
未経験からフリーランスのオンライン秘書になる10ステップ
「フリーランスのオンライン秘書になるには、どんな資格やスキルが必要なの?」
「フリーランスのオンライン秘書、仕事内容や働き方はどんな感じ?」
「フリーランスのオンライン秘書ってどのくらい稼げるのかな……」
未経験からフリーランスのオンライン秘書になるには、正しいステップを踏むことが成功のカギ。
とはいえ、オンライン秘書になるには事前に押さえておくべき情報が多く、これを知らずに始めるとスタートでつまづいてしまうことも……。
そこでこの記事では、フリーランスのオンライン秘書に必要なスキルや仕事内容、仕事の獲得方法や実際の収入例など、具体的な10ステップをご紹介します。
記事を読めば、すぐに最初の一歩を踏み出せますよ!
未経験からフリーランスのオンライン秘書になれる?
未経験からいきなりフリーランスのオンライン秘書になるのは、少しハードルが高めです。
なぜなら、フリーランスとして安定した収入を得るには、ある程度の実績とスキルに加えて継続的な案件確保が必要になるからです。
未経験であれば、仕事内容は単発の業務や短期の案件が中心になりがちなので、これだけで生活費を稼ぎ出すのは難しいでしょう。
スキルがあっても信頼や実績がないと、高単価で継続的な仕事にはつながりにくいのが実情です。
まずは副業としてスタートして、小さな案件を積み重ねて実務経験を積んでいくのが王道ルート。
実績を積む中で、自分の得意分野や好きな業務も見えてきます。
今後の方向性を定めるためにも、小さな案件を積み重ねることは大切なステップです。
スキルに加えて実績が身についてくれば、より大きな仕事を任されるようになり、フリーランスとして独立する土台が整っていきます。
焦らず着実に、一歩ずつステップアップしていきましょう!
フリーランスのオンライン秘書の仕事内容
ひとことでオンライン秘書といっても、仕事内容は多種多様。
担当する業務によって、求められるスキルや関わる業界もさまざまです。
ここでは、リモラボのオンライン秘書のお仕事マップを使って代表的な5タイプをご紹介。
自分に合いそうなスタイルを探してくださいね。
- マーケティング型
- カスタマーサポート型
- バックオフィス型
- クリエイティブ型
- ハイブリッド型
マーケティング型
マーケティング型のオンライン秘書の仕事は、SNS運用や情報収集を通じて、クライアントの集客や発信活動をサポートすること。
今では、SNSやWebを活用した集客が当たり前になってきています。
そんな個人や企業の集客活動の裏側を支えるのがマーケティングサポートをおこなうオンライン秘書で、需要も高まっているんですよ。
たとえば、このような業務があります。
- Instagramのストーリーズ投稿
- Xのポスト作成
- 競合調査
- 記事執筆 など
実際の作業は、パソコンやスマートフォンを使いながら情報を整理・発信するのが中心。
普段からSNSを活用していて、情報を扱うのが得意な人にとっては、自然と強みを活かしやすい分野です。
ちょっとした文章力やクリエイティブな発想が求められることもあって、自分らしいセンスや視点を生かして働けるのも魅力。
「発信を裏から支えるのが好き」「調べるのが得意」という人には、マーケティング型のオンライン秘書の仕事はぴったりですよ!
カスタマーサポート型
カスタマーサポート型のオンライン秘書の仕事は、ユーザー対応やサポート業務を通じて、クライアントの顧客満足度向上を支えること。
サービスや商品を提供する上で欠かせない、ユーザーとのコミュニケーションを担います。
企業や個人の信頼を築くためのスムーズで丁寧な対応が求められます。
具体的な仕事内容は、次のように人とのやりとりが中心です。
- お問い合わせの返信
- アンケート対応
- 予約フォームの確認
- オンライン通話でのサポート など
この仕事で大切なのが、相手の気持ちを汲み取って寄り添う力や丁寧で落ち着いた対応力。
ちょっとした気配りや言葉選びが、相手の安心感や満足度に大きく影響するので、感謝される場面も多く、やりがいを感じやすいのが特徴です。
ユーザーの層や内容はさまざまで、リアルなビジネス現場にふれられる貴重な機会にもなります。
実践を重ねることで対応力も磨かれて、自信につながりますよ。
人と話すことが好きな人や接客経験がある人はもちろん、誰かをサポートすることに喜びを感じる人にとっては、やりがいのある働き方ですね!
