
オンライン秘書で登録すべきおすすめ人材サービス5選!案件獲得の流れとコツを解説
「オンライン秘書の仕事ってどうやってみつけるの?」
「どのオンライン秘書サービスに登録すればいいかわからない……」
「人材サービスへの登録の流れや選考内容を知りたい」
オンライン秘書の仕事を探す方法は、人材サービスへの登録、クラウドソーシングでの応募、スクール経由の紹介、SNS発信からの直接獲得の4つがあります。
この記事では、その中でも案件獲得の近道となる「人材サービスへの登録」に絞って、おすすめの登録先5選と登録から案件獲得までの具体的な流れを解説します。
実際にオンライン秘書として活躍している方の体験談も紹介。
こもりん「自分にもできそう!」と思えるようになりますよ。
登録前に知っておきたい!オンライン秘書の4つの型
人材サービスに登録する前に、オンライン秘書の仕事が大きく4つのタイプにわかれることを知っておくと、自分がどの方向に進みたいか考える目安になります。

- マーケティング型:SNS運用やリサーチなど、調べものや分析が好きな人向け
- カスタマーサポート型:チャット・メール対応など、人と関わるのが好きな人向け
- バックオフィス型:データ入力やスケジュール管理など、コツコツ作業するのが得意な人向け
- クリエイティブ型:資料やデザイン作成など、見た目を整えるのが好きな人向け
もちろん、最初からひとつに決める必要はありません。実際に働きながら違う分野に方向転換する人や、複数のタイプを掛け合わせている人もいます。自分に合った仕事を選ぶことで、人材サービスに登録したあとのミスマッチが防げますよ。
こもりん自分の「好き」や「得意」に近いことから考えるのもおすすめです!
オンライン秘書の人材サービスに登録するメリット
オンライン秘書の仕事を探す中でも人材サービスは、クラウドソーシングサービスにはないメリットがあります。
ここでは、人材サービスならではの4つの強みを解説します。
この章で解説すること
- 信頼できるクライアントとつながれる
- 営業や案件探しの手間がかからない
- 継続案件が多く、安定して働きやすい
- サポートや研修でスキルアップできる
こもりんどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
信頼できるクライアントとつながれる
人材サービスに登録すると、信頼性の高いクライアントと出会いやすくなります。
クラウドソーシングの場合、自分で案件を探して応募しますが、中には報酬未払いや契約内容と違う仕事を依頼してくる悪質なクライアントもいます。
一方、人材サービスでは企業側も事前に審査を受けています。サービス運営側が企業の実態や信用性をチェックしているので、詐欺案件や極端に低単価な仕事に当たるリスクが少ないです。「知らない企業から直接連絡が来て不安……」ということもなく、間にサービス運営が入るので、なにかトラブルがあっても相談できる窓口があります。
たとえば「報酬が振り込まれない」「契約内容と違う仕事を頼まれた」といったトラブルが起きても、サービス側にまず相談できます。
こもりん初めてオンライン秘書として働く人にとって、こうしたサポート体制は心強いですよね。
信頼できる環境でスタートできるのは、人材サービスならではのメリットです。
営業や案件探しの手間がかからない
人材サービスを利用することで、自分で営業したり案件を探し回ったりする手間が省けます。クラウドソーシングサービスでは自分で案件を検索して応募文を考え、何件も提案を送ってやっと1件受注できるかどうか、という状況が続きます。
こもりん案件を獲得するための営業だけで疲れてしまい、「本当に稼げるようになるのかな……」と不安になることも。
一方、人材サービスでは、登録時に記入したスキルや希望条件をもとにサービス側から案件を紹介してもらえることも。
すべての会社で紹介制度があるわけではありませんが、マッチングを手伝ってくれるサービスを選べば、営業活動に時間を取られずに済みます。希望の働き方や興味のある業務内容を伝えておけば、それに合った案件が回ってきやすくなりますよ。その分、実際の業務やスキルアップに集中できるのは大きな利点。
自分から単価交渉や営業をするのが苦手な人にとっては、特に助かる仕組みですね。
継続案件が多く、安定して働きやすい
人材サービスの案件は、単発ではなく数ヶ月からといった長期契約のものが多いです。
一方でクラウドソーシングサービスでは、単発の案件が多く「今月は仕事があるけど来月はどうなるかわからない」という不安定さがつきまといます。毎回新しいクライアントを探す必要があり、収入が安定しにくいのが悩みどころ。
