オンライン秘書を副業で始める方法を現役オンライン秘書に聞いてみた

未経験からでも、オンライン秘書の副業は可能です。

ただし、安心してスタートするためには、オンライン秘書の仕事内容と必要スキルを理解しておくことが大切。

始めた後の「こんなはずじゃなかった…」を防げますよ。

この記事では、未経験から副業としてオンライン秘書を始める方法を詳しくご紹介します。

気になる基本スキルの内容に加えて、収入や働き方、仕事獲得の方法など、現役オンライン秘書のリアルな情報満載でお届けします！

未経験からオンライン秘書の副業はできる？

オンライン秘書の副業は、未経験でも十分にスタートできます。

実際に、子育て中の主婦や事務経験のない方など、未経験からスタートして安定して案件をこなしている人も多くいるんです。

その理由のひとつが、オンライン秘書の仕事の多くが在宅でできて、タスクごとに完結しやすいこと。

たとえばこんな仕事なら、1〜2時間のまとまった時間がとれれば十分対応できます。

平日夜や週末の空き時間を使って、自分のペースで副業を続けている方もたくさんいますよ。

もちろん、最初からすべてを完璧にこなす必要はありません。

オンライン秘書に必要なスキルは、実際の仕事を通して少しずつ身につけていけるものばかり。

未経験からでもはじめやすく、無理のないペースで続けやすい。

オンライン秘書は副業としてもとてもおすすめの仕事です。

副業で求められるオンライン秘書の仕事内容

副業としてオンライン秘書をはじめる場合、どれくらいの稼働時間でどんな仕事ができるのか気になりますよね。

実は、稼働時間によって任される業務の内容や範囲はさまざま。

ここでは稼動時間ごとに3つのパターンに分けて、実際にどんな仕事があるのかご紹介します!

