「急に投稿の反応が悪くなった……」
このような状態で困っていませんか?
以前よりもインスタが伸びなくなる原因の1つに「シャドウバン」の可能性があります。
インスタのアカウントがシャドウバンされると、投稿が極端に見られなくなってしまうので、注意が必要です。
この記事では、『インスタのシャドウバンについて』下記の3点を詳しく解説しています。
- シャドウバンのチェック方法
- シャドウバンの解除方法
- シャドウバンの予防対策
シャドウバンで伸びなくなったアカウントを改善するための方法をギュッと詰め込みました。

「もしかして、シャドウバンかも?」と思ったときに、いつでもこの記事を見返して対処できるよう、ブックマーク推奨です!
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2026年はこのやり方が一番効果あり!






インスタのシャドウバンとは?
「シャドウバン」とはSNS界隈で使われる用語で、一般的にはユーザーが規約違反や不適切な投稿をした際に、
運営側が予告なくアカウントにペナルティを下した状態を指します。
インスタにおけるシャドウバンは、投稿がハッシュタグ(#)検索結果に表示されなくなる状態です。
インスタ公式による発表ではシャドウバンの存在を認めていません。
その一方で、一部のユーザーからは明確な説明なしに、アカウントが制限されたという声が上がっているのも事実です。

インスタでシャドウバンが起こると、ハッシュタグからの流入が一切なくなり、投稿が閲覧できるのは既存のフォロワーのみとなります。
そのため、新規フォロワーは増えず、いいね数やその他の数値が極端に伸びなくなることに。
集客目的でアカウントを運用している場合、売り上げや利益に影響を及ぼす可能性があるため、重大な問題です。
インスタでシャドウバンを疑うべきタイミング5選
「投稿の質や頻度は変わっていないのに、極端に数字が伸びなくなっている」と感じたら、シャドウバンの可能性が考えられます。

次に挙げることに当てはまっている場合は、シャドウバンを疑いましょう。

「シャドウ(影)」と名がつく通り、シャドウバンは気づきにくいのが特徴のひとつ。
シャドウバン状態を放置してしまうと、さらに事態が悪化する可能性があるので注意が必要です。
インスタでシャドウバンを放置するとどうなる?
シャドウバンを放置し、問題が解決しないまま運用を続けていると、アカウントが凍結される可能性があります。

シャドウバンはインスタ運営側からの「注意喚起」のようなもの。
しかし、その警告を無視して今までと同じ行動を続けると、規約違反と見なされ、アカウントが永久凍結される恐れがあります。
アカウント凍結を回避するためには、以下の2点が重要。
- シャドウバンの原因を放置しない
- 正しい対応をとる
適切な行動を取るには、シャドウバンのチェック方法や対応策、シャドウバンされないための予防策を知っておくことが大切です。
正しい知識と対策を身につけることで、シャドウバンのリスクを最小限に抑えることができますよ。
まずはシャドウバンのチェック方法について解説します。
インスタアカウントがシャドウバンされているか確認する方法
アカウントステータスから確認する
インスタのアカウントがシャドウバンされているか確認できる方法は2つです。
それぞれ簡単に確認できるので、もしもシャドウバンされてしまったときのためにチェック方法は覚えておくとよいです。
アカウントステータスから以下の方法で確認してみてください。
インスタのホーム画面右上にある3本線(ハンバーガーメニュー)をタップ

最下部の【アカウントステータス】を選択
表示されたページの1番下までスクロールします。
シャドウバンでない場合は、すべての項目に緑色のチェックが表示される
各項目の右側にある矢印(>)を押すと、詳細が表示されるので緑色のチェックがない場合は確認してみてください。

