50代女性が挑戦できる定年のない仕事と資格|在宅も選べる働き方ガイド

「50代女性におすすめの定年のない仕事ってなに?」

「50代からでも資格を取った方がいい?」

「定年後も働きたいけど、なにから始めればいいんだろう…」

と不安を感じる50代女性は多いですよね。今の時代、挑戦に年齢は関係ありません。あなたの人生経験と新たなスキルを組み合わせれば、心から納得できる働き方で定年後も着実に収入を得られます。

この記事では、50代だからこそおすすめできる職種や資格を厳選してご紹介します。

将来の不安を自信に変え、あなたの経験を活かして長く安定的に働けるロードマップを一緒に描いていきましょう。

もくじ

50代女性が定年後も働くために整理したい3つのこと

定年のない働き方を始めるには、まず土台作りが重要です。仕事や資格を探す前に、「これまでの経験」「収入目標」「働ける条件」の3つを明確にし、長く続けられる仕事選びの道しるべを作りましょう。

この章で解説すること

  • これまでの強み・経験を整理する
  • 老後を見据え収入目標を決める
  • 働ける条件を決める

これまでの強み・経験を整理する

「50歳を過ぎてからでは、新しいスキルを身につけても通用しないのでは?」と、自分に自信が持てないという声をよく聞きますが、それは大きな勘違いなんです。50代が持っている最大の強みは、若い世代にはない「人生そのものの経験と知恵」です。自分の人生を振り返り「なにが強みなのか」を整理しましょう。

たとえば、家事や育児で磨かれたマルチタスク能力や計画性。介護経験で得た相手に寄り添う共感力や細やかな気配り。これらはすべて、クライアントや顧客の気持ちを理解し、きめ細やかなサポートをするスキルに変わります。

確かに職歴や資格も大事な強みです。でもそれだけではなく、これまで積み上げてきた人生経験こそが、定年のない仕事であなたを支える強力な武器になるんです。

こもりん

「好きで続けていること」「苦手を克服した経験」などを書き出してみましょう!

老後を見据え収入目標を決める

漠然とした不安を解消するために必要なのは、現実的な収入目標を定めることです。

定年のない仕事を探すのは、一生安心できる働き方を手に入れたいから。でも「なんとなく不安だから」で始めてしまうと、目指す場所を見失い迷子になってしまうかもしれません。

まずは、老後に見込まれる収入と支出を書き出しましょう。収入は主に年金や貯蓄、支出は生活費、医療費、もしものときの「介護費用」などが考えられます。

こもりん

おひとりなのかご夫婦なのか、持ち家か賃貸かによっても必要資金は変わりますよね。

「老後に不足する金額」と「毎月どれくらい収入が必要か」を整理すると目指すべきゴールが見えてきます。これにより「どんな仕事を選ぶか」という次のステップを迷いなく進められますよ。

働ける条件を決める

「どんな仕事をするか」の前に、「どんな働き方なら、心地よく続けられるか」という、あなただけの「条件」を決めましょう。せっかく定年のない仕事に就いても、体調を崩してしまっては、元も子もありませんよね。

たとえば、「働く日数」「1日の労働時間」「通勤か在宅か」「業務委託かパートか」といった条件を具体的に決めましょう。さらに、「夜間のシフトは避ける」や「力仕事はしない」など避けたい条件を挙げておくことで、仕事探しがグッとスムーズになります。

50代からの働き方は、体力健康状態に大きく左右されます。若い頃と同じようにはいかないこともあるからこそ、 なによりもまず、あなた自身を大切にすること。それが、50代からのキャリアを、長く豊かに楽しむための1番の秘訣なんですよ。

50代女性が長く働ける仕事を選ぶ基準

「定年のない仕事」を選ぶには、長く着実に働けるための明確な基準が必要です。ここでは50代だからこそ大切にしたい3つの基準をお伝えします。

この章で解説すること

  • 年齢に左右されず需要があるか
  • これまでの経験を活かせるか
  • 無理なく続けられる働き方か

年齢に左右されず需要があるか

定年のない仕事を探すうえで、まず見てほしいのは「年齢に左右されず、需要がある分野か」という点です。残念ながら、求人の中には「〇歳まで」という年齢制限を設けている仕事もあります。50代からの再スタートでは、せっかく身につけたスキルが無駄にならないよう、長く働ける将来性を見極めることが非常に大切なんです。

