんが、保育補助という形で子どもの支援をおこないます。

保育士ほどがっつりじゃなくていいけど子どもに関わる仕事をしたいという方や自分の育児に役立てたい方にもおすすめです。

実務経験がなくても履歴書に資格名を書くことができるので、保育現場で働く後押しになります。

資格名子育て支援員
認定団体厚生労働省
受験資格特に制限なし
受験形式研修(基本研修8科目8時間+専門研修)を受講し、修了書の発行で認定
合格率―――――――――
合格目安研修の修了で認定
取得費用目安研修参加費用:無料テキスト代など:10,000円前後通信費用は自己負担
学習時間目安時間:コースによって異なる(20~40時間)

在宅ワークに活かせる資格

産休・育休後は在宅ワークで柔軟な働き方をしたいと考えている方もいるでしょう。

スキルや保持資格をアピールすることでフリーランスでもクライアントから案件を受けやすくなります。

ここからはそんな在宅ワークで活かせる仕事をご紹介していきます。

在宅ワークに活かせる資格

アロマテラピー検定

日本アロマ環境協会(AEAJ)が毎年実施している検定です。

アロマテラピーの基礎知識が身につけられるため、女性にもとても人気があります。

検定は毎年2回、全国でおこなわれ、アロマテラピーを正しく安全に楽しむための知識を問う問題と、香りから精油名を答える香りテストが出題されます。

取得すればリラクゼーションサロンやアロマ関係のショップなどで活躍できます。

資格名アロマテラピー検定
認定団体公益社団法人 日本アロマ環境協会
受験資格特に制限なし
受験形式2級:55問、1級70問のインターネット試験
合格率約90%
合格目安80%
取得費用目安受験料:2級・1級:各6,600円/2級・1級併願13,200円(税込)
教材費:3,000円前後~
学習時間目安期間:1~2ヶ月時間:30時間

整理収納アドバイザー

単純に片付けをするだけでなく、「散らかりにくく、片付けやすい」空間をつくるのが、整理収納アドバイザーです。

3級と2級は認定団体がおこなう講座の受講で認定がもらえます。

部屋が片付かない原因や問題点を分析し、モノとの関わり方から見直していくスキルなので、日常生活にも大いに役立つ資格です。

インテリア業、ハウスメーカー、家具販売などの仕事にも活かせます。

資格名整理収納アドバイザー
認定団体ハウスキーピング協会
受験資格特に制限なし
受験形式講義とシミュレーションなどをおこなう実習
合格率―――――――――――
合格目安全受講時間のうち1/4以上の遅刻、早退で認定不可
取得費用目安テキスト代/認定料:14,850円~36,300円(税込)
学習時間目安期間:4ヶ月ほど

カラーコーディネーター

カラーコーディネーター検定試験は、色の性質・特性など、色彩の知識が問われる検定です。色の持つ効果を使って企画・デザインに活かせます。

企画職やデザイン系の仕事だけでなく、パワーポイントを使ったプレゼン資料作成などのベーシックな作業にも取り入れることで、より説得力のあるプレゼンを実現できます。

資格名カラーコーディネーター
認定団体東京商工会議所
受験資格特に制限なし
受験形式多肢選択式のインターネット試験
合格率アドバンスコース:約50%/スタンダードコース:約70%
合格目安70点以上/100点満点
取得費用目安受験料アドバンスクラス7,700円/スタンダードクラス5,500円(税込)
教材費:5,000円程度
学習時間目安期間:1~4ヶ月時間:50~100時間

行政書士

主に行政への許認可申請が必要な場合に提出する書類の作成、官公署に届ける書類に関する相談業務などをおこなうことができる国家資格です。

法律を扱うこともあり難易度は高めですが、取得すれば行政書士事務所での勤務に加え、自分で独立・開業することも可能です。

クラウドソーシングサービスに登録して申請業務や書類作成を請け負っている方も多く、在宅ワークにも活かせます。

資格名行政書士
認定団体一般財団法人 行政書士試験研究センター
受験資格特に制限なし
受験形式【筆記試験】46問/マークシート方式
合格率10%前後
合格目安科目による
法律等科目:122点以上/244点のうち
一般知識等科目:24点以上/56点のうち
試験全体で180点以上/300点のうち
取得費用目安受験費用:10,400円(税込)教材費:50,000円程度
学習時間目安期間:6ヶ月~10ヶ月時間:800時間~1000時間