ハッシュタグ検索から確認する
シャドウバンされた場合、投稿してもハッシュタグ検索で表示されなくなります。
そのため、ハッシュタグ検索で運用するアカウントがシャドウバン状態かどうかを確認することもできます。
ハッシュタグ検索から確認する際は、別のアカウントが必要ですので、事前に作成しておきましょう。
新規投稿をして検索
別のアカウントから、①の投稿で使用したハッシュタグを検索する
「最近のトップ投稿」に①が表示されているかを確認する
ただし、発信を始めたばかりのアカウントの場合、シャドウバン状態でなくても「最近のトップ投稿」に掲載されない可能性もあります。
中長期間運用し、普段から発見タブやハッシュタグ検索の上位に載るアカウントは、ハッシュタグ検索からの確認が役立ちます。
インスタでシャドウバンされる13の原因
インスタの利用規約に反した投稿をする
インスタの利用規約(コミュニティガイドライン)は、ユーザーの安全を保ち、健全なコミュニティを維持するために設けられています。
この規約に違反する投稿をした場合シャドウバンになる可能性があります。
違反する投稿とは、具体的に下記のような例が挙げられます。
- 性的なコンテンツ
- 全裸または半裸の子どもの画像
- 脅迫やヘイトスピーチ
- 誹謗中傷や名誉毀損
- 差別的な表現
- 自傷行為を美化するような投稿
- 暴力的な描写
利用規約は随時更新されるため、定期的に最新の情報を確認し、違反しないよう注意しましょう。
同じハッシュタグを乱用する
毎回同じハッシュタグを使って投稿するとシャドウバンになる可能性があります。
同じハッシュタグの使い回しは、スパム(迷惑行為)であると疑われるからです。
インスタはツールを使用したような機械的な操作をおこなうとペナルティを受けやすい仕様になっています。
過去に使用したハッシュタグを使うことに問題はありませんが、まるでコピペしたかのようなハッシュタグを投稿に使用するのは控えましょう。
アカウント作成直後に投稿をアップしすぎる
アカウントを作成した直後に何十もの投稿を一気にアップすると、その行為がプログラムによる自動投稿と誤認されるリスクがあります。

「迷惑行為をするアカウント」だと認識され、シャドウバンされてしまうのです。
自然なアカウント活動と認識されるには、投稿のペースを適度に保つことが大切です。
一度にまとめて投稿するのではなく、1日1投稿といったように間隔を空けて投稿しましょう。
いいね、コメント、フォローのしすぎ

短時間のうちに大量の「いいね」やコメント、フォローをする行動も、スパム行為と見なされることがあります。
特にアカウント立ち上げ初期の場合は注意が必要です。
いいね周りをする場合は頻度と数に気をつけ、時間を区切ってアクションしましょう。
「いいね」は1時間で100回以下、コメントは1時間で12〜14コメントが目安です。
フォローは1日100アカウント以下にしましょう。
自動ツールを使用する
フォローやコメント、いいねなどを自動でおこなうツールが存在しますが、自動ツールの使用はインスタの利用規約に違反する行為です。
シャドウバンされる可能性が高くなります。

インスタは「有意義で誠実なやり取り」を重視しています。
ツールの使用は控え、すべてのアクションを手動でおこなうことが重要です。
フォロワーを購入する
フォロワーの購入も、自動ツールと同様に不正行為と見なされ、シャドウバンの対象です。
「買ってもバレないのでは?」と思うかもしれませんが、不自然にフォロワーが増加するためバレる可能性が高いです。
また、買ったフォロワーはほとんどアクションせず、エンゲージメントをさげる要因にもなります。
アカウントの信頼性を損なう行為ですので、絶対にやめましょう。
ハッシュタグを付け過ぎる

ハッシュタグの付け過ぎはスパムコンテンツと認識され、シャドウバンの対象となる恐れがあります。
ハッシュタグは投稿を見つけやすくするための重要なツール。
ひとつの投稿につけられる最大数は30個です。
ハッシュタグは多ければ多いほどよいのではなく、重要なのはその関連性です。
関連性のないハッシュタグをたくさん付けてしまうことでスパムだと誤認されるリスクがあります。
投稿内容に関連するハッシュタグを厳選し、このリスクを避けましょう。
禁止されているハッシュタグを使用する
インスタでは、特定のハッシュタグの使用が禁止されています。
検索結果で下記のように表示される場合は、禁止ハッシュタグに該当します。

