旅行しながら稼ぐ2つの方法と10種類の仕事【事例付き】

旅行しながら稼ぐ2つの方法と10種類の仕事【事例付き】

「旅しながら稼ぐ方法がわからない」
「旅と仕事って両立できるの?」

「旅暮らし」にあこがれてはいるものの、実際にやってみようとすると稼ぐ方法がわからなかったり、旅と仕事のバランスが難しそうだったり、そもそも収入が不安定なのでは……?など不安がつきもの。

自分には実現できない!と思う方も多いのではないでしょうか。

旅しながら稼ぐための方法は

  • フルリモートで働く
  • 旅先で仕事を見つける

の2つ。

この記事では上記の方法をそれぞれ解説します。

さらに、仕事探しにおすすめの求人サイトや、実際に旅をしながら働いている人の事例もご紹介。
自分に合った方法がきっと見つかりますよ。場所にとらわれず旅をしながら働いてみたい方は必見の内容です。

いつでも見返せるように、まずはブックマークしておいてくださいね!

Contents
小森優(こもりん)のプロフィール

旅しながら稼ぐ2つの方法

旅をしながら稼ぐには、大きく分けて2つの方法があります。

旅しながら稼ぐ2つの方法

以下ではそれぞれの方法の特徴、メリットとデメリットについて解説します。

方法1:フルリモートの仕事に就く

フルリモートとは、会社に出社することなく自宅やカフェ、図書館、コワーキングスペースなどの自由な場所で仕事をする働き方のこと。

通勤時間がない分、空いた時間は趣味や自己研鑽、休息などにあてられるためワークライフバランスをとりやすいのが魅力です。

パソコンとインターネット環境があれば、場所を問わず働けるので旅をしながらでも稼ぐことができます。

フルリーモートの仕事には、IT関連やマーケティング、デザイン、ライティングなどさまざまな職種があり、主にオンラインでコミュニケーションをとりながら作業を進めていきます。

自由度が高い反面スケジュールや時間管理は完全に自己責任。作業に遅れが出ないように自己管理が大切になります。

また、インターネット環境がないと仕事ができないのもデメリット。あらかじめ旅先での通信環境を調べておいたり、ポケットWi-Fiなどを用意しておきましょう。

方法2:旅先で仕事を見つける

旅先でアルバイトや短期契約の仕事に就くのもひとつの方法です。
観光地やリゾート地では、シーズンごとの仕事が豊富。

また、近年では地方の地域活性化を目的に、農業や漁業などを手伝う求人も増えています。

旅先で仕事を見つけることの最大のメリットは、現地で暮らす人々と関わりながら働くことで新しい経験が積めること。
仕事をしながら土地ごとの魅力を感じられるのは、この働き方ならではです。

その反面、短期契約で一時的な仕事が多いため、収入が不安定になりがちなのがデメリット。

次の仕事がすぐに見つからないこともあったり、慣れない環境や仕事ごとに異なる労働条件への対応などで体力的・精神的な負担が大きくなってしまうこともあります。

旅しながらフルリモートで稼げる職種7選

旅をしながらフルリモートで働ける職種にはさまざまなものがありますが、以下では7つの職種をご紹介します。

旅しながらフルリモートで稼げる職種7選

ひとつずつ解説するので、気になる職種をチェックしてみてくださいね。

SNS運用代行

InstagramやX(Twitter)などのSNSを、クライアントに代わって運用するSNS運用の仕事。
ほとんどの作業をオンライン上でおこなえるため、フルリモートに最適です。

成果物はデータでクライアントに送ったり、直接SNSへ投稿する形で納品します。
勤務時間は自分のペースで自由に設定できますが、クライアントによっては定期的にミーティングが入ることも。

また、投稿のデータをとる時間を決めておく必要があるので、リアルタイムで対応できるようにしておく必要があります。

業務内容企業や個人に代わってSNSアカウントを運用する
・投稿作成
・コメント、アクション対応
・インサイト分析 など
必要なスキル・SNS運用スキル
・デザイン
・ライティング
・データ分析力
収入目安1案件あたり5〜20万円
(案件の規模による)
旅先での注意点・インターネット環境を整えておく
・場合によってはミーティングなどの時間を確保する必要がある

