【保存版】SNS運用代行の始め方実践ガイド(準備から集客まで)

小森優(こもりん)のプロフィール

「SNS運用代行に興味があるけどなにから始めるべきか分からない…」

このようなお悩みがある方向けに、SNS運用代行を仕事にするための、実践的な6ステップをご紹介します。

この記事では、準備段階から集客までの一連の流れを、現役のSNS運用代行者の経験をもとにリアルに解説しています。

初心者の方でも、ここで紹介するステップを着実に実践していけば、SNS運用代行の仕事を確実に習得できます。

これから始める方も、すでに始めている方も、このガイドを最後まで読み進めて、できそうなところから実践してみてくださいね。

この記事では、SNS運用代行の初めの一歩から、集客方法まで網羅していますので、必要なときにいつでも読み返せるように、ブックマークをしておくことをおすすめいたします。

目次

SNS運用代行とは?

メモを取る女性

SNS運用代行は、企業や個人に代わってSNSアカウントの運営をおこなう仕事です。

「SNS運用代行」と一言でいっても、投稿の作成作業をおこなう人から、アカウントの運営マネジメントをする人まで、さまざまなレベルの人がいます。

たとえば専門知識や経験を持つ代行業者がアカウントを運営すると、ブランドイメージの向上やユーザーとの関係の強化ができるのです。

さらに運用を引き受けることで、依頼主は本業やクリエイティブな活動に集中できるという価値を提供できる仕事でもあります。
SNS運用代行の具体的な仕事内容や料金相場については、「【体験談あり】SNS運用代行とは?未経験から稼げる副業の秘密に迫る」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

こもりん

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SNS運用代行を始めるメリット

SNSの重要性が高まる中、多くの企業がその運用に課題を抱えています。

SNS運用代行は、企業や事業主のニーズに応える一方で、実は個人のキャリア形成にも新たな可能性を提供しているのです。

SNS運用代行を始めるメリットは、主に以下の2つです。

SNS運用代行を始めるメリット2つ

その魅力と可能性を探ってみましょう。

40.8%の企業がSNSをビジネスに活用している

帝国データバンクが2023年9月におこなった「企業における SNS のビジネス活用動向アンケート」の結果をみてみましょう。

社外に向けたSNSの活用グラフ
引用:帝国データバンク「特別企画:企業におけるSNSのビジネス活用動向アンケート

グラフを見てわかるように40.8%の企業がビジネスにSNSを活用しています。

その背景には、利用者の声がリアルに集まるSNSを通して、商品・サービスの判断や購入する消費者が増えていることがあります。

今や、企業にとってSNS運用は非常に重要な仕事なのです。

しかし実際は、投稿作成や集客するために運用できる人材は社内にほとんどいないため、SNS運用代行の需要はとても高い状況にあります。

さらにSNSを活用していない企業の中には、活用を検討する企業もあるので、今後もSNSを導入する企業の割合は増えるでしょう。

SNS運用代行から始めるキャリアには選択肢が多い

SNS運用代行の経験を積んでいくと、さまざまなスキルが身につきます。
そのため、キャリアの可能性もグンと広がります。

たとえば、代表的な職種は以下の3つが考えられるでしょう。

SNSマーケター企業や事業主のSNS戦略を立案・実行し、マーケティング効果を最大化する仕事。
トレンド分析や広告運用など、多岐にわたるスキルが求められる。
SNSコンサルタント企業や事業主に対して、SNS運用の改善策や戦略を提案する仕事。
分析力と提案力がとくに重要で、SNSの広範な知識と経験が求められる。
企業の広報担当企業のブランドイメージを向上させるために、SNSを活用して情報発信をする仕事。
コミュニケーション能力とクリエイティブな発想が求められる。

