シングルマザーでも効率よく収入を得る方法はある?
シングルマザーで家事や育児に忙しいながらも、経済的に安定していきたい。
だけど、子どもが小さくて働く時間が限られていたり、働きたいけど子どもと過ごす時間も大事にしたいなど、いろいろな悩みや将来の不安が募っていき、具体的な賢い働き方がわからないと思う人が多いのではないでしょうか。
この記事では、母子家庭の働き方の課題を浮き彫りにしながら、働き方の選択肢を複数紹介します。
実際の母子家庭の体験談もあるので、ご自身にぴったりの働き方を選択できるように、ぜひブックマークしていつでも見返せるようにしてくださいね!
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母子家庭が直面する働き方の課題
- 経済的な不安
- 時間の制約
- 職場の理解不足
経済的な不安
令和3年度におこなわれた厚生労働省の「全国ひとり親世帯等調査」の結果を見てみると、シングルマザー世帯の平均年収は373万円であり、この金額には児童手当や養育費などの支援も含まれています。

一方、子どものいる世帯全体の平均年収は令和5年の国民生活基礎調査によると、約800万円とされており、母子家庭の平均年収と比較すると約2倍もの差があります。
この格差が、母子家庭の負担をより重く感じさせ、経済的な不安を大きくしています。安定した収入を得るためには、柔軟な働き方やスキルアップなどが鍵ですが、実現するための環境整備は十分ではなさそうです。
時間の制約
母子家庭においては、子育ての時間的制約が大きなハードルとなります。
小さな子どもを育てながら働くためには、子どもを預かってもらう施設や人の存在が必要不可欠。しかし、その保育園や学童施設も365日、24時間いつでも子どもを預かることが可能なわけではありません。
そのため、保育園や学童施設などの開所時間に合わせないといけないので、長時間労働ができないケースがあります。

そもそも正社員としての勤務を希望しないシングルマザーも多いです。理由は、労働時間を柔軟に調整できるパートなどの働き方の方が、保育園の送り迎えや急な体調不良への対応が可能だからです。
また、稼ぎ手が1人しかない母子家庭は、家事や育児も仕事も1人で担う必要があり、時間的資源もふたり親世帯と比較すると少なく時間貧乏になっている傾向があります。
このように時間的制約が、安定した収入を得るための選択肢を狭める要因となっています。
職場の理解不足
母子家庭が抱える課題には、職場における理解不足も挙げられます。
令和元年におこなわれた「ワーキングマザー調査」の結果によると、第1子が3歳以上未就学児での離職理由として、「職場の理解不足」や「職場における肩身の狭さ」といった職場の理解が得られず孤立していったことがあります。

また、この調査から、正社員を辞めた女性のうち、ワークライフバランスが取れていたと答えた人は、わずか4人に1人だけだったという結果もありました。
幼い子どもは体調を崩しやすいですし、家で1人で療養することも病院に行くこともできません。シングルマザーが1人で病院や看病などの対応をする必要があり、そのために仕事を休むこともあるでしょう。
その理解が得られない状況では、シングルマザーが働き続けることはいばらの道になります。シングルマザーが働くうえで職場の理解は重要ですね!
母子家庭の賢い働き方【ケース別】
安定重視派:「正社員」
収入面や将来の安心感を得たいシングルマザーにとって魅力的な選択肢は、正社員です。
毎月の収入が安定していることで、生活の土台をがっちり固められますし、社会的な信用が高いところも特徴です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・収入が安定しているので家計のやりくりがしやすい ・失業したときに雇用保険による手当がある ・社会的な信用が高く、家のローン審査で有利になる ・基礎年金と厚生年金の両方を受け取れる ・福利厚生が充実していて、退職金や健康診断などが受けられる | ・週5日のフルタイム勤務では時間の融通がききにくく、育児の時間を取りにくい ・残業があるケースも有る ・転勤の可能性もある |

正社員の道を選ぶ際は、これらのメリットとデメリットを踏まえ、自分のライフスタイルやどんな将来を望んでいるかなどを総合的に考えて判断しましょう!
とにかく安定した収入を得たい!不安なまま生活したくない!という方は正社員が良さそう。
時間の融通重視派:「パート」
シングルマザーが子育てに比重を置きながら仕事もできる働き方は、パートタイムで働くことです。
子育てを優先できるので、特に小さな子どもを育てているシングルマザーに選ばれています。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・子育てなどの家庭の予定に合わせやすい ・副業やダブルワークが可能 ・正社員と比較して業務内容が易しいため、精神的なプレッシャーが少ない | ・収入が安定しない ・福利厚生の面で正社員に劣る ・社会保険に加入するには条件がある ・業務が単調な場合、自信の成長につながりにくく給与が上がりにくい |