人材サービスの場合、最初から「月に◯時間」「週に◯日」といった形で継続的に働く前提の案件が中心です。一度契約が始まれば数ヶ月〜1年以上続くことも珍しくなく、収入やスケジュールの見通しが立てやすいです。クライアント側も長期で一緒に働ける人を探しているので、信頼関係を築けば契約延長やリピート依頼につながります。
たとえば最初は少ない時間からスタートして、仕事ぶりが評価されれば働く時間を増やしていくこともできます。安定した収入を得ながら、少しずつ働く時間を増やしていけるのは大きな魅力です。
こもりん長期契約をもらえると、心のゆとりにもなりますね。
サポートや研修でスキルアップできる
サービスによっては、研修や担当者のフォローが用意されています。
クラウドソーシングの場合、基本的には「自分でなんとかする」スタイルです。わからないことがあっても相談できる相手がいないので、困ったことがあった場合に解決に時間がかかることも。未経験からスタートする人にとってはハードルが高く感じられます。
人材サービスの中には、働き始める前に研修を受けられるところや、困ったときに相談できる担当者がついているところがあります。たとえばHELP YOUでは、スキルチェックや面談後に新人レクチャーが用意されており、スムーズに業務を始められる仕組みです。
こうした学びの環境があると、最初は簡単な仕事からスタートしても、少しずつできることが増えていくでしょう。スキルが身につけば対応できる案件の幅も広がるので、長期的なキャリア形成にもつながります。
こもりん未経験からでも成長できる環境があるのは、人材サービスならではのメリット!
オンライン秘書で登録すべき人材サービスの比較表

ここまで人材サービスのメリットを見てきましたが、実際にどのサービスを選べばいいか迷いますよね。実はサービスごとに応募条件や選考の有無、サポート体制、扱う案件などが違います。
自分に合うサービスを見つける参考にしてください。
| 応募条件 | 選考の有無 | サポート体制 | サービスの特徴 | |
| フジ子さん | 未経験OK (社会人経験1年以上) | 書類選考・面談・スキル審査・実務課題あり | 研修制度・OJTあり | 幅広い仕事に対応し、チーム制ためサポートが充実 |
| ココナラアシスト | 案件による | 書類選考・カウンセリング(面談) | 専任担当による定期的なフォローあり | 仕事の多くは3ヶ月以上の継続案件 |
| HELP YOU | 案件による | 書類選考のほかは非公開 | 新人向けの研修やキャリアサポート制度あり。学習コンテンツの無料受講可能 | 1名専属やチーム制、経理ユニットなどから選べる。登録者コミュニティが活発 |
| CASTER BIZ assistant | 案件による | 書類選考・面談・課題提出 | 要問い合わせ | 正社員・準社員もしくは業務委託契約を選べる |
| スーパー秘書 | 経験不問 | 選考あり | 要問い合わせ | 一般事務だけでなくデザイン、SNS運用などの案件が豊富 |
未経験でも応募できるサービスもあれば、実務経験が必須のところもあります。選考も課題の内容は各社さまざま。また、研修制度やチーム制があるかどうかも重要なポイントです。
こもりん特に未経験からスタートする人にとっては、困ったときに相談できる担当者がいたり、働き始める前に研修を受けられたりするサービスの方が不安が少なく済みますね。
サービスの特徴は大手企業の案件が豊富、短時間や柔軟な働き方に対応しているなど、それぞれの強みがあります。
自分がなにを優先したいか(安定性・報酬・働きやすさなど)によって、選ぶべきサービスが変わってきます。
オンライン秘書で登録すべき人材サービス5選
ここからは、オンライン秘書として働きたい人におすすめの人材サービスを5つ紹介します。
この章で解説すること
- フジ子さん
- ココナラアシスト
- HELP YOU
- CASTER BIZ assistant
- スーパー秘書
こもりんそれぞれに特徴があるので、自分の状況や希望に合うサービスを見つけてください。
フジ子さん
フジ子さんは完全在宅で働けて、チーム制で安心して働けるのが特徴のオンライン秘書サービスです。
フジ子さんは競争率が高く厳しい選考がありますが、その分クライアントの質が高く、安定した案件が多いのが魅力です。選考では書類選考、面談・スキル審査、さらに実務課題(トライアウト)があり、しっかりとしたスキルチェックがおこなわれます。
選考は書類選考・PCスキル試験・面談などがあり全てオンラインで、申し込みから契約まで約1ヶ月かかります。
こもりん厳しい選考を通過しなければならないですが、研修やOJT制度が整っているので、採用後は安心して働き始められますよ。