このような職種にキャリアアップできると、単価も一気に上がります。

自分が「できそう」「進んでみたい」と思うキャリアを、SNS運用代行をするなかで明確にしていきたいですね。

SNS運用代行を仕事にするメリットがわかったところで、早速SNS運用代行を始めるための、具体的な行動についてみていきましょう。

【準備編】SNS運用代行を始める前の4ステップ

SNS運用代行を本格的に始める前には、適切な準備が不可欠です。

ここでは、成功への道筋を立てるための4つの重要なステップを紹介します。

SNS運用代行を始める前の4ステップ

運用代行の基礎から、どのSNSに特化するか、必要な知識とその学び方まで。ひとつずつ着実に進めていけば、新しいキャリアが開けていくはずです。

この4ステップに従って準備を進めることで、時間をムダにすることなく、SNS運用代行者として仕事を始められるでしょう。

SNS運用代行の2つのタイプを理解する

SNS運用代行を始める前に、まずはSNS運用代行における、2つのタイプについて理解しておきましょう。

ゴースト型投稿作成や、いいね周りといった「作業」を代行する仕事。
基本的に、誰でもできる仕事なので、競争率は高く、単価も低め。
プロデュース型投稿のネタづくりや企画、アカウント全体の運用・改善など広範囲を管理する仕事。
対応できる人材数が激減するため、単価が高くなる。

未経験からチャレンジしやすい「ゴースト型」は、クライアントの指示に従い運営をサポートするやり方で、初めての方や副業を考えている人に最適です。

一方、「プロデュース型」は、企画から運営まで一貫しておこない、クライアントのSNS戦略を総合的にプロデュースします。

多くの企業や事業主に求められているのは「プロデュース型」の人材ですが、圧倒的に数が足りていないのが現状です。

今後SNS運用でしっかり稼ぎたい人は、プロデュース型まで目指すとよいでしょう。

どのSNSの運用代行を仕事にするか考える

それぞれのSNSによって、使用者の属性や機能、強み・弱みが異なるので、一度に複数のSNSを始めるよりも、まずはひとつのSNSに特化する方が得策です。

そこで選択すべきSNSとして最もおすすめなのはInstagram。

帝国データバンクのアンケート結果をみてもわかるようにビジネスで最も活用されているSNSがInstagramだからです。

活用しているSNS媒体のグラフ
引用:帝国データバンク「特別企画:企業におけるSNSのビジネス活用動向アンケート

Instagramはビジュアル重視のプラットフォームなので、企業の商品・サービスやブランドイメージを効果的に発信しやすいことが、背景にあります。

SNS運用代行に必要な知識を把握する

どのSNSを運用代行するかを決めたら、その運用代行をするのに必要な知識・情報を収集します。

たとえばInstagramの運用代行を始める場合、以下に紹介する内容は最低限知っておかなければなりません。

  • 基本的なInstagramの操作:アカウント作成や投稿方法、ストーリーズやリールの使い方
  • 投稿の作成方法:フィード(画像)、リール(動画)、ストーリーズの、主に3種類の投稿の作成方法
  • SNS運用代行で使用するツール:画像作成や、数字の記録や分析するのに利用

必要な知識を学習する

実は、Instagramの運用代行について学び始めた人の多くが「何から学べばいいの?」と悩みます。

Instagramの運用代行について、学び始めにおすすめなのは、まずはデザイン優先に学習することです。

基本的には画像・動画の作成が最初の仕事になるので、クライアントの要望通りにデザインして納品できることが一番に求められることだからです。

  • ビジュアルコンテンツ作成:投稿の画像や動画の撮影・編集。
  • 画像や編集ツールの使い方:CanvaやAdobeなどの画像作成ツール、またはPremier ProやCapCutのような動画編集ツールを使って、プロフェッショナルなコンテンツを作成。
  • 投稿やアカウントの統一感:色調やテーマを統一して、視覚的に魅力的なアカウントにする方法。

まずはデザインに重点を置き、ツールを使って画像や動画を作れるようになりましょう。

画像や動画が一通り作れるようになったら、早速案件にチャレンジしてみましょう。

【仕事獲得編1】クラウドソーシングを使うSNS運用代行を始め方

SNS運用代行を始めたばかりの人は、クラウドソーシングを活用することで、仕事を始められます。

ここでは、クラウドソーシングサービスで仕事を獲得するための具体的なステップを紹介します。

クラウドソーシングを使うSNS運用代行を始め方

必要なツールに慣れ、SNS運用代行のスキルを磨いて実績を積み重ねていくことが、大きな仕事を獲得するための近道ですよ。

クラウドソーシングサイトに登録

クラウドソーシングサービスには、いくつもの種類があります。

ここでは、ユーザー数の多い3つのサービスを紹介します。

Crowdworks日本最大級のクラウドソーシングサービス。
さまざまな案件があるので、初心者から経験者まで、幅広いレベルに対応。
LancersCrowdworksと同じく、日本でも最大手のクラウドソーシングサービス。Crowdworksと比較すると、システム開発やデザイン分野が強み。
ココナラスキルや知識を売り買いするマーケットプレイス。
出品形式でサービスを提供でき、個人の得意分野を活かした仕事ができる。