パートタイムの働き方は、特に幼い子どもを育てていて育児に比重を置きたい場合に適した働き方ですが、長い目で見ると収入の安定性も考慮して選ぶ必要があります。
今は子どもに合わせて生活したい!という方は、柔軟に対応できるパートの方がいいかも。
収入重視派:「フリーランス」
フリーランスは、会社に所属せず自分のスキルを活かしながら自分で仕事を取って働くスタイルです。
自由度が高い反面、すべてを自分で管理する責任も伴いますが、高い収入を目指せる選択肢です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・やる気次第で収入を伸ばすことが可能 ・自分の得意を活かして働ける ・自宅で働けることが多く、子育てとの両立がしやすい | ・会社員に比べて保証や支援制度が少ない ・子どもを保育園に預けにくい場合がある ・自己管理能力が求められる |
フリーランスの働き方を選ぶ際には、自由度の高さだけでなく、リスク管理や計画性を持つことも大切なポイント。

ご自身の活かせるスキルについて考えてみてください。母子家庭の働き方は3パターンありますが、それぞれの状況に応じて選んでくださいね。
「シングルマザーが稼げる仕事とは?資格不要・未経験可の職種を紹介」では、シングルマザーが稼げる仕事を紹介しています。
資格がなくても未経験でもできる仕事もあるので、シングルマザーでも稼ぎたいという強い思いがある方は、ぜひご覧ください。
【比較表】母子家庭の賢い働き方
母子家庭の働き方として、正社員、パート、フリーランスの3つのパターンがありますが、どれが賢い働き方に当てはまるのか気になりますよね。

シングルマザーは多忙。自分と子どもたちの現状に合わない働き方を選んでいる余裕はないですよね。
以下で、3つの働き方を比較してみました。
ご自身の現状や今後の生活スタイルを考えながら、どの選択肢がよりよいか検討してみてくださいね。
| 正社員 | パート | フリーランス | |
|---|---|---|---|
| 収入の安定性 | ◯ | △ | △ |
| 勤務時間 | フルタイム | 短時間も可 | 自由 |
| 福利厚生 | ◯ | 条件あり | △ |
| キャリアアップ | ◯ | △ | ◯ |
| 仕事の安定性 | ◯ | △ | △ |
| 育児との両立 | △ | ◯ | ◯ |
| ストレス | △ | ◯ | ◯ |
| スキルアップ | ◯ | ✕ | ◯ |
| その他メリット | 社会的な信用が高い | 負担が少ない | 自由度が高い |
正社員の働き方は、安定した収入が魅力的ですが、任される仕事に大きな責任が伴いストレス度が高い傾向にあり、かつ拘束時間が長いので育児との両立が難しいという現状があります。
幼い子どもを育てているシングルマザーにとっては、正社員という働き方は少々現実的な選択肢とはいいがたいですね。
では、フルタイム以外で賢く働くにはどんな方法があるのか。次の章で詳しく解説します。
フルタイム以外の母子家庭の賢い働き方
勤務時間を段階的に増やす
パートの働き方を選択していても、子どもの成長に合わせて勤務時間を増やしていくことで収入アップができます。
たとえば、子どもが幼稚園や保育園に通っている間は、短時間勤務のパートとして働き、子どもが1人でお留守番ができるようになったタイミングでフルタイム勤務に移行するという方法があります。

免疫が未熟な幼い頃は、子どもと一緒に過ごす時間を長く取ることができ、教育費がかかる時期になったらフルタイムで働くことで経済的な安定を望めますよね。
このように段階的にシフトを増やすことで、子どもとの時間も収入面の不安も解決できます。
子育て中はパート勤務と割り切る
子どもが幼い頃は、パート勤務として時間や休みの融通が効くことを優先するのもありです。
子どもと関わる時間はあっという間。もっと一緒にいたかったと思っても成長するにつれて家庭で過ごす時間も少なくなっていきます。子どもが小さいうちは一緒にいたいと思ってる方は、パート勤務にして子育てを楽しみましょう。