ファイナンシャルプランナー(FP)

FPは顧客の資産に応じた貯蓄・投資等のプランの立案・相談に必要な技能を証明する国家資格です。

合格率が50~60%と、国家資格にしては取得しやすい資格です。

2級またはAFP以上を取得すると、クライアントワークや転職にも有利に働くでしょう。

お金についての知識が身につくので、家庭のお財布管理にも役立ちます。

資格名ファイナンシャル・プランニング技能士
認定団体日本FP協会
受験資格以下のいずれかひとつに該当する方
①AFP認定研修の修了者
②3級FP技能検定合格者
③2年以上のFP業務の実務経験者
受験形式【筆記試験】マークシート方式
【実技試験】実際に計算などをおこなう筆記試験
合格率50~60%
合格目安学科試験:56%程度/実技試験:60%程度
取得費用目安受験費用:3級8,000円~1級28,000円教材費:2,000円前後~
学習時間目安期間:2~5ヶ月時間:30〜300時間

社会保険労務士(社労士)

社労士は今回ご紹介する中で合格率が最も低く、取得が難しい資格です。

行政書類の作成代行や帳簿作成など、社労士にしかできない独占業務もあり、ほかにも雇用契約や労働条件、退職金などに関するアドバイスもおこなうことができます。

雇用関連全般の法的サポートができるのです。

こちらも在宅で書類作成やコンサル業務が可能なため、持っておくとフリーランスに格が付く資格なので、学習時間に余裕がある方は挑戦してみてもいいでしょう。

資格名社会保険労務士
認定団体全国社会保険労務士連合会
受験資格下記いずれかを満たしている方
①既定の学歴以上
②実務経験
③厚生労働大臣の認めた国家試験合格者
※詳しい受験資格についてはこちらを確認
受験形式筆記試験
合格率6~7%
合格目安試験の総得点と科目ごとに定められる
取得費用目安受験料:1,5000円+払い込み手数料教材費:30,000円ほど
学習時間目安期間: 8ヶ月ほど時間:800~1,000時間