バックオフィス型
バックオフィス型のオンライン秘書の仕事内容は、一般事務や秘書的業務を通じて、クライアントの業務を裏方からしっかり支えること。
決して表に立つ仕事ではありませんが、ビジネスを円滑に進めるために欠かせないポジションです。
主な業務は以下の通りです。
- 請求書の整理
- 面談日程の調整
- 名刺のスキャン
- Zoom会議の事前準備と議事録作成
一見地味に思えるかもしれませんが、こうした作業がしっかり回っていないとクライアントは本業に集中できません。
まさに、縁の下の力持ち。
クライアントから感謝される場面も多くありますよ。
ルーティン化しやすい業務が多いので、流れを効率化したり、自分なりに仕組み化を工夫したりするのが得意な人に向いています。
細かい作業をコツコツ積み重ねるのが好きな人は、強みをそのまま仕事に活かせますね。
自分は目立たなくても人を支えることにやりがいを感じる人や、確実に物事を進めるのが得意だという人は、バックオフィス型の仕事で大きな存在感を発揮できますよ!
クリエイティブ型
クリエイティブ型のオンライン秘書の仕事は、視覚的表現を通してクライアントの発信を支えること。
文字だけでは伝わりにくい情報をわかりやすく魅力的に届けるため、デザインや資料作成のスキルを活かせます。
言葉以上に、見た目は多くを語るもの。
一瞬で心をつかむビジュアルは、相手の印象に残り、理解を深めてくれます。
クリエイティブ型の仕事は、主にCanvaやPowerPoint、Gammaなどを使っておこないます。
次に挙げるような業務があり、見た目で伝える力が求められるのが大きな特徴です。
- SNS用バナーの作成
- スライド資料の作成
- PDFリーフレットや資料の作成
- 投稿画像・ストーリーズのテンプレート作成
自分のセンスや工夫が形になることでクライアントにも喜ばれる、大きなやりがいのある仕事です。
Canvaのようなツールでテンプレートをうまく活用すれば、初心者でもクオリティが高い制作が可能なことも特徴のひとつ。
見た目の美しさや伝わりやすさにこだわるのが好きな人やデザインや資料作りを楽しめる人にとって、クリエイティブ型の働き方は「好き!」を活かせる選択肢ですね。
ハイブリッド型
オンライン秘書としての働き方をより柔軟に、安定的に広げたいなら、ぜひハイブリッド型の働き方を目指しましょう。
マーケティング・カスタマーサポート・バックオフィス・クリエイティブの業務領域を複数掛け合わせて対応するのがハイブリッド型です。
この働き方が有効なのは、クライアントから「幅広く任せられる人」として信頼を得やすく、継続案件や追加依頼にもつながりやすいから。
特に個人や小規模の事業者は、一人に複数業務を任せられると、心強く感じる傾向がありますよ。
業務例 | 型の組み合わせ |
・Instagramの投稿画像作成 ・コメント返信、DM対応 | クリエイティブ型×カスタマーサポート型 |
・競合リサーチ ・記事ライティング、投稿作業 | マーケティング型×バックオフィス型 |
・YouTubeショート動画のサムネイル作成 ・再生数アップを狙ったタイトル案や投稿時間の提案 | クリエイティブ型×マーケティング型 |
・予約フォームの入力内容確認、ユーザーへの返信対応 ・スケジュール調整、カレンダー反映対応 | カスタマーサポート型×バックオフィス型 |
最初からハイブリッド型を目指す必要はありません。
おすすめは、経験や実績が少しずつ増えてきたタイミングで業務領域を広げていくこと。
自分の得意分野をベースにしながら他のスキルを少しずつ取り入れていくことで、無理なく幅広い業務に対応できるようになっていきますよ!
