未経験からオンライン秘書やってみた5人の経験談

小森優(こもりん)のプロフィール

「オンライン秘書として働いてみたいけど、未経験でもできるのかな?」
「在宅で働けるのは理想的だけど、どんなスキルがいるの?」

最近話題のオンライン秘書という働き方。「秘書」というからには、「やはり秘書経験や資格がいるのでは……」「なにも経験がない私には無理かな……」と働き方の選択肢からはずしてしまっていませんか。

実は、オンライン秘書は未経験からでも始められるのが魅力のひとつ。必要なスキルや仕事の探し方をおさえれば、成功への道が開けます。

この記事では、未経験からオンライン秘書になるために必要なステップをくわしく解説します。

また、実際に未経験からオンライン秘書になった5人の女性の経験談もご紹介するので、理想の働き方を思い描きやすくなっています。

オンライン秘書としての働き方を実現できるように何度も読み返してほしいので、まずはブックマークをしておいてくださいね。

目次

オンライン秘書の仕事とは?

オンライン秘書は、企業や経営者、個人事業主をリモートでサポートする仕事です。ほとんどの仕事をインターネット上でおこなうため、場所にとらわれずに働けるのが特徴。

特にリモートワークが一般的になったコロナ禍以降、オンライン秘書の需要が増加しています。

以下ではオンライン秘書の役割や仕事内容、収入について解説します。

オンライン秘書の2つの役割

オンライン秘書の仕事は多岐に渡りますが、大きく分けて2つの役割があります。

オンライン秘書の2つの役割

売上を上げる

一つ目は、クライアント(依頼主)の「売上を上げる」ことです。
たとえば営業活動や顧客対応の手伝いや、SNSの投稿代行などでクライアントのサポートをおこないます。

「ビジネスの成長、売上アップのためにはどうしたらよいか」という視点が求められます。

生産性を上げる

もうひとつの役割は、生産性の向上です。

スケジュール管理やメール対応、データ入力、経理作業などを請け負って、クライアントが本業に集中できる環境を整えることがオンライン秘書の重要な任務。

忙しいクライアントが効率よく仕事を進められるようにサポートします。

どんなクライアントでも苦手な領域があるもの。

その部分を資料に落とし込んだり、追加で情報を伝えられたりと、クライアントの業務全体のバランスがとれるオンライン秘書は手放せない存在になるでしょう。

オンライン秘書の仕事内容

オンライン秘書の仕事内容は大小さまざま。

クライアントの業務効率化が目的のため、「こんなことまで仕事になるの⁉︎」と驚くようなことまで含まれます。

「一般事務」「経理作業」「秘書業務」「Web媒体の運用」の4項目にわけた場合の、仕事内容の例は以下の通りです。

項目具体的な仕事内容の例
一般事務・データ入力
・書類作成
・メールの対応・管理
・ファイルの整理・管理
・顧客リストの更新・管理
・在庫管理
・発注業務
経理作業・請求書の作成・送付
・領収書の整理
・経費精算
・月次決算のサポート
・支払い・入金の管理
・財務データの入力・管理
・給与計算のサポート
秘書業務・スケジュール管理
・アポイント設定
・会議の準備
・議事録の作成
・出張や手土産の手配
・資料作成サポート
・取引先との連絡調整
Web媒体の運用・ブログやSNSの投稿・管理
・Webサイトの更新
・SEO対策の実施
・広告の管理とパフォーマンス分析
・バナーやチラシの作成

最初は未経験でも取り組みやすい「一般事務」からスタートするのがおすすめ。
働きながらスキルを身につけて、できることを増やしましょう。

オンライン秘書の収入

オンライン秘書の収入には、単発で仕事を受ける「成果報酬型」と継続して仕事を受ける「固定報酬型」があります。

「成果報酬型」はメール送信1件◯円、入力作業◯円などとタスクごとに報酬を得る方法
これからオンライン秘書を始める方、オンライン秘書の仕事を始めたばかりの方は成果報酬型で実績を作っていきます。