月40時間以内稼働の仕事内容

月40時間以内の稼動では、タスク型のサポート業務を中心に、シンプルな事務作業がメインになります。

短時間で完結する作業が多く、副業として無理なく始めやすいのが特徴です。

作業が安定してこなせるようになれば、日々の報告や連絡対応など、継続的な仕事も少しずつ任されるようになっていきますよ。

このような業務であれば、まとまった時間がとれない日でもすきま時間を使って少しずつ進めることが可能です。

また、日々の業務をていねいに積み重ねることで、クライアントとの信頼関係も築きやすくなります。

月40時間以内の稼動は、副業として無理がなく、安定したペースで続けられるボリューム感。

業務を通じて少しずつスキルアップできるのも、オンライン秘書の魅力のひとつです。

最初はシンプルなタスクから始めて、経験を積むことでより幅広い仕事にも対応できるようになりますよ。

月60時間稼働の仕事内容

月60時間程度の稼動ができると、タスク対応に加えて、進行管理や顧客対応などのより幅広い業務にも柔軟に取り組めるようになります。

副業とはいっても、クライアントの業務をより深くサポートできるポジションを目指せるのが魅力です。

その理由は、まとまった稼動時間を確保できることで、単発のタスクではなく、クライアントと連携しながら進める業務にも対応できるから。

定期的なコミュニケーションが取れることで、より信頼される存在になれます。

このように、仕事を通じてひとつひとつの業務にしっかりと関わることができるので、クライアントとの継続的な関係を築く土台にもなります。

クライアントとの信頼関係を積み重ねることで、報酬アップや新たな仕事の依頼につながることもあります。

安定した副業収入を目指したい方にも、ぴったりのステップですよ。

月80時間稼働の仕事内容

副業で月80時間ほど稼動ができるようになると、業務の幅がぐっと広がってより責任のある仕事にも関われるようになります。

単なる作業のサポートではなく、クライアントのビジネス全体に貢献する存在を目指せる段階です。

長時間稼働できることで、日々の業務だけではなく、クライアントが目指している目標や課題を深く理解し、主体的に動けるようになります。

指示待ちではなく、自分からの提案やサポートが求められる仕事が増えるため、より大きな信頼を得やすくなるんです。

このような業務に関わることで、単なる「秘書」という枠を超えた関係性を築いていく人も少なくありません。

主体的に働きながら、クライアントにとって欠かせない存在を目指していきましょう！

副業でオンライン秘書をやるためのスキル

オンライン秘書をはじめる際に「どんなスキルが必要なんだろう」と不安に思う人も多いのではないでしょうか。

ここでは、副業でオンライン秘書に必要な基本スキルと、案件に応じて求められる専門スキルについて、スキルマップを使ってわかりやすくご紹介します。

副業でも必要な基本スキル5選

副業でオンライン秘書を目指すなら、基本スキルをしっかりおさえておくことがとっても大切。

なぜなら、限られた時間で成果を出すためには、どんな案件にも応用できる土台が必要になるからです。

とはいっても、「どんなスキルが必要なの？」と思う方もいるかもしれませんね。

ここでは、副業でもおさえておきたい基本スキル5つについて、リモラボのスキルマップを参考にご紹介します。

スキルマップ上で赤く囲ってある「基礎科目」が基本のスキルです。

スキル名	主な内容
タスク スケジュール管理	Googleカレンダーで予定管理・Zoom招待
コミュニケーション	SlackやLINEで丁寧な報連相
資料作成	Googleドキュメントで議事録や共有資料を作成
リサーチ	Google検索やQ&Aサイトを活用して調査
データ管理 セキュリティ	DriveやDropboxで安全にファイル管理

副業だからといって特別なスキルばかりが求められるのではなく、この基本を身につけるだけで、十分に活躍できるチャンスが広がります。

もちろん、最初からすべてを完璧にする必要はありません。

はじめはひとつひとつ意識しながら取り組んで、徐々にスピードや正確さを磨いていけば大丈夫。

この5つのスキルがしっかりと身についていれば、どんな副業案件にも自信を持ってチャレンジできるようになりますよ。

案件に応じて求められる専門スキル

オンライン秘書の副業では、基本スキルだけでなく「専門スキル」も求められる場面が意外と多くあります。

案件によっては「このツールが使える方」「〇〇の業務経験がある方」など、条件がはじめに設定されていることも少なくありません。

特に実務の現場では、初級レベルの業務でも、ある程度の知識や操作スキルが前提になっている場合も。

リモラボのスキルマップでは、専門スキルは大きく4つのタイプに分類されています。

自分の得意分野や興味のある領域を知っておくと、スキル習得の方向性も見えてきますよ。

【専門スキル】

タイプ	主なスキル例
マーケティング型	SNS運用、セールスライティング、有料広告など
カスタマーサポート型	問い合わせ対応、フロー設計など
バックオフィス型	請求書作成、労務管理、採用サポートなど
クリエイティブ型	バナー制作、プレゼン資料作成など