以上、目指すキャリアのタイプ別に産休・育休中の取得におすすめの資格をご紹介しました。

今後のキャリアや確保できる学習時間などから相性のいい資格を見つけたら、あとは資格取得までやり切る覚悟が大切です。

あくまで体調や子ども優先で、無理をしない範囲で頑張りましょう。

1日で気軽に取れる資格について解説した記事もあるので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。

産休・育休中に資格取得できる通信講座4選

産休・育休中の資格取得は独学でも可能ですが、産休・育休中はなにかと子どものことや日常生活に意識を持っていかれることも多いのが現実…。

「ついさぼりがちになってしまう」

「効率的な勉強法がわからない」

「どのテキストを使用してよいかわからない」

と悩んで、結局資格試験すら受けられず休暇が終わってしまったなんてことも。

そんなことにならないためには、オンラインで効率よく学べる通信講座がおすすめです。通学と違って場所や時間に縛られずに学べることも魅力です。

独学と比べると講座受講費用が別途かかりますが、カリキュラム通りに勉強すればいいので気楽です。

また模試で力試ししたりわからないところを講師に質問したりしながら、勉強の進捗を客観的に見て確実に学びを進められるのが大きなメリットです。

資格の通信講座もたくさんあるので、各スクールの特色を理解して自分に合った講座を選びましょう。

ここでは4つの代表的な資格取得通信講座について詳しくご紹介していきます。

産休・育休中に資格取得できる通信講座4選

フォーサイト

フォーサイトは累計受講者が40万人を超える通信講座です。

ITやビジネス関連の幅広いコースを提供し、勤務先企業紹介制度などもあり資格取得後のキャリアサポートも魅力です。

資格試験に特化した一流の講師陣による質の高い講義動画も人気で難易度の高い国家資格の合格率も高いです。

Eラーニングシステムを導入しており、スキマ時間でスマホでも講義動画を見ることもできます。

通信講座名Foresigt(フォーサイト)
料金講座による
授業形態基礎講座講義動画直前対策講座
取得できる資格ジャンルIT系、ビジネス、会計などさまざま
受講期間~1年(最短4ヶ月)
無料体験の有無あり 
育休中の女性にとってのメリット効率的な「ながら学習」が可能自分のペースで進められる
資格取得後のサポート資格取得後のキャリアアドバイスやサポートが充実

お客様の声

「家事をしながら講義の音声を聞くだけで十分勉強になった」 

「講義動画の解説がわかりやすく理解しやすい」

「無料メールの質問対応が早く、わからない点を即座に解決できた」 

引用:フォーサイト108名の合格者インタビュー

講義動画の質の高さを評価する声が多いですね。

通常は長期間で挑む難易度の高い国家資格の短期合格者も多く、模試で自分の実力を試し無料メールで質問しながら進められるのもポイントです。

資格のキャリカレ

資格のキャリカレは100以上の講座があり、心理系から趣味系まで多岐にわたるジャンルをカバーしているのが特徴です。

2講座を自由に選べるセット割や2講座目無料制度もあるので、複数の資格を短期間で取得したい方におすすめです。

あなたにぴったりの資格診断や適職診断テストがサイト内で受けられるのでまずは診断してみるのもいいかも。

通信講座名資格のキャリカレ
料金講座による
授業形態Webテキスト/講義動画/問題集
取得できる資格ジャンル医療系、料理系、教育系、ビジネススキル、ペット系、美容系、占い系…など多岐にわたる
受講期間講座による
無料体験の有無あり 
育休中の女性にとってのメリット自由にスケジューリングできるたくさんの資格から興味に合わせて選べる
資格取得後のサポート資格取得後も引き続き学びを深められるコンテンツ提供あり

お客様の声

「写真の多いテキストでわかりやすく、Web添削が便利」

「ほんとうに興味のあることから資格につながる勉強ができて楽しい」

「スマホひとつで勉強できるので効率的」

引用:キャリカレ受講生の口コミ

多様なコースから選べる柔軟性と、テキストの理解しやすさを評価する声が多く見られました。

また読み上げ機能などデジタル学習機能が便利で気軽に勉強でききるのも便利です。

ユーキャン

過去10年間の合格者累計が16,000名を突破した業界最王手の信頼性と実績もあり、初心者でも始めやすいのが特徴です。

キャリアアップ系から趣味系まで150ほどの資格の講座があり、手頃な料金設定と、趣味から資格取得まで幅広いジャンルのコースが特徴です。

通信講座名ユーキャン
料金講座による
授業形態テキスト/オンライン講座/DVD教材
取得できる資格ジャンル趣味系~国家資格まで幅広い
受講期間講座による
無料体験の有無コースによってはあり
育休中の女性にとってのメリット手頃な価格の講座が多い初心者でも始めやすい
資格取得後のサポート卒業後も継続して学習支援が得られる

お客様の声

「間違えやすいポイントなどが書かれていてテキストがわかりやすかった」

「学びオンライン プラス」を利用し、講師に質問すると丁寧に答えてくれた」

引用:ユーキャン合格体験談(口コミ)

受講生からは、どんな生活スタイルの人でも学習を続けられるアクセシビリティの高さや、サポート体制の手厚さに対する好評が寄せられています。

スタディング

ビジネス、法律などキャリアアップに有利となる専門性の高い資格を扱っており、効率的な学習サポートが強みです。

自分の学習記録をスタディング独自のSNSで共有する「勉強仲間機能」で自分の勉強記録を投稿できたり、ほかの受講者が投稿した記録を見たり、投稿にコメントやいいねができます。