「固定報酬型」は時給制・月給制で給与を得る方法です。
時給制は1時間1,000〜2,000円程度、月給制だと10万〜20万程度が相場になっています。

チーム化するなどディレクション業務が伴うと、20万〜30万ほどの収入が得られる可能性も。

最初は小さなステップから始めて、自分のペースで収入を上げていくのがよいでしょう。

オンライン秘書のメリット

オンライン秘書の働き方にはメリットがたくさんあります。

オンライン秘書のメリット

最大のメリットは、どこにいても仕事ができること。
自宅でもカフェでも、さらには旅行先でも、自分の好きな場所で働くことができます。
場所を選ばず仕事ができるのは、転勤族の方にもうれしいポイントですね。

時間の自由度が高いので、子育てや家庭の事情と両立しやすいのも魅力的。
すきま時間を利用して働けます。

はじめはできることが少なくても、スキルを身につけていけば収入を上げていけるのもよいところ。
自分の得意なスキル・分野を伸ばして働くこともでき、強みを活かせば月収6桁の実現も可能です。

一方で、在宅ワークというと一人で作業するため孤独を感じるのでは……?とお思いの方もいらっしゃるはず。

オンライン秘書は業務でクライアントとのやり取りがあるため、在宅でも孤独を感じにくいのが特徴です。

自分のライフスタイルに合わせた働き方ができるのが、オンライン秘書のメリットといえます。

未経験からオンライン秘書の始め方3ステップ

オンライン秘書としてのキャリアをスタートするには、いくつかのステップを踏む必要があります。

未経験からオンライン秘書の始め方3ステップ

以下ではそれぞれのステップごとに必要なこと、やるべきことをくわしく紹介します。

オンライン秘書に必要なスキルや知識を知る

まずは、オンライン秘書として必要なスキルや知識を学びましょう。

特別な資格は必要ありませんが、オンライン秘書の仕事をする上で基本的なPCスキルビジネスマナーコミュニケーション能力は重要になる部分。

業務効率化ツールの使い方やマーケティングの基礎知識を学んでおくと、より幅広い仕事ができるようになります。

スキルや知識は書籍やブログ記事、YouTubeなどの動画を使って無料で身につけたり、スクールやウェビナー、オンラインサロンで体系的に学ぶ方法があります。

オンライン秘書を始める前に準備しておくとよいものは以下の通りです。

パソコン・Webカメラがついているもの(後付けでもOK)
・出先で作業したい場合はノートPCが便利
・スペックが古すぎないもの
インターネット環境・安定したWi-Fi環境を準備する
・​​20Mbps以上の速度が必須
メールアドレス・Gmailや独自ドメインのアドレス
・スマホのアドレスはNG
タイピングスキル・テキストコミュニケーションが中心のため、タイピングの速さが必要
寿司打ひよこタイピングで練習するのがおすすめ
ビデオ会議ツール・Zoom、Google meet、Microsoft Teamsなど
・クライアントとの打ち合わせや採用面接でも必要になるため、接続確認も含めて使えるようになっておくと安心
オフィスソフト・Microsoft Office、Google Workspaceなど
・クライアントの希望によって使い分ける