どれも無料で利用できるので、複数登録しておくと、仕事のチャンスも広がります。

プロフィールや志望動機、ポートフォリオ(過去の制作物)などの必要事項をきちんと記入しておくと、仕事を依頼したい人からの印象もよくなります。

下の記事ではCrowdworksを例に、登録〜案件の応募方法まで方法を解説しています。

詳細を知りたい方は、ぜひお読みくださいね。

低単価の案件に応募

クラウドソーシングサービスの低単価の案件は、未経験者でも応募可能な仕事が多くあります。

最初はこのような案件に積極的に応募し、実績を積み重ねましょう。量をこなすことで、経験値が増えて評価も向上するからです。

実績はプロフィールに記載し、自分のスキルをアピールできるので、次第に高単価の案件にも挑戦できるようになります。

ただし、低単価案件は「⚪︎ヶ月間やる」などと期限を決めて取り組むことが、早く単価アップを実現するためのコツです。

クライアントワークに必要なツールに慣れる

SNS運用代行をする上で、仕事の依頼者(クライアント)があなたとストレスなくやりとりができることは、制作物を納品するのと同じくらい重要です。

採用する際に、特定のツールの使用経験を聞かれることがあります。

そこで、クライアントワークでよく利用されるツールを紹介しますね。

  1. Google Workspace

Microsoft officeとは異なり、Google Workspaceのツールはダウンロード不要でオンライン上で作業が可能。

複数の人と情報を共有するため、とくに以下のツールに慣れておくことが重要です。

  • Google スプレッドシート:Microsoft officeのExcelと同様の機能を持つ。データ管理や共有に便利。
  • Google ドキュメント:Microsoft officeのWordと同様の機能を持つ。文章やマニュアル作成時に利用。
  1. コミュニケーションツール

仕事が始まるとクライアントとは、メールでのやりとりはせず、業務用のチャットアプリでやり取りをすることがほとんどです。

クライアントごとに使用ツールが異なるため、早く使い方に慣れることが大切です。

たとえば最近だと、以下のツールを利用する企業や事業主が多いですが、新しいツールの使用も増えています。

  • Slack:多機能なツールで、チームで業務を進めるのに使いやすいツール。
  • Chatwork:機能はSlackよりも限定されている分、シンプルな設計で、初心者でも使いやすい。

