

【成功事例あり】X(Twitter)のリプライのやり方のコツ完全ガイド
「X(Twitter)のリプライのやり方は?」
「リプライとメンションはどう違うの?」
「リプライの効果的な使い方やコツが知りたい」
X(Twitter)のリプライはやり方やコツを知るだけで、ただの返信機能からファンや仲間を増やす最強の反応アップ機能に変わります。
この記事では、X(Twitter)リプライの基本的なやり方と効果的なタイミング、最低限知っておきたいリプライマナーを成功事例と一緒にご紹介。

見る専は今日で卒業!あなたも実用的なリプライ術を身につけて、新しいつながりをつくる一歩を踏み出しましょう。
X(Twitter)のリプライとは
リプライは、SNS上の言葉のキャッチボール。X(Twitter)でのコミュニケーションを活発にさせるものです。

ただしボールの投げ方は、リプライ以外にもDM、メンション、引用ポストとさまざま。
これらの違いを紹介します。
メンション・DMとの違い
X(Twitter)で使われるリプライ、メンション、DMは、すべてほかのユーザーとつながるための機能です。
ただし、それぞれ目的や公開範囲などに違いがあるので以下の表を確認してください。
機能 | 目的・利用シーン | 公開範囲 | 誰に通知されるか |
リプライ | 特定の投稿への返信、反応、交流 | 公開 (誰でも閲覧可能) | 元の投稿者 (リプライ内でメンション(「@ユーザー名」)した場合はメンションされたすべての人に通知される) |
メンション | 特定の相手への返信、交流 | 公開 (誰でも閲覧可能) | メンションされたユーザー (投稿やリプライなどで「@ユーザー名」と書かれた場合に通知) |
DM (ダイレクトメッセージ) | 非公開での個人的な連絡・相談 | 非公開 (送信者と受信者のみ) | DMを送られた相手 (グループDMの場合は、参加者全員に通知) |
公開範囲を限定しているアカウント(鍵アカウント)へのリプライやメンションは、すべてそのアカウントのフォロワー限定になるので注意しましょう。

それぞれの機能は、以下のポイントでの使いわけが大事になりますよ。
- 特定の投稿の中でやり取りしたい=リプライ
- 特定の人に注目してもらいたい=メンション
- 非公開の場で会話がしたい=DM
引用ポストとの違い
X(Twitter)のリプライと引用ポスト(リポスト)は、メッセージを届けたい相手が「投稿主」なのか、それとも「自分のフォロワー」なのかの違いがあります。以下でそれぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
比較項目 | リプライ | 引用ポスト(リポスト) |
目的 | 特定の投稿主との会話・対話 | 元の投稿への意見・感想を加えて拡散 |
主な届け先 | 投稿主と、その会話に関心がある人 | 自分のフォロワー |
表示のされ方 | ・元の投稿の下に表示 ・スレッド形式で会話の流れが見える | ・自分の新しい投稿として掲載される ・自分のコメントの下に元の投稿が埋め込まれる |
旧名称 | ー | 引用リツイート |
X(Twitter)でのこうした機能は正しいやり方を選ぶことで、あなたの意図がユーザーに明確に伝わりやすくなりますよ。

以下のポイントを押さえておきましょう。
- 相手と対話したいとき=リプライ
- 世の中に自分の意見を示したいとき、拡散したいとき=引用ポスト
X(Twitter)でリプライをするやり方
ここでは、リプライの基本的な操作手順から間違えたときの対処法、相手に届かない場合の原因など、初心者がつまずきがちなポイントを詳しく解説します。
- 返信ボタンの位置と操作手順
- リプライを間違えたときの対処法
- リプライが届かない・通知されないとき
- リプライは相手の人数で使い分けよう
もう操作で迷うことはありません!一緒にチェックしましょう!
返信ボタンの位置と操作手順
X(Twitter)のリプライは基本的なやり方さえ覚えれば、簡単にほかのユーザーとの会話を始められます。具体的な手順は、以下の通りとてもシンプルです。
このとき、必ず「返信先:@ユーザー名」が入っているか確認しましょう。