Webデザイナー

Webデザイナーの仕事は広告バナーやWebサイト、アプリ、LP(ランディングページ)のデザイン作成など、Webデザイン全般にわたります。

クリエイティブな作業のため、ものづくりが好きな方には特に向いているでしょう。

納品はファイルやサーバーを使用しておこなうため、全てオンライン上で完結できる流れです。
勤務時間は比較的自由で、旅の隙間時間を使用したり、1日部屋にこもったりと好きなスタイルで働けます。

業務内容・バナー、チラシのデザイン作成
・WebサイトやLPのデザイン作成
・UI・UXの設計など
必要なスキル​​・デザインソフトの操作スキル
(Canva、Photoshop、Illustrator、Figmaなど)
・コーディング知識(HTML、CSSなど)
・UI・UXへの理解
収入目安1プロジェクトあたり5〜50万円
年収平均約509万円※
旅先での注意点・インターネット環境を整えておく
・案件によっては大容量のデータを扱う場合があるので、PCのスペックに注意
※参考:職業情報提供サイトjob tag

Webライター

普段目にするニュース記事やブログ記事、商品のコピーライティングなどWeb上のコンテンツの執筆全般をおこなうのがWebライターの仕事です。

難しいパソコンの知識は必要ないため比較的取り組みやすく、文章を書くのが好きな方には向いてます。

クライアントへの納品はWordやGoogleドキュメントのファイルで提出、またはWordPressへ直接入稿などの方法でおこないます。
すべての作業がオンライン上でできる仕事です。

旅をしながらWebライターの仕事をするのであれば、旅の記録を発信するブログなどのコンテンツをつくるのもおすすめ。

カメラの撮影・編集もできれば独自性の高いコンテンツになりますよ。

業務内容Web上のテキスト記事全般の執筆
・ブログ記事
・商品レビュー
・Webサイト、LPのコンテンツ作成
・コピーライティング など
必要なスキル・ライティングスキル
・リサーチスキル
・SEOの知識
・画像作成(カメラ、デザインソフトの操作)
収入目安1文字あたり1円〜
月収3〜30万円
旅先での注意点・インターネット環境を整えておく
・長文記事の場合、まとまった時間が必要

Webマーケター

広告管理やサイトデザイン、データの分析などWeb全体のマーケティング(売れる仕組みをつくること)を担うのがWebマーケターの仕事です。

チーム全体の把握、指示出しが必要になる場面が多いので、ライティングやデザインについての理解も必要になります。

レポートや戦略についての資料はクラウドストレージで管理・納品することが多く、広告運用はオンライン上のプラットフォームを使用するためすべての作業をオンラインでおこなえます。

勤務時間は柔軟に設定できるものの、オンライン会議やリアルタイムでの対応が必要になる場面も。
スケジュールを管理しながら、隙間時間を上手く使って旅を楽しみたいですね。

業務内容・マーケティング戦略の策定
・Web広告の管理、運用
・SEO対策
・アクセス解析を基にしたサイトデザインと機能改善 など
必要なスキル・データ分析力(Googleアナリティクス、AdWordsなどのツール操作)
・デジタルマーケティングの知識
・ライティング、デザインの基本スキル
収入目安1案件あたり5〜30万円(プロジェクト・成果報酬)
年収平均約645万円※
旅先での注意点旅先が外国の場合、リアルタイムの対応での時差に注意
※参考:職業情報提供サイトjob tag

動画編集者

YouTubeやTikTok、広告動画など動画の編集全般をおこなう仕事です。
映像や音声を組み合わせてつくっていくため、特にクリエイティブな作業が好きな方には向いているといえます。

プロジェクト単位での仕事が多いのが特徴で、納品は基本的にクラウドストレージを使用します。

プロジェクトごとに納期が設定されていますが、勤務時間は自由。旅のスケジュールに合わせて仕事ができるのが嬉しいところです。
スペックの高いパソコンが必要になるため、荷物が重くなりがちなことは理解しておきましょう。