狙い目なのは、介護や医療など人手不足が続く分野、そして在宅ワークといった需要が拡大している分野です。特にパソコンスキルを使った在宅ワークは、企業が求めるニーズが高く、定年という概念がないのでおすすめ。

こもりん

実際に50代で在宅ワークを始める人は私の周りでも多いんですよ。

転職を繰り返すのは体力的に大変ですし、長く着実に収入を得るためにも、需要の途切れない仕事を選びましょう。

これまでの経験を活かせるか

新しいことに挑戦するのも素晴らしいことですが、50代からの仕事探しでは「これまでの経験を活かせるか」を基準に加えることをおすすめします。過去の職歴はもちろん、家庭での経験や対人スキルが活かせる仕事は、採用されやすくなにより長く続けやすいという大きなメリットがあるからです。

たとえば、Webライターという仕事は、専門知識や職歴以上に主婦としての細やかな視点や、お客様対応で培ったコミュニケーション能力など。人生経験がそのまま文章の説得力やクオリティに直結します。

こもりん

自信のある分野や経験を活かせる仕事なら、やりがいも大きく感じられます。

自分の得意なことを武器にできる仕事であれば、定年を気にせず、生涯現役として働き続けられる可能性が高いんです。

無理なく続けられる働き方か

50代からの仕事探しで私が1番お伝えしたいことが「無理なく続けられるか」を絶対条件にすることです。ブランクがあったり、新しい挑戦をしたりするとき、私たちはついつい頑張りすぎてしまう傾向があります。今は頑張れても、今後体力や健康面で疲弊してしまうこともあり得るため無理は禁物です。

たとえば、体力に不安があれば通勤の負担がない在宅ワークを選ぶ。決まった時間に働くのが難しければ、自分の裁量で進められる業務委託を選ぶ。このように無理なく自分に合わせた働き方を考えましょう。

無理を重ねて体を壊してしまっては元も子もありません。「頑張る」よりも「無理なく、着実に」続けられる働き方を基準にすることで、仕事への意欲を長く保てますよ。

50代女性におすすめする定年のない仕事10選一覧

「じゃあ具体的にどんな仕事がおすすめなの?」って思いますよね。そこで、実際に50代女性におすすめしたい定年のない仕事を厳選して一覧にしました。在宅で完結できるものから、通勤が必要なものまで幅広い職種から選んでいます。

50代からでも働きやすいポイントに沿ってまとめているので、それぞれの職種を見比べながらあなたに合った仕事を見つけてくださいね。

仕事名働き方必要スキル・資格特徴
Webライター在宅、業務委託×・座り仕事中心で在宅完結
・年齢不問で始めやすい
Webデザイナー在宅、業務委託×・座り仕事中心で在宅完結
・実績次第で高収入も目指せる
オンライン秘書在宅、業務委託×・座り仕事中心で在宅完結
・事務経験や主婦で培った能力が活かせる
SNS運用代行在宅、業務委託×・座り仕事中心
・需要が高いので仕事が取りやすい
介護職パート、正社員、業務委託×・家事育児経験が活かせる
・体力仕事だが決まったシフトで動きやすい
医療事務
(調剤薬局)
パート、正社員・座り仕事中心
・定年後もパートで働きやすい
登録販売者パート、正社員・ドラッグストアの需要安定
・体力負担も少なめ
介護福祉士パート、正社員・永続的な需要あり
・管理職に昇進できる可能性大
・体力が必要
キャリアコンサルタント在宅、業務委託、正社員・年齢不問の需要あり
・人生経験が強みになる
日本語教師在宅、業務委託、パート・在宅勤務も可能
・定年後も継続しやすい

このように50代からでも始められる需要のある仕事はたくさんあるので、あなたにぴったりな職種がきっと見つかりますよ。

こもりん

それぞれの職種の詳細については、次の章で紹介します。

資格なしでできる!50代女性におすすめの定年のない仕事5選

まずは資格なしで始められる在宅ワークや需要が安定した仕事を5つ紹介します。働きながらスキルアップも可能ですが、不安な場合はスクールで効率的に学ぶのもおすすめ。

この章で解説すること

  • Webライター
  • Webデザイナー
  • オンライン秘書
  • SNS運用代行
  • 介護職

スキルが学べるスクールについては、以下の記事も合わせてご覧ください。

Webライター

未経験・スキルなしでも始めやすいのがWebライター。Webサイトや企業のメディア、ブログなどの記事を作る仕事です。在宅で完結する仕事なので体力負担も少なく、家事育児の経験が活かせるジャンルもあるので、スキルに不安のある50代女性でも挑戦しやすい職種。