例えば「#副業」「#dm」などのように一見問題ないようなものも、実は禁止ハッシュタグだったりします。
禁止ハッシュタグについて、インスタは具体的な情報を発表していないので要注意。
誤って使用しないように、あらかじめ検索して確認しましょう。
誹謗中傷や差別発言をする
インスタは有益で多様性のあるコミュニティを目指しています。
そのため個人の誹謗中傷や差別的な発言は利用規約違反に該当し、シャドウバンやアカウントの停止などの処分の対象です。
コミュニティの一員として、尊重と理解の精神をもって行動しましょう。
ユーザーから通報(報告)される
他のユーザーが投稿内容やアカウントに対して「不適切だ」と判断し、通報した場合シャドウバンの対象となります。
なお、投稿内容がガイドラインに違反している場合、投稿全体が削除される可能性があります。

見る人を不快にさせるような投稿は慎みましょう。
多種多様な価値観の人が見るという配慮が大切です。
複数のデバイス・場所でログインする
ひとつのアカウントを複数のデバイス(PC、スマホ、タブレットなど)や、
さまざまな場所からアクセスする行為は、スパムアカウントとして判定される危険性があります。
不正アクセスやアカウントの乗っ取りを防ぐことを目的としたシャドウバンです。
誤解されないよう、できるだけ普段から使用するデバイスからのログインを心がけましょう。
プレゼント企画を実施する
フォローやいいね、コメントの見返りとしてプレゼントを提供する企画は禁止行為のひとつです。
インスタのコミュニティガイドラインでは下記のように記載されています。
「いいね!」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、現金や現金同等物の提供を申し出たりしないでください。
引用:Instagram>コミュニティガイドライン
このような行為はエンゲージメントを不適切に操作するものと見なされます。
コミュニティガイドラインは一度目を通しておくと安心ですね。
誠実なやりとりを心がけましょう。
特定のリンク先ばかりに誘導する
インスタではストーリーズにリンクを設置できます。
リンク先が毎回同じだと、スパムだと誤認される可能性があります。
多様性を持たせ、ユーザーに価値ある情報を提供する形でのリンク使用を心がけましょう。
毎回考えるのは手間もかかるので、何種類かよく使うリンクはまとめておくと便利です。
インスタでシャドウバンを解除する5つの方法
自動集客/いいねツールを停止する
もしも自動集客ツールや自動いいねツールを使用している場合は、これらのツールとの連携を直ちに停止します。
なぜなら、インスタでは基本的に自動ツールは禁止しているからです。
ツールを停止してからしばらく様子を見てみましょう。
不適切なハッシュタグを含む投稿を削除する
不適切と判断されるハッシュタグを付けた投稿は削除しましょう。

不適切なハッシュタグは、アカウント凍結のリスクもあるので早めに削除することをおすすめします。
さらに新しい投稿だけでなく、過去の古い投稿であっても削除の対象です。
48時間ほど時間を空ける
インスタからログアウトし、48時間ほど時間を空けてみるとシャドウバンが自然と解除される場合があります。
シャドウバン中は新規投稿やいいねなど、すべてのアクションを停止して、様子をみましょう。
インスタ運営側に報告する
万が一シャドウバンされる理由が思い当たらない場合は、インスタ運営側に報告しましょう。
インスタは「シャドウバンはない」と発表していますが、アカウントが理由もなく表示されなくなった場合は「異議を申し立てることができる」と提示しています。
問題を報告する方法は下記の通りです。
インスタのホーム画面右上にある3本線(ハンバーガーメニュー)をタップ