また、誤字脱字や内容の確認なども「ポスト」をタップする前にチェック!
この返信ボタンの位置と簡単な操作手順さえ知っていれば、もうリプライのやり方で迷うことはありません。早速、この方法でX(Twitter)での新しいコミュニケーションを楽しんでくださいね。
また、万が一間違えてリプライしたとしても、あとから削除できます。削除の方法は次を見ていきましょう。
リプライを間違えたときの対処法
X(Twitter)のリプライは一度投稿すると、あとから編集ができません。リプライの内容を間違えてしまった場合、以下の手順で投稿を削除し、再度リプライし直してみてください。
確認画面が表示されるので、再度「削除」を押して完了
有料プラン(Xプレミアム)に加入していても、リプライの編集はできないので注意。
また、相手がすでにリプライを目にしている可能性がある場合は「先ほどの返信は誤りでした」といったひと言を添えて再度リプライするのがおすすめ。こうした細やかな配慮が、円滑なコミュニケーションにつながり、誠実な人柄を伝えることもできますよ。
スマートな対処法を身につけて、失敗を恐れずどんどんX(Twitter)での会話に挑戦しましょう。
リプライが届かない・通知されないとき
X(Twitter)で送ったはずのリプライに反応がないと不安になりますよね。ですがそれは、あなたのやり方に問題があるのではなく、相手側の設定やX(Twitter)の仕組み自体が原因かもしれません。
相手側の設定が原因のケース
- 相手に「ブロック」または「ミュート」されている
- 相手が通知設定を「フォローしているアカウントからのみ」などに制限している
- 人気アカウントの場合、単純に通知が多く、リプライが埋もれている
あなた側の設定が原因のケース
- アカウントが「非公開(鍵アカ)」で、かつ相手があなたをフォローしていない
そのほかのケース
- X(Twitter)のシステムの一時的な不具合(バグ)で通知が表示されない
このように通知が届かないときは、さまざまな要因が複合的に絡み合っている場合があります。まずは、冷静になって投稿や設定などチェックしてみてくださいね。
リプライは相手の人数で使い分けよう
リプライは、返信したい相手がひとりか複数人かによって、最適なやり方が異なります。

通知が届く仕組みを理解して、正しく使い分けることが大切です。
まず、元の投稿主ひとりだけに返信するなら、これまで通り「返信ボタン」を押すだけでOK。
一方、投稿主+複数人にまとめて返信する場合は、以下のように会話に含めたい相手の「@ユーザー名」を手動で入力します。
ただし、無関係な人を宛先に追加すると迷惑になるため、会話の流れを読んで、本当に必要な相手だけを含めるのが大切。こうした無関係な相手を追加してしまうこと(巻き込みリプ)については「X(Twitter)でリプライをする前に知っておきたいマナー」で詳しく解説します。
リプライしたい相手の人数に応じてやり方を変えるのが、X(Twitter)運用で必要なテクニック。周りに配慮した気持ちのいいいコミュニケーションを目指してみてくださいね。
X(Twitter)でリプライをする際のコツ
「勇気を出してリプライしているのに、全然反応がない……」その原因は、やり方ではなく「コツ」を知らないだけかもしれません。

効果的なリプライは、送る相手・内容・タイミングが重要ですよ!
返信がもらいやすく、交流が広がる3つのコツを解説します。
- リプライしている人の投稿を狙う
- 共感や質問でリプライして交流を広げる
- バズりそうな投稿には早めにリプライする
リプライしている人の投稿を狙う
リプライに反応をもらう確率を上げる最初のコツは、やみくもに送るのではなく「返信してくれる可能性が高い相手」を選ぶこと。X(Twitter)には、情報収集がメインの「見る専」のユーザーと、積極的に交流するユーザーがいます。