副業でも、専門スキルがあることで、長く続けられる仕事に出会える可能性もぐっと広がります。

少しずつで大丈夫なので、自分のペースで専門分野のスキルも身につけていけると安心ですね。

オンライン秘書の副業収入の目安

オンライン秘書の副業収入は、主に「時給制」と「月額固定制」の2つの契約形態に分かれています。

時給制では働いた時間に応じて収入が決まるのに対して、月額固定制はあらかじめ定めた時間数や業務範囲に応じて、毎月一定の報酬を受け取るスタイルです。

どちらのスタイルを選ぶかによって、見込める収入や働き方の自由度が大きく変わってきます。

どのくらいの収入が見込めるかを見てみましょう。

【時給制の例（時給1,000〜1,500円が相場）】

稼働時間	収入例
月40時間	40,000〜60,000円程度
月60時間	60,000〜90,000円程度
月80時間	80,000〜120,000円程度

【月額固定制の例】

稼働時間	収入例
月20時間程度	月額50,000〜60,000円
月30〜40時間程度	月額80,000〜100,000円

※条件次第では10万円を超える契約もあります。

たとえば時給制では月40時間の稼動で4〜6万円程度が相場。

一方、月額固定制では20時間程度の契約でも5万円以上になることがあります。

このように、契約形態によって働き方の自由度や見込める収入は異なるため、自分の希望やライフスタイルに合った働き方を選ぶことがポイント。

副業を無理なく続けるには、収入の期待値を現実的に持っておくことが大切です。

「これくらいなら働けそう」という自分のペースに合わせて、どの契約形態が合っているかを検討してみてくださいね。

副業としてのオンライン秘書の働き方

副業としてオンライン秘書をはじめるなら、どんなペースで働けるのか気になりますよね。

本業やプライベートと両立しながら無理なく働くために、ここでは実際に副業で取り組んでいる人の働き方をご紹介します。

副業で始めたオンライン秘書の1日

「副業でオンライン秘書をやってみたいけれど、毎日そんなに時間が取れないかも…….。」

そんな不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

それは、業務がスケジュール管理や資料整理、チャットでの対応など、短時間で完結するタスクが中心だから。

時間単位で効率よく働けるので、本業や育児の合間に取り組みやすいんです。

たとえば会社員として働きながら平日の夜に副業している方もいれば、日中のスキマ時間を活かしている主婦の方だっていますよ。

どちらも無理のないペースでできているのが特徴です。

【平日夜に副業する会社員の1日スケジュール】

時間	内容
06:30	起床・身支度・朝食準備
07:00〜07:30	出勤前にチャットチェック・簡単な返信（副業）
08:00〜17:00	本業（会社勤務）
18:30〜19:30	帰宅・夕食・休憩
20:00〜21:30	オンライン秘書の業務（議事録作成、カレンダー入力など）
22:00	入浴・自由時間
23:00	就寝

【平日昼〜夜に副業する子育て中の主婦の1日スケジュール】

時間	内容
06:30	起床・朝食準備・子どもの支度
08:00	登園送迎
08:30〜10:00	家事（掃除・洗濯・買い物など）
10:00〜12:00	帰宅・夕食・休憩
12:00〜13:00	昼食・休憩
13:00〜15:00	自由時間または副業の稼働（資料作成など）
15:00〜20:00	お迎え・子ども対応・夕食準備・入浴など家庭の時間
20:00〜21:30	子ども就寝後に副業（集中作業タイム）
21:30〜23:00	自由時間・入浴・就寝