紙のテキストはオプションになるので、基本すべてWebテキストです。

スマホやパソコンを使い慣れている方で、オンライン完結の勉強に抵抗がない方に向いているスクールです。

通信講座名スタディング
料金講座による(15,000円~140,000円ほど)
授業形態講義動画/テキスト/模擬試験
取得できる資格ジャンルIT系、会計、法律関係など専門性の高い資格が多い
受講期間講座による
無料体験の有無あり
育休中の女性にとってのメリット専門性の高い資格が在宅で勉強できる
資格取得後のサポート各種資格の更新情報提供や、さらなる上位資格への挑戦をサポート

お客様の声

「仲間の投稿を見て一緒に頑張れる感じが心強い」

「講師に質問ができない講座があって自分で調べなければいけなかった」

引用:スタディング合格者の声一覧

勉強仲間機能はニックネームで手軽に活用でき、自分の投稿にいいねをもらえたり、ほかの受講者の投稿を見て刺激をもらえるので、モチベーションを保ちやすい環境です。

講師に質問ができない講座があるので、自分で調べるか、交流サイトに投稿してほかの人に教えてもらう必要があります。

産休・育休中が資格取得に使える「教育訓練給付制度」とは

産休・育休中が資格取得に使える「教育訓練給付制度」とは

産休や育休中に資格を取得することは今後のキャリアに大きく貢献するとお伝えしてきました。ですが資格を取るうえで、費用面で思いとどまってしまう方もいるでしょう。

そんな方は、「教育訓練給付制度」を活用するのもありです。国の負担で資格が取れる制度なので、条件に当てはまる方は検討してみてください。

教育訓練給付制度の概要

教育訓練給付制度とは、条件を満たした方が厚生労働大臣が指定する講座を受講し修了した際に、受講費用の20%が支給される制度です。

概要は以下の通りです。

正式名称教育訓練給付制度
受給資格・受講開始日の時点で、雇用保険の一般被保険者である期間が通算で1年以上ある方。
・受講開始日の時点で、一般被保険者でない場合でも、一般被保険者であった日から1年以内(※)の方で、一般被保険者の期間が通算で1年以上ある方。

※妊娠・出産・育児・疾病・負傷等の事由があった場合、ハローワークで所定の手続きを行えば最大20年の延長が可能。
申請先リンク🔳給付金制度についてhttps://www.mhlw.go.jp/content/001155029.pdf
🔳申請フォーム(G-GOV)https://shinsei.e-gov.go.jp/
問い合わせ先🔳講座指定の申請手続に関すること(申請書類の記入方法等)
中央職業能力開発協会 能力開発支援部 教育訓練支援課(03-6758-2828/2825/2824)

🔳講座指定の基準に関すること
厚生労働省 人材開発統括官 若年者・キャリア形成支援担当参事官室 中長期的キャリア形成支援係(03-5253-1111(代表))

受給資格

受給資格は雇用保険被保険者の期間が1年以上ある方、もしくは離職後1年以内で雇用保険被保険者の期間が1年以上ある方が対象です。

受給資格の有無はお近くのハローワークでも照会できますので不安な方は確認してみてください。

対象となる主な資格・試験

受給対象となる資格や試験は以下の通りで、業界認定の資格取得や専門的なスキル習得に関わる研修が対象です。

ITスキル、ビジネススキル、専門職向けの資格など、多岐にわたる領域が含まれます。

対象となる主な資格・試験は以下の通りです。

専門実践教育訓練給付
(最大受講費用の70%・年間最大56万円)
・キャリアコンサルタント
・介護福祉士
・社会福祉士
・保育士
・キャリア形成促進プログラム
特定一般教育給付(受講費用の40%)・キャリアコンサルタント
・社会保険労務士試験
・ファイナンシャル・プランニング技能検定試験
・行政書士、税理士
一般教育給付(受講費用の20%)・ITパスポート
・Webクリエイター能力認定試験
・Illustratorクリエイター能力認定試験
・キャリアコンサルタント
・司書・司書補
・簿記検定試験(日商簿記)
・TOEIC、VERSANT、TOEFL iBT
・医療事務技能審査試験
・メンタルヘルス・マネジメント検定試験
・インテリアコーディネーター