業務内容・撮影された動画の編集
・エフェクトの追加
・サウンド編集
・字幕の追加 など
必要なスキル・動画編集ソフトの操作(Adobe Premiere Pro、Final Cut Proなど)
・画像編集ソフトの操作(Photoshop、Adobe After Effectsなど)
・基本的なデザイン、アニメーションスキル
・音声編集スキル
収入目安1本あたり5,000〜3万円
年収平均約551万円※
旅先での注意点・大容量のデータを扱うため、高速のインターネット環境が必要
・高スペックのPCを持ち運ぶ必要がある
※参考:職業情報提供サイトjob tag

イラストレーター

本や雑誌などの紙媒体からWebサイト、ゲームキャラクターなどのデジタル媒体までイラスト作業全般をおこなうのがイラストレーターの仕事です。

ほかにもキャラクターデザインやSNSで使用するアイコンの作成など、仕事の幅は多岐にわたります。

フリーランスのイラストレーターの場合はプロジェクトごとの作業が多いです。納品はデジタルの場合はファイル形式が主流。
納期はあるものの、スケジュールは自分の予定に合わせて柔軟に設定できるので、旅しながらの働き方には合っているでしょう。

タブレットやスタイラスペンで作業ができるため、身軽に移動できるのが特徴。ただし、ツールが小さいので管理には注意が必要です。

業務内容・書籍や広告、Webサイトのイラスト制作
・企業等のキャラクターデザイン
・アイコン制作 など
必要なスキル・絵画スキル(デジタル、アナログ)
・デザインソフトの操作スキル(Photoshop、Illustratorなど)
・発想力、想像力
収入目安1案件あたり3,000〜3万円
年収平均約521万円※
旅先での注意点タブレットやペンなど、細かい道具の紛失に注意
参考:職業情報提供サイトjpb tag

ITエンジニア

ITエンジニアは、アプリケーションやシステムの設計・プログラミング、サーバーやネットワークの管理・保守、Webアプリケーションの開発を担当します。

技術的に問題が起こったときにはトラブル対応をおこない、システムの安定した稼働をサポート。企業や個人のITインフラの整備と最適化には欠かせない存在です。

コードやプログラムはバージョン管理システム(GitHubなど)で共有することが多いです。
プロジェクト単位での仕事の割合が高く、それぞれに納期はありますが勤務時間は自由。
旅のスケジュールも柔軟に組めそうです。

スペックの高いパソコンを持ち歩く必要があるので、荷物の重量は重めになります。

業務内容・ソフトウェア開発
・システム運用
・Webアプリケーション開発
・ITサポート など
必要なスキル・プログラミング言語の知識
・システム設計能力
・論理的思考力
収入目安年収平均約558万円※
旅先での注意点・ネットワークセキュリティに注意
・高スペックのPCを持ち運ぶ必要がある
※参考:職業情報提供サイトjob tag

旅しながら現地で稼げる仕事3選

旅をする中で、現地で働いて収入を得ることもできます。

旅先の地元の方々といっしょに働くとその土地の良さがわかり、より一層旅を楽しめそうですね。

旅しながら現地で稼げる仕事3選

以下でひとつずつ解説します。

旅館・ホテルのサポート業務

現地の旅館・ホテルでのサポート業務をおこないながら旅をする方法です。
勤務時間はシフト制の場合がほとんどで、基本的には日中の業務が多いものの、朝早くから夜遅くまでの時間帯があります。

業務内容は配膳や清掃が多く、その他にはゲスト対応や施設によってはフロントでの対応を求められることも。
配膳や荷物の運搬などで力仕事が多い場合があり、体力は必要不可欠です。

現地のスタッフや、自分と同じように旅人として訪れたゲストの方と直接交流できるのが魅力の仕事。

コミュニケーションに自信のある方には特におすすめです。

業務内容​​・清掃
・食事の配膳
・お客様対応
・施設によってはフロント対応などのさまざまなサポート業務
必要なスキル・コミュニケーションスキル
・柔軟性、適応力
・基本的な英語スキル(あるとサポートの幅が広がる)
収入目安時給1,000〜1,500円
(地域や施設による)
旅先での注意点・荷物の運搬など、力仕事が要求されることがある
・繁忙期には残業があることも

