
インスタリールがバズる時間帯はいつ?特定する方法やバズる施策13選
「リールって、何時ごろに投稿すればバズりやすい?」
「バズる時間帯ってどうやって調べたらいいの?」
「リールの長さって、どのくらいがバズりやすいの?」
リールをバズらせるには一般的にいわれる時間よりも、あなただけのゴールデンタイムを見つけることが大切です。
なぜなら、ただ流行りの時間に投稿するだけでは埋もれてしまいます。
あなた自身のフォロワーが最もアクティブな時間に投稿することが、バズへの第一歩だからです。
この記事では、リールがバズりやすい時間帯の目安や、自分だけの時間を見つける方法、バズらせる工夫を詳しくご紹介します。

あなたの最適な時間を見つけましょう!
投稿時間でリールがバズるか決まる理由
リール動画がバズるかどうかは、投稿する時間帯で決まります。
インスタでは、投稿後すぐの数十分間にどれだけ反応があるかによって、投稿の表示回数が決まる仕組み。
この初速がいいほど「この投稿は人気が出そう」と判断され、発見タブなどで表示されやすくなり、より多くの人の目に留まるチャンスが広がります。
つまりバズるためには「どれだけ早く、多くリアクション(いいね・コメントなど)をもらえるか」がカギです。
たとえば、まったく同じリール動画を14時と20時に投稿した場合。
20時投稿の方は最初の10分でいいねが3倍に伸び、最終的なリーチも5倍まで伸びたというケースもありました。
同じ投稿でも発信する時間によって拡散のされ方や見る人の反応がグンと変わってくるのです。
リールをバズらせたいなら、「何時に投稿するか」を考えることが大事です。

投稿時間でこんなに変わるなんて驚きですよね!
インスタのリールがバズる時間の目安
インスタのリールがバズるかどうかは、いつ投稿するかがひとつのカギ。
ターゲット別の投稿時間の目安をまとめてみました。
ターゲット | 平日 | 土日 |
全体 | ・7〜9時 ・12〜13時 ・19〜22時 | 19〜22時(他時間も全体的に増加) |
社会人 | ・7〜9時(通勤) ・12〜13時(昼休み) ・18〜20時(退勤直後) ・21〜23時(リラックス) | 20〜22時 |
主婦 | ・9〜11時(家事一段落) ・14〜15時(子ども昼寝/買い物後) ・21〜23時(子どもが寝た後) | ・9〜11時 ・20〜22時 |
学生 | ・7〜9時(通学) ・16〜18時(放課後) ・20〜22時(就寝前 | 15〜18時 |
一般的には19時〜22時
インスタのリールが最もバズりやすいといわれているのは、一般的に19〜22時です。
仕事や学校が終わって家でひと息つくこの時間は、多くの人がスマホを手に取りやすいタイミングだからです。
たとえば、普段は昼過ぎに投稿していたライフハック系のリールを、20時に投稿してみたところ、なんとリーチ数が2倍以上に増えたこともありました。
せっかく頑張って作った投稿も、タイミングがずれていて見てもらえなかったら悲しいですよね。
だからこそ、まずは「迷ったら20時前後」を基本に投稿してみましょう。
そこからあなたのフォロワーの反応を見ながら、少しずつ最適な時間を微調整していくのが、バズへの確実な一歩になりますよ。

「この時間なら、ゆっくり見てもらえそうかな?」と、ターゲットの生活を意識しながら投稿時間を選んでみるといいですよ!
社会人向けのバズる時間
会社員向けに投稿するなら、通勤・昼休み・帰宅後などの「すきま時間」を狙うのが効果的です。
働いている人は日中は仕事に集中しているため、インスタをじっくり見る時間が限られています。
そのため、通勤時間や昼休み、仕事終わりの空き時間などちょっとした空き時間にリールをまとめて見る傾向があるからです。
具体的に社会人向けの投稿でバズを狙いやすい時間帯は、以下の4つが考えられます。
- 通勤時間(7〜9時):電車に揺られながら、情報収集している時間
- 昼休み(12〜13時):ランチをしながらサクッとスマホを見る時間
- 退勤直後(18〜20時):仕事モードから解放され、一息ついている時間
- 帰宅後(21〜23時):1日を終えてゆっくりリラックスしている時間
たとえば、転職サービスを運営する企業が「履歴書を10分で完成させるコツ」を紹介したリールを12時30分に投稿したところ、保存率が通常の2.5倍になったそうです。
お昼休みにスマホで情報収集して、「これなら自分もできそう」と思って保存する人が多いからです。
特に情報系のリールは昼、エンタメ系は夜など、インスタを見るシーンに合わせて投稿時間を変えてみると反応が変わることがあります。
忙しい社会人だからこそ、「ちょっとの空き時間」に届く投稿が、心に届きやすいのです。