これ以外にも対象となる資格・試験などはたくさんあるので、厚生労働省の公式サイトからご確認ください。

申請手続き

申請は申請フォーム(G-GOV)より電子申請が可能です。

<手続きの流れ>

講座の修了日の翌日~1ヶ月以内に必要な書類を提出することで給付金が受給できます。

上記の受給資格訓練の色分けされたカテゴリごとに提出書類のチェックリストがあるので、こちらの手順通りに申請手続きをしましょう。

教育訓練給付制度のメリット

資格を取得することは将来のキャリアに影響する大きな1歩になります。専門知識の証明であり、仕事への前向きな姿勢を表す指針にもなるからです。

「資格は取りたいけど費用が…」と予算面で悩んでいる方には給付金の利用が特におすすめです。

注意事項

教育訓練給付制度を利用する際に注意すべき点がいくつかあります。

まずは給付金を申請するには受給資格が必要です。自分が上記でご紹介した資格に当てはまるのか確認をとりましょう。

さらに給付金の支払いは講座修了後になるので、一旦自分で資格費用を負担する必要があります。

また、給付金の対象となる資格や研修は限定されているため、事前に対象資格や研修が給付金の適用を受けられるかをしっかり確認することが重要です。

産休・育休中の短い期間で効率よく資格を取るコツ

産休・育休中の限られた時間で効率よく資格を取るためには、戦略的にスケジュールを立てることが大切です。

今後のキャリアを意識して自分に合った資格を選び、意欲的に取り組みましょう。

ここでは産休・育休中に短期間で資格を取るためのコツを紹介します。

産休・育休中に短期間で資格を取るためのコツ

資格取得の目標を明確にする

今後のキャリアに関係ない資格や合格率が低すぎて受かることが難しい資格は、産休・育休期間で勉強するには向きません。

今の会社でキャリアアップしたいのか、転職を目指すのか、今後のキャリアをどうしたいのか1度冷静に考えてみましょう。

明確な目標が決まると、取得したい資格が絞られ効率的に勉強することができます。

試験までの学習スケジュールを立てる

限られた期間で資格を取得するために大事なのは、「学習スケジュールを立てること」です。

復帰の日から逆算して、どのくらい学習期間に充てられるかを考えます。

毎日の進捗を確認し、1日分遅れたら次の日に取り戻す、というように学習のペースを維持することがポイントです。

目安として週ごとに予定を立て、計画通り進んでいるか確認しましょう。子どもや自分の体調次第で変動もあるので、ゆとりのあるスケジュールにしましょう。

勉強の優先順位をつける

限られた時間を有効に活用するために、勉強の優先順位を明確に設定しましょう。

よくあるのが基礎中の基礎からみっちり勉強したくなってしまう人です。

全体的な業界の理解度も重要ですが、資格テストに受からないと資格を取得できませんよね。

試験範囲の中でとくに重要なトピックや難易度の高い部分に集中して学習したり、問題集の活用や出題傾向を踏まえた講義をしてくれる通信講座を活用し、効率的に学ぶ意識を持ちましょう。