型にとらわれず複数スキルを掛け合わせるとオンライン秘書としての価値が高まるので、仕事の幅はもちろん報酬も広げられるんです。
フリーランスのオンライン秘書が持つべきスキル
オンライン秘書として安定して仕事を続けるために大切なのが、少しずつでもできることを増やしていくこと。
決して特別な資格が必要という意味ではありません。
ここからは、リモラボのスキルマップを参考にしながら、オンライン秘書が求められるスキルをご紹介します。
中級以上のスキルが必要
フリーランスのオンライン秘書として安定して活動するには、タスクを自ら組み立てて、必要に応じて他の人へスムーズに引き継ぐスキルが必要です。
指示されたことだけをこなすだけでは、安定して活動するのは難しいもの。
自分でタスクを組み立てたり、必要に応じて他の人にスムーズに引き継いだりする力が求められます。
そのため、自走できる中級以上のスキルが欠かせません。
フリーランスという働き方は基本的に「一人で完結できる」ことが前提です。
チームの一員であっても、ある程度独立して考え動くことができなければ、信頼関係は築きにくくなります。
オンラインでのやりとりが中心なので、「言われていないけれど重要なこと」に気付く視野の広さが大切なポイントです。
実際に求められる場面と、そこで必要なスキルをいくつか紹介しますね。
求められる場面 | 必要な力 |
会議の議事録をまとめるだけでなく、クラウドに保管、必要に応じてチームメンバーへの共有までおこなう | 全体を見て自発的に動ける力 |
SNS投稿の予約を任された際、投稿ツールへの入力だけでなく、過去投稿とのバランスや投稿時間の効果などを考えて最適化する | 集客やブランディング全体を意識して対応できる視野の広さ |
メルマガの配信設定だけでなく、誤字脱字のチェックやリンク切れの確認、必要に応じて配信前にクライアントへの確認を提案する | ミスを未然に防ぐための品質管理意識 |
オンラインイベントの案内メールを送信するだけでなく、参加者リストの管理、リマインド送信、当日のZoom運営フォローまで全体を見て対応する | プロジェクトの入り煉の流れを理解して動ける計画力・段取り力 |
単純な作業をこなすのではなく、タスク全体を俯瞰して主体的に動ける力が、フリーランスのオンライン秘書として活躍するための土台になります。
自分で考えて動ける力が、そのまま仕事の幅や収入の安定にもつながっていきますよ。
案件に応じた専門スキル
フリーランスのオンライン秘書として幅広い案件に対応するためには、専門スキルが欠かせません。
クライアントの抱える課題は多種多様で、求められる役割も案件によってさまざまだからです。
オンライン秘書の案件では、事務スキルだけでは対応しきれない業務があるなど、柔軟なスキルセットが必要になる場面も多いもの。
自分の得意分野はなにか、これから伸ばしたいスキルはどれかを意識することが大切になります。
リモラボでは、こうした専門スキルを大きく4つのカテゴリに分けて分類しています。
専門スキル(選択科目)のカテゴリ | 具体的な仕事例 |
マーケティング型 | SNS運用セールスライティング有料広告 など |
カスタマーサポート型 | 対応フロー作成DM対応問い合わせ削減 など |
バックオフィス型 | 請求書作成労働管理新規採用 など |
クリエイティブ型 | バナー作成プレゼン資料作成サムネイル作成 など |
どのスキルがどんな業務に役立つのかを理解すると、自分の強みや課題も見えやすくなりますよ。
どんな案件で何のスキルが求められるのかを知って、それに応じた準備をしておくことが、オンライン秘書として長く活躍し続けるための土台になります。
決して特別な資格が必要なわけではありません。
ですが、必要に応じて学ぶ意欲と成長し続ける姿勢が、常に求められるんです。
フリーランスのオンライン秘書の収入目安
フリーランスのオンライン秘書の収入は、その人のスキルや経験、担当する業務の内容によって大きく違ってきます。
簡単なデータ入力や事務サポートのような業務であれば、単価は比較的低め。
ですが、マーケティング施策の実施や経営者の業務改善を支えるような業務内容になってくると、単価は大きく上がる傾向にあります。
業務の幅が広がったり、専門性が高まることで収入もステップアップしていくのが、オンライン秘書の仕事の特徴です。
フリーランスの場合、自分の得意分野を明確にすることと、それにあった案件選択が収入アップの近道。