私自身も保育士として働いていたときは、昼休みや帰宅後にインスタをチェックすることが多かったですね!
主婦・子育て層向けのバズる時間
主婦や子育て中のママに向けたリール投稿は、家事や育児がひと段落する「ホッと一息つく時間」を狙うと、バズりやすくなります。
たまった家事が片付いて椅子に座り一息つき、「自分だけの時間」にインスタをまとめてチェックする傾向が強いのです。
具体的に以下の3つの時間帯が考えられます。
- 9〜11時:朝の家事が落ち着く時間
- 14〜15時前後:子どもの昼寝をしてホッと一息つく時間
- 21〜23時:全ての家事と育児を終え、自分だけの時間を過ごす時間
たとえば、ある育児アカウントが14:30に離乳食レシピを投稿したところ、コメント率が2.4倍に増加したという事例もあります。
「今ちょうど知りたかった!」「そうそう、そうなのよ!」という共感の気持ちにぴったり重なると、反応もぐっと上がります。
忙しい主婦やママたちにとって、投稿のタイミングはバズのカギになります。

家事が一息つくタイミングでの投稿は、共感されやすく、保存・シェアも増えやすいですよ!
学生向けのバズる時間
学生に向けたリール投稿は、通学・放課後・就寝前の時間帯に反応が集まりやすい傾向があります。
学生たちの生活は、授業や部活動が中心。
スマホを自由に触れる時間は、1日の決まった「ブレイクタイム」に集中する傾向があるからです。
具体的には以下の3つの時間帯です。
- 7時台:朝の準備を終え、電車やバスに揺られている時間
- 16〜18時:学校が終わり、友達と遊んだり、帰宅したりする時間
- 20〜22時:宿題や勉強を終え、寝る前にスマホを見る時間
たとえば、試験対策をテーマにしたリールを17:00に投稿したところ、昼の投稿に比べて共有回数が3倍になったという事例もありました。
学校生活の流れに寄り添った投稿時間は、自然と視聴につながりやすいです。
タイミングがぴったり合うと、「ちょうど今これ見たかった!」と感じてもらえる可能性が高まります。
高校生と大学生でも生活リズムは少し違うかもしれません。
あなたのターゲットの学校生活を想像し、その「息抜き時間」に合わせて投稿しましょう。

学年だけではなく、高校生と大学生でもスマホを見る時間は変わってきますね!
曜日ごとのバズる時間
リールがバズりやすい時間は、曜日によっても大きく変わります。
なぜなら、大半の方が平日の生活リズムと、土日祝日の休日の生活リズムは全く違うからです。
一般的に土日は、朝10時前後と平日よりも少し遅めの夜21時頃がインスタを見る人が増えるピークタイムといわれています。
- 午前10時前後:朝の家事・予定がひと段落した時間
- 21時前後:ゆったり過ごすリラックスタイム
休日は1日を通してスマホに向き合う時間が長くなるため、リールの再生数や保存数も伸びやすくなります。
実際に、DIY系アカウントが「100均材料で作るカンタン収納ボックス」というリールを日曜10:30にしたところ、平日夜に比べて保存数が1.6倍に増加したというデータもあります。
「平日は夜、休日は午前中も狙い目」といったように、ターゲットの「休日の過ごし方」を想像して、投稿時間を戦略的に変えてみること。
このひと工夫が、あなたのリールの再生数や保存率を大きく変えるきっかけになります。

読んで欲しいターゲットの生活リズムを想像し、「この時間なら見てもらえそう」と思える瞬間を見極めることが、バズへの近道です!
リールがバズる時間帯を調べる方法6選
「いつ投稿すればバズるんだろう?」と迷ったら、まずは自分のアカウントの動きやフォロワーの反応を見てみましょう。
ここでは、バズる時間帯を見つけるための6つの方法を紹介していきますね。
- バズったリールの時間帯を確認する
- フォロワーのアクティブな時間帯を調べる
- バズる時間帯に投稿して反応を確認する
- 少しずつ時間帯を変えて投稿する
- あえて外した時間帯に投稿する
- ターゲットがいつ見ているかを想像する
バズったリールの時間帯を確認する
自分のアカウントで成果が出た時間は、“自分だけの勝ちパターン”として何度でも活用しましょう。
まずは過去のインサイトを見て「この投稿、反応よかったな」と思えるリールの投稿時間をチェックしてみてください。
一度バズった時間には、似た興味や悩みを持っている人が集まりやすく、同じ時間に投稿しても反応につながりやすいからです。
私もリールを30本見返してみたところ、保存率が高かった5本はすべて21時台に投稿していたものでした。
試しにその時間帯で投稿を続けたところ、反応が安定してきて「この時間なら届く」という感覚が持てるように。
なんとなく投稿していた頃とはちがい、ひとつの軸を持って投稿できるようになったのは大きな成果でした。
自分の実績を見直すことで、“自分だけの勝ちパターン”が見えてきます。