集中して学習する

子育ては予測不可能なスケジューリングが多く、計画が立てにくいのが現実……。

子どもが寝ている時間やオンライン講座などでサポート体制が整っているときに集中して取り組める環境を整えましょう。

長時間だらだら勉強するよりも、短時間でも集中して学習した方が効率もよく頭に入りやすいです。

「ここは絶対集中する!」という時間帯を決め、メリハリをつけた学習が効果的です。

模試を活用する

本番の試験に向けて模擬試験を利用して、実際の試験と同じ環境で問題を解く練習をしましょう。

試験中の時間の使い方や問題への取り組み方に慣れることで、本番の試験に強くなります。

また模試の結果をもとに自分の弱点を発見し、早めにその部分を重点的に補強するという対策ができます。

カリキュラムの中で模試を受けられる通信講座も多いので有効に活用しましょう。

信頼性のある学習教材を使う

効率的な学習のために、内容が正確で理解しやすい教材を選びましょう。

信頼できる出版社や教育機関から提供されている教材を選び、最新の情報が反映されているかも確認しましょう。

教材や講座を選ぶ際はレビューをチェックするといいでしょう。

信頼性のある参考書、オンライン講座、模擬試験などを組み合わせ、効果的な学習環境を整えることで資格試験に受かりやすくなります。

産休・育休中に在宅でキャリアアップできるWebスキル4選

産休・育休中に在宅でキャリアアップできるWebスキル4選

産休・育休中のキャリアブランクを克服できる方法は資格の取得だけではありません。

今後のキャリアに役立つWebスキルを身につけることでもキャリアアップへの選択肢が広がります。

資格を仕事に活かす場合、選べる道は主に次の3つです。

  1. 転職する
  2. フリーランスとして独立
  3. 在宅ワーク

転職を目指す場合、採用まではどうしても時間やコストがかかります。

最終的にフリーランスとして独立や在宅ワーカーを目指す場合、資格を活かした就職ではなくWebスキルを習得することで自分のペースで働けるフリーランスママになる選択肢もあります。

産休・育休中に学んで在宅ワークに活かせる以下4つのWebスキルを紹介します。

※取得しやすいものを〇、中程度のものを△、難易度が高いものを☓としています。

スキル名取得難易度習得時間収入
SNS運用代行
Webデザイン
Webライティング
オンライン秘書

いずれにしても専門的な知識を身につけるには時間がかかりますが、実践しながら習得することも多いので、仕事を始めてから経験値を積んで学んでいけるのも資格取得とは異なる点です。

SNS運用代行 

SNS運用代行スキルを身につけることで、企業や個人のSNSアカウントを管理・運営の代行業務を請け負うことができます。

SNSで商品やサービスを売るためには、分析ツールの利用やターゲットに向けた効果的な運用が必要なので、習得するとデジタルマーケティングの知識が求められる職種での需要が高まります。

SNSはそれぞれの特色ごとに使い分ける必要があるうえに短いスパンで投稿方法や流行などのアルゴリズムが変わっていくので、継続的な学習が必要になります。

ですが運用しているSNS運用で実績が作れるようになっていけば、在宅勤務やフリーランスとしても活躍の幅が広がります。

リモラボメンバーの声:SNS運用代行

インスタ運用代行のよしだゆきさん

出産費用を作るために在宅でできる仕事を探し、妊娠5ヶ月目頃にライターの仕事をはじめ、産後は育児と仕事に追われ眠れない毎日でした…。

単価を上げるためにはマーケティングスキルなのかな、と思いリボラボへの参加を決意。

参加当初は記憶にないくらい忙しかったですが、学習環境が整った場所に身を置くことで成長スピードが格段にあがりました。

4ヶ月で13案件を獲得でき、インスタ運用代行などであっという間に月収40~50万を達成!

さらに在宅ワークになったことで、毎日仕事に行くストレスがなくなりました

今後は女性が自分らしく人生を生きていくサポートがしたいと思っています。

Webデザイン 

Webデザインのスキルを学ぶことで、Webサイトの設計や更新作業を請け負うことができます。

経験を重ねポートフォリオを作ることで実績を示しやすく、財産になっていきます。

Webサイトを導入する企業が増えていて需要も右肩上がりですし、実力がついてくればディレクターとして事業規模の大きい会社に関わるのも夢ではありません。

リモラボメンバーの声:Webデザイナー

デザイン講師・ディレクターのkikiさん

息子がグレーの自閉症と診断されたことをきっかけに、福祉のサポートを受けながら保育園の入園に向けて育児と仕事を両立できる方法を模索し、フリーランスとして働くことを決意しました。

低単価の仕事ばかりで収入面で行き詰まり、最後のチャンスと思ってリモラボに参加しました。

人よりも覚えることが苦手だったので、動画コンテンツを何度も聞き込み、人の何十倍もやる気持ちで取り組んだことで、知識が着実に身についたと思います。

個人のInstagramから継続して案件獲得ができるようになり、入会5ヶ月で月収が安定し前職の3倍になりました!

