主婦が狙うべきお金になる資格5選と効率的に資格取得できる9ステップ

主婦が資格を取ろうと思っても、時間や費用のハードルを感じやすいもの。けれど実際は、家計を支えられる「お金になる資格」や、在宅で活かせる国家資格もあります。

この記事では、主婦に人気のお金になる資格5選と、効率的に資格を取得する9つのステップを解説。
最後まで読むことで、資格取得を収入アップやキャリア形成につなげるヒントが見つかります。

主婦必見！お金になる資格を選ぶポイント6つ

資格を取って稼ぎたいけれど、どんな資格が自分に合うのか迷ってしまう……。ブランクがある主婦にとっては、復職やキャリア形成への不安もありますよね。

そこでこの章では、お金になる資格を選ぶときにおさえておきたい6つのポイントをご紹介します。

ポイント1．自分の興味・関心とマッチしているか

資格を選ぶときに最初に意識したいのは「自分の興味や関心に合っているか」。

いくら需要のある資格でも、まったく興味が持てない分野だと勉強がつらくなり、途中で挫折してしまうおそれがあります。逆に「面白い」「もっと知りたい」と思える内容なら自然と学習が進み、長く続けられますよ。

たとえば家計管理が得意な主婦ならファイナンシャルプランナー、不動産に関心があるなら宅地建物取引士のように、日常生活での得意分野や興味を活かせる資格を選ぶのがおすすめです。

資格取得後も、好きなことに関連した仕事のほうがやりがいや充実感を得やすく、長期的なキャリアにもつながります。

ポイント2．家庭との両立が可能か

主婦が資格を取得するうえで欠かせないのが「家庭との両立」です。

資格勉強は長期にわたることが多いため、急な予定変更に対応できるか、自分のペースで学習できるかは事前に確認しておきたいところ。通信講座やオンライン講座なら家事や育児の合間に学べるので、無理なく続けやすい環境が整います。

また、資格取得後の働き方でも家庭とのバランスは大切です。

たとえばファイナンシャルプランナーやオンライン秘書などは在宅で活動できるため、子育てや家事を優先しながらキャリアを築くことが可能です。働き方と家庭の両立ができる資格を選んでおくと、無理のないペースで長く働け、結果的に資格を活かし続けられるでしょう。

ポイント3．需要の高い分野か

資格を選ぶ際には「市場でどれだけ需要があるか」を確認することも欠かせません。

需要の高い分野の資格であれば、就職や転職の際に求人が見つかりやすく、仕事に直結しやすいからです。さらに現場で実際に役立つスキルを持っていることで、長期的なキャリアを築きやすくなりますよ。

需要の有無を見極めるには、次のような方法がおすすめです。

実は、主婦にも人気の資格が活かせる業界では、いま求人数が増えてきているんです。
たとえば「doda 求人倍率レポート」によると、2025年5月時点の全体求人倍率は2.28倍。
その中でもIT・通信は4.62倍、医療・福祉は3.21倍、不動産業界も高水準と、専門スキルがある人を求める動きが広がっています。
こうしたデータを見ても、これから資格を取って働きたい方にとって、「需要のある分野を選ぶ」ことがかなり大事なポイント。
まずは、気になる資格がどんな仕事につながるのか、求人票などでチェックしてみるのもおすすめですよ。

ポイント4．資格の難易度や取得にかかる費用は相応か

資格を選ぶ際は「難易度」と「取得にかかる費用」が自分の状況に合っているかをしっかり確認しましょう。難関資格に挑戦するのはやりがいがありますが、学習時間が確保できなかったり、受験料や講座費用が高額だと負担が大きく、途中で挫折してしまうこともあります。

たとえば簿記2級なら受験料は4,720円、学習時間は200〜400時間ほど。一方で社労士は受験料15,000円に加え、通信講座などを利用すると10万円以上かかることもあります。こうした目安を知っておくと、無理のない計画を立てやすいですよ。

身の丈に合った資格なら学習を続けやすく、合格までの道のりもぐっと現実的になりますね。

資格取得はゴールではなく、あくまでその先のキャリアや収入につなげるための手段。ストレスや経済的な無理をせず、自分のライフスタイルに合った資格を選ぶことが成功への近道です。

ポイント5．思い描くキャリアプランを実現できるか

資格を取得した後にどんな働き方をしたいのか、将来のキャリアプランを具体的に描いておくこともポイント。資格はゴールではなく、理想の働き方や収入を実現するための大切なステップだからです。

たとえば「子どもが小学生のうちは在宅で週10時間だけ働き、子育てが落ち着いたら正社員復帰を目指す」「将来は行政書士として開業し、地域の相談窓口になる」など、ライフステージごとにプランを立てると現実的に進めやすくなります。