迷ったときは、まず過去データの中にある答えに目を向けてみることが、次の一歩につながりますよ!
フォロワーのアクティブな時間帯を調べる
インスタ公式の分析ツール「インサイト」でフォロワーがインスタを見ている時間を調べて、その時間に投稿してみましょう。
投稿後すぐの反応が増えることでアルゴリズムに乗りやすくなり、表示される範囲が広がるからです。
私のアカウントでは、「土曜の21時」がもっともアクティブな時間帯でした。
実際にその時間に投稿してみたところ、通常のリールよりシェア率が2倍に伸びました。
分析といっても難しく考える必要はありません。
インサイトには、曜日ごと・時間帯ごとのグラフがあるので、まずは大まかに傾向をつかむだけでもOK。
アクティブな時間は、プロフェッショナルダッシュボードの「フォロワー」から確認できます。
「いつ投稿すればいいか分からない…」と手が止まっている人こそ、まずはインサイトをチェックしてみてください。
感覚ではなく数字に目を向けることで、自分の投稿に合った「狙いどき」がはっきり見えてきます。

なんとなく決めていた投稿時間も、インサイトを見れば納得して選べるようになりますよ!
バズる時間帯に投稿して反応を確認する
「バズりやすい時間帯が本当に自分にも当てはまるのかな?」
それを確かめるには、自分のアカウントで実際に投稿してみるのがいちばんです。
「きっとこの時間がいいはず」と思っても、実際に数字を見ないと本当に合っているかどうかは分かりません。
私も同じテーマのリールを、19時・20時・21時と時間をずらして投稿したことがあります。
その結果、20時の投稿だけが再生数+45%と、明らかに時間帯による差が出たんです。
こうした検証をするときは、テーマや構成、尺などをなるべく揃えて、時間だけを変えるのがポイント。
条件をそろえないと、「はたして本当に時間帯の影響かどうか」が分からなくなってしまうからです。
「バズる時間帯」とひとくくりにされがちですが、実はアカウントによって傾向は違います。
だからこそ、自分のアカウントで試してみないと正解は分かりません。
自分のアカウントにとってのバズりやすい時間帯がわかれば、「今日はこの時間に投稿しよう」と迷いなく決められるようになりますね!
少しずつ時間帯を変えて投稿する
投稿時間を15〜30分と少しずつずらすだけでも反応に差が出ることがあります。
なぜなら、ほんのわずかな時間差でリーチが大きく変わることがあるからです。
私も以前「19時30分・19時45分・20時」と15分刻みに時間をずらして投稿してみました。
すると、20時に出したリールだけ保存率が明らかに高かったんです。
内容はほとんど同じなのに、投稿時間が違うだけでリーチや保存数に大きな差が出たのは意外でした。
ただし、「20時ちょうど」のようなキリのよい時間は他の発信者と投稿が集中する可能性があります。
あえて15~30分刻みで少し時間をずらすことで表示されやすくなることもあります。
成果が安定しないときは、こうした小さな調整だけでも新たな気づきにつながります。
たった数分の差でも、反応がガラッと変わる瞬間がありますよ。

試す前から「意味なさそう」と決めつけず、一度やってみるとバズへのヒントが見つかるかも!
あえて外した時間帯に投稿する
競合が少ない早朝や深夜にあえて投稿することで、投稿が目立つチャンスが。
「この時間に出しても見てもらえないかも……」という時間帯に投稿して、意外と反応がよかったことがあるんです。
というのも、バズる時間帯をねらう発信者が多く、投稿が集中するピークタイムはリーチが伸びにくくなることもあるんですよね。
せっかく内容がよくても、タイミング次第で埋もれてしまうこともあって、私も何度か悔しい思いをしました。
そこで試しに、朝の5時45分という投稿する人が少なそうな時間に、マインドセット系のリールを出してみたんです。
すると、発見タブに長く表示されて、視聴回数がぐんと伸びたんですよね。
内容は普段と変わらず、違いは「時間」だけでした。
ターゲットが「朝活をしている人」なら、早朝や深夜のような閑散時間帯こそ、見てもらいやすいタイミングになることもあります。
出す時間を少しずらすだけで、投稿の反応がガラッと変わることがあります。

