

オンライン秘書になるには?あなたの経験を生かせるロードマップ大公開
「未経験だけどオンライン秘書になれるのかな……」
「どんなスキルが必要で、どんな仕事をするんだろう?」
「オンライン秘書になるには一体なにをしたらいいの?」
完全未経験でも、今のスキルを活かして、オンライン秘書を始められるんです!
実際に、事務経験がなくても、接客や営業、育児などこれまでの経験を活かして活躍している先輩がたくさんいます。
重要なのは、自分の強みをどう見せるかと、どんなステップで仕事を始めるかを知ること。
未経験からオンライン秘書を目指すために必要な準備と行動のステップをわかりやすくまとめたので、ぜひ最後まで読んで、一歩踏み出してくださいね。
オンライン秘書とは?
オンライン秘書は、時間や場所にとらわれず、企業や個人事業主の事務・バックオフィス業務をリモートでサポートする新しい働き方。
次のような背景から、オンライン秘書が「柔軟な働き方」として注目を集めているんです。
- 社会全体の人手・人材不足
- 業務効率化を図るための業務の外部委託ニーズの高まり
- リモートワーク・在宅ワークの普及
オンライン秘書の具体的な仕事内容は多岐にわたり、クライアントのニーズによって異なります。
主な仕事内容は以下の通りです。
仕事内容 | 業務の例 |
タスクやスケジュールの管理・調整 | ・Googleカレンダーで予定管理 ・Zoomリンクの発行、招待 など |
コミュニケーション | ・メールや電話の対応 ・SlackやLINEでの報連相 など |
資料作成・データ入力・管理 | ・Googleドキュメントで議事録などを作成 ・GoogleDriveやDropboxを使ったファイルの整理・共有 など |
リサーチ | Google検索、Q&Aサイト、SNSなどを活用した情報収集 など |
SNS運用サポート | InstagramやX、TikTokなどのアカウントの投稿管理、分析 など |
経理管理 | ・請求書発行 ・経費精算 など |
働き方もさまざま。
副業として週数時間だけ働くことも、フリーランスとして複数のクライアントと契約することもできます。
自宅や好きな場所で働ける自由があること、これまでの事務経験やスキルを活かせることが大きなメリットですね!
時間や場所にとらわれず、経験やスキルも活かせるオンライン秘書。
子育てや介護などで時間に制約がある方や、自分のペースで自由に働きたいと考える方にぴったりな新しい働き方ですよ。
オンライン秘書についてもっと知りたい方は、ぜひ「オンライン秘書とは?業界歴10年以上のオンライン秘書が語った仕事内容のリアル」を読んでみてくださいね。
オンライン秘書になるには?未経験からの完全ロードマップ
未経験からでもオンライン秘書として活躍できる方法はあります。
オンライン秘書の働き方に魅力を感じても「未経験だし、難しそう」と思ったあなたにこそ、見てほしいんです。
ここでは、あなたが理想の働き方を実現しようと踏み出す一歩のための「完全ロードマップ」をわかりやすくご紹介します。
STEP1:理想の働き方を整理する
オンライン秘書として働き始める前に、まずは「自分がどんな働き方をしたいのか」を明確にしましょう。
オンライン秘書の仕事は、ライフスタイルに合わせて、副業・フルリモート・短時間などさまざまな働き方が選べます。
ですが、選択肢が多い分、方向を決めておかないと迷いやすく、仕事選びで失敗してしまうことも。
先に自分の理想の働き方を整理しておくと、ぴったりの仕事スタイルを見つけやすくなります。
働き方のスタイル | こんなライフスタイルの人におすすめ |
副業 | ・本業があり、スキマ時間を活用したい人 ・収入をもう少し増やしたい人 ・オンラインの仕事に少しずつ慣れていきたい人 |
フルリモート | ・毎日決まった時間に自宅で働ける人 ・地方や海外など、都市部から離れた場所に住んでいる人 ・在宅で安定した収入を得たい人 |
短時間 | ・育児や介護などで長時間働けない人 ・体力や集中力に不安がある人 ・午前中や夜間など、限られた時間で働きたい人 |
自分の生活リズムや家族との時間を大切にしながら働けるかどうかは、事前に考えておきたいポイントです。
まず、自分の「働ける時間帯」や「週・月の稼働可能時間」を、紙やメモアプリに書きだしてみましょう。
時間だけではなく「どこで働きたいか」「無理なく続けられるのはどんな働き方か」も併せて考えるのがおすすめ。
どんな働き方をしたいのかをしっかり押さえておくことで、理想に近い仕事と出会いやすくなりますよ!