では、オンライン秘書の仕事は、実際どのくらいの収入になるのでしょうか。
以下の表に、スキルレベルごとの業務内容と収入目安をまとめてみました。
レベル | 業務内容のイメージ | 収入の目安 |
初級 | データ入力資料整理 など (事務補助) | 時給1,000〜1,500円 |
中級 | 顧客対応日程調整 など | 月収10万〜20万円 |
上級 | 業務改善資料作成簡単なディレクション など | 月収20万〜30万円 |
エグゼクティブ | 企画マネジメント など (経営者の右腕的存在) | 月収40万円以上 |
最初のうちは収入が思ったより低いと感じるかもしれません。
それでも地道に実績を積んで信頼を得ていけば、徐々に単価の高い案件に出会えるようになります。
フリーランスのオンライン秘書の魅力は、一歩ずつでも着実にステージを上げていけるところにもあります。
経験を積み重ねながら継続してレベルアップしていくことで、安定した収入を目指せるんです。
未経験から副業でオンライン秘書を始める4ステップ
副業でオンライン秘書の初案件を獲得するまでに必要なのは、たったの4ステップ。
正しいステップを踏めば、すぐに初めての仕事にチャレンジできます。
「オンライン秘書に興味はあるけれど、どうやって始めたらいいのかわからない……」
ここでは、そんな不安を抱える人のために、4つのステップを紹介します。
- オンライン秘書の具体的な業務内容をリサーチ
- 自分に合いそうな仕事の種類を見つける
- 事務スキルやコミュニケーション力などの基礎を習得
- 業務に応じた専門スキル(例:SNS運用、資料作成など)を身につける
- できる業務や持っているスキルをまとめた資料を用意
- 自分の強みが伝わるような実績やサンプルを載せる
- クラウドソーシングなどで仕事を探し、提案文を送信
- ポートフォリオと一緒に自分の魅力が伝わるように応募する
この4ステップを正しく踏んでいけば、未経験からでも副業としてのスタートは意外と早いもの。
もちろん、はじめの一歩は誰でもドキドキします。
ですが「やってみたい」という気持ちがあれば、行動する価値は十分にありますよ。
オンライン秘書としての副業は、柔軟な働き方を叶えながら自分のスキルを活かせる仕事です。
初案件をきっかけにして、将来はフリーランスを目指すことも夢ではありません。
まずはこの4ステップから、あなたの新しい一歩を踏み出してみましょう!
どのような副業のスタイルがあるかは、「オンライン秘書を副業で始める方法を現役オンライン秘書に聞いてみた」で解説しています。
ぜひ読んでみてくださいね。
副業を経てフリーランスのオンライン秘書になる6ステップ
本格的にフリーランスとして活動するために大切なのは、少しずつスキルや実績を積み重ねていくこと。
ここでは、副業としての仕事や日々の発信を土台にしながら、
フリーランスとして安定した働き方へとシフトするための6ステップを紹介します。
既存の案件に合わせて専門スキルを高める
担当している案件にあわせて必要なスキルを重点的に伸ばすことは、フリーランスとして信頼と単価の両方を高める大切な成長のカギ。
クライアントとの信頼関係を築くには、「今必要とされている業務」に的確に答える力が求められます。
フリーランスのオンライン秘書は、単なる作業員として求められているのではありません。
業務を円滑に進めるパートナーとして期待される存在です。
次のように、得られた案件に専門性を付加すると、存在価値が高まります。
任されている案件の内容 | 付加していく価値 | 可能になる内容 |
請求書作成業務 | 会計ソフトの操作をマスター | 請求〜納品管理までの一括対応 |
SNS投稿代行 | 分析ツールによるインサイト(反応数・クリック率など)の読み取り | SNS運用の改善提案 |
オンライン面談の スケジュール調整 | ZoomのURL発行、事前リマインド、議事録テンプレートの準備 | 業務全体の請負 |
すでに任されている業務に関するスキルを伸ばして、クオリティと対応範囲を広げると、手放せない人材になれるでしょう。
専門性が高まれば、それに応じて報酬アップにもつながりやすくなります。
今、目の前にある案件にぴったりのスキルを選んで集中的に磨くことが、自分の価値を高める近道です。
「この人にお願いしたい」と思ってもらえれば、フリーランスのオンライン秘書として次のステップにもつながりますね!