農業や漁業のサポート業務

農業や漁業のサポート業務は、野菜や果物の収穫、植え付け、魚の選別や加工などをおこないます。
力仕事がメインになることが多く、体力と持久力は不可欠。基本的な農業や漁業の知識があれば役に立ちますが、未経験でも学びながら働けます。

季節や天候に左右されることが多く、収穫期や漁期に合わせて集中的に働くことが一般的。そのため募集も繁忙期に集中しています。

収穫や漁に出るため早朝からの作業が多く、体力勝負の仕事であることは理解しておきたいポイント。

また、作業や宿泊する場所の交通の便がよくないことがあるため、必要なものの買い出しが難しいケースがあります。
車を借りて移動することがあるので、運転免許を持っていると安心です。

自然と触れ合いながら働くことができるため、健康的な生活を送りたい人に向いています。

業務内容・収穫
・選別
・植え付け
・加工
・出荷サポート など
必要なスキル・体力と持久力
・チームワークスキル
収入目安時給900〜1,200円
(作業内容や地域による)
旅先での注意点・天候の影響や力仕事が続くなど、労働環境が厳しいことがある
・交通の便がよくない場所では車を借りての移動になるため、運転免許が必要な場合がある

新規観光ツアーの体験モニター

新規観光ツアーの体験モニターは、新しく企画された観光ツアーに参加し、体験レポートを提出する仕事です。
ツアーを通して体験したことを記事にまとめたり、Instagramへ投稿します。

そのため、ライティングスキルや写真・動画撮影スキル、観察力が必要です。

報酬は金額で支払われることが多いですが、ツアーによっては参加費や体験費が報酬となり、宿泊や飲食費は自分で支払うケースもあります。

基本的には誰でも応募・参加できますが、レポートをInstagramで投稿する案件にはフォロワーが◯人以上と指定がある場合も。
「ツアーに参加したい」と思う人が増える記事を書くには、現地の文化や習慣を理解することが大切です。

観光地で実際のアクティビティを体験しながら収入を得ることができるのは魅力的ですね。

業務内容・新しく企画された観光ツアーに参加し、体験レポートを提出する
・ツアーの内容やサービスについてフィードバックをする
必要なスキル・ライティングスキル
・観察力、評価スキル
・写真、動画撮影スキル
収入目安3,000〜40,000円
(別途交通費、取材経費が支払われることも)
旅先での注意点・ツアーのスケジュールに合わせて動く
・体験談を書くことを考え、現地の文化や習慣をより深く理解する意識が必要

フルリモートの仕事が見つかる求人サイト

自分の旅のスタイルにはフルリモートが合っているかもと思っても

「リモートの仕事はどうすれば見つけられるの?」

と疑問に思った方も多いはず。

以下では、フルリモートの仕事を紹介している求人サイトを3つご紹介します。

フルリモートの仕事を紹介している求人サイト3つ

さっそくみていきましょう。

Green

​​GreenはIT・Web業界に特化した求人サイトです。
求人掲載数は約30,000件以上(2024年7月現在)と、IT業界最大級。リモートワークの求人も豊富にそろっています。

Greenの特徴は「企業と直接連絡がとれる」ことと「応募前にカジュアルな面談ができる」こと。
プロフィールを充実させると、企業側からスカウトがくることもあります。

また、掲載記事はプロのライターやカメラマンと作成してるため、企業の情報や雰囲気がわかりやすいのも魅力です。
応募前に不安な点を解消しやすいのは安心できるポイントなのではないでしょうか。

一方で、IT業界経験者向けの求人が多く、これからITやWeb系の仕事をしたい方にはハードルが高いと感じる部分もあるようです。

また、エージェントのサポートが受けられないため、求職活動は自分で進めていく必要があります。

雰囲気を重視して企業を選びたい方や、企業と直接やりとりをすることに抵抗のない方、IT業界経験者におすすめのサイトです。

サイトの特徴・IT・Web業界に特化したサイト
・写真が多数掲載されていて、企業の雰囲気がわかりやすい
・企業と直接連絡がとれる
・応募する前に企業とカジュアルな面談ができる
求人掲載数約30,000件(2024年7月現在)
求人情報の質・リモートワークの求人が豊富
・若手求職者向けの求人が多め
・スキルや経験重視
・高収入の求人が多い
求人検索機能・職種別
・勤務地別
・業界別
・求人条件別
エージェントのサポートなし