画像作成や動画作成のツールについても、クライアントから指定されることもあるので、採用条件はきちんと確認しておきましょう。

【仕事獲得編2】友人や知人から仕事もらうSNS運用代行の始め方

友人や知人から仕事をもらって、SNS運用代行を始めるのも良い方法です。

信頼関係がすでに築かれているため、スムーズに仕事をスタートできますからね。

とはいえ、お引き受けするならしっかりと結果も出したいもの。

そこで友人や知人などの、自身のネットワークを使って仕事を請け負う際に、意識しておくべきことを2点お伝えします。

友人や知人から仕事もらうSNS運用代行の始め方

周囲に知らせる

日頃から自分がどんな仕事をしていて、なにができるのかを周囲に伝えておくようにしましょう。

すでに自分のアカウントをお持ちならSNSで活動内容を発信したり、友人との会話では自然に話題にしたりします。

自分のスキルを知ってもらうことで「手伝って欲しい」とお声がかかることは少なくありません。

案件に注力する

一度受けた案件に全力を尽くし、実績を作りましょう。

そこで始めのうちは低単価で試してもらうのもよいでしょう。
まずは自分のスキルの効果を感じてもらうのに、有効な方法です。

このときに意識するべきことは、いただく金額の大小にかかわらず質の高い仕事をすることです。

相手が満足する仕事ができれば、信頼度が上がり継続案件や新たな紹介につながる可能性が高まります。

【面談編】SNS運用代行の面談を成功させるコツ

クライアントによっては、プロフィールや応募書類をチェックした後に面談をおこなうこともあります。

その背景には、契約途中にもかかわらず突然連絡が取れなくなる人がいることがあり、仕事を任せられる人物かどうかを確認するためにも面談をしています。

そこでこの章では、SNS運用代行を依頼したいクライアントとの面談を成功させるための具体的なコツをお伝えしますね。

SNS運用代行の面談を成功させるコツ

事前準備を入念にしておく

クライアントは「応募要件を満たしているか?」「途中で仕事を投げ出さない人だろうか?」といった基準で、面談をおこないます。

そこでクライアントが聞きたいことに回答できるように、以下の3点は必ずチェックしておきましょう。

  • 応募要項:応募要項に記載されている内容をしっかりと確認し、求められているスキルや条件を把握。
  • 勤務可能時間:1週間にどれくらいの時間を割けるかを確認し、クライアントに伝えられるようにしておく。
  • 過去の仕事の経験:クライアントによっては、過去にどんな仕事をしてきたかを聞いてくることがあります。
    過去の仕事の経験と今回応募した案件が、少しでもつながるような話があれば、準備しておくとよいでしょう。

これら3つの準備をしておくことで、面談に自信を持って臨むことができるでしょう。

ヒアリングしながら進める

クライアントの話を聞いているだけでなく、積極的に疑問点を質問しておきましょう。

さらに、クライアントの話をメモを取りながら聞くこともおすすめです。

応募要項には書かれていないけれど、仕事をするうえで重要なポイントを把握できるだけでなく、仕事に取り組もうとする姿勢をクライアントに示せます。

あなたのSNS運用代行を利用することで、どれだけの手間を省けるか、どれだけ効果的な結果を得られるかを具体的に伝えることで、クライアントの納得を得やすくなります。

【契約編】SNS運用代行で仕事獲得した後にすること

無事に仕事を獲得したといえども、仕事を進める前に重要なステップがあります。

それは、契約書を締結することです。

クラウドソーシングサービスでの仕事は、その仲介サービス内で契約を締結しますので、対応は不要。

一方でクライアントの仕事を個別でお引き受けする場合、たとえ小さい案件だったとしても契約書を締結しておくことを強くおすすめします。

そこでクライアントと契約を締結するにあたり、大切なポイントを3つお伝えします。

SNS運用代行で仕事獲得した後にすること

業務範囲を明確にする

自分がやることと、相手側がやることを明確にしておきましょう。

【例】
自分側:企画、運営管理、プロモーション、分析コンサル
相手側:投稿作成、DM対応

これにより、役割分担がはっきりするので、お互い安心して仕事を進められます。

契約書を交わす

クライアントと合意した業務の範囲は、必ず契約書に明記しておきましょう。

契約書は、クライアントとトラブルが発生した際に、自分を守るための大切な文書です。

業務内容だけでなく、報酬や納期なども具体的に記載することで、クライアントとの間で認識の食い違いが起こるのを防げます。
SNS運用代行の契約書について、より詳しい情報を知りたい方は、「【完全保存版】SNS運用代行向け契約書作成ガイド」をご覧ください。詳しく解説しています。

日程調整

契約締結後、どのように進めるのかをクライアントに説明して、次の予定を取り決めましょう。

クライアントをリードすることで、信頼度がアップするはずですよ。

  • 納期がある場合:一時納期と完成日の予定を伝える
  • それ以外の場合:次回の打ち合わせ日と、それまでにやるタスクをお伝えする

このように次のアクションを決めておくと、クライアントは進行状況がわかるので安心して仕事を進められます。

仕事をし始めるとあなたの仕事ぶりは、常に評価されています。

クライアントから信頼を得て継続案件につなげるためにも、どのようなことを意識すればよいのか?チェックしてみましょう。

【業務編】SNS運用代行で評価させる仕事のコツ

SNS運用代行で高評価を得るためには、クライアントとの関係を円滑に保ち、満足度を高めることが重要です。

これからお伝えする3つのポイントは、どれが欠けてもクライアントにはご満足いただけません。

逆の視点で見ると、最低限これら3つのポイントをおさえておけばクライアントからの高評価を得られるだけでなく、長期的な信頼関係を築けるはずです。

それでは、チェックしていきましょう。

SNS運用代行で評価させる仕事のコツ

クライアントファースト

「クライアントファースト」の姿勢を持つことが、SNS運用代行で評価されるための基本です。

クライアントファーストとは、クライアントの利益や要望を最優先に考え行動することで、SNS運用代行でうまくいっている人は必ず身についています

具体的には

  • 相手に手間をかけさせない:クライアントが必要とする情報や資料は準備したり、事前対策をしたりして先回り
  • 全体の進行をみて、行動する:プロジェクトの全体像を把握して、クライアントが次に何を必要とするかを予測して行動

