
インスタのリール動画の作り方完全攻略ガイド(作成方法から伸ばす施策まで)
「インスタリールってどうやって作るの?」
「フィード投稿ばかりだから、リールにも挑戦してみたい!」
「リールのバズるコツを知りたい!」
この記事では、インスタリールの基本的な仕組みから7つの作成ステップ、さらに再生回数を伸ばすコツまでを初心者向けにわかりやすく解説します。
「インスタのリールを作ってみたいけど、なにから始めたらいいのかわからない」という人も安心してください。この記事を読み終える頃には、「これなら私にもできそう!」と自信を持ってリール作成にチャレンジできますよ。
インスタのリールとは?
「リールって見かけることはあるけど、自分で作るのは難しそう……」そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。
この章では、リールがどんな機能なのか、基本的な仕組みを解説していきます。
- インスタのリールってなに?
- リールとストーリーズの違い
- リールとハイライトの違い
- リールとフィードの違い
リール投稿をしたことがない方は要チェックです!
インスタのリールってなに?
インスタのリールとは、通常90秒(作成方法によっては最大4時間)の縦型動画を作成・投稿できる機能。スマホの画面全体に表示される動画で、音楽やエフェクトを使って魅力的な投稿を作れます。
リールの最大の特徴は、フォロワー以外のユーザーにも表示されやすいこと。通常のフィード投稿と違って、「発見タブ」や「おすすめ」に表示されるため、多くの人に見てもらえるチャンスが広がります。
リールが表示される場所は主に3つ。
リールタブ:リール投稿のみが表示されるタブ
発見タブ:あなたの興味に合わせてインスタが選んだリールがフィード投稿と一緒に表示される
フィード(タイムライン):通常の投稿と同じように表示される
動画の作成も意外と簡単で、スマホひとつあれば撮影から編集、投稿まですべて完結します。特別な動画編集の知識がなくても、直感的な操作で目を引くリールを作成できますよ。
リール投稿で、インスタでの発信の幅がぐっと広がりますね!
リールとストーリーズの違い
縦長の動画といったらストーリーズもあるけど、どう違うの?と疑問に思う方も多いでしょう。実は、この2つの機能には大きな違いがあります。
まず表示期間が違います。ストーリーズは24時間で自動的に消えてしまいますが、リールは表示期間の制限がありません。
つまり、動画を長い期間見てもらえるということ。
また、届く相手も異なります。ストーリーズは基本的にフォロワーのみに表示されるため、親しい人との日常的なコミュニケーション向き。
一方、リールはフォロワー以外にも表示されるため、新たなフォロワーを増やしたいときや拡散を狙いたい場合に効果的です。つまり、ストーリーズはフォロワーに向けて、リールは拡散と覚えておくと使い分けしやすいでしょう。
リールとストーリーズの違いをもっと詳しく知りたい方は、以下の記事の記事も参考にしてみてくださいね。
リールとハイライトの違い
ハイライトは、過去のストーリーズを整理して保存する機能。主にアカウントの紹介や重要な情報をまとめるときに使います。
たとえば、「商品紹介」「お客様の声」「よくある質問」といったテーマごとにストーリーズをまとめて、いつでも見返せるように表示。
一方、リールは動画を作成して投稿する機能で、フォロワー以外の人に見てもらうことを目的としています。ハイライトが「プロフィールに来た人に見てもらうまとめ」だとすれば、リールは「まだ知らない人に見つけてもらう投稿」という違いがあります。
更新頻度も異なり、ハイライトは一度作成すると長期間そのまま残すことが多く、更新頻度は低めです。しかし、リールは投稿ごとに新規表示されるため、継続的に露出機会を作れる特徴があります。
つまり、ハイライトは「保存・整理用」、リールは「拡散・発見用」と覚えておくと使い分けに迷いませんよ。
リールとフィードの違い
フィード投稿は、すでにあなたに興味を持っているフォロワーに向けて、深く知ってもらうための場。商品の詳細な説明や、ブランドのストーリーなどをじっくり伝えられます。さらに投稿はプロフィール一覧で残るためあとから見返されやすく、検索時に新しい人にも読まれる可能性があります。
リールの場合は、新しいユーザーの興味を引く入口としての役割が強いです。まだあなたを知らない人に「もっと見てみたい」と思ってもらうためのきっかけ作りに向いています。
フィード投稿はユーザーが意識的に読むものですが、リールは流し見されることが多い。そのため、リールでは冒頭の数秒で興味をひきつけないと最後まで見てもらえないことも……。
リールで新しい出会いを作り、フィードで関係性を深める。こうした使い分けで、より効果的な発信ができるでしょう。
フィード投稿について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
インスタのリール動画を活用するメリット
なぜ多くの人がリール投稿を始めているのでしょうか。この章では、リールがもたらす具体的なメリットを3つに分けて解説していきます。
- 多くのユーザーに表示されやすい
- ほかの投稿よりも新規フォロワーが増えやすい
- ほかのSNSにも横展開しやすい
メリットを知って、リール投稿に活かしましょう!