STEP2:必要なスキルを整理する
オンライン秘書を目指す際には、自分の持っているスキルと実際に求められるスキルを整理して把握しておくことが大切です。
オンライン秘書の仕事の内容は、基本的な業務から専門的な業務まで多岐にわたります。
クライアントによっても、求められるスキルが異なるのが特徴です。
できることとそうでないことをはっきりさせておかないと、自分に合わない仕事を選んでしまって、つまずいてしまうことも。
オンライン秘書の仕事では、次のようなスキルが求められています。
スキル | 具体的な内容 | 目的 |
コミュニケーション | ・報連相 ・チャット・オンラインツールでの円滑なやりとり ・相手の意図を正確に読み取る ・自分の意図を正確に伝える | リモート環境でクライアントや関係者とスムーズに連携し、誤解なく業務を進めるため |
事務処理 | ・PC基本操作 ・ブラインドタッチ ・データ入力・管理 ・情報収集・整理 | バックオフィス業務の基礎を効率的かつ正確におこなうため |
ビジネスマナー | ・適切な敬語・言葉遣い ・電話・メール対応 | クライアントの代理として外部とやりとりする場合もあるため |
タイムマネジメント | ・複数タスクの優先順位付け ・スケジュール管理 ・締め切り管理 | 業務全体の流れを把握し、効率的に時間を使い、納期を守るため |
セルフマネジメント | ・健康・モチベーション管理 ・集中力の維持 ・継続的な学習意欲 ・責任感 | 自律的に判断し、高いパフォーマンスを維持しながら長期的に安定して働くため |
専門スキル(応用) | ・経理知識 ・Webサイト関連 ・SNS運用 ・ライティング ・動画編集 など | 業務の幅を広げてクライアントのさまざまなニーズに応えたり、高単価の案件を獲得するため(必須でないが強みになる) |
まずは、自分ができること、得意なことをリストアップしてみましょう。
求人情報などをチェックして上記の「求められているスキル」と照らし合わせると、自分の強みや課題がはっきりしてきます。
今すぐできる仕事からスタートして、足りないスキルは少しずつ学んでいけばOK!
全部のスキルを完璧にしてから始める必要はありません。
スキルを整理しておくと、無理なくステップアップしながら、長く働き続けられる働き方を選べるようになりますよ。
STEP3:身につける専門領域を決める
継続的に仕事を得るためには、オンライン秘書として仕事を始める前に、どの専門領域に力を入れるのかを決めておきましょう。
オンライン秘書の仕事は、事務作業からマーケティング補助、経理、広報、クリエイティブ業務まで、本当に幅が広いんです。
「なんでもできます!」とアピールするよりも、得意分野や関心ある領域に焦点を当てるのがおすすめ。
「これだ」と思える仕事に出会える確率が高くなり、成果も出やすくなります。
専門性がある方が、クライアントからの信頼も得やすいんですよ。
得意なこと・経験 | 向いている業務 |
数字に強い事務職の経験 | ・経理サポート ・請求書管理 ・データ集計 |
SNSが好き投稿や運用の経験 | ・Instagram、X(Twitter)などSNSの投稿代行 ・コメント対応 ・簡単な画像作成 |
丁寧な対応ができる接客経験、カスタマー対応経験 | ・メール返信 ・問い合わせ対応 ・オンライン接客サポート |
まず、自分の過去の経験や得意なことを振り返って、どんな業務に関心が持てて、今後も学び続けたいと思えるかを考えてみましょう。
専門領域を決めておくことで、スキルアップの方向性もはっきりします。
これは、効率的にキャリアを作り上げていく近道になります。
最初から「絶対にこれ」と決める必要はありませんが、スタートする場所を決めておくと、成長や継続につながりやすいんです。
STEP4:案件獲得の準備をする
オンライン秘書として仕事を探し始める前に、信頼を勝ち取るための準備を整えておくことも大切。
初めてのクライアントとやりとりするときには、相手はあなたのことをなにも知りません。
そんなときに「お願いしても大丈夫」と判断してもらう材料が必要です。
最低限の情報がきちんとそろっていると、それだけで印象が良くなるもの。
逆に準備不足だと、実力があっても不安に思われてしまいます。
- プロフィール文
- 使用経験のあるツール一覧
- 実績、業務経験の整理
- ポートフォリオ
- 作業サンプル
- 稼働可能な時間帯、曜日
- 連絡手段
- 返信スピードの目安
まず、自分の経験や強みをわかりやすくプロフィール文にまとめましょう。
使えるツールや実績、作業サンプルなどを簡単にまとめて、ポートフォリオを作っておくのもいいですね。
未経験の場合は、仕事に対する姿勢や学習意欲を伝える工夫もポイントになります。
「この人になら安心して任せられそう」とクライアントに思ってもらえるような下準備は、実際に応募した際の大きなアドバンテージに。
小さなひと手間が、案件獲得につながる大きな差になりますよ!
STEP5:最初の仕事を探す
オンライン秘書としての一歩を踏み出すには、「まずやってみる」意識が大切です。
未経験でも始めやすい仕事からチャレンジしてみましょう。
最初のうちは「実績も自信もない」と思ってしまうかもしれません。
ですが、スキルも自信も、自分のできる仕事をひとつずつ経験していくことで培われていくもの。
最初から理想の条件や高単価の案件を求めすぎず、小さな仕事でも着実にこなしていくと、新しいチャンスに道がつながりますよ。
- クラウドソーシングの活用
- 求人サイトの利用
- オンライン秘書のコミュニティ経由
- SNSでの募集
- 知人からの紹介
まずは自分にもできそうだと思えるタスク型の仕事を探してみましょう。
たとえば、短時間で終わるデータ入力や、マニュアルがある簡単な事務作業などがおすすめ。
最初の数件は、報酬や継続性にこだわらず、経験値を積むことを優先に考えます。
できたという達成感が、次の仕事へのモチベーションや自信につながりますよ!