チーム制を採用しているため、困ったときに相談できる相手がいるのも心強いポイントです。ひとりで抱え込まずに済むので、未経験の人でも挑戦しやすい環境が整っています。最短1ヶ月から契約を結ぶことができるので、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができますよ。
フジ子さんの応募について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてくださいね。
ココナラアシスト
ココナラアシストは、株式会社ココナラが運営する法人向けアシスタントサービスです。
最大の特徴は専属担当制で、1対1でクライアントと関われるマンツーマン体制を採用していること。他社のようなチーム制とは異なり、1人のアシスタントが専属で担当するため、細かなニュアンスや指示が伝わりやすく、継続的な関係を築きやすい環境が整っています。
案件は経理・人事・カスタマーサポート・デザインなど多様で、多くの案件が3ヶ月以上の継続契約となっているため、安定収入につながります。
地方や海外在住者でもPCとインターネット環境があれば働け、勤務時間は1日数時間から調整可能。登録や仲介手数料は無料で、進捗確認や報酬交渉、契約手続きは運営スタッフが代行してくれるため安心です。
登録後は担当スタッフがスキルや希望に合った仕事を紹介し、クライアントとの三者面談を経て契約、契約後もフォローがあります。
こもりん家庭や副業と両立しつつ、長期的にクライアントと関わりたい人に向いていますよ。
HELP YOU
HELP YOUは、株式会社ニットが運営するオンラインアシスタントサービスです。
完全在宅で働けるのが特徴で、全国や海外から600名以上のメンバーが活躍しています。業務は、秘書・事務・経理・採用サポート・SNS運用・翻訳など幅広く、大手企業を中心に多様な案件に携われます。
チーム制のプランもあり、ディレクターやほかメンバーからのフォロー体制も万全。研修制度も充実しており、働きながら実務スキルを磨ける環境です。
採用倍率は高めですが、その分クライアントの質が高く、安定した案件が多いのが魅力。責任感を持って仕事に取り組むほど信頼が積み重なり、リーダー職や専門職へのステップアップも可能。登録者同士のコミュニティがあり、仕事以外の話題を話せる環境があります。
こもりんつながりができるため、孤独を感じにくい点も好評です。
長期的にキャリアを築きたい人に最適なオンライン秘書サービスです。
CASTER BIZ assistant
CASTER BIZ assistantは、採用倍率100倍とも言われる人気の高いサービスです。
全国に在籍するアシスタントが、完全在宅で企業の事務・秘書・人事・経理・マーケティング支援など幅広い業務を担当しています。
応募方法は「求人応募」と「キャリア登録」の2種類。キャリア登録とは、すぐに応募したい職種が決まっていなくても自分のスキルや経歴、希望条件を登録することで、後から適した職種や案件を提案してくれる仕組みです。
職種によっては副業も可能。社員としての契約、もしくは業務委託契約を選ぶこともできます。完全在宅で勤務時間も柔軟に調整できる案件もあるため、家庭や本業との両立もしやすいのが魅力です。
こもりん経験を重ねることで専門分野を極める道やリーダー職へのステップアップも見据えられる、自由度の高い働き方を実現できるオンライン秘書サービスです。
スーパー秘書
スーパー秘書は、中小企業や個人事業主の業務をサポートするオンライン秘書サービスで、スタッフは完全在宅で働けます。
募集職種は幅広く、事務や経理、リサーチ、翻訳、WordPress更新、ブログやSNS投稿、チラシ・バナー制作、動画編集、Zoomサポートなど。一般事務ではない分野の案件も豊富です。
仕事の時間は基本的に自由。ライフスタイルに合わせて早朝や夜間、土日の稼働も可能です。
こもりん「サポート体制が整っているので、安心して働ける」という声も。
応募には、インターネット環境とパソコン、WordやExcelの基本操作、そしてコミュニケーション力や自己管理能力が求められます。特別な資格は必要なく、コツコツ作業したり、人を支える仕事が好きな人に向いていますよ。
WebスキルやSNS運用の経験がある人におすすめのサービスです。
オンライン秘書の人材サービスに登録する前にやっておきたい準備
人材サービスにすぐ登録するのではなく、あらかじめ準備するとスムーズです。ここでは、登録前にやっておきたい4つの準備を解説します。
この章で解説すること
- 働き方の希望を整理しておく
- エントリーに書く内容を準備する
- 面談で伝えるポイントを明確にする
- 最低限のPCスキルを確認しておく
こもりんひとつずつ確認しましょう!