反対にに将来像と結びつかない資格を選んでしまうと、取得後に活かせず時間やお金を無駄にしてしまうことも。

資格を選ぶときには「この資格は自分の理想の未来につながるか？」を常に意識し、キャリアプランに沿った選択を心がけたいですね。

ポイント6．在宅や副業でも活かせるか

資格を取ったあとに「どこで」「どう働けるか」を意識することも大切です。フルタイム勤務が前提の資格だと、家事や育児と両立しにくく続けづらい場合も……。

一方で、ファイナンシャルプランナーやWeb関連スキルのように、在宅や副業でも活かせる資格なら、時間や場所の制約を受けにくく、柔軟な働き方につなげやすいです。

「この資格なら、自宅や副業でも活かせそうかな？」と考える視点を持って選ぶと、取得後の働き方の幅がぐっと広がりますよ！

主婦に人気！お金になる国家資格5選

資格には「国家資格」「公的資格」「民間資格」の3種類があります。その中でも主婦におすすめなのが、やっぱり国家資格です。

国家資格は国が認めているため信頼度が高く、「この資格がある人じゃないとできない仕事」も多いのが特徴。就職や再就職の場面で有利になりやすく、資格手当がつくこともあるので、家計を支えたい主婦にとって心強い武器になります。

とはいえ国家資格は数えきれないほどあり、「結局どれを選べばいいの？」と迷ってしまいますよね。

そこでここでは、特に人気が高く「お金になる」といわれている資格を5つにしぼってご紹介します。まずは下の表で特徴を見てから、気になる資格をくわしくチェックしてみましょう！

	取得難易度	稼ぎやすさ	世間体
ファイナンシャルプランナー（FP）	★★	★★	★★
社会保険労務士	★★★	★★★	★★★
宅地建物取引士（宅建）	★★★	★★	★★
行政書士	★★★	★★★	★★★
日商簿記	★★	★	★★

ファイナンシャルプランナー（FP）

ファイナンシャルプランナー（FP）には、国家資格の「FP技能士」と民間資格の「AFP・CFP®」があります。どちらも目的やレベルにあわせて選べるのが特徴です。

	種類	取得に向いている人
国家資格	3級FP技能士	FPの基礎を学びたい、お金の基礎知識を身に着けたい方向け
	2級FP技能士	仕事やキャリアアップに活かしたい方向け
	1級FP技能士	FPの国家資格である最上級を目指したい方向け
民間資格	AFP	2級FP技能士と同等レベルに加え、FPとして常に情報をアップデートさせたい方向け
	CFP®	独立開業したい方や、FP最高峰レベルの資格を取得したい方向け

資格概要

ファイナンシャルプランナー（FP）は、相談者の家計・資産・保険・不動産などを総合的に分析し、最適な資金計画を立てる専門家。資格のレベルは難易度が低い順に3級〜1級まであり、3級は入門、2級以上が実務で役立つレベルとされています。

合格後は資格の有効期限がなく、一度取得すれば更新の必要がありません。

ファイナンシャルプランナー（FP）
認定団体	日本FP協会　一般社団法人金融財政事情研究会（金財）
受験資格	3級FP技能士：誰でも受験可能
	2級FP技能士：①〜③のいずれかひとつに該当している ①3級FP技能検定に合格 ②2年以上のFPに関する実務経験 ③FP協会の「AFP認定研修」修了
	1級FP技能士：①〜③のいずれかひとつに該当している ①2級FP技能検定に合格、かつ1年以上のFPに関する実務経験 ②5年以上のFPに関する実務経験 ③CFP®資格審査試験で、全課目合格
	AFP：下記の両方に該当 ①2級FP技能検定に合格 ②FP協会指定の「AFP認定研修」修了
	CFP®：AFP4認定者であること
試験形式	学科、実技
合格率	70〜80％、合格基準は60点満点で36点以上
取得費用目安	学科試験4,000円、実技試験4,000円
学習時間目安	33時間

お金になるといえる理由

ファイナンシャルプランナーの資格を取得した場合、女性が経済的に自立できるようになる理由は複数あげられます。たとえば資格を活かせるフィールドは広く、金融機関や保険会社、企業での需要が高く、安定した収入が得られるでしょう。

またファイナンシャルプランナーは独立開業がしやすい職種ともいわれています。

独立するメリットは、柔軟な働き方で、家庭との両立ができることです。

成功事例・体験談

知識がない時に受講して、過去問を5回繰り返し、3級をすぐに取得しました。その後コツコツと朝に30分、夜1時間学習し、過去問は8回ぶんを5回取り組みました。

はじめは問題を読むのも一苦労でしたが、テキストを5回繰り返して読み、できるようになりました！

引用：アガルートアカデミー「合格者の声」

社会保険労務士

社会保険労務士（社労士）は、人事や労務のプロ。社会保険の手続きや労働契約の作成など、企業に欠かせない役割を担います。

就職に強く、独立もできるため、安定した収入と柔軟な働き方を両立したい主婦におすすめの資格です。

資格概要

社会保険労務士は、労働法や社会保険制度に詳しい専門家です。

企業の雇用条件や給与、労働時間のルールを守るサポートをおこない、退職金制度の設計なども担当します。

社会保険労務士
認定団体	全国社会保険労務士連合会試験センター
受験資格 ①~③のいずれか必須	①学歴詳しくは全国社会保険労務士試験オフィシャルサイトをご覧ください
	②実務経験
	③厚生労働大臣の認めた国家試験合格
試験形式	学科
合格率	6.4％（厚生労働省による合格者発表）
取得費用目安	15,000円
学習時間目安	1,000時間（6ヶ月〜1年）