既存案件の業務範囲を広げる提案をする
フリーランスとして収入や信頼を高めたいなら、自分から業務範囲を広げる提案をしてみましょう。
すでに任されている業務に少しずつ付加価値を加えるだけで、クライアントからの評価が大きく変わるんです。
クライアントは、まとめて任せられる安心感を求めています。
請け負った作業のその先にある業務もサポートできるという姿勢を見せると、
「こんなことまで任せられるんだ」と思ってもらえる、信頼アップのアピールになりますよ。
たとえばこんなアクションをしてみましょう。
担当している案件の例 | 加えられる付加価値の例 |
スケジュール調整 | 定例ミーティングの議事録作成 |
SNS投稿の予約投稿代行 | 投稿に使用する画像の作成 |
メール対応 | よくあるお問い合わせを元にしたFAQ資料の作成 |
すでに担当している業務に関わるタスクをこちらから提案することで、頼んだら楽でスムーズになると感じてもらえる可能性も。
いきなり業務量を大きく増やす必要はないんです。
最初はちょっとした補助作業や資料作成など、できる範囲で始めてみましょう。
提案によって信頼が積み重なれば、新しい業務やプロジェクトにも声がかかりやすくなりますよ!
自分にできる+αの価値を少しずつでも提案して積み重ねていくことは、収入の安定にもキャリアの広がりにもつながるはずです。
求人サイトを使って新規案件を増やす
フリーランスとして安定した働き方を目指すなら、欠かせないのは新しい案件を継続的に確保すること。
それには、求人サイトを上手に活用して積極的に案件に応募する姿勢が大切になります。
仕事を紹介されるのをただ待っているだけでは、案件数や条件はどうしても限られてしまうもの。
収入や経験の幅を広げたいなら、積極的に仕事を取りに行くスタンスが求められます。
多様なジャンルや働き方の募集が日々更新される求人サイトの活用は、次のようにとても有効な手段なんです。
求人サイトの活用方法 | 活用の効果 |
キーワード「オンライン秘書」「アシスタント」などで検索する | ・王道で効果的 ・具体的な業務名で検索すると、自分のスキルにマッチした案件を絞り込める |
気になる企業を「お気に入り」登録して募集開始を待つ | ・気になる募集が終了していても、再開時に通知が来ることも ・チャンスを逃さず応募可能 |
スキルタグ・職種カテゴリから関連案件を掘り下げて探す | ・求人サイトによってはカテゴリ検索が可能 ・関連分野に視野を広げると希望に近い案件が見つかることも |
求人サイトのメリットは、自分のスキルやライフスタイルにあった条件を見つけやすいことです。
また、どんな条件が選ばれやすいか、どんなスキルが求められているのかといった傾向が
応募を続けるうちに見えてくるので、案件選びの精度もどんどん上がります。
積極的に求人サイトを活用して行動すると、案件の幅とチャンスを着実に広げていけますよ!