後者のユーザーは、自分の投稿にリプライが付いていると、それをきっかけに会話を広げたいと考えていることが多いです。
たとえば、投稿にコメントが連なっているのを見つけたら、「この場所は会話を歓迎していますよ」というサイン。まずは会話のラリーが続いている人を探すことから始めましょう。
その投稿主はリプライを返す文化を持っている可能性が高く、あなたのリプライにも、きっと前向きに反応してくれますよ。
共感や質問でリプライして交流を広げる
話を弾ませるリプライのコツは、相手が「返信しやすいボール」を投げること。以下の2つが特におすすめです。
- 「感想+質問」をセットにする
- 「感想+共感」をセットにする
せっかくのリプライも「わかります」だけでは、相手は「いいね」は押せても、どう返事をしていいか困ってしまいますよね。
たとえば「この本、面白そうですね!特にどの章が心に残りましたか?」のように、まずは感想を述べます。そして相手が「はい/いいえ」やひと言で答えられるような、負担の少ない質問を添えましょう。
質問が思いつかない場合は、投稿の共感する点を伝えるのもおすすめ。
このやり方は、相手に好印象を与えるだけではありません。心理学で言う「返報性の法則(自分に関心を持ってくれた相手に、なにか返したくなる)」も働かせられるので返信がもらいやすくなるのです。
バズりそうな投稿には早めにリプライする
X(Twitter)であなたのアカウントの認知度を飛躍的に高め、反応を得る秘訣は、「バズ」の波に乗ること。
たとえば、バズった投稿は何万、何十万というユーザーの目に触れるので、その投稿のすぐ下に表示される投稿直後のリプライも一緒に読まれる可能性が高いんです。

これは、いわば通行人の多い一等地に無料で広告を出すようなもの。
ただし、このとき最も大切なのは、あなた自身の専門分野や発信内容と関連のある投稿を選ぶこと。自分のジャンルと関係ないバズ投稿にリプライしても、見ている人の関心がズレているため、フォロワー獲得にはつながりません。
あなたの専門ジャンルで影響力のある人の投稿通知をオンにし、即座に反応(即リプ)できる準備も大事になります。「バズの初速」をおさえた戦略的なリプライは、アカウント成長に役立つこと間違いなしですよ。
X(Twitter)でリプライをするやり方の成功事例
これまでに解説したリプライのコツ。「本当に効果があるの?」と思う方もいるかもしれません。
そこで、実際に紹介したやり方を実践している、私の2つのアカウントの成功事例を見ていきましょう。
すぐできるテクニックを具体的に解説していきますよ!
リモにゃん|仕事術をゆるく図解
まずは私の管理しているアカウントのひとつ、「リモにゃん|仕事術をゆるく図解」(@remolabo)での事例をご紹介します。
このアカウントはリプライが活発で、ユーザーからの労いや「私も同じ」というコメントが届きます。ちょっとした感想でも、以下のように1件ずつ返信しています。
- ゆるゆるの日の仲間がいて、うれしいにゃ🐾
- そんな日もたまにはいいにゃね🐱
リプライは、「感想+共感ポイント」で送るのがおすすめです。コメントは自分の投稿一覧にも表示され、フォロワーにも見られるため、返信ほしさに適当な感想を書くのはNG。
ただし、この方法でリプライしても、アカウントによっては反応されないこともあるので期待し過ぎないようにしましょう。
こもりん|リモラボ代表
次に、私のアカウント「こもりん|リモラボ代表」(@komorin_work)の返信例を見ていきましょう。このコメント欄では、「感想+質問」を組み合わせたリプライをよく見かけます。
たとえば以下のようにまず感想を伝えたうえで、相手が答えやすい質問を添えるのがポイント。この形でリプライをもらえると回答に迷わず、返信しやすいです。
- 「〇〇に共感しました!〇〇ってどうやって身につけたんですか?」
- 「〇〇するのがおすすめなんですね!〇〇を心がけるということですか?」
質問でなくても「投稿で見た〇〇をやってみました」という報告も、返しやすいですね。リプライに挑戦する際は、私のアカウントのコメント欄を参考にしてみてくださいね。
X(Twitter)でリプライをする前に知っておきたいマナー
リプライは便利な一方で、やり方を少し間違うと思わぬトラブルにつながることも……。
ここでは、無意識にやってしまいがちなNGマナーと、相手を疲れさせないためのコミュニケーションのコツを解説します。
- 巻き込みリプとは
- 不快に思われないリプライのコツ
自身を守るためにも、要チェック!
巻き込みリプとは
リプライを通して、関係のない第三者まで宛先に含めてしまう行為を「巻き込みリプ」といいます。
たとえば、Aさんの投稿にBさんが返信し、あなたがそのBさんのコメントにリプライする場面を想像してください。このとき、返信作成画面には、X(Twitter)のシステム上、自動的に「@Aさんと@Bさん」が宛先として設定されます。
そのため、あなたの用件がBさんだけに関することであれば、Aさんは会話に「巻き込まれる」形になるんです。
巻き込みリプを避けるには、リプライの本文を書き始める前に、まず「宛先欄」を確認しましょう。「この会話に、この人は本当に必要?」と考え、関係のないアカウント名を削除する癖をつけることが、気持ちのよいやり取りを続ける秘訣。
リプライのやり方ひとつで、あなたの印象は大きく変わります。「巻き込みリプ」をしない配慮は、あなたの評価を守るための最低限のマナーになりますよ。
不快に思われないリプライのコツ
リプライ機能はその手軽さゆえに、相手との「心の距離感」を見誤りがちな機能でもあります。相手に不快感を与えないためには、送る頻度と内容に気を配り、思いやりを持ったやり取りを心がけることが大切。
たとえば、憧れのインフルエンサーの投稿に長文でリプライしたり、まだ親しくない相手にプライベートな質問をしたりするのはNGの代表例です。大切なのは、相手の立場に立って「もしこのリプライをもらったら、どう感じるか?」を考えてから投稿すること。
また、迷ったときはこちらの「X(Twitter)初心者あるある19選|注意点や危険性も解説」も参考にしてみてくださいね。一方通行ではなく、双方向にとって気持ちのよいコミュニケーションを目指しましょう。
X(Twitter)でリプライをするときの注意点
X(Twitter)のリプライのやり方やマナーを覚えたら、最後に知っておくべき重要な注意点が2つあります。それは「相手に読まれない可能性」と「意図しない相手にまで読まれてしまう可能性」についてです。
- 通知を見落とされることもある
- ほかの人にも見られてる可能性大
安心してリプライ機能を使うためにも、必ず確認しましょう。
通知を見落とされることもある
リプライを送っても、相手に必ず通知が届いて読んでもらえるとは限りません。相手の通知設定やアカウントの状況によっては、意図せず見過ごされてしまうケースはよくあることです。
また、リプライの通知が見落とされるよくある原因は「リプライが届かない・通知されないとき」で詳しく解説していますので、気になる方はおさらいしてくださいね。
返信がない理由は多岐にわたります。あなた自身ではどうすることもできないものが多いです。
ひとつの反応に一喜一憂していては、気疲れしてしまいます。
「そういうこともある」と切り替えて、次のコミュニケーションを続けていきましょう。
ほかの人にも見られてる可能性大
リプライは、相手にだけ届く非公開の会話ではありません。そのやり取りは、基本的に誰でも見ることができる「公開された会話」である、ということを忘れないでください。
そのため、フォロー関係にない第三者でも、その気になればあなたの過去の返信を簡単に閲覧できてしまいます。