資格は不要で基本的なパソコン操作、日本語の文章力があれば誰でも始められます。ただしジャンルによっては検索で上位表示させるためのSEO知識や医療・金融などの専門知識が必要な場合も。

特別なスキルを持っていないと自信のない方も多いと思いますが、そんな方でも挑戦しやすいのがWebライターです。あなたの日常の経験を活かして働きませんか。

50代女性に向いていない理由
50代女性に向いている理由
  • 最初は低単価になりやすい
  • 情報収集が苦手だと挫折しやすい
  • 執筆作業に慣れていないと継続が難しい
  • 未経験、スキルなしでも始めやすい
  • 家事育児、介護の経験が強みになる
  • 在宅完結のため体力負担が少ない

Webデザイナー

幅広い年代の女性から人気の在宅ワークですが、50代からでも十分チャレンジできるのがWebデザイナーです。知識習得ツールの操作を覚える必要があるので、デザインに興味があることが前提になります。

Webサイトのデザイン、バナーやロゴの制作など、クライアントの要望に応じた効果的なデザインを作ることが仕事です。資格は不要ですが、PhotoshopIllustratorなどのデザインツールの操作スキル、デザインの基礎知識は必須。

実績を積めば在宅でも高収入を目指すことができるWebデザイナーの仕事は、50代だからこそ挑戦できるおすすめの仕事です。

50代女性に向いていない理由
50代女性に向いている理由
  • 知識の習得に時間とお金がかかる
  • 納期がタイトなので仕事に追われやすい
  • デザインに興味がないと継続が厳しい
  • 50代からでも参入しやすい
  • 年齢不問、実績重視のため、高収入も狙える
  • 需要がある

オンライン秘書

出社前提だった秘書業務がオンラインでもできるようになり、今注目の在宅ワークのひとつになりました。経営者の事務代行から裏方を丸ごとサポートする働き方は家事や育児を通してスケジュール管理や細やかな気遣いを培ってきた主婦にぴったりです。資格不要で始められ、ある程度のパソコンスキルは必要ですが未経験からでも十分習得可能。

パソコンに触れる機会もなかった50代女性でも、2ヶ月で2案件獲得しオンライン秘書として活躍している事例もあります。30年以上幼児教育の仕事に携わってきたまかまみさんの体験談はこちら。

今までの家事育児経験がダイレクトに活きるオンライン秘書の仕事は、主婦にこそチャレンジしてほしい在宅ワークのひとつです。

50代女性に向いていない理由
50代女性に向いている理由
  • 正確性と責任感が必要
  • 急な依頼に対応する柔軟性も必要
  • コミュニケーションスキルが必要
  • 主婦の経験が活きる
  • 事務経験があれば即戦力になる
  • 在宅でできるので体力的にも負担が少ない

オンライン秘書になるための方法は、以下の記事をご覧ください。

SNS運用代行

ここ数年で需要が高まっている在宅ワークといえばSNS運用代行です。今や集客に欠かせないツールになりました。しかし、社内で正しい知識がある人が少ないため、外注したい企業は多いんです。はじめはアカウント全体の運用を担うというより、指示通り投稿を作成する作業代行から始めるのがおすすめ。

こもりん

自分のスキルによって徐々にステップアップしていけば単価アップも見込めます。

全くジャンルの違う飲食の仕事からSNS運用代行に転身した方も。子育てが落ち着き、自分の人生を生きるためにプライベート両立できる働き方を実現したかなさんの体験談はこちら。

新しいジャンルの仕事に挑戦するのは不安も大きいですが、未経験・スキルなしでもチャレンジしやすいSNS運用代行は今狙い目の仕事です。

50代女性に向いていない理由
50代女性に向いている理由
  • トレンドの移り変わりが早い
  • 常に新しい知識を学ぶ必要あり
  • 単価アップにはセンスやアイデアも重要
  • 需要が拡大しているので仕事が取りやすい
  • 正しい知識がある人が少ないので今から学んでも遅くない
  • 在宅で完結でき、体力負担が少ない