お金になるといえる理由

社会保険労務士の資格を取得すると、雇用や社会保険に関する専門性が評価され、安定した収入につながります。平均年収は400万〜800万円と幅広く、実務経験を積めば高収入も目指せます。

労働契約や社会保険手続きは企業に欠かせない業務であり、社労士は法律面からその管理をサポートできる唯一の存在。企業にとってなくてはならない専門家であるため需要が途絶えにくく、再就職や転職にも有利です。

さらに社労士は独立開業も多く、フリーで顧客を持つことで働き方の自由度も高まります。

成功事例・体験談

社会保険労務士の勉強内容は、実生活でも非常に役に立ちますし、今後の自分の人生において、十分に制度を利用できたり、理不尽な仕打ちを受ける事を防げたり、柔軟な働き方ができると思い受験を決めました。

引用：資格の学校TAC「合格体験記」

宅地建物取引士（宅建）

宅建は毎年20万人以上が挑戦する人気資格で、不動産売買や賃貸契約の際に必須の「重要事項説明」をおこなえる唯一の国家資格です。

宅建の資格があれば就職やキャリアアップ、さらに独立まで目指せますよ！

資格概要

不動産業界の専門家としての資格である宅地建物取引士は、合格率が16％前後と決して高い数字ではありません。ただし行政書士の合格率は8〜15％、司法書士においては4〜5％と低く、それらと比較すると宅建資格はほかの国家資格よりも合格率が高いといえます。

試験は年1回実施され、合格後は都道府県知事の登録と宅建士証の交付を受けて初めて「宅建士」として活動できます。

宅地建物取引士（宅建）
認定団体	一般財団法人不動産適正取引推進機構
受験資格	日本国内に居住する人なら誰でも可能
試験形式	筆記試験
合格率	16％前後
取得費用目安	8,200円
学習時間目安	400〜500時間

お金になるといえる理由

宅建を取得すると、不動産業界だけでなく建築会社や金融機関など、幅広い分野で活かせます。店舗には必ず宅建士が必要なため就職に有利で、資格手当がつくケースも多いのが魅力です。さらにキャリアアップすれば、管理職や専門職として収入アップも期待できますよ。

専門性を強みに、自分の力で稼げる選択肢が広がる資格といえるでしょう。「自分らしい働き方をしたい」「家計を支えながらキャリアを築きたい」という主婦にとって、大きな可能性を秘めた資格です。

---

成功事例・体験談

私は50代ということもあり、なかなか記憶が定着せず何度も諦めかけましたが、通学することにより先生の言葉に助けられ、ぎりぎりではありましたが合格することができました。

今は電子化等でWebでの受講など自宅で学べることが多いように思いますが、改めて通学にして良かったと思います。そしてこの資格を業務に生かせるよう日々邁進し、法改正においていかれぬよう勉強し続けたいです。

引用：東京リーガルマインド「合格体験記」

行政書士

行政書士とは、行政手続きや法的事務の専門家。

飲食店開業の営業許可申請のような、自治体や省庁に提出する多様な書類を代行します。

資格概要

許認可申請の業務は非常に多く、10,000種類ほどあるといわれています。

行政書士の主な仕事は、許認可申請と各種書類の作成や相談、会社経営のサポートです。

許認可申請の難易度も幅広く、難易度が高いほど行政書士の報酬が高い傾向にあります。

許認可申請のほか、権利や義務に関わる書類作成や相談業務も行政書士の仕事です。

たとえば相続や売買、トラブルがあった際の示談書など、法に基づいて作成すべき書類はたくさんあります。

行政書士
認定団体	一般財団法人行政書士試験研究センター
受験資格	年齢、学歴、国籍問わず誰でも受験可能
試験形式	筆記試験
合格率	8〜15％
取得費用目安	10,400円
学習時間目安	600〜1,000時間程度

お金になるといえる理由

行政書士は、行政書士事務所だけでなく法律事務所や企業、行政機関、不動産業界など多方面で需要があります。特に契約書や相続関連の手続きは日常的に必要とされるため、安定して仕事を得やすい資格といえます。

年収は約400万〜800万円と幅があり、業務の範囲やクライアント規模によって大きく変動します。独立開業すれば、自分の専門分野に特化して収入を伸ばすことも可能です。

さらに在宅業務との相性がよいため、家庭と両立しながら柔軟な働き方を選べるのも魅力。

成功事例・体験談

はじめは過去問を解けなくて苦労していましたが、先生の「最初は解けないもの」「合格した人はみんな何回も繰り返し解く」というアドバイスを信じて、毎日コツコツとテキストを読んで過去問を解いていました。
最終的に過去問集を8回転ほどできたことが、合格できた一番の理由だと思っています。