多くのユーザーに表示されやすい
リールの最大の特徴は、フォロワー以外の多くのユーザーに見てもらえること。通常のフィード投稿は主にフォロワーに表示されますが、リールはインスタのアルゴリズムで発見タブやリールタブに表示されます。
この仕組みにより、アカウントを知らない人にも動画が届くため、新しいユーザーにアプローチできます。特に興味関心が似ているユーザーに優先的に表示される傾向があるので、あなたの投稿に関心を持ってくれる人とつながりやすくなりますよ。
実際にフォロワー数が少ないアカウントでも、リールを投稿することで数千回、数万回再生されることも。つまり、フォロワー数に関係なく、多くの人にリーチできる可能性があるということです。
ほかの投稿よりも新規フォロワーが増えやすい
リール投稿をすると、新しいフォロワーが増えやすくなります。これは、リールを見て興味を持った人がプロフィールページに訪れ、そのままフォローする流れができるためです。
リールは短時間でアカウントの魅力やコンテンツの特色を伝えられます。そのため、初めて見た人でも「投稿をもっと見たい」と感じやすく、フォロー率が上がる傾向に。
特に、動画は静止画よりも多くの情報を短時間で伝えられるため、視聴者にあなたの人柄やアカウントの雰囲気を具体的に伝えられるのが特徴です。音楽やエフェクトも組み合わせることで、より印象に残りやすくなるのもポイント。
フィード投稿だけでは届かない新しい層にアプローチできるため、新たなフォロワーを増やしたいならリール投稿は欠かせません。
ほかのSNSにも横展開しやすい
一度リール動画を作ってしまえば、ほかのSNSにも簡単に使い回すことができます。リールのような縦型の短めの動画は、TikTokやYouTubeショートなどと共通する規格のため、編集し直さずにそのまま投稿できます。
動画制作に時間をかけた分、複数のSNSで活用できるのは大きなメリット。
各SNSにはそれぞれ異なるユーザー層がいるため、同じ動画でもより多くの人に投稿を届けられます。インスタでは届かなかった層に、TikTokやYouTubeで出会えることもあるでしょう。
複数のSNSに展開することで、少ない労力でより多くの人に投稿を見てもらえるチャンスが生まれるのです。
インスタのリール動画の作り方7ステップ
一見難しそうに見えるリール作成ですが、実は7つのステップに分けて進めれば、簡単に作ることができます。
これから紹介する手順を参考に、さっそくリールに挑戦していきましょう。
STEP1:リール作成画面を開く
まずはリールの作成画面を開きます。作成画面は、ホーム画面の「+」マークをタップし、リールを選択。
リール作成画面では動画の撮影から編集、音源選び、エフェクトの追加まで、リール制作に必要なすべての機能がひとつの画面に集約されています。
動画の作り方は、以下の3つから選べます。
1.テンプレートを使う場合
画面上部の「テンプレート」から、ほかのユーザーが作成した人気のリールをお手本にできます。初心者にはこの方法が特におすすめ。
2.新たに動画を撮影する場合
画面下部の録画ボタンをタップして、その場で動画を撮影できます。リアルタイムで撮影したい内容があるときに便利。
3.すでにある動画を選ぶ場合
スマホに保存されている動画を選択できます。事前に撮影しておいた動画を使いたいときはこちらを選びましょう。
最初は慣れないかもしれませんが、何度か触ることで操作に慣れていくものです。
リール作成画面に入れば、あとは順番に進めていくだけ!