働き方の希望を整理しておく
オンライン秘書の働き方は非常に幅広く、フルタイムでしっかり稼ぐことも子育てや副業の合間に数時間だけ働くこともできます。自分がどんな働き方をしたいのか、事前に整理しましょう。最初に自分の希望を整理することで、登録後に「こんなはずじゃなかった……」というミスマッチを防げます。
まずは週にどれくらいの時間働けるかを考えておきましょう。平日の日中フルタイムで働けるのか、それとも週末や夜間のスキマ時間だけなのか。
こもりん具体的な時間帯をイメージすると、案件を選びやすくなりますよ。
収入の目標も考えておきましょう。月にいくらの収入が必要か、扶養内で働きたいのか、それとも本業として安定収入を得たいのか。目標収入によって、選ぶべきサービスや受ける案件の種類が変わってきます。
どんな業務をやりたいかも整理しましょう。自分の得意なことや興味のある分野を明確にすると、登録時のプロフィール入力もスムーズです。
エントリーに書く内容を準備する
エントリー時に記入する内容は、あなたの第一印象を左右するもの。採用担当者への伝わり方や、紹介してもらえる案件の質が変わってきます。その場で考えながら書くと、うまく伝えられなかったり、書き漏れが出たりすることも。登録フォームに記入する経歴や志望動機は、事前に整理しましょう。
こもりん自分の強みが伝わるスムーズなエントリーができますよ。
まず準備したいのは、職務経歴です。これまでどんな仕事をしてきたのか、どんなスキルがあるのかを具体的に書き出しましょう。事務経験があるなら、データ入力やスケジュール管理、電話対応など、具体的な業務内容まで書くと伝わりやすくなります。
次に、志望動機も考えておきましょう。なぜオンライン秘書として働きたいのか、どんな働き方を実現したいのかを言葉にすると、面談でもスムーズに答えられます。スキルを活かして誰かの役に立ちたいなど、ポジティブな意欲を添えると効果的です。
面談で伝えるポイントを明確にする
面談はスキル確認だけでなく、人柄や働き方の相性を見られる場です。面談でなにを伝えるか、事前に整理しましょう。志望理由や得意な業務を口頭でスムーズに説明できるよう準備すると、印象がよくなります。
なぜオンライン秘書を選んだのか、なぜこのサービスに登録したいのかを短くまとめておきましょう。長々と話すのではなく、1〜2分程度で簡潔に伝えられると好印象です。在宅で働きたい理由や、将来どんなスキルを身につけたいかなど、自分の言葉で話せることが大切。
そして得意な業務や強みも言語化しましょう。
こもりん自分の強みを具体的に伝えられると、自分に合った業務を紹介してもらいやすくなりますよ。
また、オンライン面談では笑顔や姿勢といった基本的なマナーも大切です。画面越しでも明るく前向きな印象を与えられるよう、ハキハキと話すことを意識するだけでも、印象が大きく変わります。
最低限のPCスキルを確認しておく
チャットツールやWord・Excelなどの基本操作は、オンライン秘書として働くうえで必須のスキルです。スムーズに案件を進めるためにも、登録前に基本的な操作を確認しましょう。
特にZoomやSlackといったコミュニケーションツールは、使用頻度が非常に高いです。クライアントとの面談や日々のやり取りでよく使われるので、アカウントを作成して基本的な使い方を押さえておきましょう。
ZoomならミュートやカメラのON・OFF、画面共有の方法、Slackならメッセージの送り方やチャンネルの使い分けなどを確認。基本操作を把握しておけば実際の場面で焦らずに済みます。
WordやExcelも、基本的な文書作成や表計算ができるレベルまで慣れておきたいところ。すべての機能を覚える必要はありません。わからないことがあっても、ネットで検索しながら進められる程度のスキルがあれば十分です。
こもりんどんなスキルが必要なのか詳しく知りたい方は、オンライン秘書のスキルマップを参考にしてくださいね。

オンライン秘書の人材サービスに登録する流れとコツ
人材サービスへの登録方法は、サービスによって異なります。
こもりんここでは、代表的なフジ子さんとHELP YOUの採用フローをもとに、基本的な流れとコツを紹介します。
スーパー秘書やCASTER BIZ assistantは、最初に応募フォームやキャリア登録をして、そこから採用案内や選考情報が届く流れ。ココナラアシストの場合は、「ココナラ」への無料会員登録が必要で、その後カウンセリング・面談を経て企業とマッチングされます。