「子どもが〇歳になったら正社員になる!」とだいたいの時期を決めておくことで、スキルを磨いたり、新しく資格を取得するために勉強する時間として前向きに過ごせます。
このように正社員になることを見通して準備しておくことは、未来の収入を上げていくことにもつながり、転職するときにも有利になります。
もし、将来的に正社員として働こうと思っているのであれば、パート勤務から正社員になれる正社員登用制度がある職場で働くこともおすすめです。
時短勤務の正社員として働く
時短勤務制度を活用して正社員として働く方法も、母子家庭にとって現実的な選択肢です。

たとえば、週30時間勤務の時短契約で働ける企業を選ぶことで、正社員としての安定した収入を得ながら、社会保険や福利厚生の恩恵を受けられます。
しかし、時短勤務は原則6時間であり、子どもが3歳になるまでと条件があるケースもありますので、しっかり確認しておきましょう。
また、時短勤務はフルタイム正社員勤務よりも収入が下がってしまうので、将来的にはフルタイムに切り替え、収入アップやキャリア形成が可能です。
パートや派遣社員をしながら副業する
子どもが小さい間は、パートや派遣社員としてメインの収入を得ながら、副業で追加の収入を確保する方法もあります。
たとえば、平日の昼間はパート勤務をおこない、夜や週末に在宅でできるライティングやハンドメイド商品の販売といった副業をおこなうケースです。

子どもが寝ている深夜や早朝にできて、自分の得意を活かして収入にすることが可能なので、パートや派遣社員との仕事とも両立させやすいでしょう。
家庭の予定に合わせた柔軟なスケジュールで働きながら、副業を通じて新しいスキルや経験を積むこともできます。複数の仕事から収入を得たり、働く時間を見通しを持ってコントロールすることでフルタイムでなくても働けますね!
賢い母子家庭が選ぶ最強リモートワーク職種5選
SNS運用代行
SNS運用代行は、企業や個人事業主などのSNSアカウントを代わりに運用する仕事です。単価は1アカウントで月額3~10万円程度の収入が見込めます。
具体的な仕事内容としては、投稿内容の企画、画像や文章の作成、投稿スケジュールの設定、コメントやDM対応、SNS分析レポートの作成、リサーチなどです。
- SNSプラットフォーム(Instagram、Twitter、Facebook、TikTokなど)の基本操作
- 画像編集ツール(CanvaやPhotoshopなど)を使った簡単なデザインスキル
- マーケティングスキル

仕事の依頼を複数受け持つことで収入を安定させることができ、経験を重ねればディレクターやコンサルタントとしてのキャリアアップも目指せます。
特に普段からSNSをよく見ていて沼のようにハマってるという人におすすめです!
オンライン秘書
オンライン秘書は、企業や個人に対して事務作業をサポートする仕事です。
具体的な仕事内容は、メールの管理、スケジュールの調整、資料作成、データ入力、請求書の作成など幅広いです。
単価は時給換算の場合が多く、だいたい1時間1,500~3,000円程度が一般的で、貢献度が高くなるにつれて時給upが期待できます。
- コミュニケーションスキル
- ビジネスマナーコミュニケーションツール(ZoomやSlack、Chatworkなど)の使用
- 基本的なPCスキル(Word、Excelなど)

シングルマザーは普段から少ない時間の中で仕事と家事と育児をやりくりをしているため、マルチタスクが得意であったり、効率的に時間を使える人が多いので特におすすめです。
また、事務経験があればそのスキルをそのまま活かして収入にすることも可能なことも魅力の1つ。
経験を積むことで業務の幅を広げ、プロジェクトマネージャーや秘書チームのリーダーなどへキャリアアップする道もあります。
Webライター
Webライターは、Web上の記事やブログの執筆、コラム記事の作成、コピーライティング、セールスライティングやメールマガジンの作成など、Web上の文章を作成する仕事です。
具体的な仕事内容は、記事を作成するためのリサーチ、構成の作成、SEO(検索エンジン最適化)を意識した記事作り、リライトなどがあります。
報酬は1文字1~5円程度が多いですが、1記事あたりで報酬が発生するケースもあり、経験を積むことで単価が上がっていきます。
- ライティングスキル
- SEOの知識
- リサーチ力