実績が増えれば自分に合った仕事も見つけやすくなっていくので、焦らずコツコツ取り組みましょうね。
未経験のオンライン秘書が仕事獲得する方法8選
未経験からオンライン秘書として仕事を始めたいけれど、最初の仕事の見つけ方が分からない……。
ここでは、そんなお悩みについて、未経験でも実際に仕事を獲得できる流れを8つ挙げ、具体的に、わかりやすくご紹介します。
- クラウドソーシング
- オンライン秘書の人材サービス
- スクール・コミュニティからの紹介
- ビジネスSNSサービスを利用
- ビジネスマッチングアプリ
- SNSから応募・集客
- メール・DMで直接営業
- 知人からの依頼
クラウドソーシングに掲載中の案件を探す
未経験からオンライン秘書の仕事を始めるなら、クラウドソーシングサービスを活用するのが現実的な一歩。
インターネット上で業務を依頼・受注できるクラウドソーシングサービスには、オンライン秘書向けの案件も数多く掲載されています。
実績がない状態からでも応募しやすいのがその特徴。
仕事の単価や難易度も幅広く、初心者向けのタスクや短時間の仕事も多く見つけられます。
クラウドソーシングサービスを利用するうえで大切なのは、あなた自身を伝えるプロフィール。
たとえ未経験でも「なにができるのか」「どんな姿勢で取り組むのか」を丁寧に記載すると、クライアントの信頼を得やすくなりますよ。
プロフィール作成のポイントは、次のような内容を明記することです。
【プロフィールに書くと良い内容(未経験OK)】
内容 | 理由など |
簡単な自己紹介 | 名前(ニックネーム可) 現在の状況 なぜオンライン秘書を目指しているのかを簡単に |
これまでの経験・経歴 | 事務、接客、営業、育児など直接関係がなくても活かせる経験を記載 |
得意なこと・強み | 「丁寧な対応が得意」 「ミスが少ない」 「人の話を聞くのが得意」など |
対応できる業務内容 | 「今できること」を明記 ・メール対応 ・データ入力 ・SNS運用補助 ・請求書の作成 など |
使用できるツール・アプリ | ・Chatwork ・Slack ・Zoom ・Googleドキュメント ・Canva ・Excel など |
対応可能な曜日・時間帯 | 何曜日、どの時間帯なら仕事ができるのか具体的に |
仕事に対する姿勢、意気込み | 「未経験ですが丁寧に取り組みます」 「継続的な関係を大切にしています」 など |
プロフィールを作成するときには、誠実さが伝わる言葉を選びましょう。
最初のうちはなかなか採用されないこともありますが、応募すること自体も経験です。
まずは数をこなしてコツをつかむつもりで、積極的にチャレンジしていきましょう!
オンライン秘書の人材サービスに登録する
いきなり案件に応募するのが不安な方は、オンライン秘書向けの人材サービスを利用して、自分にできる仕事内容から徐々に慣れていくのがいいでしょう。
人材サービスでは、スキルや希望をヒアリングしたうえであなたの条件に合う案件を紹介してもらえる点が大きな魅力。
未経験でもサポート体制が整っているので、安心して仕事をスタートできますよ。
オンライン秘書に特化した人材サービスとしては「フジ子さん」が有名です。
スキルに自信がなかったり、自分に合う条件が分からなかったりする方には、プロに相談しながら進められるのは心強いですよね。
紹介されるための準備を通じて、自然と「選ばれる自分」も作れるので、今後の案件獲得にもつながります。
未経験からスタートする場合、自己流で案件を探すより、人材サービスにサポートしてもらえるのは安心なポイント。
プロの力を借りることも、選択肢のひとつとして考えてみましょう。
スクールやコミュニティから紹介してもらう
スキル習得のため参加したスクールやオンラインコミュニティから案件を紹介してもらうのも、未経験からオンライン秘書を目指す上では効果的。
実績がなくても、スクールやコミュニティ内での学びや取り組みの姿勢から、この人なら安心して紹介できると判断してもらえるケースがあります。
また、スクールやコミュニティには、運営者や講師を通じて案件が舞い込むこともあり、紹介制度として仕組み化されていることも。
なにもないところから仕事を探すのではなく、信頼関係がある環境で案件を紹介してもらえるのは、未経験者にとって心強いスタートですよね。
スクールやコミュニティを検討する際は、カリキュラムの内容だけでなく案件につながる仕組みがあるかもチェックポイントにしましょう。
周囲との交流で情報交換もできるため、孤独になりがちな在宅ワークでも安心感がありますね。
一歩を踏み出す手段として、紹介制度のあるスクールやコミュニティを活用するのはおすすめですよ!