特に、個人情報や他者のプライバシーに関わる内容をリプライで送るのは避けましょう。
また、内容によっては文脈を無視して一部の発言を切り取られ、あなたの知らない場所で拡散される可能性もゼロではありません。送信ボタンを押す前には一呼吸おき、公開されてもよい内容かを見極める習慣こそが、あなたを守る最良の策ですよ。
まとめ
今回は「【成功事例あり】X(Twitter)のリプライのやり方のコツ完全ガイド」と題して、リプライの基本的なやり方から戦略的な活用法まで解説しました。
最後に、以下でリプライを使いこなすための大事なテクニックをまとめます。
- ひとりには「返信」、複数人には「@ユーザー名の手入力」で使い分ける
- ひと言で終わらず「共感・質問」を意識する
- 影響力のある人の投稿には、早めにリプして自分の注目度も上げる
- 関係ない人を会話に巻き込む「巻き込みリプ」は避ける
- 送る頻度と内容に気を配り、思いやりを持ったやり取りを心がける
リプライは、ただの返信機能ではありません。言葉の選び方や送るタイミング、相手との関係性によって、そのひと言がきっかけでユーザーとの交流が深まることも。
はじめは少し勇気がいるかもしれませんが、この記事で紹介したやり方やマナーを参考に、「ただ読むだけ」から一歩踏み出してみてください。コミュニケーションを楽しみながら、アカウントを育てていってくださいね。