引用：通信講座フォーサイト「合格体験記」

日商簿記

日商簿記は、会社や家庭のお金の流れを「見える化」する資格。レベルは初級から1級まであり、特に2級以上は就職や転職に強いといわれています。

経理や財務の基本スキルが身につき、安定した働き方はもちろん、将来的には税理士など上位資格へのステップにもつながります。

資格概要

日商簿記の2級以上の資格を取得すると、就職や転職に有利です。経理や財務がない企業はありませんし、資格取得のために努力したという自己アピールにもつながります。

また独立開業する際には、事業計画書を作成するときに役立ちます。

日商簿記で知識とスキルを身につけた先に、税理士資格やさらに難関といわれる公認会計士資格取得も目指せるのもポイントです。

日商簿記2級
認定団体	日本商工会議所・各地商工会議所
受験資格	誰でも受験可能
試験形式	統一試験方式：筆記試験 ネット試験方式：インターネット形式
合格率	統一試験方式：21％（2023年6月実施） ネット試験方式：39％（2023年4~6月実施）
取得費用目安	4,720円
学習時間目安	200〜400時間

お金になるといえる理由

日商簿記2級の資格取得後は、企業や組織での経理・財務部門での就業が可能となり、安定した収入を得られます。資格を活かせるフィールドも広範囲で、企業の経理部門や会計事務所、税理士事務所など、簿記スキルが要求される場面で活躍できますよ。

さらに、各種業界や規模の企業で求められる経理の知識と技術を提供できるため、選択肢は多岐にわたります。

独立開業も比較的しやすい資格のひとつで、個人事業主として簿記や経理といったバックオフィス業務が可能です。

日商簿記2級資格は、実践的な簿記スキルを活かし、収入アップや自立への一歩を踏み出すきっかけとなるでしょう。

成功事例・体験談

簿記1級は、独学で3回挑戦したことがあります。独学の時は、練習問題は解けるようになっても、総合問題になるとさっぱり解けず、3度とも受験にすら至ることなく、諦めていました。

今度こそ、簿記1級を取得しようと一念発起し、就学前の子どもがいること、仕事もしていることから、スキマ時間で学べそうなオンライン講座を選びました。自分で問題集をそろえるのと、そう変わらない価格で、プロの講師の授業を受けることができ、質問もできる。

夜中の2時でも、早朝4時でも、どんな時間でも講義を視聴でき、理解が及ばなかったところは何度も繰り返して見ることができる動画講義に感動しました！

1回目の受験は、2ヶ月の突貫学習で理解を深めきれず＆本番の問題との相性が悪く不合格となりましたが、2度目の受験で、無事合格することができました！

引用：スタディング「合格者の声」

お金になる資格取得後のキャリア展望と収入見込み

資格を取得したあとは「どんな働き方ができるのか」「収入はどのくらい見込めるのか」が気になるところ。実際、資格を活かせる仕事は会社勤めからフリーランス、在宅ワークまで幅広く、選ぶ道によってキャリアの形も変わります。

また資格の種類や業界によって年収の目安も異なるため、自分に合った働き方を考えるヒントになりますよ。

この章では、資格取得後のキャリアの展望と収入のリアルをわかりやすくご紹介します。

主婦が資格を活かして得られる収入のリアル

資格を取ったからといって、必ず高収入につながるわけではありません。実際には「どんな資格なのか」「どの業界で働くのか」によって大きく収入が変わります。

たとえばファイナンシャルプランナーの場合、保険会社や銀行、証券会社など就職先が幅広く、それぞれ給与水準も異なります。また、独立開業をすれば大きく収入が伸びる可能性も。

一方で、FP技能士3級は暮らしの家計管理には役立ちますが、仕事に活かすなら2級以上が必要です。

国家資格	平均収入
ファイナンシャルプランナー（FP）	不動産業界：約600万円 銀行業界：約400万円 証券業界：約400万円 保険業界：約300万円
社会保険労務士	事務所勤務：約520万円 独立開業：700〜1,000万円
宅地建物取引士（宅建）	約400〜650万円
行政書士	約500〜600万円 1,000万円の人もいる
日商簿記	350〜650万円

資格取得後の就職先とキャリアパス

資格を仕事に活かす場合、主な進路は以下の3つです。

それぞれの道に進む場合の特徴を以下で詳しく解説します。

①会社に就職する

会社に就職するメリットは、安定した収入が得られることと、社会保険や育児休業制度などの福利厚生が利用できることです。

企業に勤めることで、実務経験を積みながら専門性を磨けるため、キャリアアップにもつながります。

たとえば経理部門で日商簿記を活かせば、将来的に管理職や専門職を目指す道も。経験を重ねるうちに「フリーランスとして独立したい」「在宅ワークに切り替えたい」と感じたときも、会社での経験は強みになります。

資格を活かしつつ安定した働き方を望むなら、まずは企業就職を選ぶのがおすすめです。

②フリーランスとして独立

フリーランスとして独立すると、働く時間や場所を自分で選べる自由度の高さが大きな魅力です。

家事や育児と調整しながら、自分のペースで案件を進められるのは主婦にとってうれしいポイント。一方で、案件獲得や経理事務、クライアントとのやり取りなど、すべてを自分で管理しなければなりません。