Reworks

Reworksは、フルリモート×正社員に特化した求人サイトです。

正社員だけでなく契約社員や業務委託と職種別での求人検索や、細かく分かれたこだわり条件からも検索できるから、希望する仕事を見つけやすいのが特徴。
メールアドレスだけで登録できるので、仕事探しへのハードルが低く使いやすいのがうれしいですね。

キャリアコンサルタントと面談ができたり、オンライン講座やキャリアカレッジなど内定へのサポートもばっちり。
リモートワークが初めての方でも安心して仕事を探せますよ。

他のサイトと比べると求人数が少ないのがデメリットですが、厳選した質の高い求人が揃っています。

ただし、フルリモート特化とはいえ案件によっては月1などで出社が求められていることも。応募前によく確認してくださいね。

使いやすさと安心サポートで、リモートワーク未経験の方や主婦などのブランクのある方をはじめ、副業やフリーランスの方にもおすすめのサイトです。

サイトの特徴・フルリモート正社員に特化したサイト
・こだわり条件検索で理想の仕事に出会いやすい
・キャリアコンサルタントの無料面談が受けられる
・メールでもおすすめの案件情報を受け取れる
求人掲載数約300件(2024年7月現在)
求人情報の質・リモートワークの求人が豊富
・未経験者、女性歓迎の求人が豊富
求人検索機能・職種別
・雇用形態別
・地域別
・こだわり条件(38種類)
エージェントのサポートエージェントではないが、キャリアコンサルタントへの相談が可能

Indeed

Indeedは​​​​全業界・全職種の求人を扱う最大規模の求人検索エンジンです。
求人掲載数は非常に多く、リモートワークの求人も豊富にそろっています。

あまりにも多すぎる求人だから仕事が見つけられるか不安……という方向けに、検索機能が充実しているのがポイント。
細かい検索条件で、効率よく仕事を探せますよ。

一方で、求人によって質にばらつきがあるのがデメリット。
エージェントのサポートもないため、見極めが難しいのも悩んでしまうところです。

口コミから企業ごとの評価を確認できるので、しっかり読んで判断したいですね。
幅広い求人から選びたい方や多くの求人情報にアクセスしたい方におすすめです。

サイトの特徴・全業界・全職種の求人を扱う最大規模の求人検索エンジン
・求人数はトップクラス
求人掲載数「在宅勤務」で約115万件(2024年7月現在)
求人情報の質・アルバイトから正社員まで幅広い求人情報
・求人によって質のばらつきが大きい
求人検索機能・勤務地別
・職種別
・想定年収
・雇用形態 など
エージェントのサポートなし

旅しながら現地で働きたい人向けの求人サイト

次は、旅先で働きたい方におすすめの求人サイトをご紹介します。
現地の暮らしや文化に直接触れられるのが現地で働くことの良いところです。

宿泊施設や食事は現地で用意されていることが多いのも、利用しやすいポイントではないでしょうか。

旅しながら現地で働きたい人向けの求人サイト

気になるサイトはぜひチェックしてみてくださいね。

ふるさとワーホリ

都市部に住む人にさまざまな地域との関わりを深めてもらうことを目的としているのが「ふるさとワーキングホリデー」です。
半月〜1か月ほどの短期で、旅先に滞在しながら働くことでその土地の暮らしを体験できることが魅力。

国や自治体が主体でおこなっているのも安心して働けるポイントです。

ポータルサイトには地域の紹介が満載。求人欄にも仕事内容が詳細に書かれているのでどこで働こうかワクワクしてしまいそう。
気になる仕事があったら、まずは面談に申し込んでみてくださいね。

サイトの特徴総務省、自治体が主体でおこなっている
求人掲載数約170件(2024年7月現在)
求人情報の質​​詳細な仕事内容や現地での暮らしについて記載があり、信頼性が高い
求人検索機能・エリア別
・実施時期
・滞在期間
・職種別
・シフト
エージェントのサポート案件によってコーディネーターのサポートがあることも