最初からすべてを完璧に使いこなせる必要はありませんが、採用面接のことを考えてビデオ会議をおこなえる環境を整えておくことは必須。

カメラつきのパソコンや高速なネット環境の準備、ビデオ会議ツールは使用できるようになっておくとよいですね。

新しいツールやスキルは、仕事をするうちに身につけることも可能です。

小さな案件を受けて実績を積む

事務経験やWebスキルがないと仕事を受注できるか不安なところですが、最初は小さな案件から始めて、少しずつ経験を積んでいきましょう

始めのうちは、クラウドソーシングサービスやフリーランス向けの求人サイトで案件を見つけるのがおすすめです。

「オンライン秘書」や「リモートアシスタント」「在宅秘書」などのキーワードで検索して、どのような案件があるのか確認してみてくださいね。

以下では

  • 最初の求人情報の探し方
  • 少し慣れてきた2〜3ヶ月目にやるべきこと

をそれぞれ解説します。

求人情報の探し方

オンライン秘書の最初の案件は、クラウドソーシングサービスで探すのがおすすめです。

クラウドソーシングサービスには、データ入力やメール対応などの事務作業をはじめ、Webデザインやライティングなどオンライン秘書の仕事に役立つ案件が豊富。

秘書としてスキルアップできる案件を単発や短期で受注できるため、実績づくりや経験を積むのに最適です。

おすすめのクラウドソーシングサービスには「ランサーズ」や「クラウドワークス」があります。

どちらも案件数が豊富なので、できそうな案件があればどんどん応募してみましょう。

クラウドワークスの登録の仕方と、仕事の案件の応募の仕方はインスタが仕事に繋がる必須テクニックと最低限のやることリストの記事にくわしくまとめています。

ぜひ参考にしてくださいね。

1〜3ヶ月目

オンライン秘書の仕事を始めて1〜3ヶ月目までは、基礎価値を徹底的に磨いていく期間にあたります。

この期間に基礎を身につけるべきスキルは以下の8つです。

スキル内容・ポイント
納期を守る・タスクごとに締め切りを明確に設定し、余裕をもって作業を進める
・スケジュール管理ツールで進捗を確認する
・クライアントへ進捗を報告する
・万一納期に遅れそうな場合は、早めに報告して調整する
即レスする・メールやチャットは可能な限り早く返信する
・すぐに返信できないときは「後ほど返信します」とひとこと添える
・重要な連絡を見逃さないように、通知設定を適切に管理する
ビジネスマナー・丁寧な言葉遣い、敬語を正しく使う
・メールの文面は丁寧に作成し、送信前にミスがないかチェックする
・クライアントの慣習に合わせた対応
・どんな小さな約束でも必ず守る
行動力・自分から積極的に提案する
・クライアントからの依頼に対して迅速に対応する
・意思決定を素早くおこない、行動に移す
学習意欲の高さ・未知の業務にもチャレンジし、自ら動いて解決する
・新しいツールやスキルを積極的に身につける
・学んだことを業務に取り入れる
リサーチ力・定期的に業界の最新情報をチェックする
・クライアントが求める情報を的確に調べる
課題発見能力・日々の実務の中から改善点を見つける
・効率化を考え、課題を発見する
・業務の振り返りをおこない、改善策を提案する
セルフマネジメント能力・毎日のタスクをリスト化し、優先順位をつける
・体調管理に気をつける

業務開始直後、まだ信頼関係の築けていない状態ではクライアントも「この人は大丈夫かな」「信頼できるかな」と思うもの。

上記のスキルを丁寧に積み重ねることで、「この人を手放したくない」というところまで信頼を得られます。

特別な経験や資格がなくても、基礎価値を丁寧に磨き、常に意識して業務に取り組みましょう。
全く未経験の領域の仕事でも、少しずつ形になってくるはずです。

単価アップできる仕事に切り替える

実績が増えてきたら、より単価の高い仕事に挑戦してみましょう。
単価アップの例としては、以下のような方法があります。

  • 継続案件のクライアントに単価アップの交渉をする
  • クラウドソーシングサービスや求人サイトで高単価な案件に応募する

他にも複数のクライアントからの案件を受けたり、時間の管理を見直して効率的に働くことを意識することも収入アップにつながります。

マーケティングやSNS運用、広告運用などの専門スキルを身につけると付加価値が上がり、より高単価な案件に挑戦できるようになりますよ。

定期的に経験やスキルの棚卸しをして、ポートフォリオにまとめるのもよいですね。

未経験からオンライン秘書として活躍する5人の経験談

最後に、未経験からオンライン秘書になり、現在も活躍中の5人の女性の経験談をご紹介します。

特別なスキルや資格がなくても、自分の強みや過去の経験を活かして働けるのがオンライン秘書の魅力。

オンライン秘書が気になっている方やこれから始めたい方は、経験談から背中を押してもらえるはずです。

さらに経験談を深く知りたい方へ、インタビューをした記事もあるので気になるオンライン秘書を見つけたら、ぜひチェックしてみてくださいね。

オンライン秘書に転身で強みが明確に!得意を伸ばして可能性ひろがる

オンライン秘書のこじかさん

1人目は、受付パートからオンライン秘書に転身した女性の経験談です。

オンライン秘書になる前

夫の転勤により勤めていた会社を退職、赴任先で受付の事務職として働いていたこじかさん。

そんなときに訪れたコロナ禍をきっかけに、受付の事務職からリモートのバックオフィス業務に移らせてもらったそうです。

そこからフリーランスのオンライン秘書として働き始めました。
とはいえ、仕事はその1件のみ。

フリーランスとはいえ、もっと自分で収入を得るためのスキルが欲しいと感じていました。

さらに当時は子どもが0歳、度重なる体調不良などで仕事を休むことも多くて……。仕事と育児の両立に悩んでいる時期でもありました。

そんな背景から

「今後はフリーランスとして専門性をもちたい」

と思い、リモラボへの参加を決めたといいます。

オンライン秘書へ転身後

それまでは、会社員時代に身につけた事務として当たり前のスキルしかもっていないと思っていたのですが、秘書業務や事務業務など、自分の強みが明確になったのが大きな変化。