このように、1日のうちの限られた時間でもしっかりクライアントの役に立てるのが、オンライン秘書という働き方。

フルタイムで働かなくても、空いた時間を有効活用すれば、収入や経験を積んでいけます。

最初は短時間からはじめて、少しずつ自分のスタイルを作っていくのもおすすめですよ。

副業で始めたオンライン秘書の1週間

それは、月40〜80時間の稼動であっても、週単位でスケジュールを調整すれば無理なく働くことができるからです。

「平日は1〜2時間しか取れないけれど、土日はまとめて作業ができる」という方でも問題はありません。

オンライン秘書の仕事は、時間帯に縛られず、空いた時間を積み重ねていけるのが魅力なんです。

「1日何時間働けるか」ではなく「1週間でどれだけ積み重ねられるか」が継続のポイント。

実際に、月40時間、60時間、80時間の稼動を想定した場合、稼動時間別にどんな一週間が組めるか、

具体的な例をご紹介しますね。

【月40時間（週約10時間）】…平日＋土日型

月〜金	1.5時間×3日	合計 約10時間／週
土・日	2.5時間×2日

【月60時間（週約15時間）】…平日メイン型

月〜金	2.5〜3.5時間×4日	合計 約15時間／週
土・日	休みor1〜2時間だけ

【月80時間（週約20時間）】…平日＋土日しっかり型

月〜金	2〜3時間×5日	合計 約20時間／週
土・日	2.5時間×2日

このように、自分のペースで調整できる柔軟性があるからこそ、オンライン秘書は副業として続けやすい仕事なんです。

ライフスタイルに合わせて無理なく働きたい人には、理想的な副業スタイルのひとつです！

副業でオンライン秘書を始める際の注意点

副業としてオンライン秘書をはじめるにあたっては、スキルや稼動時間の確保だけでなく、働き方そのものに気を配ることも大事。

ここでは、スムーズなやりとりや継続的な仕事につなげるために、事前に意識しておきたいポイントを紹介します。

本業に支障が出るほど仕事を受けない

副業でオンライン秘書をはじめると、「せっかく依頼をいただいたから」「もっと経験を積みたいから」と、ついたくさんの案件を引き受けたくなってしまうこともあります。

ですが、本業を抱えている人にとってはそれが後々大きな負担につながってしまうことにも。

特にオンライン秘書の仕事では、納期や報告のタイミングなど細やかな対応が求められる場面が多いもの。

自分の稼働可能時間だけで判断すると、結果的に納期遅れやミスにつながる可能性があります。

たとえば次のような失敗談も決して珍しくはありません。

予定通りに進まないことは誰にでもありますが、「いつも」になってしまうと、クライアントからの信頼を損なう原因に。

だからこそ「今の自分に対応できる範囲」をしっかり把握しておくことが大切です。

受けられる案件の量をコントロールすることは、結果として自分自身の生活の安定と、クライアントからの信頼につながりますよ！

連絡ができない時間帯は事前に伝える　

副業でオンライン秘書をはじめるときに、意外と見落としがちなの「連絡のタイミング」です。

オンライン上のやりとりが中心になるこの仕事では、はじめに「いつ連絡が取れるのか」「いつ対応が難しいのか」を伝えておくことが大切。

特に副業の場合、日中は本業や家事でスマホやパソコンに触れない時間があるのが当たり前。

ですが、クライアント側にそれが伝わっていないと、「大丈夫かな」と不安を感じさせてしまうこともあります。

だからこそ、返信が難しい時間帯を共有しておくことで、お互いストレスなくやりとりができるんです。

副業だからこそ、すべてに即対応する必要はありません。

連絡できない時間を見える化するだけで、誠実な印象を残すことができるのです。

無理なく続けるためにも、自分のペースを大切にしながら、信頼を積み重ねていきましょう。

納期を守ることや対応の丁寧さが重要

オンライン秘書として信頼されるためには「納期を守ること」と「ていねいな対応」がとても大切。

副業では特に、スキルの高さ以上に「安心して任せられる人かどうか」が評価の分かれ目になることも多いんです。

クライアント側からすれば、「どんなときも約束を守ってくれる」「気持ちのいい対応をしてくれる」人は、それだけで貴重な存在。

スキルに自信がないうちは、納期を厳守することとていねいな言葉遣いを心がけるだけでも、十分な信頼につながりますよ。

たとえばこんな一言や対応があるだけで、またお願いしたいと思ってもらえることもあります。

副業としてオンライン秘書を続けていくなら、ぜひ「この人なら安心」と思ってもらえる関係作りを意識してみてくださいね。

信頼はスキルと同じくらい強力な武器になりますよ！

未経験から副業でオンライン秘書を始める4ステップ

副業でオンライン秘書をはじめるなら、「どんな準備が必要なのか」はまずおさえておきたいところ。

思いつきではなくしっかり土台を整えることで、未経験からでも仕事がスムーズに始めやすくなるんです。

ここでは具体的な4ステップをご紹介します。

オンライン秘書の仕事内容を知る

オンライン秘書の仕事を始めるにあたって最初に意識したいのは、「自分の稼働時間にあった仕事内容」を選ぶこと。

副業は限られた時間の中で取り組むので、無理のない業務量と内容の見極めが、継続できるカギになります。

平日夜しか活動できない人と、週末にまとまった時間が取れる人とでは、できる業務の種類も大きく異なるからです。

オンライン秘書の仕事は業務が幅広いのが特徴。

対応できる時間によって、任される業務の難易度や責任範囲が大きく変わってきます。

稼働時間	業務内容例	特徴
月40時間前後	SNS投稿代行リサーチデータ入力　など	作業中心の業務がメイン
月60時間以上	クライアント対応進行管理ツール設定　など	責任ある業務も増えてくる

こうした業務の全体像を知ると、自分にとって無理のない働き方も見えてきますね。

稼働時間に合わない案件を選んでしまうと、納期が守れなかったり対応が雑になったりして、信頼を損なう原因にもなりかねません。

なので、とっても大切なのが、最初に自分がどれくらい働けるかを基準にした仕事内容の把握なんです。

スムーズなスタートだけでなく継続して仕事ができるように、まずは仕事内容と自分の働き方のバランスを見極めましょう！

仕事内容に応じたスキルを身に付ける

副業でオンライン秘書をはじめる際には、仕事内容に応じたスキルを身につけておくことが欠かせません。

どんな仕事をしてみたいかによって必要なスキルが異なるので、自分の目指す働き方に合わせて学んでいくことが大切です。

副業だからといって基礎だけでは足りません。

実際の現場では、ある程度の専門知識も必要になるのです。

スキルの種類	具体例
基本スキル	・カレンダー管理（予定の調整・リマインドの設定） ・Chat対応（ChatworkやSlackなどを使用したていねいなやりとり） ・メール対応（ビジネスマナーにそった文章作成や返信対応） ・ファイル管理（Googleドライブなどでの資料整理・共有） ・タスク管理ツールの操作（Notionなどの基本的な使い方）
専門スキル	・SNS運用（インスタやXでの投稿作成・分析・コメント対応など） ・請求書作成（エクセルや会計ツールを使った正確な作成・管理） ・リサーチ業務（市場調査や競合分析、情報収集のまとめ） ・簡単な画像編集（Canvaなどを使ったバナー・投稿画像の作成） ・スケジュール進行管理（プロジェクトの進行を整理・報告・調整）