そのため、いきなり独立するよりも、まずは会社で経験を積んだ後に挑戦する方が安心です。実務経験や人脈があると、独立後に安定した収入を得やすくなります。

「自由に働きたい」という気持ちと「責任の重さ」の両方を理解して選ぶことが大切ですよ。

---

「資格を取ったら、ゆくゆくは在宅ワークやフリーランスも目指してみたい」
そう考えているなら、日本国内のリアルな状況を知っておくことも大切です。

たとえば、厚生労働省などが実施した「令和4年度フリーランス実態調査」によると、日本のフリーランス人口は約209万人で、そのうち女性は約63万人（全体の約3.1%）。
内閣官房の調査でも、回答者の約11.8%が女性と、決して多いとは言えません。
また、連合の調査（2024年）によると、フリーランスとして働く人のうち「将来に展望がある」と答えたのは28.3%、「展望がない」と答えたのは33.7%と、気持ちが分かれる現状も見えてきます。特に40代以下では、不安を感じる人が多い傾向も。

でも逆に言えば、まだチャレンジしている人が少ない今こそ、動き出すチャンス。
資格をきっかけにスキルを磨けば、「自分らしい働き方」の第一歩が見えてくるかもしれません。

③在宅ワーク

自宅でできる仕事スタイルの在宅ワークは、子育てや家事と両立しやすいのがよいところ。通勤時間が不要なので、その分を勉強や家族との時間に充てられるのもメリットです。

最近ではオンライン秘書やSNS運用代行、Webデザインなど、資格やスキルを活かせる在宅案件も増えています。ただし、自宅で働くからこそ「時間の管理」や「相手とのやり取りの工夫」が欠かせません。孤独感を感じることもあるため、仲間や学びの場を持つことも大切です。

最終的にフリーランスとして安定収入を目指すなら、資格取得に加えてWebスキルを習得するのがおすすめ。スキルを組み合わせることで、より幅広い働き方の選択肢が広がります。

自立したい主婦向けの資格取得ができる通信講座2選

主婦が資格取得のために学校に通うには、ハードルが高いもの。

小さな子どもや忙しい主婦にとって、通信講座で学ぶという選択肢があります。

通信講座なら在宅で学べますし、隙間時間を利用してコツコツと学習を積み上げることも可能。

家事育児や介護をしながらでも学びやすいのがよいところです。

この章では、経済的に自立したい主婦が資格取得をするための、おすすめ通信講座2つをご紹介します。

アガルートアカデミー

アガルートアカデミーは、オンライン配信を中心とした資格取得のための予備校です。

10のカテゴリーにわけられ、全部で60種類の講座を開講しており、特徴は最小限に絞った講座と最良のテキスト、使いやすい受講環境で徹底的に合理化を図っています。

隙間時間を利用して、効率よく学べる通信講座の利点を活かしながら、プロに質問ができる環境があるので、最短でプロを目指す方にはぴったりな通信予備校です。

	概要
通信講座名	アガルートアカデミー
料金	FP技能士2級・3級：65,780円 社会保険労務士：43,780〜174,240円（目的に応じて選べる） 宅地建物取引士（宅建）：54,780〜107,800円（目的に応じて選べる） 行政書士：33,000〜209,440円（目的に応じて選べる） 日商簿記3級・2級・1級：無料（CPAラーニングと業務提携） ※すべて税込価格
授業形式	オンライン
取得できる資格ジャンル	法律や労務、データサイエンスなど10のカテゴリで60種類
受講期間	社会保険労務士：約100時間 行政書士：約300~400時間 など受講する講座によって変動する
無料体験の有無	あり
女性にとってのメリット	自分のレベルにあわせて講義のコースが選べる

スクールの特徴

アガルートアカデミーは、最小限の講義で合格に必要な力を身につけるために必要なものだけを学べます。

そのため過去に学んだ内容を重複して受講する必要がありません。

受講して満足するのではなく、資格取得まで最短で取得できることを優先しています。

講義はオンラインで開講するので、インターネット環境があれば受講できます。

画面にテキストが表示されるので、テキストを持ち歩く必要がありません。

ブラウザやOSを選ばないので、お持ちのパソコン、スマートフォン、タブレット等でいつでも受講可能です。

フォロー体制も整っており、直接指導をはじめグループでの質疑応答や、定期カウンセリングを実施しています。

お客様の声

【FP技能士3級・2級取得】

アガルートアカデミーのFP技能士3級、2級を育児をしながら4ヶ月の学習で合格しました。育休中になにか学びたいと思い、FPの知識は家族が増えても役に立つと思って受講しました。

育児と学習を両立させるには、自己流では限界があると感じてアガルートアカデミーを受講。ダウンロード機能や過去問集がとても充実していて、受講期間が短くても合格が目指せる内容になっています。

私は過去問集を何度も取り組み、保育園の送迎では音声ダウンロードしたものを、復習の時間に充てていました。くり返すことで正解が増え、実際の生活でも活かせる知識が増えたことでどんどん楽しくなりました。

【行政書士取得】

長年勤務していた職場を退職し、専業主婦をしながら過ごしていましたが、起業への憧れがありました。そこで自分はなにに興味があるんだろうと考えていたところ、法律に関わる仕事をしてみたいと気づきました。