さらにプロジェクトの抜けや漏れ、誤字脱字を見つけたり、全体を見て文章構成が考えられるのも自分の強みだと発見できました。

いっしょにお仕事をした方から

「お話をしていたら、考えがまとまりました」
「ごちゃごちゃしたものが整理できて、すっきりしました」

という言葉をいただいて。

会社で秘書として働いた経験はありませんが、秘書業務をストレスなくできているのも強みだと感じているそうです。

身につけたスキルと収入の変化

パートの受付事務時代は受付作業、事務作業、レセプト作成作業などが主な業務でした。

フリーランスのオンライン秘書になった後は秘書のスキルをはじめ、資料作成スキルやセミナー事務局代行スキルも身につけて仕事の幅を広げています。

収入も、以前の扶養内のパート収入時代からの3倍を達成しています。
そんなこじかさんについて、詳しくは「オンライン秘書に転身で強みが明確に!得意を伸ばして可能性ひろがる」のインタビュー記事をご覧ください。

転勤も怖くない!ライフステージに左右されないオンライン秘書で収入2倍

オンライン秘書のゆりさん

2人目は、キャリアを活かして働けないことに悩んでいた転勤族からオンライン秘書で月収30万円を達成した女性の経験談です。

オンライン秘書になる前

以前は歯科衛生士として働いていたゆりさん。本当は正社員として働きたかったものの、定期的に夫の転勤があるため叶いませんでした。

新たな赴任先でも歯科衛生士としてのスキルを活かしたくて職を探すものの、「転勤族だから」という理由で条件が合わず、面接にすら進めない経験もしてきたそう。

国家資格があっても、キャリアがあっても、時給1,000円のパート勤務しかできない……。
パートだから仕事も期待されるようなポジションではなくて。

今までの努力がすべてリセットされた気がして、モヤモヤしていたといいます。
将来への理想がうまく描けない、もっと貢献できる場所で働きたい。

歯科衛生士にこだわらず新しいスキルを身につけて、ライフステージが変わったとしても働き方を変えなくて済む方法を学びたいと思いました。

オンライン秘書へ転身後

未経験、実績ゼロからのフリーランスオンライン秘書への挑戦。
経験のない仕事でも自分にできることは積極的に取り組み、「信頼を積み重ねる」ことに重きをおきました。

その結果、少しずつ責任のあるポジションを任せてもらえるようになり、クライアントからの継続依頼を1年半以上いただけるようになったそうです。

在宅でオンライン秘書として働けるようになり、子どもと一緒に過ごせることや遠方の実家への長期帰省でも仕事ができることに喜びを感じているといいます。

夫の転勤があっても、安定した収入を得られるようになったことも大きいそうです。

身につけたスキルと収入の変化

SNS運用スキルやバックオフィス業務のスキル、さらにリモラボでセルフマネジメントのスキルを身につけたおかげで自分を責めて進めない時間がなくなりました。

収入はパート時代の時給1,000円から月収30万円を達成できました。
ゆりさんの働き方についてもっと知りたい方は、「転勤も怖くない!ライフステージに左右されないオンライン秘書で収入2倍」の記事もご覧ください。