インスタでオンライン秘書の活動を発信する
オンライン秘書に対して「何を頼めるのか分からない」と悩んでいる人が、クライアントには多くいます。
そこで、インスタを使用して「オンライン秘書ってこんな業務もお願いできるんだ!」と思ってもらえるような投稿をすると、依頼に直結することも。
実際に担当した業務の流れや工夫を見せることで、そんな悩みを解消できます。
どんな業務を任せたいか、どんなサポートがあれば助かるかを想像してもらいやすくなるんです。
次のような発信をすると、依頼できる業務のイメージがつかみやすくなるでしょう。
- 講座の申し込みフォーム作成〜入金確認まで代行した内容の事例
- 打ち合わせの議事録をNotionにまとめた流れと作業画面
- インスタ投稿の構成〜画像作成まで代行した一連の業務のビフォーアフター紹介
インスタの発信は、ただの報告ではなく、できることの提案です。
専門的な言葉を使う必要はありません。
オンライン秘書が「どんな仕事ができるのか」を知ってもらうことが第一歩。
できることを提案、発信すれば、クライアント側にオンライン秘書を活用していくイメージが広がりますよね。
だからこそ、インスタの発信をきっかけにすると、依頼へとつながりやすいんですよ。
複数のSNSでオンライン秘書の活動を発信する
オンライン秘書としての活動をより多くの人に知ってもらいたいなら、SNSでの発信を横展開するのがおすすめ。
1つの投稿を工夫して他のSNSにも展開することで、少ない労力で発信の幅をぐぐっと広げられて、流入経路を増やせるんです。
横展開が必要な理由は、各SNSのユーザー層や閲覧スタイルが異なっているから。
インスタだけに発信を限定してしまうと、せっかくの情報が広がらないことも……。
X(Twitter)やTikTok、YouTubeショートといった他のSNSにもインスタの投稿を活かして投稿することで、新しい層と接点を持てるようになりますよ。
たとえば、こんなふうに展開してみましょう。
再投稿の方法 | 再投稿の内容例 |
インスタ投稿をX(Twitter)向けに要点だけ抜き出して再投稿 | インスタの画像付き発信内容を、要点を短文にまとめてXに投稿 |
インスタのリール動画をTikTokやYouTubeショートにそのまま再投稿 | 作業や操作を紹介したリールと同じ動画をTikTokやYouTubeショートに投稿 |
インスタのカルーセル投稿の内容をnoteに詳しく書いて記事化 | インスタのカルーセル投稿をベースにして、投稿の内容やそのメリットをより詳しく解説した記事をnoteに投稿 |
もしも文字でじっくり伝えたい内容があるなら、noteを活用するのもおすすめですよ。
noteに少し長めの事例紹介や仕事に対する考え方などをまとめておけば、信頼感や専門性もアピールできます。
「1つ作って複数に横展開する」仕組みは、工数を抑えながらでもあなたの活動をより多くの人に届けられるんです。
あなたの活動を知った「誰か」は、未来のクライアントかもしれませんね!
継続案件2件以上かつ毎月新規1件獲得できるならフリーランス
副業からフリーランスへの転向の目安は、継続案件2件以上+毎月新規案件1件の獲得です。
経験を積んでいく中で独立したいと考える場面もあるかもしれません。
この際に意識したいのが、案件の安定性と収入のバランス。
フリーランスとして独立するには、生活を大きく崩さない前提が必要です。
継続案件が2件以上あれば、ベースの収入が確保できます。
毎月新規の案件を獲得できる状況であれば、フリーランスとして独立した際に、収入の上積みやリスク分散効果が期待できます。
次のように、継続案件と新規案件のバランスが取れていれば、フリーランスとして一歩踏み出す準備は整っているといえるでしょう。
月10万円の継続案件×2件(安定収入)+新規案件(急な契約終了への備え)
→収入が安定しやすく、生活にも余裕が生まれやすい
焦って独立するのではなく、目安を持って確実にステップアップすることが、長く安定して働くためのコツですよ。
まずは継続案件2件+毎月の新規案件1件の確保を1つのゴールに設定しましょう。
継続案件と新規案件のバランスが取れていることが、フリーランスとして独立するために欠かせない条件です。
フリーランスのオンライン秘書が仕事を安定させる方法
フリーランスとして安定して活動することに対する不安感をやわらげるには、仕事の依頼につながる「受注先の柱」をいくつか持っておくことが大切です。
ひとつの依頼先だけに頼っていると、万が一そこからの依頼が途切れてしまった場合に、収入が大きく減ることになってしまいます。
ですが、複数の受注ルートがあれば、どれかが一時的に減ったとしても他で補え、結果として安定しやすいんです。
安定させるには、「ひとつの場所でたくさん受ける」よりも「複数の場所で少しずつ受ける」スタイルが効果的。
さまざまなチャネルを持っておくだけで、チャンスがぐっと広がりますよ。
次のように、複数の「仕事の入り口」を持っておくといいでしょう。
- SNSからの問い合わせ
- 知り合いからの仕事紹介
- 求人サイトの応募
- 継続の打診
まずは1件ずつ開拓していこう、と、気軽に始めてOK!