行政書士の資格取得をしようと決めたと同時に、行政書士の事務所勤務が決まり、学習と実務が同時スタート。試験まで半年を切っていたので、独学ではなく予備校で学ぶことと、オンラインで受講できることが条件でした。

アガルートアカデミーの講義はとにかくわかりやすいの一言。なるべくすべての科目、単元をこなすことをしていました。

引用：アガルートアカデミー「合格者の声」

STUDYing（スタディング）

STUDYing（スタディング）は、オンライン上で完結する通信講座です。

ビデオ講座は1回約30分と、隙間時間で視聴しやすく、忙しい方でも好きな時間に好きな場所で受講ができます。

STUDYing（スタディング）チャレンジというゲーム感覚で日々の学習をクリアする機能では、同じチャレンジに参加している仲間の取り組みに刺激をもらえることも。

目標達成で次のチャレンジに挑戦できるので、楽しみながら継続して学べます。

ほかにもマイノート機能と呼ばれる、オンライン講座を受講しながら自由に「まとめ」をつくることができる「暗記ツール付きクラウド型自習ノート」があります。

	概要
通信講座名	STUDYing（スタディング）
料金	FP技能士2級・3級セット：31,900円 社会保険労務士：46,800〜74,800円 宅地建物取引士（宅建）：14,960〜24,800円 行政書士：34,980〜59,400円 日商簿記：3,850円〜72,600円
授業形式	オンライン
取得できる資格ジャンル	国家資格をはじめ、約30講座のラインナップ
受講期間	講座により異なる
無料体験の有無	あり
女性にとってのメリット	すべてオンラインなので在宅での学習や隙間時間を活用して学べる

STUDYing（スタディング）の特徴

STUDYing（スタディング）は「合格アシスト」が搭載されており、最適な学習環境をアシストします。

まとまった勉強時間がとれない方でも、1本5分から見られる動画で、移動時間や隙間時間を活用できるので、机でじっくり学習できない方にもおすすめです。

そのほかAI問題復習があり、学習状況を分析して最適なタイミングで復習課題としてお知らせされます。

お客様の声

【宅建士取得】

宅建試験後に累計勉強時間を見てみると累計350時間ほど確保できていたことに気づきました。塵も積もれば山となる。スキマ時間の威力恐るべしです。

【宅建士取得】

3人の子育て、仕事、家事とこなしていく中で、時には全然勉強時間を確保できない日もあり、夜は疲れて眠くなることも多かったのですが、ストレッチをしたり、お茶を飲んだり、どうしてもしんどい時は思い切って少しの時間横になって休んだり、できるだけ集中力が続くように工夫しました。

【FP3級取得】

子育て中なので、日中は仕事と子育てで勉強をする時間をまとめて取れず、仕事に行く行き帰りのバスの中や、子どもを寝かしつけた後、寝転んで布団の上で、アプリを開いていました。

寝室から離れられない状況でも、なにより携帯ひとつで気軽に勉強できるのは、スタディングの魅力だと思います。あと、進捗状況も把握できたのが、私にとっての最大のモチベーションとなりました。

ここまで頑張ったから、あと今日はここまで。と計画的に勉強できたのも良かったです。

引用：STUDYing（スタディング）合格者の声

家計を支える主婦が資格取得のお金を節約する方法

資格取得するには、独学でできる方法から予備校や通信講座などに通って学習する方法があります。

ここでは資格取得のための効果的な節約方法をご紹介します。

インターネットを駆使する

資格取得のために講座などを利用せず、独学で取得された方もたくさんいます。

資格の種類や試験によっては、過去問集がインターネットで無料公開されていることも。

インターネットを駆使すれば、学ぶためのお金が節約できます。

資格ごとの無料サイト例はこちらです。

国家資格	無料サイト例
ファイナンシャルプランナー（FP）	日本FP協会「試験問題・模範解答」
社会保険労務士	資格の大原
宅地建物取引士（宅建）	宅建資格ドットコム
行政書士	行政書士試験！合格道場
日商簿記	全国商業高等学校協会

事前にインターネットでよく調べてみて、節約できるものがあるのか検討しましょう。

国の支援制度を活用する

主婦の社会復帰のための学びに、給付金が利用できることはご存じですか？

教育訓練給付受給期間（適用対象期間）が、2018年1月から離職後20年まで延長できることになりました。

詳しくは厚生労働省の「教育訓練給付制度の対象となる講座の受講を希望される方」 をご覧ください。

一定の受給要件を満たしていれば、教育訓練費用の一部が支給されます。

主婦の資格取得を応援する制度として、「教育訓練給付制度」があるのをご存じですか？
この制度を活用すると、厚生労働大臣が指定する講座を受講・修了した場合に、最大70%（最大年56万円）の給付金※を受け取れることも！
（※「専門実践教育訓練」の場合）
たとえば、FPや社労士、宅建、医療事務など、主婦にも人気の資格講座が多く対象になっています。
講座によっては、自己負担額が半額以下になるケースもあるので要チェックです。
受講前の申請が必須なので、まずはハローワークに相談したり、厚生労働省の「教育訓練給付制度 」のページを参考にして、対象講座を確認してみましょう。