とはいっても、すべてのスキルを一度に習得するのは現実にはちょっと無理。

最初のステップでのおすすめは、「基本スキル＋自分が興味のある専門分野1つ」に絞ることです。

たとえばSNS運用や請求書の作成など、自分が「できそう」で「やってみたい」と思える分野から学びはじめると、続けやすさにもつながります。

限られた時間の中でも必要なスキルをはっきりさせて優先順位をつけて学んでいくと、無理なく効率よく副業をスタートできますよ！

仕事内容に沿ったポートフォリオを作る

副業でオンライン秘書をはじめる際に大切なのが、自分が何ができるのかをわかりやすく伝えるポートフォリオの準備。

クライアントは「この人に任せたらどうなるんだろう？」というイメージが事前に想像できる資料を求めているからです。

たとえば、Googleスプレッドシートで作成した管理表や、Canvaを使った提案資料などがあると、業務へのイメージを持ってもらいやすくなります。

この中に、基本スキルや専門スキルの例を記載しておくと、より具体的な強みをアピールできます。

「ていねいにまとめられている」「説明が分かりやすい」、そんな点が信頼感につながります。

ポートフォリオを作るコツは「見せられるスキルを相手の目線で伝える」こと。

デザインや構成などにこる必要はありませんが、どんな業務をどんなふうにできるのかが伝わる内容だと、未経験でも案件獲得の可能性がぐっと高まりますよ。

ポートフォリオの例
1ページ目：表紙
タイトル	Online Secretary Portfolio
氏名	ニックネームでもOK
一言キャッチ	「事務×発信で、あなたの業務をスムーズに」など
連絡先	（メールアドレスやSNSの運用経験アカウントなど任意）
2ページ目：自己紹介・対応スタイル
経歴	簡単に：前職やこれまでの経験
得意な作業ジャンル	例：SNS運用、スケジュール管理など
対応スタイル	「丁寧な連絡と納期厳守を大切にしています」など
3ページ目：スキル一覧（★印などで得意度を表すと◎）
基本スキル	例：Googleカレンダー管理、チャット対応、データ入力、メール対応　など
専門スキル	例：SNS運用、請求書作成、Canvaでの資料作成、WordPress操作、Zoom運用サポート　など
4ページ目：制作物・実績（架空でもOK）
・スプレッドシートで作成した業務管理表（スクショ付き） ・Canvaで作成したSNS画像 or 提案資料（スクショ付き） ・架空の業務対応スケジュール（「このように動けます」というアピール）
5ページ目：お願い・連絡方法
・お仕事のご相談・ご依頼について ・稼働可能時間（例：平日夜、土日午前など） ・連絡ツール：メール／Chatwork／Slackなど対応可 ・ひと言：「最後までご覧いただき、ありがとうございます！」

ポートフォリオで仕事獲得する

副業でオンライン秘書をはじめるなら、ポートフォリオは作って終わりではなく、「適切な見せ方」まで意識して活用することが、仕事につなげるための大切なポイント。

せっかく内容が充実していても、相手にしっかり伝わらないと、残念ながら仕事にはつながらないんです。

たとえばクラウドソーシングやSNSでの応募では、ただURLを貼るだけではなく、相手のニーズに合わせたていねいなメッセージを添えることで、より信頼感アップにつながりますよ。

案件のパターン	送信前メッセージ	ポートフォリオへの添え文
SNS投稿代行の案件に応募する場合	はじめまして。〇〇と申します。 SNS運用に関心があり、これまでにも簡単な投稿スケジュール作成や画像作成を経験しています。 ご依頼内容に興味があり、応募させていただきました。	ポートフォリオに、SNS運用の流れや投稿サンプルをまとめております。 特にInstagramの投稿管理に関する内容は、今回のご依頼と近いものとなっていますので、ぜひご覧ください。 【ポートフォリオURL】
業務サポート（事務・進行管理）の案件に応募する場合	はじめまして。〇〇と申します。 事務系業務を中心に学びながら活動しております。 ご案内されていた業務内容を拝見し、私のスキルでお役に立てるのではと思い、メッセージいたしました。	ポートフォリオには、これまで練習・対応した進行管理やスケジュール表のサンプルを掲載しています。 今回の募集に関連する「業務管理シート」の見本も含まれていますので、ぜひご確認ください。 【ポートフォリオURL】
未経験OK案件に応募する場合（誠実さを伝えたいとき）	はじめまして。〇〇と申します。 オンライン秘書の業務に関心があり、現在学びながら実務に挑戦しているところです。 未経験ではありますが、誠実に取り組ませていただきたく、応募いたしました。	ポートフォリオには、架空案件をもとに作成した業務管理や提案資料のサンプルを掲載しています。 スキルの雰囲気をご確認いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 【ポートフォリオURL】