継続案件と新しい案件をバランスよく組み合わせることで、フリーランスとして無理なく、長く安定した働き方ができるようになります。
収入の不安を手放して、安心して自分らしい働き方を育てていくためにも、仕事の柱を意識的に少しずつ増やすことを意識してみましょう!
フリーランスのオンライン秘書が新規依頼を増やす方法
新規の依頼を増やすには、ちょっとした工夫や準備がとても大切です。
ここでは、依頼につながるチャンスをぐっと広げるための3つのポイントをご紹介します。
- ポートフォリオを更新して公開する
- スキルを身に付けて業務範囲を広げる
- 各SNSアカウントの依頼導線を整える
この中から、まずはできることからはじめてくださいね。
ポートフォリオを更新して公開する
新しい仕事の依頼を増やすためには、常にポートフォリオを最新の状態に保つことが大切です。
オンライン秘書の仕事では「この人にどんなことを頼めるのか?」が具体的にイメージできるかどうかが、依頼されるかどうかの分岐点。
最近対応した業務があるなら、その内容をポートフォリオに反映しましょう。
更新実績 | 内容 |
SNS運用代行の実績 | インスタなどで実際に投稿したコンテンツの企画・構成・作成画像の例をまとめる フォロワー数の変化やエンゲージメント率などを添えると効果的 |
資料作成サポートの実績 | プレゼン資料や営業用PDFなどをクライアントの要望に応じて作成した例を紹介 ビフォーアフター形式や使用ツールを添えると良い |
スケジュール・タスク管理の工夫 | NotionやGoogleカレンダーを使って業務の見える化や効率化をおこなった実例を紹介 タスク整理のテンプレートや運用ルールの掲載で再現性が伝わる |
こうした小さな更新の積み重ねが、「この人に依頼しようかな」と思ってもらえるきっかけにつながります。
また、ポートフォリオは単なる実績一覧ではありません。
自分のスキルや仕事への姿勢を伝える営業ツールとしての役割も果たすんです。
見せ方ひとつで印象が大きく変わるので、デザインや構成を工夫して、見る人にとってわかりやすく伝わりやすい形に整えておきましょう。
誰かに見られることを前提にして、定期的な見直しとアップデートをすることが、新規依頼につながりますよ。
いつでも「今の強み」をプレゼンできるように、月に1度はポートフォリオの見直し・更新をしておきましょうね!
スキルを身に付けて業務範囲を広げる
オンライン秘書として活動するチャンスを大きく広げるには、対応できる業務の幅を増やすことが大切です。
新しいスキルを身につけることで、「この業務も頼めそう」と思ってもらえる可能性が広がるので、
依頼が増えるだけでなく、継続契約や紹介にもつながりやすくなります。
クライアントが求めているのは、複数業務を安心して任せられる人。
スキルの広さはそのまま信頼の厚みにもなっていきます。
たとえば、このような事例があります。
スキルの変化 | 使用ツール | できるようになった業務の内容 |
メール対応のみだった人がCanvaやGoogleスプレッドシート、スケジューリングツールの操作スキルを身につける | ・Canva ・スケジューリングツール | SNS投稿の作成と投稿の予約管理 |
Googleスプレッドシート | 売上管理やアンケート集計などの事務作業 | |
・Canva ・Googleスプレッドシート | キャンペーンや講座運営のサポート業務 |
ポイントは、今の自分に少しプラスする感覚で、身近な業務に関連するスキルから学んでいくこと。
すべてを一度に習得する必要はないんです。
コツコツ積み重ねていく姿勢が、長く選ばれるオンライン秘書への近道。
自分の得意な分野や興味にあわせてスキルを広げていけば、無理なく依頼の幅も広がります。
結果として、自然と新規のお問い合せや単価アップにもつながっていきますよ。
各SNSアカウントの依頼導線を整える
SNSでオンライン秘書として活動するなら、ぜひ「依頼の導線」を整えておきましょう。
どんなに魅力的な実績やスキルを紹介していても、どうやって依頼したらいいのかわからないのでは、せっかくのチャンスが消えてしまいます。
SNSでは発信がメインになりがちですが、問い合わせや相談へ自然につながる「入口」を用意しておくことで、依頼の確率はぐっと高まります。
興味を持った人が迷わずアクションできるように導線設計まで意識するのがポイントです。
インスタのハイライトには、このようなものを準備するといいですよ!