プロジェクトの進行を円滑にする立ち回りをして、クライアントの負担を軽減することが「クライアントファースト」のあるべき姿です。

コミュニケーションコストをかけさせない

1つのことに対して、何度もクライアントとやりとりをして時間を奪うことは、避けたいもの。

クライアントとのコミュニケーションは、効率とわかりやすさを意識します。

  • もれなく、だぶりなく:情報を整理し、必要な内容を過不足なく伝達
  • 結論が先:結論を先に伝え、その後に詳細を説明する。相手の理解に沿った話し方
  • 相手に考えさせない:明確で簡潔に説明し、クライアントが「これはどういう意味だろう?」などと余計な時間を使わせない配慮

コミュニケーションコストがかからない人に対して、クライアントは「自分のことや仕事を理解してくれている」と思うでしょう。

そうなると、クライアントはその人を手放せなくなりますね。

クライアント目線で寄り添う

「クライアントならどう思うか?」「クライアントはなにを欲しているか?」とクライアントの立場で物事を考えることは大切です。

クライアント目線で考えられると、自分との2つの目線で物事が見られるので、仕事にプラスαの価値を提供できるポイントを見つけやすくなります。

  • クライアント目線からの提案や対応:仕事の課題を常に把握して、ビジネス全体の成功につながる提案を心がける
  • 自分の業務にプラスαで価値提供:クライアントの求めるレベルを把握した上で、期待以上の成果を目指す

以上の3点がすべてできていれば、クライアントはあなたと「一緒に仕事をしたい!」と思い、間違いなく選ばれる存在になります。

徐々に案件を継続できるようになったら、自分に直接仕事を依頼される仕組みを構築する段階です。

【集客編】SNS運用代行の仕事依頼を増やす方法

SNS運用代行の仕事依頼を増やしたり、単価をアップするためには、信頼性と知名度を高めることが重要です。
これは言うは易くおこなうは難しですが、地道な努力が実を結ぶ分野でもあります。

そこで、自分のSNSアカウントを活用して実績や口コミを増やして、集客する方法を紹介。

SNS運用代行の仕事依頼を増やす方法

これからご紹介する方法を上手く活用すれば、SNS運用代行の仕事が一段と飛躍する可能性がありますよ。

実績・口コミを増やす

クラウドソーシングサービスや知人からの案件を積極的にこなし、実績を積んだら、ポートフォリオを作成しましょう。

ポートフォリオとは、仕事をした案件の詳細や結果の一覧のようなもので、実績を他の人に紹介をするときに使います。
さらに、案件を終了するときにはクライアントからの口コミや評価をお願いしましょう。

第三者の声は、自分が実績を説明するよりも説得力があるからです。
実績と口コミがあればあるほど、次の依頼につながる大きな武器になります。

SNSアカウントを開設する

自分のアカウントを解説し、そのアカウントもポートフォリオとして活用します。
SNSで発信することは、対外的に自分のスキルや実績をアピールする有効な手段です。

たとえばインスタの運用代行者として発信するなら、インスタの運用方法やツールの使い方などを発信するアカウントを作成するのがよいでしょう。

このように自分のアカウントを通じて、将来クライアントになりそうなユーザーにリーチして、新しい案件を獲得するチャンスを増やします。

実績や口コミを掲載する

お客様からいただいた声や実績は、許可を得た上で自分のSNSアカウントで積極的に発信しましょう。
口コミや実績がまったく書かれていない人よりは、それらの数が充実している人に、仕事を頼みたいですよね。

たとえばインスタを活用する場合、ストーリーズに投稿し、その投稿をハイライト*に追加しておくことをおすすめします。

このようにすることで、アカウントを訪れたユーザーがいつでも簡単に実績や口コミを閲覧できるので、新たな仕事獲得につながる可能性が大きく広がります。

*ハイライト:プロフィール画面の真ん中にある複数の⚪︎アイコンのこと。ストーリーズの投稿は、24時間で消えてしまいますが、ハイライトに追加するといつでも見られます。