STEP1|公式サイトからエントリーする
多くの人材サービスでは、公式サイトには「応募する」「エントリーする」「登録する」といったボタンがあるので、そこをクリックすると登録手続きがスタートします。エントリー後、数日から1週間程度で担当者から返信が届き、次のステップについて案内されます。
エントリー後は、登録したメールアドレスに確認メールが届きます。次のステップの案内が記載されているので、必ずチェックしてください。迷惑メールフォルダに入ってしまうこともあるので、届かない場合はそちらも確認しましょう。
また複数のサービスに同時登録すると、案件紹介のチャンスが広がります。選考に落ちたり案件紹介が来なかったりする可能性もあるので気になるサービスがあれば、同時に2〜3つエントリーするのがおすすめです。
エントリーする前に、必ず各サービスの応募条件を確認しましょう。
こもりん自分のスキルや経験に合ったサービスを選べば、ミスマッチを防げますよ。
STEP2|プロフィールや経歴を入力する
エントリーが完了したら、次はプロフィールや職務経歴を入力しましょう。
多くの人材サービスでは、エントリー後に詳細なプロフィール入力画面に進みます。ここではこれまでの職務経歴、保有スキル、使えるツールやソフト、希望する働き方などを記入していきます。
事務経験や資格がある人は、具体的に記載しましょう。ただ職種名を書くだけでなく、どんな業務を担当していたのか、どのツールを使っていたのかまで書くと、できることが伝わりやすくなります。
未経験の人はPCスキルや調整力、コミュニケーション力を前面に出しましょう。オンライン会議ツールの使用経験、メールやチャットでのやり取りの経験、スケジュール管理が得意なことも強みになりますよ。
こもりんリモートワークに役立つスキルは、より評価されやすくなります。
プロフィール入力には時間がかかりますが、ここで手を抜かずにしっかり書いておくと、後の選考がスムーズに進みます。
STEP3|スキルチェックや課題に挑戦する
プロフィール入力が完了すると、次は基礎スキルを確認するチェックや課題が課されることが多いです。
サービスによって内容は異なりますが、WordやExcelの基本操作、タイピング速度、チャットツールでのコミュニケーション、簡単な事務作業の疑似体験などが課題として出されます。
課題の難易度は、未経験者向けのサービスであれば基本的な操作ができればクリアできるレベルです。
こもりんただし、全く触ったことがないツールが出てくると焦るので、事前に練習すると安心。
チャットツールでのやり取りも、課題に含まれることがあります。使い方に慣れていない人は、事前に無料アカウントを作って触っておくと、本番で戸惑わずに済みますよ。丁寧な言葉づかいを意識しながら練習しましょう。
課題には制限時間が設けられていることもあるので、落ち着いて取り組むことが大切。わからない部分があっても、できる範囲で最後まで取り組んで提出しましょう。
STEP4|担当者との面談に臨む
スキルチェックを通過すると、次は担当者との面談があります。
面談では、スキルだけでなく志望理由や働き方の適性も見られます。面談は多くの場合オンラインでおこなわれるので、ZoomやGoogle Meetといったツールに慣れておくとスムーズ。
志望理由は、できるだけ具体的に答えられるように準備しましょう。在宅で働きたい理由、オンライン秘書という仕事に興味を持ったきっかけ、将来どんなスキルを身につけたいかなど、自分の言葉で話せると好印象です。
オンライン面談では、画面越しの印象も大切。顔がはっきり見えるように照明を工夫したり、背景を整えましょう。
こもりん笑顔でハキハキと話すことを意識すると、明るく前向きな印象を与えられますよ。
面談中は、相手の話をしっかり聞く姿勢も重要です。わからないことがあれば素直に質問し、自分の希望や不安があれば遠慮せず伝えましょう。
STEP5|登録完了後、最初の案件を受ける
面談を経て登録が完了すると、いよいよ最初の案件を受けるステップに進みます。
ただし、登録後すぐに大きな案件を任されることは少ないです。多くの場合、まずは簡単なデータ入力やメール対応、スケジュール調整などの小さな案件や短時間の業務からスタートして、徐々に仕事の幅を広げていく流れになります。