モヤモヤ時短勤務にさよなら!人事経験いかしフリーランスで大活躍

SNS運用代行・組織開発・バックオフィス業務担当のわたなさん

3人目は、人事職の経験を活かし、フリーランスで組織開発やバックオフィス業務で活躍する女性の経験談です。

オンライン秘書になる前

「誰かの人生に携わる仕事がしたい」と思って営業職に就職しました。
ところが就職先はブラック企業。

長くは続けられないかもしれない……と思っていました。

後輩に教える立場となり、指導をする中で芽生えた人事職を仕事にしたいという気持ち。
そんな中25歳で転職することを決意しました。

転職先の仕事の質やコミット力を上げられる環境に満足していましたが、転職3年目で部署異動があり、再び営業職のようなポジションに。

「やっぱり人事の仕事がしたい!」と思い、2度目の転職への挑戦を決めたそうです。
転職は成功、希望していた人事職に就くことができました。

仕事もプライベートも充実する中、結婚、出産を経て育休から復帰したのですが……。
育休中に上司が変わり、部署の雰囲気も変化していたのです。

時短勤務なのにフルタイム勤務の頃よりも多い業務量にモヤモヤする日々が始まりました。
平日のワンオペ育児も加わり、心も身体も疲労感でいっぱいに。

転職活動をしてみたもののうまくいかない中で「キャリアの応援や人材育成の仕事を自分ひとりでするためにはどうしたらいいんだろう」と考えていたといいます。

オンライン秘書へ転身後

「フリーランスとして個人で働くためには、発信力やマーケティングスキルを身につける必要がある」と気づき、リモラボへ参加。

1日3時間SNSマーケティングに触れることを決めて行動を始めました。

リモラボ参加7ヶ月目で退職し、フリーランスとして独立。
オンライン秘書として8件の案件を受注しているそうです。

会社員時代から勉強していた組織開発の知識を活かして、リモラボの運営にも携わっています。

身につけたスキルと収入の変化

SNSマーケティングの知識に加え、ライティングとデザインのスキルを身につけてインスタ運用に活用しています。

バックオフィス業務や企画運営のスキルもオンライン秘書の業務に役立っています。

収入面では、時短勤務していたときの収入超えを実現できました。
さらにくわしく知りたい方は、「モヤモヤ時短勤務にさよなら!人事経験いかしフリーランスで大活躍」もご覧ください。

週7ワンオペ会社員からオンライン秘書になって人生変えたママ

オンライン秘書在宅ワークで月収56万円の秘密

4人目は、ワンオペ&時短勤務で疲弊し、家庭崩壊の危機からオンライン秘書になって人生を変えた女性の経験談です。

オンライン秘書になる前

新卒で飲食業界に就職、長時間労働を続け体力的にも精神的にも限界に達していたみささん。

18時間連続で働くこともあり、睡眠時間はわずか3時間という日々。
体調を崩し本社での事務業務に切り替えたのですが……。

夫は忙しく、子育てや家事はみささんがすべてワンオペでこなしていました。
仕事は時短勤務、余裕のない毎日で常にイライラしていたといいます。

次第に夫との関係もうまくいかなくなり、「今の働き方をしていても誰のためにもならない」と思い始めるようになったそうです。
転職を試みるも、時短勤務×飲食業界では厳しいものがありました。