おてつたび

旅をしながら地域のお手伝いができることで人気の高い「おてつたび」。
「たくさんの人が日本各地に気軽に出かけて、地域に入り込み、日本の豊かな魅力を知るきっかけを作りたい」との思いからうまれたサービスです。

宿泊業や農業をはじめ、季節に応じてさまざまな仕事が提供されています。

案件ごとに宿泊施設や食事提供の有無まで詳しく記載されており、実際に仕事をした人の感想や評価も見ることができるのもポイント。
働く環境を想像しやすいのがうれしいですね。

気になるおてつたび先をフォローすると、新しい募集にいち早く気づけます。

サイトの特徴「旅をしながらおてつだい」がコンセプト
農業や宿泊、飲食施設での求人が多数
求人掲載数約70件(2024年7月現在)
求人情報の質仕事内容のほかに、宿泊施設や食事の提供についても詳細に記載
実際に働いた人の口コミを見ることができる
求人検索機能・期間検索
・カレンダー検索
・地域別
・条件検索
エージェントのサポートなし

SAGOJO

SAGOJO」は、旅をしながら地域貢献やさまざまプロジェクトに参加できる求人サイトです。
観光地でのサポート業務や地域活性化プロジェクト、クリエイティブ関連の仕事など、多様な職種を取り扱っています。

他の求人サイトに比べて掲載されている求人は少ないものの、記事執筆やインフルエンサー向けの案件、ツアーやアクティビティのモニターなどユニークで地域に根ざした仕事が多いのが特徴です。

過去の求人が閲覧可能なので、まずはどのような仕事があったのか見てみるのがおすすめ。
気になる仕事があったら、似たような案件が掲載されるのをこまめにチェックして待ちましょう。

サイトの特徴観光地でのサポート業務、地域活性化プロジェクト、クリエイティブ関連の仕事が多い
求人掲載数7件(2024年7月現在)
記事執筆やインスタ投稿、モニターなど他のサイトと比べてユニークな仕事が多い
求人情報の質プロジェクトの背景や目的、具体的な仕事内容が詳しく記載されている
求人検索機能・エリア別
・職種別
・シゴトタグ
エージェントのサポートなし

旅しながらフルリモートで働いている人の事例

旅をしながら収入を得るためのいろいろな方法をご紹介しましたが、「自分にはどれが合っているのかわからない!」と迷っている方も多いはず。

そんな場合は、まずはフルリモートでの働き方を試してみるのがおすすめです。

フルリモートで働く方法から始めるべき理由

以下では、実際に旅をしながらフルリモートで働いている人を3名ご紹介します。

こもりん:貯金0からSNS運用代行を始めて旅暮らしを実現

【女性・30代・元保育士】

順調に保育士として働いていたある日、父親が倒れて入院することに。家への仕送りや奨学金の返済などで支払いがかさみ、貯金0の状態になるも「働き方を変えたい」と独立を決意。

保育士を退職しWebやSNSのスキルを学び、3か月でフリーランスへ。

カフェ運営やベビーシッター事業と掛け持ちしながら企業や経営者のSNSを手伝うなどの大量行動を重ねたのち、365日旅暮らしを実現。その後、女性のためのリモートワーク実践スクール「リモラボ」を設立。女性の働き方の選択肢を広げるべく活動を重ねている。

元々は保育士、貯金もスキルも0からのスタートでしたが、WebスキルやSNSについて学ぶうちに、場所にとらわれない働き方ができるSNSマーケティングに可能性を感じたそうです。

収入が増えてきたタイミングで月に1回、1〜3泊で……と少しずつ旅に出るように。
そして仕事が軌道に乗ってきたところで、理想だった365日旅暮らしをしながらリモートワークで働くことを実現させました。

さらには「社会に価値提供できればどこにいても働ける」ことを証明するために、長期の海外旅行も実現!
ハワイやヨーロッパなど、さまざまな旅先でパソコン1台で仕事をしながら旅暮らしを楽しんでいます。

現在は理想の住まいを思い描きながら定住しているとのこと。
旅行は月に1回ほどのペースで行っているそうですよ。

ほのかさん:Webデザイナーをしながら月1旅行を満喫

【女性・20代・元ニート】

正社員として働いていたものの、変わらない給料と忙しくなるばかりの日常で将来への不安を覚え始める。退職してデザインスクールに通うもスキルはほとんど身に付かず、2ヶ月間新しい仕事がないニート状態に。