最初の案件は規模が小さくても、丁寧な対応がなにより大切です。納期を守る、わからないことがあればすぐに質問する、報告・連絡・相談を欠かさないといった基本的なことをしっかりおこないましょう。
また、最初の案件では「この人に任せれば安心」という信頼を築くことが目標です。クライアントやサービス運営側から見てよい印象を持ってもらえれば、その後の案件紹介も増えていきます。
こもりん焦らず、目の前の仕事を確実にこなしていくことで、少しずつ実績が積み重なっていきます。
最初は小さなスタートでも、継続することで収入や案件の幅が広がっていくので、まずは第一歩を踏み出すことが大切です。
オンライン秘書の人材サービスに登録するときの注意点
人材サービスへの登録には、いくつか注意したいポイントがあります。ここでは、特に押さえておきたい3つの注意点を紹介します。
この章で解説すること
- 審査があり合格するには事前準備が不可欠
- 登録後すぐに案件がもらえるわけではない
- 運営実績や会社情報を確認して選ぶ
こもりんどんな点に気をつければいいのか見ていきましょう。
審査があり合格するには事前準備が不可欠
人材サービスは、誰でも簡単に登録できるわけではありません。応募から採用までに厳しい審査があるものもあります。たとえば、フジ子さんは採用率約1%、CASTER BIZ assistantは採用倍率100倍といった狭き門です。書類選考、スキルチェック、面談、実務課題など、複数の選考ステップを経て、ようやく採用される仕組みです。
だからこそ、事前準備が不可欠。経歴や志望理由を整理し、自分の強みをしっかりアピールできるように準備しましょう。「なぜオンライン秘書として働きたいのか」「どんなスキルや経験があるのか」を具体的に伝えられるかどうかが、合否を分けるポイントになります。
未経験の人でも、家事や育児で培った調整力、PCスキル、コミュニケーション力など、日常の中で身につけたスキルは立派なアピール材料です。
こもりん「特別なスキルがないから……」と諦めず、自分の強みを言語化しましょう。
登録後すぐに案件がもらえるわけではない
登録が完了したからといって、すぐに案件がもらえるとは限りません。
多くのサービスでは、まず研修や実績づくりからスタートし、その後実際の案件に入ります。「登録したらすぐに稼げる」と期待していると、現実とのギャップに戸惑うかもしれません。
しかし、この期間にツールの使い方に慣れたり、小さな案件でクライアントとのコミュニケーションの取り方を学んだりすることで、その後の案件獲得がスムーズになりますよ。
たとえばHELP YOUであれば、1〜2ヶ月のOJT形式の業務サポートで、先輩スタッフと案件を進めながら仕事の理解を深めていきます。
こもりんいきなり一人で業務を進めるより、安心して始められますね。
焦らずに準備を整え、最初のチャンスを丁寧に活かすことが、安定した仕事につながります。小さな案件でも真摯に取り組む姿勢が評価されれば、継続依頼や新しい案件の紹介につながりやすくなりますよ。
運営実績や会社情報を確認して選ぶ
オンライン秘書サービスは数多く存在しますが、中には信頼性に欠けるものもあります。
長く安心して働くためには、運営歴や契約条件、サポート体制をきちんと確認しましょう。公式サイトの会社概要をチェックして、どんな企業が運営しているのか、どれくらいの運営実績があるのかを見ておくと安心ですね。
運営歴が浅いサービスがすべて悪いわけではありませんが、長く運営されているサービスの方がシステムやサポート体制が整っている傾向があります。
こもりんまた、利用者の声や口コミも参考になりますよ。
実際に働いている人の評判を調べると、サービスの実態が見えてきます。
契約条件も必ず確認したいポイント。あいまいな記載が多かったり、問い合わせても明確な回答が得られなかったりする場合は、注意が必要です。
怪しいサービスを避けるためにも、登録前にしっかり情報収集しましょう。安心して働ける環境を選ぶことが、長く続けられる秘訣です。
未経験からオンライン秘書に挑戦した女性の体験談

未経験からオンライン秘書として働き始め、それぞれのライフスタイルに合わせて活躍している女性たちがいます。
こもりんこれからの働き方の参考にしてください。