SNS運用代行の始め方は、以下の記事から確認してください。

介護職

世の中の高齢化にともなって常に需要があるのが介護職です。家事育児の経験がそまま活かせるので、今も50代女性が活躍している仕事。仕事内容がイメージしやすく、とっつきやすいですが、体力は必要です。

基本的には施設で食事や入浴などの身体介護をおこなったり、利用者の自宅に出向いて介護や掃除、調理などの生活援助をするケースも。

需要がなくならない安心感はありますが、体力面で続けられなくなる場合もあります。自分の身体と相談しながら、無理なく働けるのであればおすすめの職業です。

50代女性に向いていない理由
50代女性に向いている理由
  • 体力が必要
  • 夜勤や土日出勤が必要な場合もある
  • 人手不足のため無理しがち
  • 常に需要がある
  • 家事育児の経験が活かせる
  • 同年代の女性が活躍している

資格を取って長く働ける!50代女性におすすめの定年のない仕事5選

資格を取って安定して長く働ける仕事ははじめに知識習得や資格試験への勉強など、時間と費用がかかりますが、将来的に安定した生活を目指すことができます。ここでは、おすすめの仕事を5つご紹介します。

この章で解説すること

  • 医療事務(調剤薬局)
  • 登録販売者
  • 介護福祉士
  • キャリアコンサルタント
  • 日本語教師

医療事務(調剤薬局)

病院や薬局で働く事務職で、安定した求人があります。座り仕事なので体力的な負担も少なく50代女性にぴったり。資格がなくても働くことはできますが、50代未経験だと資格を持っている方が採用率は上がります。

具体的な仕事は病院や薬局での受付、会計、診療報酬明細書作成などの事務です。病院で働く場合は「医療事務技能審査試験」、薬局で働く場合は「調剤事務管理士」の資格があると有利です。試験は毎月おこなわれているので、資格取得を進めながら求人を探すのが効率的。

こもりん

受験のチャンスが多いのは嬉しいですよね!

医療機関の事務は長く続けやすい安定した仕事です。資格取得でスキルを証明し、採用率を高めて挑戦しましょう。

50代女性に向いていない理由
50代女性に向いている理由
  • 専門的な知識が必要
  • 資格取得と学習に時間がかかる
  • 正確性が求められる
  • 安定した求人がある
  • 座り仕事中心で体力負担が少ない
  • 地域の調剤薬局など自宅近くで仕事を見つけやすい

登録販売者

ドラッグストアや薬局で一般用医薬品が販売できる国家資格。合格率は4割程度で難易度は高すぎず、挑戦しやすい資格です。求人も多く体力負担も比較的少ないので、50代女性に向いている仕事としておすすめです。

具体的には風邪薬や胃腸薬などの販売や情報提供をする仕事。「どの市販薬を選んだらいいかわからない」というお客様の疑問を解消したり、各医薬品の特徴を伝える重要な役割で、医薬品や人体に関する知識の暗記が必要です。

接客や立ち仕事が負担でなければ、やりがいもあり長く安定して働けるのが登録販売者です。

こもりん

ドラッグストアの増加やコンビニ、ホームセンターでも医薬品を取り扱う店舗が増えているため需要が高い仕事です!

50代女性に向いていない理由
50代女性に向いている理由
  • 資格取得のための勉強が必要
  • 立ち仕事中心
  • 接客が苦手だと厳しい
  • ドラッグストアでの求人が多数ある
  • 体力負担は少なめ
  • 親しみやすさやコミュニケーションスキルが活かせる

介護福祉士

需要の多い介護職の中でも上位に位置付けられる国家資格。受験には実務経験や研修が必要なため、受験までに時間がかかりますが、将来的に安定して働けるメリットがあります。

介護福祉士の試験を受けるための取得ルートは複数ありますが、50代から目指すなら「実務経験3年以上」+「実務者研修」が現実的。実務経験の範囲については公益財団法人社会福祉振興・試験センターのサイトをご確認ください。

介護職として働くなら実務者研修を受けるだけでも就活時のアピールにはなります。一方で介護福祉士の資格を持っていれば、将来的に責任ある役職に就いたり、定年後も高待遇で働き続けることができます。

こもりん

取得までのハードルが高い分、持っていると大きな強みになりますよ。

50代女性に向いていない理由
50代女性に向いている理由
  • 身体的な介護を含むため体力が必要
  • 資格取得までに時間とお金がかかる
  • 夜勤や不規則な勤務形態がある
  • 国家資格のため安定が目指せる
  • 永続的な需要がある
  • 責任ある役職も目指せる