SNS発信をする

SNSで発信するときは、ユーザーの悩みを解決するお役立ち情報を、積極的に提供しましょう。
発信することで専門家としての権威性も高まり、ファンを獲得できます。

ファンが増えてアカウントの信用力も高まると、高単価案件の獲得にもつながりやすくなります。

さらに、SNS運用をしていると最新のトレンドの変化にもいち早く気づけるため「常に最新情報を持つ人材」としてもクライアントから重宝されるでしょう。


ここまでは、SNS運用代行を始めるための具体的なアクションについて、解説してきました。
それでは最後に、SNSの運用代行を始めた人は、実際どのような道をたどっていたのか?

ぜひ、読み進めてみてください。

未経験からSNS運用代行を始めた方の成功事例

パソコンの前で微笑む女性

ここでは、未経験からスタートしてSNS運用代行として成功を収めた3人の事例を紹介します。

SNS運用代行を始める前の状態と、開始してから「どんなことがあったのか?」「どのような行動をしたのか?」「どんな変化があったのか?」を語っていただきました。

3人の経験を通じて、SNS運用代行の世界で成功するためのヒントを見つけていきましょう。

未経験から2週間で3案件獲得!持ち前の行動力で最高すぎる働き方に

インスタ運用代行のゆまさん

【SNS運用代行を始める前】

28歳のときにIT業界に転職し、チームリーダーまでキャリアを積むことができました。土日祝日が休みで、プライベートも充実していましたね。
でも、出産をきっかけに働き方を変える必要性を感じたんです。

時短勤務で復職しましたが、子どもの体調不良で休むことも多く、仕事と育児の両立に苦戦していました。

コロナ禍でリモートワークが普及していましたが、私の部署ではそれができず、このままでは続けていくのが難しいと感じていたんです。

【SNS運用代行を開始してからの変化】

そんなとき、インスタグラムでの収入の可能性を知り、自分でもアカウント運用を始めました。
うまくいかず悩んでいたときに、リモラボの存在を知ったんです。

参加後は副業でインスタ運用代行の仕事を始めましたが、時間の確保が難しくなり、思い切って会社を辞めてフリーランスになりました。
するとその2週間後には3つの案件を獲得でき、今も継続的に依頼をいただいています。

生活面では、通勤がなくなったことが一番の変化です。
家で仕事ができる環境が整い、子どもの急な体調不良にも柔軟に対応できるようになりました。

この新しい働き方は、私にとてもフィットしていると感じています。
詳しくは、「リモメンインタビュー:未経験から2週間で3案件獲得!持ち前の行動力で最高すぎる働き方に」でご紹介してます。

今では運用チームを導くデザイン講師・ディレクターに

デザイン講師/ディレクターのkikiさん

【SNS運用代行を始める前】

専業主婦をしていた私は、社会復帰を目指して息子の幼稚園入園に向けて準備を進めていました。

しかし、息子の発語の遅れを理由に入園を断られ、絶望的な気持ちになりましたが、小児科への相談で息子が軽度自閉症と分かり、働き方を変える決意もできました。

福祉のサポートを受けながら、育児と両立できる仕事を探した結果、フリーランスとして働くことに。
さまざまなコミュニティに参加していましたが、成果は限定的で金銭的にもいよいよ苦しい状況になっていましたね。

あの頃は、デザインスキルだけでは不十分だと痛感し、SNS集客でつまずいて先行きに不安を感じていました。

【SNS運用代行を開始してからの変化】

リモラボへの参加を最後のチャンスだと思い飛び込んで、とにかくがむしゃらに行動しました。
そうしたら、個人のインスタから継続的に案件を獲得できるようになり、5ヶ月で月収が前職の3倍に安定したんです。

現在はデザインやコンテンツディレクター、講師として働く一方、SNS運用チームで働く中では、メンバーが動きやすい仕組み作りを心がけています。
息子は平日、保育園から療育に通っているので、夕方まで仕事に集中できています。