オンライン秘書の講座については、こちらの記事「オンライン秘書講座おすすめ5選を徹底比較」も読んでみてくださいね。
ビジネスSNSをを使って商談につなげる
オンライン秘書の仕事は、WantedlyやLinkedInなどのビジネスSNSでも獲得できます。
ここでおさえておきたいのが、ビジネスSNSでは、営業より「価値提供」が重視されていること。
プロフィールや発信が魅力的であれば、わざわざ自分から案件を探さなくても、クライアントから声がかかるケースが少なくありません。
そのためにはまず、自分がどんな価値を提供できるのかを意識して、プロフィール文を丁寧に整えることが大切です。
【ビジネスSNSプロフィール作成のポイント】
ポイント | 例 |
「なにができるか」ではなく「どう役立てるか」 | ×「スケジュール管理が得意」 ○「忙しい経営者の業務をスムーズに進めるためのスケジュール管理が得意」 |
自分の強みや得意を相手のメリットに変換 | ×強みの一方的な羅列 ○「〇〇な方のお困りごとに△△のスキルでサポートできます」 |
想いや姿勢を言語化 | ○仕事への向き合い方や大切にしていることを伝える |
過去の経験で「どんな価値提供をしてきたか」 | ○「こういう場面でのサポート経験あり」など具体例を交えて伝える |
プロフィール全体を「提案分」として設計 | ×自分語り ○「あなたの課題をこんなふうにサポートできます」(相手視点) |
実績がまだ少ない段階でも、想いや得意分野、スキルをわかりやすくまとめておくと、クライアントの共感や信頼を得やすくなります。
アイコンやヘッダー画像もきちんと整えておくと、よりプロらしい印象を与えられます!
自分で営業することに抵抗がある方でも、ビジネスSNSを通じて自分の魅力を発信しておくことで、必要としている相手とつながるチャンスが広がるんです。
今の時代に合った、自然な仕事の見つけ方といえますね。
ビジネスマッチングアプリで商談につなげる
SNSのように使えるビジネス用マッチングアプリの活用も、オンライン秘書の案件を探すのに有効です。
プロフィールを元に相手とマッチングしたり、AIが相性のよい相手を推薦してくれたり、「人と人」の出会いを効率的にサポートしてくれる仕組みが整っています。
だから、個人でも新しいチャンスに出会いやすいんです。
主なビジネスマッチングアプリには、次のようなものがあります。
特徴の項目 | yenta(イェンタ) | Pitta(ピッタ) |
主な目的 | ビジネスネットワーキング・商談 | スキルシェア・業務委託マッチング |
マッチング方法 | AIによる推薦+相互「興味あり」で成立 | 自分から案件に応募or企業からのスカウト |
ユーザー層 | フリーランス、起業家、経営者など | 副業希望者、個人事業主、外注を探す企業 |
向いている活用タイミング | 人脈を広げたいとき 相談相手がほしいとき | 具体的に仕事を探したいとき |
オンライン秘書向けの活用方法 | 自己紹介を通じて仕事の相談を受ける | スキル登録で業務委託案件を獲得しやすい |
雰囲気 | ややカジュアルなビジネス交流 | 案件ベースでやや実務寄り |
マッチ後は、チャットや面談を通じてお互いのニーズをすりあわせるため、自然な流れで仕事につながることが少なくありません。
ただし、関係性を築くのは自らの行動。
ある程度仕事ややりとりに慣れてきた段階での活用をおすすめします。
すでに簡単な実績がある人や自分にできることが言語化できている人なら、活用はよりスムーズでしょう。
営業が得意でなくても、価値観やスキルの相性がよい相手とつながれて、思いがけないチャンスに出会えるのが、ビジネスマッチングアプリの魅力です。
SNSを使って個人事業主や経営者を集客する
InstagramやX(旧Twitter)など、自分のSNSでの発信を通じて仕事を得る方法もあります。
実際、SNSをきっかけに個人事業主や経営者から直接依頼が来るケースも少なくないんです。
オンライン上であっても、日々の業務への取り組みや悩み、仕事に対する思いを発信して人柄や姿勢が伝わることで、信頼関係の入り口が生まれます。
発信の内容は特別なノウハウなどでなくても大丈夫。
日々の業務で感じたことや自分なりの工夫などを言葉にするだけでも、信頼できるパートナーとして見られるようになれますよ。
次のような発信内容だと、信頼につながりますね。
発信例 | ポイント | 想定される相手の反応 |
Excelで請求書テンプレートを自作。効率化できるとやっぱり気持ちいい!#オンライン秘書 | 楽しんで働く姿勢とスキルが伝わる | 事務を任せたい人が「この人に相談してみたい」と感じる |
今日のルーティン作業、集中して3時間で完了。こういう地道な作業、意外と好きです。 | コツコツ取り組む姿勢をアピール | 細かい作業を任せたい経営者に好印象 |
打ち合わせで「助かった、ありがとう」のひと言をいただいた。こういう瞬間にやりがいを感じます。 | 人との関わりを大事にしていることが伝わる | パートナーとして長く関わりたい人が共感しやすい |
SNSを「自分を知ってもらうための場」として活用することがポイント。
もちろん、使うのは自分の得意なSNSでOKです。
発信の際には「誰かの役に立つ内容か?」「仕事への姿勢が伝わるか?」を意識すると効果的!