ライフステージに左右されないオンライン秘書で収入2倍

歯科衛生士の資格を持っていたゆりさんは、夫の転勤で4年ごとに引っ越しを繰り返していました。「長く働けないから」という理由で正社員になれず、時給1,000円のパート勤務。せっかくの資格も経験も、転勤のたびにリセットされてしまう状況にモヤモヤしていたそうです。
そんなとき、オンライン秘書という働き方を知り、「ライフステージが変わっても働き方を変えなくて済む」と確信。妊娠・出産というタイミングでしたが、少しずつ実績を積み重ねて月収30万円を達成しました。
「娘と一緒に過ごしながら仕事ができる」「実家に長期帰省しても収入が途切れない」「夫の転勤があっても安定した収入を得られる」とオンライン秘書の魅力を話すゆりさん。オンライン秘書は、キャリアを途切れさせずに収入を上げていけることがわかりますね。

転勤妻でも子育てをしながら在宅ワークでキャリアアップ

3人の子育てと転勤の不安を抱えながら、専業主婦からオンライン秘書として収入15倍を達成したしまさん。
元々は正社員として働いていたしまさんですが、双子の出産後に退職。ヨガインストラクターの資格を取得したものの、夫の転勤リスクを考えると定職に就くことも独立することも踏み出せず、8年間むなしさを抱えていたそうです。
そんなときインスタ運用代行という仕事を知り、「場所や時間に縛られない働き方なら、転勤があっても続けられる」と確信。開始して6ヶ月で、月収が参加前の15倍に。目標としていた月収30万円も達成できました。
現在はオンライン秘書として、企業のフロント業務やプランナー業務、インスタ運用代行など幅広い分野で活躍中です。「転勤があってもキャリアを継続できる」「子育てしながらでも収入を伸ばせる」という、オンライン秘書ならではの働き方を実現しています。

本業と副業を両立し収入2倍にした3児のママ

会社員として働きながら、副業でバックオフィス事務や企業サポートに挑戦し、収入を2倍にしたあやさん。
在宅ワークを探し始めたきっかけは、夫の転職により収入が激減したこと。資料作成やデータ入力などの事務仕事を探していましたが、未経験だったため、どう仕事を請け負えばいいのかわからず悩んでいたそうです。
そんなとき、インスタで仕事の可能性が広がることを知り、スキルを学び始めました。2ヶ月で仕事をもらえるようになり、現在はバックオフィス業務や企業の個別サポートなど、幅広い業務に携わるように。
家族の協力を得ながら、今ではフルタイム勤務と副業を両立し、収入は2倍以上に。身につけたスキルのおかげで本業にもよい影響が出ているそう。「働き方の選択肢が増えて、精神的な余裕ができた」「家族に合わせて柔軟に対応できるようになった」とあやさんは話します。

まとめ
今回は、オンライン秘書で登録すべきおすすめ人材サービスと、案件獲得の流れとコツについてご紹介しました。
- オンライン秘書の仕事は4つの型(マーケティング型・カスタマーサポート型・バックオフィス型・クリエイティブ型)にわかれている
- 人材サービスに登録すると、信頼できるクライアントとつながれて営業の手間が省ける
- おすすめの人材サービスはフジ子さん、ココナラアシスト、HELP YOU、CASTER BIZ assistant、スーパー秘書の5つ
- 登録前に働き方の希望を整理し、エントリー内容を準備するとスムーズ
- 一般的な登録の流れは、エントリー→プロフィール入力→スキルチェック→面談→案件受注の5ステップ
- 登録後すぐに案件がもらえるわけではないことを理解する
オンライン秘書は、未経験からでも挑戦できて、場所や時間に縛られずに働ける魅力的な仕事です。子育て中の方も副業を探している方も、転勤が多い方も、自分のライフスタイルに合わせて働けます。
まずはこの記事で紹介した5つの人材サービスの中から、自分の経験やスキル、働き方の希望に合ったサービスをピックアップしましょう。
登録前の準備として、働き方の希望を整理し、経歴や志望理由をまとめておきましょう。PCスキルやチャットツールの基本操作も確認すると、選考や登録後の案件受注がスムーズに進みます。
この記事で紹介した人材サービスや準備のポイントを参考に、自分に合った働き方を見つけてみてください。未経験からでも、オンライン秘書として新しいキャリアを築くことは十分可能ですよ。