そんなときに出会ったのがとある女性起業家。
「私も彼女のようなキラキラした生活を送りたい!」成功を夢見て人生初の多額の自己投資をしました。

しかし受講した講座は期待外れで、逆にストレスが増す結果に……。

時間をやりくりして副業でInstagramの投稿をしても反応がない日々が続く中で、彼女は自分の努力が報われない現実に打ちのめされていきました。

オンライン秘書へ転身後

そんな彼女が転機を迎えたのは、オンライン秘書という働き方に出会ったときです。

自分の中でいちばん大切な家族との時間。家族の幸せを守りながら自分のペースで働ける仕事に魅力を感じたといいます。

自分のことを深掘りして見つけた「誰かのサポートが好き」という強みを活かせる点も、オンライン秘書への挑戦を後押しした様子です。

現在はインフルエンサーのコミュニティのバックオフィス業務、カスタマーサービス対応、LINE配信や企画運営など多岐に渡る仕事をしているそう。

家族みんなでご飯を食べる、そんなささやかな時間にこそ幸せを感じられるようになったといいます。

身につけたスキルと収入の変化

リモートワークにおけるコミュニケーションスキルやプロジェクト管理、コミュニティ運営、バックオフィス業務などたくさんのスキルを習得しました。

「クライアントが困っているときにすぐに力になれるよう、ひと通りのことができる状態であることがオンライン秘書の価値である」と語る彼女。

まだまだ貪欲にさまざまなスキルや知識を学びたいと思っているそうです。

そんな努力が報われ、収入は会社員時代の約2倍に。月収56万円を達成しました。

こちらの動画では、みささんの赤裸々な思いや働き方へさらに深く迫っています。ぜひご覧ください。

週7ワンオペ会社員からオンライン秘書になって人生変えたママの1日

子育てもキャリア形成も諦めたくない2歳児のママが2ヶ月でオンライン秘書になれた秘密

web未経験から2ヶ月でオンライン秘書へ

最後にご紹介するのは、持ち前の成長意欲を武器に専業主婦からオンライン秘書へ転身した女性の経験談です。

オンライン秘書になる前

10年間損害保険会社で働いていたやすはさん。
新卒から同じ部署で働き続け、勉強や努力をコツコツ積み重ねて成果を出すことに魅力を感じていました。

そんな中、夫の転勤をきっかけに退職を決意。

忙しさに限界が訪れていて成長意欲を失いつつあったそうで、次になにをするか決めていないままの退職だったといいます。

妊娠中はコロナのこともあり引きこもる毎日。

出産後は「子どもから離れてはいけない」と自らを追い詰め、人に会う機会も激減。こんな自分を知られたくないと心を閉ざし、孤独感とともに塞ぎ込む日々を送っていました。

1年ほど経ち子育てに慣れてきた頃、将来の可能性にあふれた子どもを見つめながら、自分には社会的成長がないことをじわじわと感じていたそうです。

「このままではいけない!」と、再び成長意欲が湧いてきたやすはさん。
自宅でもできる仕事を探し始めます。

オンライン秘書へ転身後

オンライン講座をいくつか受けるうちに感じるようになった、講師による集客力の差。
「自分が資格をとったところで集客できるのだろうか……」と不安を感じていたそうです。

そのときたまたまX(Twitter)で知った、オンライン秘書という働き方。

特別なスキルは必要なく、クライアントのために積み重ねたことが仕事へつながることへ魅力を感じたそう。

「オンライン秘書と集客の組み合わせは仕事になる」
自分の理想の姿に近づくために、リモラボへの参加を決めました。

参加後は1分1秒の時間も無駄にしないよう、効率的に時間を使うことに力を注いだ彼女。

たとえば車での移動時間中も作業をおこなう、経営者とのアポイントは最速の日程をおさえるなど、時間を無駄にしない工夫をしていたそうです。

リモラボ参加2ヶ月でオンライン秘書としての仕事を獲得。
時間へのこだわりの結果が成功へつながったと語っています。

身につけたスキルと収入の変化

オンライン秘書として、入力業務の補助や新しいシステムの導入支援、オンライン秘書チームに所属し事務局のサポート対応などさまざまな業務を担当しています。

現在は、クライアントの期待を上回る価値提供を心がけながら「最強のなんでも屋」として柔軟に対応できるスキルを磨いているそうです。

専業主婦かつ未経験からのスタートでしたが、オンライン秘書として活動を開始してから2ヶ月で月収5万円を達成。

さらには目標から3ヶ月前倒しで会社員時代と同等の月収25万円を実現したといいます。

やすはさんの驚きの時間管理術についてもっと知りたい方は、こちらの動画をチェックしてください。

子育てもキャリア形成も諦めたくない2歳児のママが2ヶ月でオンライン秘書になれた秘密

まとめ

今回は、オンライン秘書の仕事内容や収入の目安、未経験からの目指し方をご紹介しました。
時間や場所を選ばず仕事ができるのがオンライン秘書の特徴。

家事や子育てなどとの両立もしやすく、すきま時間を有効に使って働けます。
スキルアップ次第で収入を上げやすいのも魅力的です。

そんなオンライン秘書を未経験から始めるには

  • 最低限必要なスキルや知識を知る
  • 小さな案件を受けて実績を積む
  • 仕事に少し慣れたら、オンライン秘書としての基礎価値を徹底的に磨く
  • 単価アップできる仕事に切り替える

というステップを踏む必要があります。

経験やスキルがなくても、働きながら身につけていくことで「あなただからお願いしたい」オンライン秘書になることは十分可能です。

ご紹介したオンライン秘書として働く女性の経験談も参考に、ぜひ一歩を踏み出してみてくださいね。

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この記事を書いた人

スキル0の保育士から独立をきっかけに、在宅や好きな場所で働けるSNSマーケティングの可能性を知る。事業責任者を務める女性のための実践型オンラインスクール『リモラボ』は4,000名以上に選ばれている。

【実績】
▶2年半で自身のInstagram6.2万フォロワー
▶X(Twitter)3.3万フォロワー
▶月間LINE友だち追加数26,000人超
▶それぞれのSNS集客年間累計3万人以上
▶Canva Japan総合SNSマーケティング監修
▶5,000件以上のSNSをプロデュース

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