受験料は振込の手数料を節約する

受験料の支払いは、クレジットカードまたはコンビニ決済が多く利用されています。

支払い時には知らないうちにかかることが多いですが、できれば払いたくないですよね……。

カード決済であれば、手数料はかかりません。

節約のためには、できるだけ手数料のかからない支払方法を選ぶのがポイント。

インターネットバンキングを利用するのもおすすめです。

主婦が効率的に資格取得するための9ステップ

この章では仕事と家庭の両立を図りながら、キャリアアップを目指すための実践的なステップを解説します。

主婦でも無理なく効率的に学習を進めるための計画づくりや、家庭との両立を重視し、資格取得を成功に導く秘訣に迫ります。

資格取得を検討してから実際に取得するまでの流れは、以下の9ステップです。

1．目標を設定する

最初になにのために資格取得を目指すのか、目標を設定しましょう。

たとえば収入アップを目指したい、家事育児と両立したい、独立したいなど、なぜ資格が必要なのかを具体的に出していきましょう。

具体的かつ実現可能な目標を設定すると、モチベーションが高まり、計画的な行動ができるようになります。

2．取得する資格を決める

取得したい資格を決めるには、公式サイトや関連書籍、インターネットなどを活用して必要な情報を収集します。

各資格の内容や難易度や、将来自分のキャリアにつながるかを考え、自分に適した資格を選びましょう。

資格によって求められるスキルや知識が異なるため、慎重な選定が必要です。

第1に自分が興味のある分野がどんなものか明確にしましょう。

主婦業と両立しながらの資格取得への道は、想像以上に厳しいもの。

興味がない分野だと、途中であきらめてしまうことも考えられます。

また資格取得後に需要があるかどうかも大切です。

資格を仕事に活かすなら、需要があり安定した仕事ができるかどうかも考慮しましょう。

3．資格取得までのスケジュールを立てる

取得する資格が決まったら、スケジュールを立てましょう。

資格取得までの期間や試験日程、勉強に費やせる時間を明確に把握します。

自分の生活スタイルや仕事の都合を考慮し、無理なく続けられる計画を構築します。

また余裕のないスケジュールは、計画が崩れる可能性があります。

予期せぬ事態や、家庭の急用にも対応できるよう、余白をある程度持たせてスケジュールを立てましょう。

立てたスケジュールは途中で見返すことも大切です。

振り返りながら、学習の進み具合が予定通りに進んでいるのか、定期的に見直しましょう。

4．学習計画を策定する

学習計画の策定は、具体的な計画を立てることで着実に資格取得に向けて進められます。

策定時のポイントは、適切な教材を選ぶことと、自分の学習スタイルに合うものを選ぶこと。

学校に通うための時間が思いのほか負担だったり、学習内容が過去に学んだことと重複して無駄になったり、資格取得まで必要なことはなにか、しっかり洗い出しましょう。

取得予定の資格によっては難易度が高く、なかなか進まないこともあります。

重要度や優先度を検討して、学習を進めましょう。

さらに模擬テストを受けて、実際に受験するまでに慣れておくと安心です。

5．実践的な学習をおこなう

受験科目や試験形式に応じて、実践的な学習をしましょう。

特に過去問題を解くことで、試験の出題傾向や難易度がわかります。

くり返し学習することで、理解が深まり資格取得後のスキル構築にもつながりますよ。

6．定期的に学習計画を修正する

学習の進捗状況を確認して、目標の予定とすり合わせることも必要です。

定期的に進捗状況を見直すことで、学習計画を効率よく進められます。

さらに現状と弱点を分析して、より苦手な部分を克服できる対策を練りましょう。

学習を始める前に立てたスケジュールと、始めた後ではズレが出てくることでしょう。

目標を定め、焦ることなく学習をすすめるには定期的な修正が必須です。

7．模擬試験を受ける

いよいよ試験日が近づいてきたら、模擬試験を受けましょう。

模擬試験では本番と同様の状況を再現します。

受験する時間や環境を確認して、本番と同じように受けることで時間配分や解答スピードの参考にもなります。

弱点を克服するためにも出題の傾向や間違った箇所の確認をして、改めて学習に落とし込みましょう。

8．本試験を受ける

いよいよ本試験の受験です。

必要な書類や手続きに漏れがないか確認しましょう。

試験当日までに、苦手な部分や不安なことは何度も復習、確認しておきます。

前日には試験当日の持ち物を用意しておき、当日焦らないようにしておくことが大切です。

公共交通機関のダイヤに乱れがあったとしても、対応できるよう余裕を持って出かけます。

9．資格を取得する

無事に資格試験に合格したら、就職活動に向けて戦略を練りましょう。

取得した資格証書は将来の就職活動やキャリア構築に重要な証明書となるため、慎重に保管しておきます。

資格を活用して就職活動に挑めるように、今後は履歴書や職務経歴書に取得した資格を記載しましょう。

今後のキャリア構築に向けてスキル向上を目指して、新たに目標を描きましょう。

【忙しい主婦向け】お金になるWebスキルを活かした仕事5選

お金になる国家資格について詳しくご紹介しましたが、国家資格以外にはWebスキルを身につけるだけでも稼げるようになります。