- 依頼方法
- サービスメニュー
- 無料相談の案内 など
見た人が「この人に頼みたいな」と思った瞬間にスムーズに問い合わせできるように、プロフィールやハイライトにも気を配りましょう。
SNSをただの発信ツールではなく仕事につなげるための営業ツールとして活用していく意識が大切です。
依頼の導線がしっかり整っていると、発信内容は「見られる」から「依頼される」へと変わるきっかけになります。
実際の仕事につながる確率を大きく高められるんです。
フリーランスの現役オンライン秘書の体験談
フリーランスのオンライン秘書として活躍する人はたくさんいます。
未経験でも特別な資格がなくても、始めやすいのがこの仕事です。
ここでは、ワンオペ育児と時短勤務で疲弊し、家庭崩壊寸前だったみささんの体験談を紹介します。
新卒で飲食業界に就職し、18時間勤務や睡眠3時間という過酷な働き方で心身ともに限界だったみささん。
その後事務職に転職しましたが、夫は多忙で家事育児はワンオペ状態。
時短勤務でも常に時間に追われてイライラし、夫婦関係も悪化していきました。
転職も副業もうまくいかず、多額を投じた講座も期待外れ。
そんなみささんの転機は「オンライン秘書」との出会いでした。
現在はインフルエンサーのコミュニティ運営やカスタマー対応、LINE配信や企画運営など幅広い業務を担当。
クライアントの期待に応えるためにスキルを磨き、リモートでのコミュニケーションやプロジェクト管理能力も向上させました。
その結果、家族との穏やかな時間を取り戻し、収入は会社員時代の約2倍に。
今もなお、さまざまなスキルや知識を学び続けているそうです。
みささんのエピソードは、スキルも経験もゼロからフリーランスとして活躍できることを証明してくれていますね。
関連記事:「未経験からオンライン秘書やってみた5人の体験談」
まとめ
この記事では、フリーランスのオンライン秘書として働くための具体的な方法についてご紹介しました。
- 仕事内容を知る
- 必要なスキルを身につける
- ポートフォリオを作成する
- 提案とセットで仕事を獲得する
- 既存の案件にあわせて専門スキルを高める
- 既存案件の業務範囲を広げる提案をする
- 求人サイトを使って新規案件を増やす
- インスタでオンライン秘書の活動を発信する
- 複数のSNSでオンライン秘書の活動を発信する
- 継続案件2件以上かつ毎月新規1件獲得できるならフリーランス
仕事を安定させるには、複数の依頼先を持ち、発信やスキルアップを継続していくことが大切です。
ポートフォリオの更新やSNSでの活動紹介を通じて自分の業務内容やスキルを「見える化」し、信頼につなげましょう。
現在の業務に必要なスキルを深め、業務範囲を広げていくことが単価アップのカギ。
求人サイトの活用やSNSの横展開も、新しい依頼との出会いにつながります。
「継続2件+新規1件」の状態が、独立の目安です。
オンライン秘書として自信を持って働きたい方は、ぜひこの記事を行動の参考にしてくださいね!
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