ポートフォリオをSNSのプロフィールに固定表示したり、自分の投稿に自然に組み込むのも方法のひとつです。

「この人はちゃんと準備しているな」と感じてもらうことで、実績が少なくても依頼につながる可能性も高まりますよ。

ていねいなコミュニケーションと、自分の強みが伝わるポートフォリオ。

この2つをセットにして武器にすると、信頼獲得と案件獲得の近道になります！

オンライン秘書の副業案件を見つける方法5選

オンライン秘書として副業をはじめたいと思っても、どこで仕事を見つければいいのか不安に感じる方は多いはず。

実は、初心者でもはじめやすい案件の探し方がいくつもあるんです。

ここでは、実際に仕事を見つけるための方法5つをご紹介します。

オンライン秘書の人材サービスに登録する

副業としてオンライン秘書をはじめるなら、まずは専門の人材サービスに登録するのが安心です。

初心者にとって、自分から営業をかけるよりも、運営側から案件を紹介してくれる仕組みの方が、仕事をスタートしやすいからです。

人材サービスは事前に希望条件を出しておくことで、スキルや稼働時間にあった案件をマッチングしてくれるのが特徴。

応募から契約までの流れもシンプルに整えられていて、はじめての副業で不安な人でも取り組みやすいんです。

副業で働く場合は、本業と家庭とのバランスも大切になりますね。

なので、登録するサービスは「稼働時間」「働き方の柔軟性」など自分のライフスタイルに合っているかを基準に選びましょう。

サービス名	フジ子さん	CASTER BIZ	i-STAFF（ライトプラン	HELP YOU	クラウドワークスエージェント
特徴	在宅・副業向け。 アシスタント業務全般を柔軟に対応。 トライアルありで始めやすい	即戦力人材向け。 高単価・長期契約を前提とした専門スキル案件が多い	事務系中心。 初心者でも対応しやすい ルーティンタスクやツール操作がメイン	幅広い業務に対応可能。 希望に応じてチーム or 専任体制を選べる柔軟さが特長	実務経験者向け。 スキルに合った柔軟な稼働スタイルで高単価案件もあり
チーム体制	チーム制	専任制	チーム制	チーム制／専任制	専任制
最低稼働時間	月20時間〜	月30時間〜	月30時間〜	月30時間〜	月60時間〜
副業向きか？	◎ 副業に最適	△ 中〜上級者向け	△ 初心者OK	△ 継続前提	△ 本格稼働向け

こうしたサービスを活用すれば、「最初の一歩が踏み出せない」壁もぐっと低くなります。

それだけでも新しい可能性が見えてくると思いますよ。

クラウドソーシングで「副業OK案件」に応募

自分のペースで副業をはじめたい人には、クラウドソーシングサイトでの案件探しをおすすめします。

実際、「クラウドワークス」や「ランサーズ」といった大手クラウドソーシングサイトでは、「オンライン秘書」「事務アシスタント」などのキーワードで検索すると、さまざまな案件が見つかりますよ。