今はWebデザインやコンテンツディレクターをしており、デザイナーとしてもさらに実績を積んでいきたいと思っています。

Webライティング 

ターゲットに響くWebライティングの技術を習得することで、SNS運用やWebサイトの文章の作成や商品のキャッチコピー考案などを請け負うWebライター。

最初は低単価のスタートになることが多いですが、SEOライティングやセールスライティングなどスキルを身につけることで単価を上げることができます。

リモラボメンバーの声:Webライター

ライターのりんまさん

10年間専業主婦をしていましたが、「時間も場所も自由に働きたい!」とフリーランスライターへ転身。

ですがコロナ禍で業務提携先から契約を打ち切られ、その後は低単価での執筆に疲弊していました。

そこでCanvaを使用したデザイン業務も始めましたが、自己流ではうまく行かず、専門家から学ぶためにリモラボに参加しました。

インスタ運用だけでなく、マーケティングの知識やフリーランスとしての働き方、マインド面をインプット。

ライター業だけでなく、店舗開業時に必要な販促物や看板デザインまで依頼されるようになりました。

3人の子どもがいるので、家族のタスクと仕事を両立するのに苦労しましたが、スケジュール管理を1本化したことでやるべきことが明確になりました。

今後は働く場所に縛られず仕事も家族も満足できるライフスタイルを送りたいです。

オンライン秘書

オンライン秘書はビジネス文書やメールの作成、スケジュール管理、経理業務などをオンライン上でやり取りします。

リモートワークの増加に伴い、オンライン秘書の需要は高まっており、組織でのコミュニケーションや管理職のサポート役として活躍できます。

ほかのWebスキルに比べてスタート時の給与単価が低い傾向にありますが、スキルを磨くことで単価を上げていくことができます。

誰かをサポートするのが好きな人にはぴったりでやりがいの大きい仕事です。

事務作業はどんな事業でも発生するので、事業が続く限り半永久的に業務が発生し続けるので、継続案件を獲得しやすいというポイントもあります。

リモラボメンバーの声:オンライン秘書

オンライン秘書のゆりさん

パートの歯科衛生士として働いていましたが、夫の転勤で沖縄へ。

引っ越し先で職を探すも、転勤族という理由で面接にすら進めない経験をしました。

歯科衛生士にこだわらず、自分がもっと貢献できる新しいスキルを学びたいと思い、リモラボに参加しました。

リモラボ参加後すぐに妊娠がわかり、ひどいつわりと闘ってついネガティブになってしまう私を、リモラボのコーチが励まし続けてくれました。

だんだん責任のあるポジションを任せてもらえるようになり、今では目標としている月収30万円を達成できました。

在宅ワークになったことで、県外の実家でも仕事ができ、子どもと一緒に過ごせるのが嬉しいです。

オンライン秘書としてもっとスキルアップして、成果を出し続けたいです!

まとめ

今回は産休・育休中に取得できる資格とブランクを克服してキャリアの選択肢を広げるスキルをご紹介しました。

  • 産休・育休中に資格を取得するメリット
  • 産休中・育休中の女性に人気の資格17選
  • 産休・育休中に在宅でキャリアアップできるWebスキル4選

産休・育休中の短い期間で効率よく資格を取得するためには今後の目標を明確にし、資格取得の難易度や確保できる勉強時間を見極めることが大切です。

資格選びのポイントとオンラインで学べる通信講座もご紹介しましたので、自分に合った学び方を探ってみてください。

また、産後のキャリア選択を広げるのは資格取得だけではありません。

Webスキルを身につけ、在宅で子どもと過ごす時間を尊重しながら働ける在宅ワークに転身する道もあります。

産休・育休中は今後のキャリアのために新たな武器を身につけられる貴重な期間として、ぜひ有効活用しましょう。

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