夫の協力もあり、仕事と家庭のバランスを取りながら、充実した日々を送れるようになりました。

リモメンインタビュー:未経験からスキルを習得!チームを導くデザイン講師・ディレクターに」で詳しくご紹介しています。

デザインに興味ある方は、ぜひご覧ください。

会社員&副業フリーランスの両立に成功

会社員/インスタ運用代行のいとうりえさん

【SNS運用代行を始める前】

メガベンチャー企業で働く会社員として、2人目の子どもが生まれた後も、普通のワーママとして仕事と育児を両立させていくつもりでした。

しかし、将来への不安が大きく、子どもたちの夢を支援したいという思いがあり、育休中にWebデザインスクールにも通っていたんです。

デザインを学んでも、集客ができない…!スキルを身につけたはずなのに、さらに悩みが深まり、落ち込んでいましたね。

【SNS運用代行を開始してからの変化】

リモラボでインスタ運用を学ぶ内に、大きな変化がありました。
日々のアウトプットで言語化する力が付き、とくに会話スキルが向上しました。

使う言葉が変わると、マインドセットが変わり、自分の事業構築を実現。
副業収入は会社員の給料を超えて、今ではフルタイム勤務と育児、副業フリーランスの両立ができています。

人生で本当にやりたいことも明確になり、時間を大切にする意識が高まりました。

会社では働く人を選べませんが、フリーランスであれば働く人を選べる魅力も感じています。
副業から始めたいという方は、「リモラボインタビュー:リモラボ参加でマインド強化!会社員&副業フリーランスの両立に成功」もぜひ参考にしてみてください。

まとめ

今回は、「SNS運用代行の始め方」についてご紹介をしました。
多くの成功しているSNS運用代行者が、通る道筋について段階ごとに解説しています。

【準備編】SNS運用代行を始める前のステップ
SNS運用代行の「ゴースト型」と「プロデュース型」を理解。
適切なSNSを選択した上で、そのプラットフォームに必要な知識を認識し学習する。

【仕事獲得編1】クラウドソーシングを使うSNS運用代行を始め方
クラウドソーシングサイトに登録し、低単価の案件に応募することで、SNS運用代行の仕事を獲得。
同時に、クライアントワークに必要なツールの使用に慣れていく。

【仕事獲得編2】友人や知人から仕事もらうSNS運用代行の始め方
周囲の友人や知人にSNS運用代行サービスを始めたことを積極的に知らせて、ご紹介いただいた案件に注力する。
信頼関係を基盤とした仕事を獲得し、ビジネスを拡大。

【商談編】SNS運用代行の商談を成功させるコツ
入念な事前準備をおこない、クライアントのニーズを丁寧にヒアリングしながら進め、自社サービスの具体的な価値を効果的に伝える。
または、商談→面談にして、応募要項を見直して面談にのぞみ、積極的に質問をする。

【契約編】SNS運用代行で仕事獲得した後にすること
業務範囲を明確にして、適切な契約書を交わす。
その上でクライアントとの日程調整を行い、円滑なプロジェクト開始に向けて準備を整える。

【業務編】SNS運用代行で評価させる仕事のコツ
SNS運用代行で高評価を得るには、クライアントの利益を最優先し、効率的なコミュニケーションを心がける。
常にクライアントの視点に立って寄り添い、ニーズに的確に応える。

【集客編】SNS運用代行の仕事依頼を増やす方法
自分のSNSアカウントを開設して積極的に発信し、実績や口コミを増やしながら効果的に掲載・共有して、潜在的なクライアントへの訴求力を高める。


ここまでお読みいただいたなら、SNS運用代行の始め方から成功までの道筋が明確になったでしょう。

クラウドソーシングや人脈を活用した仕事獲得から契約、高品質な業務の実行、そして継続的な集客まで知っていれば、大幅に間違った方向に向かうことなく、進んでいけるはずです。

未経験からインスタ運用代行で新しいキャリアを築いてみませんか?

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この記事を書いた人

スキル0の保育士から独立をきっかけに、在宅や好きな場所で働けるSNSマーケティングの可能性を知る。事業責任者を務める女性のための実践型オンラインスクール『リモラボ』は4,000名以上に選ばれている。

【実績】
▶2年半で自身のInstagram6.2万フォロワー
▶X(Twitter)3.3万フォロワー
▶月間LINE友だち追加数26,000人超
▶それぞれのSNS集客年間累計3万人以上
▶Canva Japan総合SNSマーケティング監修
▶5,000件以上のSNSをプロデュース

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