クライアントから「見られている」前提で発信することで、自然と信頼が積み重なり、営業をしなくても依頼されるオンライン秘書になる道が開けます。
自分からメールやSNSのDMで直接営業する
実績がある方は、SNSやメールを活用して企業や個人事業主へ自ら直接営業することで、大きなチャンスにつなげられます。
コミュニケーション能力に自信があり、直接売り込む方が得意だという方は積極的にアピールできるこの方法が向いているでしょう。
すでに持っている実績やスキルを元に、自分の強みや提供できる価値を直接熱意を持って伝えることができるので、ニーズさえ合えばその場で契約に結びつけることもできます。
【営業前に準備しておく項目】
項目 | 内容など |
プロフィール | 誰が、どんな経歴で、どんな思いで仕事をしているかを簡潔に |
対応可能な業務一覧及び得意なこと | どんな業務を任せられるかをイメージできるようなもの |
過去の実績・成果(あれば) | 「納期厳守」「提案改善した経験」など小さな実績も可 |
使用ツール・ソフト一覧とスキルレベル | Excel、Googleスプレッドシート、Canva、Chatworkなど |
ポートフォリオ/サンプルワーク | テンプレートや作成物実例など、シンプルでもOK |
稼働時間、想定業務単価 | 平日○時間程度、という目安でOK |
連絡手段 | スムーズな問い合わせや連絡に使えるSNSアカウントやメール |
【実績の少なめの方が初めて営業する場合の文例】
こんにちは。突然の連絡、失礼いたします。
オンライン秘書として活動を始めた◯◯と申します。
貴社の発信やサービス内容を拝見し、「とても素敵なお取り組みだな」と感じ、もし何かお手伝いできることがあればと思い、ご連絡させていただきました。
現在は○○業務(例:事務代行、スケジュール管理、資料作成 など)を中心に、リモートでのサポートを行っております。
実績はまだ多くはありませんが、丁寧な対応と確実な納期遵守を心がけております。
ご興味を持っていただけましたら、簡単な自己紹介資料やこれまでの取り組み内容を共有いたしますので、お気軽にご連絡くださいませ。
お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。
営業に苦手意識を持つ方も多いでしょう。
ですが、誰かの役に立つかもしれないという気持ちを軸にすれば、自然なコミュニケーションとして取り組むことができます。
直接連絡を取ることで、相手の課題に対する具体的な解決策を示せます。
このとき重要なのは、売り込み営業をすることではありません。
「お役に立てそうだと感じたのでご連絡しました」というような、相手の視点に立った提案型のアプローチです。
知人の個人事業主や経営者からお仕事を受ける
未経験からオンライン秘書の仕事を始める場合、身近な人からチャンスをもらうというのも選択肢のひとつです。
実際に「最初の依頼は知人経由だった」というケースは多く、信頼関係があるからこそ未経験でも話が進みやすいというメリットがあります。
信頼できる人に仕事を任せたいと考えるのは、当たり前の心理。
たとえ実績がなかったとしても、日常の丁寧なコミュニケーションや細やかな活動を見ていれば、「お願いしてみようかな」と感じてもらいやすくなるんです。
自分のやっていることを無理なく発信していると、思わぬ形で話が舞い込むことがありますよ。
具体的に話を進めるためにあると安心なのが、名刺やポートフォリオなどです。
- できる業務、得意分野を明確にする
- ポートフォリオや名刺などの簡単な自己紹介ツールの準備
- SNSや日常会話で「こういう仕事を始めた」と自然に伝える
- 学んでいることやできるようになったことなど近況をシェア
- 手伝ってほしいかもと相談を受ける
- 詳細をヒアリング、できることを提案
- 小さな作業、単発サポートから開始、信頼を積む
- 必要があれば継続の提案
- プロフィールやポートフォリオに実績として追記
- 次の仕事につなげる
大切なのは、売り込むのではなく、自然な形で関心を持ってもらえるように意識すること。
営業をかけるのではなく、普段の会話やSNSの発信などを通じて、自分のできることや得意なことを伝えていきましょう。
自然と仕事につながっていく形は、初心者が最初の一歩を踏み出すのにぴったりですよ。
オンライン秘書の契約から仕事開始までの流れ
初めての仕事が決まりそうになると、多くの人が「この後どう進めればいいの?」と不安を感じがちです。
スムーズにオンライン秘書の仕事を始めるには、事前に流れを把握しておくことが大切。
ここでは、実際に仕事が決まった後の流れを3つのステップに分けて解説します。
- 条件と業務範囲の明確化
- 契約書の交換
- 仕事の進め方を確認
条件と業務範囲を明確にする
仕事を始める前に重要なのが、「報酬」「稼働時間」「業務内容」などの条件をしっかりと確認・整理しておくこと。
これらをあいまいなままにしてしまうと、トラブルにつながるリスクが高くなるんです。
たとえばSNSの投稿サポートを任された場合、「投稿文の作成」だけなのか「投稿後のコメント対応も含む」かで業務量は大きく変わります。
稼働時間も対応できる時間帯やリアルタイムの対応の可否なども含めて、すりあわせる必要があります。
項目 | 内容の例・確認ポイント |
業務範囲 | ・対応する業務の具体的な内容(例:SNS投稿、資料作成) ・業務ごとの対応範囲(例:投稿文作成だけ/コメント対応も含む) |
稼働時間 | ・対応可能な曜日、時間帯 ・リアルタイム対応の有無 ・急ぎの連絡が来る時間帯の対応可否 |
報酬 | ・報酬形態(時給、固定、月額) ・時間単価、作業上限時間 ・振込日 ・振込口座 ・手数料負担者 |
契約期間 | ・開始日、終了日 ・更新があるか ・トライアル期間の有無・期間 |
連絡手段 | ・使用ツール(Chatwork、Slack、LINEなど) ・対応可能な返信スピード |
成果物納品 | ・納品形式(例:Googleドキュメント、PDFなど) ・納品までのフローと期日 |
このような条件を明確にすると、自分の働き方を守ることができるだけでなく、クライアントからの信頼にもつながります。
言葉だけでなく、メールやチャットの記録、できれば書面にしておくと安心ですね。
実際の契約前には、「どこまでが自分の業務範囲なのか」「どのような働き方をするのか」「報酬は」など、最低限確認すべき項目をリストアップしておきましょう。
事前にこれを整理しておけば、交渉や説明もスムーズに進めることができますよ!