キャリアコンサルタント

求職者や在職者に対し、キャリアの目標設定や能力開発、職業選びに関する相談・指導をおこなう専門家。国家資格で「キャリアコンサルタント試験」の合格が必要です。50代女性ならではの人生経験や実体験に基づくアドバイスは相談者に納得感や安心感を与えるので、適職と言えるでしょう。

実際は相談業務だけではなく、企業内の研修講師人事に携わるなど活躍の場が多いです。特に50代から始めたという経験から、セカンドキャリアの支援や中高年向けの研修講師としての需要も。

自分自身の経験を活かしながら、働く人のキャリアをサポートするやりがいのある仕事です。

こもりん

資格取得までの大変さはありますが、チャレンジする価値のある国家資格ですね。

50代女性に向いていない理由
50代女性に向いている理由
  • 資格取得までに時間とお金がかかる
  • 資格を取ってもすぐに仕事につながらない場合もある
  • 営業力が必要
  • 国家資格のため安定が目指せる
  • 人生経験や実体験が活かせる
  • 活躍の場が広い

日本語教師

外国人に日本語を教える専門職。国内の外国人増加にともなって需要が拡大している仕事です。資格がなくても働けますが「日本語教育能力検定試験」の合格や、大学などで日本語教育課程を修了していると有利です。

日本語教師というと日本語学校での勤務を想像する方が多いと思いますが、現在はオンラインサービスを使って個人で働いたり、企業内研修の講師として働くケースも。働く場所の範囲が広がっているので、今から始めても十分仕事になる可能性があります。

オンラインで個人で働く場合は資格は必須ではなく、指導経験や海外生活の経験があれば強みになります。一方日本語学校や研修講師は資格があると有利なので、余力があれば取得すると安心です。

50代女性に向いていない理由
50代女性に向いている理由
  • オンラインの場合、パソコンスキルや集客力が必要
  • 資格取得に時間がかかる
  • 日本語学校の場合、非常勤になるケースが多く収入が不安定
  • オンラインサービスを使えば完全在宅も可能
  • 体力的な負担が少ない
  • 定年後も続けやすい

仕事選びに迷ったときの「向いている仕事チェックリスト」

「仕事の種類はわかったけど、私に向いている仕事ってどうやって選べばいいの?」と思う方も多いと思います。そんなあなたのためにチェックするだけで向いている仕事のジャンルがわかる診断用チェックリストを作りました。

まずは下記の質問を見て当てはまる項目にチェックを入れましょう。

No.質問ジャンルチェック
1人と会話するのが好き(B)(C)
2ひとりで集中して作業するのが得意(A)(D)
3相談ごとを持ちかけられることが多く、人の話を聞くのが得意だ(B)
4新しい知識やスキルを学ぶのが好き(A)(D)
5人の役に立てるとモチベーションにつながる(B)(C)(D)
6正社員など福利厚生が整った安定した環境で働きたい(C)
7時間の融通がきき、家庭の用事や自分のペースに合わせて働きたい(A)(D)
8人の成長をサポートしたり教えたりするのが好き(B)
9最新のトレンドや流行に敏感だ(A)(D)
10デザインや写真、動画に興味がある(A)(D)
11体力にある程度自信がある(B)(C)
12決まったマニュアルや手順に従って、正確に作業を進めるのが得意だ(A)(C)
13座ってできる仕事や、移動が少ないデスクワークを希望する(A)(D)
14パソコンやスマホの操作に抵抗がある(B)(C)
15資格を取得して安定した収入を得たい(B)(C)

チェックができたら(A)〜(D)それぞれの合計数を出しましょう。1番数の多いジャンルがあなたに向いている仕事です。

たとえばNo.1、3、5が当てはまったとしたら合計数は以下の通りです。

  • (A)0
  • (B)3  
  • (C)2
  • (D)1

1番多く当てはまったのは(B)なので、人と関わるやりがい型が向いているジャンルという結果になります。

こもりん

チェックリストを使ってあなたに向いている仕事選びのヒントにしてくださいね。

50代からの仕事獲得に資格取得は必須?検討する基準

「資格がないと仕事はできないの?」と不安を抱えている方も多いと思います。資格を取るべきか否かは、50代から時間とお金を投資する価値があるかの見極めが大切です。この章では、あなたが着実に収入を得るために資格を検討する3つの基準を解説します。