「この時間は意味ないかも」と思わず、あえてバズる時間帯を外してみるのも手ですよ!
ターゲットがいつ見ているかを想像する
投稿する時間に迷ったときは、「ターゲットは、今スマホ見てるかな?」と想像してみるところから始めてみましょう。
なぜかというと、職業やライフスタイルによって、スマホを見る時間帯は大きく異なり、そこを狙わないと初速をつけにくいからです。
たとえば0歳の子どもを育てているママなら、次のような時間帯にスマホを見ることが多いと推測できます。
- 2〜3時:夜中の授乳後
- 9〜10時:朝のお昼寝のタイミング
- 13~15時:昼食+お昼寝のタイミング
年齢や家族構成、平日の過ごし方などを思い浮かべてみると、「この時間なら届きそう」と思えるタイミングが自然と見えてきますよね。
しっかり仮説を立てて投稿することで、ターゲットにしっかり届けられ、リールの反応も大きく変わりますよ。

ターゲットがどんな生活をしているかを想像して、時間帯を選ぶことも大切!
リールをバズる時間帯に予約投稿する方法
リールをバズらせたいなら、Meta Business Suite(MBS)を使った予約投稿がおすすめです。
MBSは、InstagramやFacebookに対応したMeta公式の無料ツールで、スマホでもPCでも利用できます。
MBSならスマホやPCから指定した時間に自動投稿ができ、作業時間とベストな投稿時間がズレていても狙ったタイミングで投稿できます。
たとえば、平日の昼間に作業しておき、22時のゴールデンタイムに投稿することもできます。
バズを狙うなら、投稿のタイミングはとても大切なので予約投稿は必須。
その中でもMBSはもっとも頼れるツールです。
詳しい手順は、こちらの「インスタでリールを予約投稿する方法完全ガイド」で詳しく解説しています。
インスタのリールは何分の動画だとバズりやすい?
「リールって、何分くらいの動画にすればバズりやすいの?」と、動画の長さに悩んでいませんか?
バズりやすいリールの長さは15〜30秒といわれています。
インスタユーザーは、通勤・通学・家事の合間など、スキマ時間にサクッと面白い情報や役立つ情報を得たいと思っているからです。
たとえば、レシピ動画を20秒に編集して投稿したところ、保存数や再生回数が大幅アップしたという事例も。
最後まで見てもらえるとインスタのアルゴリズムから評価されて、バズにつながることもあります。

リールは長さも意識することが、バズのカギです。
詳しくリール時間が知りたいという方は「インスタリール動画は何分がベスト?バズる投稿作成の7つのポイント」を読んでチェックしてみてくださいね!
時間帯以外でリールをバズらせる施策13選
リールは露出・タップ・滞在時間を増やす工夫をすることで、投稿時間に関係なくバズを狙えます。
なぜなら、タップされて長く見られた投稿ほど「役立つ」と判断されて拡散しやすくなる仕組みだからです。
たとえば「〇〇だとNG!」のような、警戒心や好奇心を刺激するタイトルはタップされやすく「なぜNGなの?」と続きが気になって最後まで見てしまいます。

ただし、タイトルと内容にギャップがないようにすることも、信頼につながるポイントです。
投稿時間だけではなく、タイトルや構成を工夫する積み重ねが、リールの再生回数アップにつながりますよ。
「インスタリールの再生回数を増やす施策13選【効果があるものだけ厳選】」で、詳しく紹介していますので、できることから試してみてくださいね!
リールがバズらない時の原因と対処法
リールがバズらないのは「たまたま見られないだけ」ではなく、きちんと理由があります。
インスタでは「思わず見たくなる内容」や「アルゴリズムとの相性」が重視されるからです。
たとえば、「最初の2秒がつまらなかった」とか「内容がありきたり」だと、すぐにスワイプされ次のリールに行ってしまいます。
さらに、アルゴリズムに合っていないと、フォロワー以外に届きにくくなります。
もし今、リールが伸び悩んでいるなら、まずはその原因を特定し、構成や演出を少し変えるだけで、再生回数は大きく変わる可能性があります。
具体的な原因と対処法を「インスタリールの再生回数が伸びない時の原因と5つの対処法」で解説しているので、参考にしてください。

原因を知れば、改善に向けたヒントが見えてきますよ!
まとめ
今回はインスタリールがバズる時間帯と、その見つけ方についてご紹介しました。
- 一般的には19〜21時がバズりやすい
- フォロワーの属性によってベストな時間は変わる
- 自分の投稿で反応がよかった時間を見つけていくことが大切
- 数分の違いでも反応が大きく変わることがある
- 見てほしい人の生活リズムを想像して投稿時間を考える
「なんとなくこの時間」で終わらせず、出すたびに「この時間どうかな?」と比べていくと、あなたアカウントのバズる時間が見えてきますよ。
リール以外のことで「インスタ運用、ちょっと難しいかも……」と感じたら、リモラボの公式LINEで配布中の運用に役立つプレゼントもチェックしてみてください。
今すぐ使えるヒントや考え方を、ぎゅっと詰め込んでお届けしています。
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