契約書を交わす
オンライン秘書の仕事を始める際には、口約束ではなく契約書を交わしましょう。
信頼があるから大丈夫と思っていても、万が一トラブルがあったときに、契約書がなければ立場が不利になる可能性も。
契約書があることで、お互いの責任範囲や取り決めが明文化されるので、不要な誤解を防げます。
業務に含まれる事項や納品期日などを事前に合意しておくと、やりとりもスムーズに進むんです。
契約書に組み込む主な内容は次のように整理すると安心ですよ。
【契約書に含めたい項目(例)】
項目 | 確認したい内容の例 |
契約期間 | 業務開始日、終了日、契約更新の有無 |
業務内容 | 業務範囲、対応しない業務の明記 |
稼働条件 | 稼働時間帯、対応可能な曜日、納品期限など |
報酬/支払方法 | 金額、支払日、支払方法(口座情報)、手数料負担者など |
機密保持/権利関係 | データの扱い、成果物の権利の所在 |
解除条件 | 契約解除の条件や手続き |
契約書はひな形を自分で作成しておくと、交渉がスムーズに進むこともあります。
もちろん、相手がひな形を持っている場合もあります。
契約書は信頼関係の証で、トラブルを未然に防ぐ大切な手段。
どんなに小さな仕事でも、書面でのやりとりを心がけましょうね。
起こると信頼関係が壊れてしまうトラブルは、契約内容を書面に残すことで防ぎましょう!
SNS運用代行の契約書については、こちらの記事「SNS運用代行向け契約書作成ガイド」をぜひ参考にしてください。
仕事の進め方を確認する
オンライン秘書の仕事をスムーズに進めるために大切なのが、業務の進め方や使用するツールを事前にしっかり確認しておくこと。
どんなにスキルがあったとしても、やりとりの方法や進行ルールがあいまいだと、業務の遅延や認識のズレが起こりやすいんです。
オンラインでは顔が見えない分、やり方が分からなかったり進捗が見えなかったりという不安なことが起こりがち。
進め方のすりあわせをしておけば、こうした不安やトラブルを未然に防げるんですよ。
確認しておきたいポイントはこちら。
項目 | 確認する内容の例 |
担当者 | ・担当範囲の明確化 ・問い合わせ先 |
依頼の流れ | ・担当範囲の明確化 ・問い合わせ先 |
使用ツール | ・Googleドキュメント ・Chatwork ・Slack ・Zoom など |
やりとりのルール | ・即時返信が必要か ・定時のやりとりでOKか など |
事前にこのような点を確認しておけば、仕事に集中できる環境が整います。
自分の働きやすさを守るためにも、不明点や不安な点は、最初にすりあわせておくのがおすすめ。
万が一の行き違いを防ぐためには、言葉だけですませるのではなく、共有メモやチャットログなどに残しておくと、後からの確認がしやすくなります。
準備をしっかり整えて、気持ちよく仕事を始めましょう。
信頼関係を築く第一歩は、確認を怠らないことですよ。
オンライン秘書が仕事開始後に評価される3つのポイント
オンライン秘書の仕事は、始めてからが本番。
未経験からのスタートの場合は、最初の印象や仕事への姿勢が、今後の信頼や継続依頼につながる大きなカギになります。
ここでは、クライアントから次を望まれるために特に意識したい3つのポイントをご紹介します。
- 迅速なホウレンソウを心がける
- コミュニケーションコストをかけない
- 先回りして改善提案をする
まずは迅速なホウレンソウを心がける
未経験から信頼を勝ち得るには、「報告・連絡・相談(ホウレンソウ)」を迅速かつ丁寧におこなうことが大切です。
実績がない段階では「安心して任せられる」と感じてもらうことが次の仕事につながる一歩になります。
進捗が見えない状態は、クライアントも不安に思いますよね。
作業がどんなに順調でも、何の連絡もしていないと「トラブルが起きているのではないか」など、余計な心配をかけてしまうもの。
逆に、適切なタイミングで状況共有があれば、遅れが出ていても納得感を持ってもらえることが多いんです。
次のように、作業の途中でもこまめに現状を伝えることが大事。
状況 | NG例 | OK例 |
作業の進捗 | 完了するまで一切連絡なし ・「今どういう状況?」 ・「こちらからの確認は手間」 | こまめな情報共有 ・「○○まで完了」 ・「△△を現在確認中」 ・「○月△日に完了予定」 など |
相談が必要な場面 | 自分の判断で勝手に進めてしまう ・後からやり直しになることも | 判断前に確認を取る ・「○○について△と□の2案ありますがどちらで進めましょうか?」 など |
返信や対応 | クライアントからの連絡に返信が遅い ・信頼を損ねる原因に | 反応を早めに返す ・即レスでなくてもOK ・「拝見しました。明日中に返信いたします」 など |
このような対応ができる人は、「誠実に仕事を進めている」と高い評価をされやすいです。