この章で解説すること

  • 希望の仕事に資格が必要か
  • 学習に見合う収入が見込めるか
  • 資格に将来性があるか

希望の仕事に資格が必要か

仕事によっては、資格がないとそもそも働けないものがあります。登録販売者、キャリアコンサルタント、介護福祉士などは典型的な例です。あなたが挑戦したい仕事が、資格必須なのかどうかを最初に確認しましょう。

そのうえで、「資格は必須ではないが、取得すると採用で圧倒的に有利になる」「資格があると仕事の単価時給が上がる」といったメリットがあるのかを調べましょう。その際、「どうしてもやりたい仕事」に直結するかどうかも判断基準にしてください。

資格取得にかかる時間や費用を将来への「投資」と考える価値があるかどうかが、あなたが資格を取るべきかの決め手になります。

こもりん

特にメリットを感じない場合は、まずは実務経験を積むことに専念しましょう!

学習に見合う収入が見込めるか

資格を取得するためには、時間もお金も投資しなければなりません。そのため、資格取得後にその投資額を回収し、さらに上回る収入が得られるかという、費用対効果を見極めるべきです。

登録販売者を例に考えましょう。資格取得までには以下の費用がかかります。

学習費用(大手通信講座受講の場合):3〜6万円
受験料(都道府県によって変わる):1万3千〜1万8千円
販売従事登録料(都道府県によって変わる):5千〜1万円

合計:5万〜10万円程度

次に資格取得後にパートとして働いた場合の回収期間シミュレーションです。

資格取得後の時給
無資格者より約300円アップ

1日6時間×週4日勤務の場合の月間増収
約28,000円

費用回収にかかる期間
約2〜4ヶ月

こもりん

数ヶ月で回収できるなら、無理しすぎない現実的な投資といえますね!

このように時間とお金を「投資」として捉え、それに見合う収入が長期的に見込めるかというバランスを見極めることが成功への鍵です。

資格に将来性があるか

50代から時間とお金をかけて資格を取得するなら、今後も長期的に需要があり、安定して長く働ける資格を選ぶべきです。

「とりあえず取れそうな資格」を選ぶと数年後に技術革新などで仕事がなくなる可能性も。これでは投資した意味が薄れてしまいます。たとえば、超高齢社会で永続的な需要がある介護福祉士や、IT化が進む現代で需要が高まり続けているWeb系のスキルなどは将来性が高い分野です。

一時的な収入アップではなく、資格を取得することで定年後も長く安定的に働けるキャリアが手に入るなら、それは投資すべき部分です。市場の動向をチェックし、10年後、20年後も見据えた資格選びをしましょう。

50代女性におすすめ!仕事の幅を広げる資格12選一覧

「資格を取って将来的に安定した働き方がしたい」という方は、取得した資格を活かしてどんな仕事や働き方ができるのかをイメージしましょう。

50代女性におすすめの資格と活かせる仕事をまとめました。

資格名活かせる仕事難易度学習期間費用目安費用対効果補足
Microsoft Office Specialist(MOS)一般事務、経理★☆☆☆☆1〜3ヶ月12,980円★★★★★・再就職に非常に有利
・実務に直結
Webライター検定(クラウドワークス) Webライター、企業の広報★☆☆☆☆数日〜1ヶ月3級:無料★★★★☆在宅ワークに活かせる
ウェブデザイン技能検定Webデザイナー、Web制作ディレクター★★★☆☆3〜6ヶ月3級:14,000円
2級:23,000円
1級:33,000円
★★★☆☆・国が認定する資格
・在宅ワークに活かせる
日商簿記検定経理・財務、一般事務、税理士補助★★★☆☆2〜6ヶ月3級:3,300円
2級:5,500円
1級:8,800円
★★★★★・どの業界でも活かせる
・キャリアチェンジにも◎
ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定金融・保険業界、不動産業界、個人コンサルタント★★★☆☆3〜6ヶ月3級:8,000円
2級:11,700円
1級:20,000円
★★★★★・自身のライフプランや家計管理にも役立つ
・人生経験を活かせる
医療事務
医療事務技能審査試験医療事務管理士医療事務認定実務者
病院・クリニックの受付、会計★★☆☆☆2〜6ヶ月約10,000〜30,000円★★★★☆・全国どこでも仕事がある
・体力的な負担が少ない
登録販売者ドラッグストア、薬局での一般用医薬品販売★★★☆☆4〜6ヶ月約12,000〜18,000円(都道府県により異なる)★★★★★・需要が高く、転職しやすい
・勤務地が多い
介護福祉士実務者研修介護職★★★☆☆6ヶ月程度7万〜15万円(保有資格で変動)★★★★☆・介護福祉士受験の必須要件
・人生経験が活かせる
キャリアコンサルタント企業内キャリア開発、人事、ハローワークなどでの相談業務★★★★☆6ヶ月〜1年(養成講座受講が必須)30万〜50万円(養成講座+受験料)★★★★☆・国家資格
・社会経験や人生経験を活かせる
日本語教育能力検定試験日本語学校、企業研修、オンライン授業★★★★☆6ヶ月〜1年17,000円★★★☆☆・セカンドキャリアとして人気
・オンライン授業も可能