リモラボには、未経験からWebスキルを身につけて、経済的に自立している女性が多数います。

お金になるWebスキルはいくつかありますが、今回は5つのスキルをピックアップして解説します。

SNS運用代行

SNS運用代行とは、企業や個人のSNSを代行で投稿したり、分析をおこなったりする仕事です。

SNS運用の仕事は多岐にわたり、アカウント設計を丸ごと請け負うものから、いいねやコメント周りのアクション代行など、作業系の業務もあります。

企業のSNS運用代行として携わるには、マーケティングの知識が必須です。

デザインやコピーライティングといったスキルも求められるでしょう。

SNSの情報は常にアップデートされるので、一度スキルを身につけたから終わりではなく、最新情報を追っておくことが必要です。

SNS運用代行
取得難易度	初心者から中級者向け
習得時間	半年前後（学び方によって異なる）
収入	1アカウント3万〜10万円

主婦からSNS運用代行を目指し、フリーランスになった女性をご紹介

リモラボでは、主婦からSNS運用代行を仕事にした女性が多数います。

今回は3名の女性をご紹介！ぜひご覧ください。

Webデザイナー

illustratorやCanva等のデザインツールを使用して、ホームページやロゴなどを制作する仕事です。

ほかにもバナー作成やInstagramのデザインなど、スキルが身につけばさまざまな仕事を請け負うことができます。

Webデザイナーになるための資格はありませんが、デザインツールが使えることが必須条件です。

ツールを使いこなすには独学またはスクールで学びます。

収入は受ける案件によって異なりますが、バナー1枚の制作よりも、ホームページ制作の方が金額が高いのは明らかです。

自分がどんなデザインをしたいのかによって、身につけるスキルが変わります。

まずはやってみたい、興味があるものから取り組んでみてはいかがでしょうか。

Webデザイナー
取得難易度	中級者向け
習得時間	スクールに通う場合は2~6ヶ月 独学の場合は半年から1年（個人差あり）
収入	バナー制作：3,000円〜 LP制作：50,000円〜

Webデザイナーを目指し、フリーランスになった女性をご紹介

全くの初心者からWebデザイナーとして活躍中のお2人をご紹介します。

オンライン秘書

オンライン秘書とは、事務代行や資料作成、秘書業務など多岐にわたって企業や個人のサポート業務をする仕事です。

主に事務作業がメインですが、講座の立ち上げや準備、サポートなどあらゆる場面で活躍しています。

誰かのサポートをしたい方や、裏方作業が好きな方におすすめです。

オンライン秘書
取得難易度	初級者向け
習得時間	スクールに通う場合は2~6ヶ月 独学の場合は半年から1年（個人差あり）
収入	時給1,000~1,500円 平均月収15~20万円、多い人で30万円~

オンライン秘書を目指し、フリーランスになった女性をご紹介

動画編集

動画編集は、YouTube動画やSNS用のショート動画を編集する仕事です。近年は企業の広告や個人の発信でも動画需要が高まっており、在宅でできる副業としても人気があります。

仕事内容は、カット編集・テロップ挿入・BGMや効果音の追加など。Adobe Premiere ProやFinal Cut Proなどの編集ソフトを使いこなせることが必須ですが、無料ソフトやアプリから学び始めることも可能です。

案件単価は動画の長さや内容によって変わり、SNS用の短い動画なら数千円、YouTube動画なら1本1万〜3万円程度が目安。経験を積めばディレクションや企画から携わることもでき、収入アップのチャンスも広がります。

動画編集
取得難易度	初級〜中級者向け
習得時間	3〜6ヶ月（ソフト習熟度による）
収入	1本5,000円〜30,000円

動画編集者を目指し、フリーランスになった女性をご紹介

Webライター

Webライターは、ブログ記事や企業サイト、SNS投稿など、文章で情報を発信する仕事です。パソコンとネット環境さえあれば始められるため、未経験から挑戦しやすいのが特徴です。

仕事内容は、指定されたテーマに沿って記事を書くことが中心。クラウドソーシングサイトで仕事を探せば、初心者でも文字単価0.5〜1円ほどから始められます。経験を積んで専門分野に強みを持つと、1文字2円以上の案件や月10万円以上の収入も現実的に狙えます。

資格は不要ですが、SEOや文章構成を学んでおくと有利。育児や家事の合間に取り組めるため、主婦との相性も抜群です。

Webライター
取得難易度	初心者向け
習得時間	1〜3ヶ月（基礎スキル習得まで）
収入	文字単価0.5〜2円 月5万〜15万円以上も可能

Webライターを目指し、フリーランスになった女性をご紹介

まとめ

今回は「主婦が狙うべきお金になる資格5選と効率的に資格取得できる9ステップ」をご紹介しました。

主婦でも時間の工夫次第で資格取得は十分可能です。

大切なのは「資格を取ること自体」ではなく、その先にどんなキャリアや働き方を描くか。資格は就職・収入アップの武器になりますが、Webスキルのように資格に依存しない道も広がっています。

自分の理想の未来にいちばん近づける選択肢を見つけて、無理のないペースで一歩を踏み出してみてくださいね！