評価は、継続依頼や新たな案件紹介にもつながりますよ。
信頼を得たいのであれば、まずは迅速な対応と相手の立場に立った細やかなやりとりから。
クライアントの不安を先回りして減らすことが、信頼への最短ルートです。
コミュニケーションコストをかけないやりとり
オンライン秘書として信頼してもらうには、クライアントにコミュニケーションコストをかけないこともポイントのひとつ。
相手の時間や思考の負担を最小限にして「この人に任せたら楽だな」と思ってもらえる存在になりましょう。
クライアントは日々忙しく過ごしているからこそ、オンライン秘書の力を借りたいと思っています。
そんな相手に、回りくどく分かりにくい報告をすると、かえって負担が増してしまって、本末転倒ですよね。
そこで大切になるのが、「結論を先に伝えること」と「要点を整理して伝えること」です。
次のようなことを心がけたら、受け取る側の印象が大きく変わりますよ。
項目 | NG例 | OK例 |
結論を先に伝える | ○○の件ですが、〜で、〜して、〜で……完了しました。 | ○○の件、完了いたしました。以下ご確認ください。 ・〜 ・〜 ・〜 |
要件を整理して伝える | ○○〜と○○〜と○○〜について確認したいです。 | 次の3点について確認させてください。 ①〜 ②〜 ③〜 |
このように、箇条書きや番号をつけてまとめると見やすくなるのでおすすめ。
こうした心がけだけで、「この人とは仕事がしやすいな」と感じてもらえるようになります。
わかりやすく丁寧でスムーズなやりとりを心がけて、信頼される存在を目指しましょう。
オンラインでのやりとりだからこそ、対面よりも伝わりやすさの配慮が求められるんですよ。
先回りしてどんどん改善提案をする
未経験からオンライン秘書として信頼を得るには、「言われたことをこなす」だけでなく「自分から提案できる姿勢」がカギです。
忙しい経営者にとっての理想のパートナーは、単なる作業者ではなく考えて動ける存在。
だから、日々の業務を通して「こうすればもっと効率的」だと感じた点は遠慮せず提案してみましょう!
たとえばツールの導入や連絡方法の改善など、どんなに小さなことであっても先回りして伝えることで評価されやすくなりますよ。
提案する際には「なぜそれが良いのか」という理由を添えると、相手に納得感を持ってもらいやすくなります。
丁寧な根拠付けは、提案の質も高めてくれますね。
また、丸投げの問いかけではなく、具体案を添えて相談すると、相手のコミュニケーションコストを減らす結果にもつながります。
【クライアントへの提案例】
提案の種類 | 提案の意図 | 提案の具体例 |
ルーティン業務の効率化 | 日々の作業をよりスムーズに進めるため | ・この作業はこうまとめると時短になります ・テンプレート化すれば毎回の手間が減ります |
ツールの導入提案 | 作業の管理・共有を効率化するため | ・スケジュール調整は○○を使うと共有できて便利です ・○○ならやりとりの履歴がひと目で分かります |
丸投げではない相談の仕方 | 判断の手間を減らし、信頼を得るため | ・NG:「○○はどうしましょうか」 ・OK:「○○について3つ提案します。①が最適かと思いますがいかがでしょうか」 |
指示されたことだけをやる存在から、期待以上を届ける存在になることを意識するだけで、信頼性は爆上がりしていきますよ!
オンライン秘書がキャリアアップできる3つの選択肢
オンライン秘書としての経験を積むと、次第にもっと経験を積んでキャリアアップしたいと思うもの。
そのためには、実務スキルを磨くだけでなく、将来の目標や働き方を見据えて行動することが大切です。
ここでは、キャリアをさらに伸ばすための3つの具体的な選択肢をご紹介します。
- 専門性を高める
- 業務範囲を広げる
- チーム化やディレクションに挑戦
専門領域のスキルを身につけて専門性を高める
オンライン秘書のキャリアアップでは、専門性を高めることが大切になります。
専門性が高いほど、高単価で長期の案件につながりやすく、安定した仕事を得られるもの。
広く浅い業務をこなす人より「この分野なら任せてほしい」と言える「強み」のある人の方が、クライアントからの信頼を得やすいからです。
ぜひこちら、オンライン秘書スキルマップの下部「選択科目」を参考にしてください。
より具体的で専門的な業務が挙げられています。
専門分野の例 | 主な業務内容の例 |
SNS運用 | ・投稿作成 ・投稿管理 ・データ分析 など |
経理 | ・請求書処理 ・経費管理 ・予算管理 など |
デザイン | ・SNS投稿デザイン ・プレゼン資料作成 ・LPデザイン など |
得意分野があれば、「この仕事ならこの人に!」と言われる存在になれます。
クライアントと長期的なパートナーシップを築くことも可能になりますよ!