案件数も豊富で、たとえば「週10時間まで」「平日夜のみ対応可能」「未経験OK・時間指定なし」のような条件でも、マッチする案件が見つかることがあります。

特に「副業歓迎」「稼働時間の柔軟さ」が明記されている案件は、本業と無理なく両立できる副業として、長く続ける上で無理のない働き方がしやすいですよ。

まずは気になるサイトに登録して、自分に合った働き方をイメージしながら検索してみましょう。

できることから少しずつはじめれば、副業でも無理なくステップアップできます！

SNSで「オンライン秘書募集」を検索して応募

オンライン秘書の副業を見つける手段として、SNSで募集状況をチェックするのも有効な手段です。

タイミングさえ合えば、スピーディーに案件獲得につながることもあります。

SNSの大きな魅力は、リアルタイム性です。

企業や個人事業主が急ぎで秘書業務を手伝ってくれる人を探している場合、わざわざ求人サイトに載せずにSNSで呼びかけるケースも。

日常的なチェックで、いわゆる“非公開求人”のような「隠れた貴重なチャンス」に出会える可能性も高まりますよ。

媒体	検索方法
X（Twitter）	・「#オンライン秘書募集」「#在宅ワーク募集」などハッシュタグで検索 ・「オンライン秘書　募集」「在宅　秘書　募集」などキーワードで検索（自然文での検索に対応） ・「#業務委託」「#事務代行」など関連ハッシュタグで検索
Instagram	・「#オンライン秘書募集」「#在宅ワーク募集」「#業務委託募集」などのハッシュタグで検索 ・ストーリーズや投稿で人材募集しているケースがある
Facebook	・副業系・女性の働き方支援系コミュニティグループで募集が流れることがある ・グループを検索して参加 ・「オンライン秘書グループ」「ママの在宅ワーク支援」など

SNSを通じた案件探しは少し勇気がいるかもしれませんが、慣れてくると気軽に活用できるようになりますよ。

「この人ならお願いしたい」と思ってもらえるようなプロフィールを整えておくのもポイントですね。

ちょっとのひと手間でご縁がつながる可能性もアップします。

コミュニティで副業案件を紹介してもらう

副業でオンライン秘書の案件を見つけるのが不安なときには、学習コミュニティやスクールを活用して案件を紹介してもらう方法もあります。

信頼関係のある場で紹介される案件はミスマッチが起こりにくいので、初めてでも安心して取り組めるんです。

特に、副業向けの講座やオンライン秘書スクールでは、学習中や終了後に講師や先輩から案件を紹介してもらえる機会があることも。

仲間同士でお互いのスキルや得意分野を把握しやすいため、案件の内容やボリュームも事前に把握しやすく不安を感じずに進められます。

このような場では、一定のスキルを身につけたあとに実務の案件を紹介してもらえるケースもあるんです。

自分のペースで学びながら、信頼できるルートで副業の仕事を請けられるのは、特に未経験者にとっては心強いポイント。

まずは、自分のライフスタイルに合ったコミュニティを探してみましょう。

SNSアカウントで情報発信をして依頼をもらう

SNSでの情報発信を通じた案件獲得も、副業としてオンライン秘書をはじめるときに有効な手段のひとつです。

日々の発信の積み重ねで「この人にお願いしたい」と思ってもらえるチャンスが生まれて、直接仕事の依頼をもらえるケースもあります。

一方で、特に副業では自分から営業活動をするのが難しいこともありますよね。

だからこそ、実績やスキルを発信して”知ってもらう”工夫が大切です。

たとえばこのような発信をすると、DMで直接依頼が来たり、フォロワーの紹介で仕事が舞い込むケースも少なくありません。

できることなどを具体的に伝えることで、信頼感にもつながります。

最初は小さな発信でも、日々の気付きや取り組みをコツコツ発信するところからはじめましょう。

副業で始めた現役オンライン秘書の体験談

オンライン秘書の魅力のひとつは、副業としても自分らしく働ける柔軟なスタイル。

実際に多くの人が、本業や家庭の都合に合わせて、無理のない働き方を実践しています。

それは、オンライン秘書の仕事が、業務時間や作業時間をある程度自分で調整しやすく、限られた時間でも取り組みやすいから。

案件によって、平日の日中は会社で働いている方や、子育て中でまとまった時間が取れない方でも、自分の生活リズムに合わせた働き方ができるんです。

たとえば、実際にこんな働き方をしている人たちがいます。

このように、自分に合った稼働スタイルを見つけて、ライフスタイルとのバランスを大切にすることが、副業を無理なく続けるコツです。

はじめるのはどんな小さな業務からでも、「どんな働き方ができるのか」を知ることで、自分にもできそうというイメージがわいてきますよ！

具体的なオンライン秘書のエピソードについては、「未経験からオンライン秘書やってみた5人の経験談」の記事をご覧くださいね。

まとめ

この記事では、オンライン秘書のリアルな実情についてご紹介しました。

副業としてオンライン秘書を続けるには、自分に合った働き方を見つけ、本業や家庭とのバランスを保ちながら信頼を積み重ねていくことが大切です。

副業としてのオンライン秘書は、あなたの時間や強みを活かせる自由で柔軟な働き方への一歩になります。

今回ご紹介した内容を、ぜひあなたのライフスタイルに合った働き方の参考にしてみてくださいね。

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