初心者であってもWebライターの仕事は比較的受注しやすいことと、執筆する時間や場所を自由に選べることから、時間がないシングルマザーが働きながらスキルを身につけられるリモートワークです。
将来的には、編集者やコンテンツディレクターとしてのキャリアも広がります。
Webデザイナー
Webデザイナーは、クライアントの要望に基づき、Webサイトやバナーのデザインをおこないます。
具体的な仕事内容は、デザインソフトを使って、サイトのページの作成、バナー画像の作成、アイコン制作などWeb上のデザインにかかわること全てが仕事になり得ます。
案件ごとの報酬が一般的で、小さなバナーは3,000円ほどですが、Webサイト全体のデザインになると数万円の収入が期待できます!
- デザインソフトの操作(PhotoshopやIllustrator、Canvaなど)
- デザインスキル
- HTML/CSSの知識
Webデザイナーは、自宅で作業が完結することが多く、時間を柔軟に使えるため、育児と両立しやすいです。

また、スキル次第で高単価案件を受注できるため、将来的には収入アップが見込めます。
さらに、経験を積むことでデザインのディレクターとしてステップアップすることも可能です。
動画編集者
動画編集者は、YouTubeなどのプラットフォーム向けに動画を編集する仕事です。
具体的な仕事内容は、映像をカットしたり、テロップを入れたり、音声の調整や効果音を加える作業が主な業務になります。
長さにもよりますが、1つの案件あたり3,000円〜が一般的で、経験を積めば数万円になることも。
- 動画編集ソフトの操作(Premiere Proなど)
- マーケティングスキル
- コミュニケーションスキル
現在、YouTubeやTik Tokなどの影響で動画需要は右肩上がり。

シングルマザーが映像編集ソフトの使い方を学ぶのは時間の確保の面で難しいかもしれませんが、スキルを身につけたあとは、好きな時間に稼働してどんどん収入を増やしていけるでしょう。
将来的には、映像ディレクターやプロデューサーへキャリアアップも可能です。
このようなリモートワークは、母子家庭にとって自由な時間に働くことができ、育児と仕事の両立を目指すうえで大きな可能性を秘めています。
自分の得意分野や興味に合わせて選んでみましょう!
賢い働き方への一歩を踏み出した母子家庭の体験談
オンライン秘書として新しい収入の選択肢が広がる

フルタイムで不動産会社で働きながら、単発で自宅や出張サロンをしていたシングルマザーのNaoさん。

シングルマザーになったことで、もっと収入を上げたい!在宅ワークをしてみたい!と考えて、リモラボCamp(※)に参加してWebスキルを学ぶことに。
子育てをしながら時間を確保することに困難を感じながらも、空いている時間を書き出すことで週に20時間の学習時間を確保し、Webスキル習得に励みました。
現在は、デザインスキル、オンライン秘書スキルを習得し、収入の可能性が広がりました。
今後は収入2倍を目指して、趣味を楽しみながら自由な生き方をしていきたいそうです。
※リモラボCampとは、90日でフリーランスの必須マインドを身につける集中育成プログラム
子どもに寄り添いつつ在宅ワークで収入2倍

フリーランスの保健師として働いていたシングルマザーのえみさん。
いつか旅をしながら暮らしたいと思っていたとき、パソコンひとつでどこでも働ける働き方を知り、Webスキルを学ぼうと決意。周りに今している仕事を宣言して仕事を受注し、全力で取り組むことで仕事を増やしていきました。
在宅ワークになったことで、子どもの学校の行き渋りや体調不良に合わせられる働き方を実現させられ、フリーランスの保健師と比較すると、収入面では約2倍になりました。
また、以下の「人生を変えた100人の女性たちを一挙公開」ではさまざまな背景の女性がリモートワークで収入を得られるようになった体験談を公開しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
まとめ
今回の記事では、母子家庭の賢い働き方について紹介しました。
- 安定重視派:正社員
- 時間の融通重視派:パート
- 収入重視派:フリーランス
またフルタイム以外での母子家庭の賢い働き方についても触れました。
- 勤務時間を段階的に増やす
- 子育て中はパート勤務と割り切る
- 時短勤務の正社員として働く
- パートや派遣社員しながら副業する
さらに、リモートワークという選択肢も紹介しました。
在宅でできる仕事は、育児と仕事のバランスを取りやすく、自分のライフスタイルに合わせた働き方が実現できるため、シングルマザーにとって魅力的な働き方です。
母子家庭の生活を安定させるためには、自分に合った働き方を見つけ、収入を得るために行動しましょう!






