専門スキルを磨けば自分の市場価値が高まり、キャリアアップの確かな一歩になるでしょう。
1つのクライアントで業務範囲を広げる
オンライン秘書として安定した働き方を目指すなら、既存クライアントとの関係を深めて業務範囲を広げることも効果的。
信頼関係が築けている相手には、新たな仕事を提案しやすく、自然と報酬アップや継続契約につながります。
これは双方のメリットが大きいんです。
1つのクライアントとの関係を深めることで、ビジネス全体を理解し、次に必要な業務を先読みして提案しやすくなりますよね。
これが「信頼できる右腕」として重宝される大きなステップとなります。
【業務の幅が広がる例】
当初の業務 | 業務が広がった例 |
請求書作成のみ | 月次レポート作成、日程調整 など |
SNS投稿作成のみ | 投稿スケジュール管理、コメント対応、数値レポート作成 など |
メール対応のみ | お問い合せ対応テンプレートの作成、対応方針の整理、クレーム対応の下書き作成 など |
経費精算のみ | 月次予算の管理、請求書の発行・管理、会計ツールへの入力補助 など |
スケジュール調整のみ | 会議資料の作成、議事録の作成、会議後のフォロー連絡 など |
業務範囲が広がると、クライアントとの信頼関係が深まり、仕事の安定とキャリアアップ、両方を狙えるチャンスも。
パートナーとして評価されることは、オンライン秘書としての成長と安定を得る上で、とっても大切だと分かりますね!
チーム化やディレクションに挑戦する
オンライン秘書として実務経験を積んだ先には、チームをまとめるポジションに挑戦する選択肢があります。
他のメンバーと連携して進めると、より効率的かつスケールの大きな仕事も可能になりますよ。
クライアントの事業拡大により一人で全体をカバーするのが困難になった際、全体の進捗を俯瞰で把握し、周囲と調整しながらスムーズに仕事を進める「まとめ役」が必要に。
具体的には、次のような立ち回りが考えられます。
業務内容の例 | 説明 |
業務を一部外注し、自分は全体の進捗管理とクライアントとのやり取りを担当 | 作業自体は外部のメンバーに任せ、自分は納期・品質の管理と、報告・相談などの対外的対応を行う役割に回る。 |
クライアントの複数のオンライン秘書をとりまとめ、業務の割り振りと確認を行う | チーム内のタスクを把握し、各担当に適切に振り分け、進捗を管理。トラブルが起きた際の対応やクライアントへの報告も担う。 |
複数案件を扱うチームのスケジュール管理やタスク調整を行う | 各案件の納期や優先順位を見ながら、チームの稼働バランスを調整し、業務を円滑に進める。必要に応じてツールで管理表などを整備。 |
自分の経験を活かして他のメンバーを育てたり、業務の質を引き上げたりする役割は、今後欠かせない存在になりますよ。
単なる実務者からチーム全体をまとめる立場へのステップアップは、キャリアも報酬もアップするチャンスが大きく広がります。
現役オンライン秘書から聞いた5つの経験談
すっかり身近になったリモートワークという言葉。
リモートワーク実践スクール「リモラボ」には現役オンライン秘書の女性たちがたくさん在籍し活躍しています。
前職も経験もさまざまな彼女たちをご紹介します。
1人目:こじかさん
受付パートだったこじかさんは、コロナ禍をきっかけにオンライン秘書に。
専門性を求めてリモラボに参加、自分の強みを見つけ、今はさらにスキルを身につけて仕事の幅を広げています。
2人目:ゆりさん
国家資格があっても転勤族で正社員になれなかったゆりさん。
未経験、実績ゼロからオンライン秘書をはじめ、安定収入を得られるようになりました。
3人目:わたなさん
時短勤務でもブラックな職場で働き、ワンオペ育児をこなしていたわたなさん。
現在は人事職の経験を活かして、組織開発などで活躍するオンライン秘書に転身しました。
4人目:みささん
時短勤務×ワンオペ×自己投資の失敗を経てオンライン秘書という働き方に出会ったみささん。
多岐にわたる仕事をこなし、収入は会社員時代の2倍に!
5人目:やすはさん
夫の転勤や出産、育児で孤独を感じていたやすはさんは、理想に近づくためにリモラボに参加し、オンライン秘書に。
今では「最強の何でも屋」としてスキルを磨いています。
5人のインタビュー詳細は以下の関連記事もご覧くださいね。
関連記事:「未経験からオンライン秘書やってみた5人の体験談」
まとめ
今回の記事では、オンライン秘書になるために必要なことを網羅したロードマップをお届けしました。
オンライン秘書は未経験からできて、今までのあらゆる経験を生かせる仕事。
時間や場所にとらわれずに働くことができて、子育て中のママや自由に働きたい方にはぴったりの働き方です。
【オンライン秘書になる完全ロードマップ】
- 理想の働き方を整理
- 必要なスキルを整理
- 習得する専門領域を決定
- 案件獲得の準備
- 最初の仕事を探す
他にも、次のような内容を盛りこんで、未経験からオンライン秘書になるためのロードマップを補完しました。
- オンライン秘書の仕事内容
- 未経験でも仕事獲得する方法8選
- 契約から業務開始までの流れ
- 仕事を開始後に評価されるポイント3つ
- オンライン秘書がキャリアアップできる選択肢3つ
プロフィール作成のコツや営業の文例なども紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね!
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