表示されたページの1番下までスクロールし
【詳細とサポート】欄の【ヘルプ】を選択
【問題を報告】をタップし、表示された画面の指示に従う

異議申し立てや、アカウント凍結に関する詳しい対処方法は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
ビジネスアカウントから個人アカウントへ切り替える
ビジネスアカウントで運用していたアカウントがシャドウバンされた場合、個人用アカウントに切り替えて様子を見てみましょう。
カテゴリーが切り替わることでシャドウバンも解除される可能性があります。
インスタでシャドウバンされた体験談
シャドウバンされた体験談⑴
1〜2日に1回ほどの投稿頻度で美容アカウントを運用していたAさん。
ある日アカウントに「おすすめ対象になる可能性があります。また、アカウントに影響する投稿もありません」と表示されたことで、
シャドウバン状態になっていることに気がついたそうです。
ハッシュタグを確認したところ、「#スキンケアお勧め」「#スキンケアの基礎」「#スキンケアNG」など「スキンケア」を多用したことが原因かもと思い至ります。
その後はハッシュタグを削除し、48時間の間を空けたところ、シャドウバンが解除されたそうです。

ハッシュタグを不適切に使ってしまうと、このようにシャドウバン状態になってしまうリスクがあるので気をつけましょうね。

| シャドウバンの原因と対応方法 | 詳細・対応 |
|---|---|
| 原因 | 同じ語句のハッシュタグを連続して使用した |
| 対応 | ハッシュタグの削除48時間空ける |
| 解除までの期間 | 48時間後に解除 |
シャドウバンされた体験談⑵
ハンドメイドアクセサリーのアカウントを運用するBさんは、過去の投稿のキャプションを変更したことが原因でシャドウバンになったといいます。
同じ投稿を何回も時間を置かずに変更してしまい、それがスパムだと誤認されたことが原因かと推測されます。
ある日インサイトが見れなくなったため、シャドウバンになっていることに気がついたそうです。
投稿やいいねなどのアクションを止めたところ、約1週間ほどで解除されたそうです。

| シャドウバンの原因と対応方法 | 詳細・対応 |
|---|---|
| 原因 | 過去に投稿したキャプションの一部を何度も変更した |
| 対応 | 時間を空ける |
| 解除までの期間 | 1週間ほど |
インスタでシャドウバンされない予防策
シャドウバンされないための予防策を簡単にまとめると、
インスタの利用規約を守り、「悪意のあるアカウント」だと認識されないことです。

これまでに紹介した「シャドウバンされる原因」に当てはまっていないかをチェックしましょう。

アカウントや投稿が他のユーザーにどのように受け取られているかを考え、悪意のあるアカウントと誤解されないよう注意が必要です。
シャドウバンは一度されると、再びされやすくなるともいわれています。
シャドウバンが繰り返されると、アカウントの凍結にもなりかねませんので注意しましょう。
まとめ
- アカウントのステータスからチェックする
- 自動集客/いいねツールを停止する
- 不適切なハッシュタグを含む投稿を削除する
- 48時間ほど時間を空ける
- インスタ運営側に報告する
- ビジネスアカウントから個人アカウントへの切り替える
- インスタの利用規約に反した投稿をしない
- 同じハッシュタグを乱用しない
- アカウント作成直後に大量に投稿しない
- いいね、コメント、フォローをしすぎない
- 自動ツールを使用しない
- フォロワー買いしない
- ハッシュタグを付け過ぎない
- 禁止されているハッシュタグを使わない
- 誹謗中傷や差別発言をしない
- ユーザーから通報(報告)されるようなことをしない
- 複数のデバイス・場所でログインしない
- 不正につながるプレゼント企画を実施しない
- 特定のリンク先ばかりに誘導しない
インスタは多くの人に見られるコンテンツです。
見る人に不快感を与えたり、傷つけたり、悪影響を及ぼすアカウントだと認識されるとシャドウバンになる可能性があります。