それぞれの資格でどんな仕事や働き方が実現できるのか、自分にできそうかなどを比較してあなたの将来に活かせる資格を選ぶことをおすすめします。

こもりん

資格があると選択肢も増えますね!

資格取得については以下の記事でも詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。

まとめ

今回は50代女性が挑戦できる定年のない仕事と資格を紹介しました。50代からでも始められる仕事はたくさんありますが、定年後も長く働ける仕事を見つけるためには、あなたの理想と体力面、資格を取る際の費用対効果から選ぶことが重要。

【50代女性が挑戦できる定年のない仕事】

  • Webライター
  • Webデザイナー
  • オンライン秘書
  • SNS運用代行
  • 介護職
  • 医療事務(調剤薬局)
  • 登録販売者
  • 介護福祉士
  • キャリアコンサルタント
  • 日本語教師

【50代女性におすすめ!仕事の幅を広げる資格】

  • Microsoft Office Specialist(MOS)
  • Webライター検定(クラウドワークス)
  • Webデザイン技能検定
  • 日商簿記検定
  • ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP)
  • 医療事務
  • 登録販売者
  • 介護福祉士実務者研修
  • キャリアコンサルタント 
  • 日本語教育能力検定試験

この記事をヒントにあなたに合った長期的に安定した働き方を見つけてくださいね。

今ならおすすめの仕事として紹介した「オンライン秘書」になるための特典もお配りしています。よかったらこちらも受け取ってくださいね。

「オンライン秘書」を今すぐ始められる12大特典プレゼント

こもりん

クラウドワークスやフジ子さんを使わない方法を教えます!

  • 無料プレゼントは終了する場合がありますのでご了承ください
  • URLをコピーしました!
こもりん

こんにちは、小森優(こもりゆう)です。

私たちは、「女性の働くをもっと自由にしたい」という熱い想いあります。

その想いを形にするために、女性専門のリモートワーク実践スクール『リモラボ』を運営しています。

今では、この熱い想いに共感してくれた方々が集まってくださって、たった創業2年で3800名以上の女性(受講生)がリモートワークを実現できています。

なぜ、3800名以上の女性がリモートワークを実現できたのでしょうか。

今は、生成AIの出現もあり、スキルを身に付けても収入に繋がらない問題がいくつもあります。

私たちは、この問題を解決できるおかげで、3800名以上のリモートワークで自由に働く女性たちを輩出し続けています。

  • 「在宅で仕事をしたいけど、何から始めれば良いか分からない」
  • 「子育てしつつも、キャリアも諦めたくない」
  • 「今後のライフイベントに備えて、場所にとらわれない働き方を手に入れたい」

など、そのような想いがありましたら、

まずは、在宅ワークで収入に繋がらない問題を解決する『女性限定の無料セミナー』に参加してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

スキル0の保育士から独立をきっかけに、在宅や好きな場所で働けるSNSマーケティングの可能性を知る。事業責任者を務める、女性のための実践型オンラインスクール『リモラボ』は累計6,500名以上に選ばれている。

【実績】
▶2年半で自身のInstagram6.2万フォロワー
▶X(Twitter)3.7万フォロワー
▶月間LINE友だち追加数26,000人超
▶それぞれのSNS集客年間累計3万人以上
▶Canva Japan総合SNSマーケティング監修
▶5,000件以上のSNSをプロデュース

もくじ