そんな中「リモラボ」代表こもりんのInstagramに影響を受け、SNSやマーケティングを本気で学ぶことを決意。

ディレクションやマネジメントスキルも身につけ、24歳で月収7桁を達成。現在はデザイン業を中心に企業のマーケティング支援や秘書業をしながら、月1で旅行を楽しんでいる。

会社員時代は終電まで残業があることもしばしば、昼から夜まで息つく暇なく働いて、家には寝に帰るだけという暮らしを送っていました。

「将来子どもができた後もこの生活を送っていたらダメな母親になるのでは……」と危機感が募っていったそうです。

意を決して退職、スキルをつけるためにデザインスクールに通ったものの仕事にならず。
2ヶ月間も仕事のない「ニート生活」を余儀なくされました。

こもりんの影響を受け、デザインの他にもマーケティングやディレクション、マネジメントのスキルも磨いたら収入もアップ。
24歳で月7桁の収入を達成しました。

リモートで働ける環境を活かして月に1回旅行を楽しめるようになり、好きな時間に好きな人とストレスなく働けているといいます。

収入も頑張った分だけ入ってどこにいても仕事ができるから、将来への不安もなくなったそうですよ。

たむたむさん:世界を旅しながらWebライターとして活躍

【女性・40代・元医療職】

医療の仕事はやりがいがあるものの、大好きな旅行を楽しめるような自由な時間がないことにモヤモヤしていた。

そんなとき、自然災害で自宅が全壊し家族が犠牲に。さらに職場の周囲でも災害を経験。命のはかなさを痛感するとともに、仕事を辞めても死にはしないと思うように。

そこで退職し、夢だった旅暮らしをしながらライターとして生活することを決意。

途中、スキルアップと仕事への集中のために札幌へ移住するも、安定した収入を得られるようになったタイミングで改めて旅暮らしを再開。「旅するWebライター」として世界を周りながら活動中。

新卒で憧れの総合病院に就職したものの海外旅行に行く時間が取れず、SNSで旅をしている人の様子を見て気を紛らわせていました。
自由に憧れはあるものの、年齢を理由にあきらめることも。

そんなとき自宅や職場の周囲が相次いで被災。仕事を辞めても死にはしない、生きているうちに好きなことをしたいと思う大きな理由になりました。

そしていよいよ退職を決意。旅暮らしをしながらライター・ブロガーとしての生活をはじめました。
しかし最初のうちは収入の不安定さに悩むことも。
一旦札幌に定住し、仕事とマインドセットに集中したら仕事のチャンスが増え、収入も以前の5倍以上に。

安定収入を得られるようになったので、札幌を拠点に旅暮らしを再スタートしました。
あきらめないこと、立ち止まらないことで「旅するWebライター」の暮らしを実現できたといいます。

まとめ

今回は旅しながら稼ぐための方法をご紹介しました。

旅をしながら働く方法には

  • フルリモートの仕事に就く
  • 旅先で仕事を見つける

の2種類がありました。

フルリモートの職種は、パソコン1台で場所を選ばず身軽に働けるWeb系がおすすめ。

  • SNS運用代行
  • Webデザイナー
  • Webライター
  • Webマーケター
  • 動画編集者
  • イラストレーター
  • ITエンジニア

納期に合わせて働ける職種が多く、旅と仕事の両立に最適です。

旅をしながら現地で働く方法は、その土地の方と交流をもちながら生活や文化に触れられます。

  • 旅館・ホテルのサポート業務
  • 農業や漁業のサポート業務
  • 新規観光ツアーの体験モニター

新しい発見がほしい方、知見を広げたい方におすすめの働き方です。
どちらがよいか迷ったら、フルリモートの働き方がおすすめ。

旅の隙間時間に仕事ができるほか、スキルがあれば収入アップも期待できます。
旅のグレードアップなどの目標ができれば、モチベーションも上がりそうですね。

旅暮らしを実現したい方は、記事を参考にまずはできそうなことからはじめてみてくださいね!

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