STEP2:音源を選ぶ
リール作成では、事前に音源を選んでおくのがおすすめ。
音楽を先に決めることで、その曲の雰囲気やテンポに合わせて撮影や編集を進められるため、統一感のある仕上がりになりますよ。
音源は、動画の内容や伝えたい雰囲気に合ったものを選びましょう。明るい内容ならアップテンポな曲、落ち着いた内容ならゆったりとした曲を選ぶと、内容とマッチして離脱される可能性が低くなります。
また、人気の楽曲やトレンドの音源を使うことで多くの人の目に留まりやすくなり、再生回数アップの効果も期待できます。同じ音源を使ったほかのリールと一緒に、あなたのリールがおすすめ表示されることもありますよ。
音源の選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてくださいね。
STEP3:動画を撮影する
いよいよ動画の撮影です。リールは縦型動画が前提なので、スマホを縦向きに持った状態で撮影を進めましょう。
撮影のポイントは以下の通りです。
- スマホを縦向きで構える
- 明るい場所で撮影する
- 手ブレを防ぐため、三脚などで固定する
- 余計なものが映り込まないよう背景を整理する
撮影画面では、中央下部にある白い丸いボタンをタップすると録画が開始されます。もう一度タップすると録画が停止するので、必要な分だけ撮影してください。
一度に長い動画を撮る必要はありません。短い動画を複数撮影して、後でつなげることも可能です。
たとえば、異なる角度から撮った映像や、時間を空けて撮影した複数のシーンを組み合わせることで動きのあるリールが作れますよ。
最初は慣れないかもしれませんが、何度か撮影することで上達していきます。
STEP4:動画編集をする
撮影が完了したら、編集して仕上げていきましょう。以下の手順で進めればOKです。
見やすい動画に仕上げるために、おさえておきたいポイントは次の通りです。
- 不要な部分のカット
- テキストの挿入
- エフェクトの追加
- 複数の動画の結合
リールは短時間で視聴者の興味をひく必要があるため、テンポの悪い部分は削りましょう。
たとえば、話し始める前の「えーっと」や、動作が止まっている時間などはカットすると見やすくなりますよ。
重要なポイントを強調したり、音声なしでも内容が伝わるような字幕を入れるのもおすすめ。ただし、文字を点滅させるなど派手な装飾は見づらい原因になるので、入れ過ぎないようにしましょう。
編集はテンポ感と伝わりやすさが鍵。最後まで飽きずに見てもらえるよう、リズミカルでわかりやすい構成を心がけてください。
動画編集についてもっと知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
STEP5:カバー画像の設定
動画編集が完了したら、リールの「顔」となるカバー画像を設定しましょう。
カバー画像は、プロフィール画面やフィード上で表示される重要な要素で、視聴者がリールをタップするかどうかを左右します。カバー画像は次の方法で設定できます。
撮影した動画の中から選択、もしくは別途用意した画像を「カメラロール」からアップロードします。
カバー画像選びでは、ひと目で動画の内容がわかるシーンを選ぶことがポイント。表情がよく映っている瞬間や、動画の見どころが伝わりやすいシーンを選ぶと効果的です。
また、プロフィール画面でほかの投稿と並んだときの統一感も考慮しましょう。アカウント全体の雰囲気に合ったカバー画像を選ぶことで、フォロワーが興味を持ちやすくなりますよ。
どれだけ素晴らしい動画でも、カバー画像が魅力的でないと再生されないので注意!
カバー画像の作成のコツは、以下の記事でも紹介しています。
STEP6:キャプションの設定
カバー画像が決まったら、次はキャプションの設定です。キャプションでは動画の内容や狙いを短く説明し、必要なハッシュタグを入れていきます。設定の仕方は以下の通りです。
ここで追加するキャプションは、ただの動画の説明文ではありません。ユーザーが検索するキーワードがキャプションに入っていると、検索結果や発見タブに投稿が表示されやすくなります。そのため、検索されやすい言葉を不自然にならない範囲で記載しましょう。
投稿をたくさんの人に見てもらいたいからといって、内容と関係のないキャプションを使うのはNG。たとえば、料理のリールなら「#手料理」「#簡単レシピ」というように、リールの内容に合った、検索されやすいキャプションを選びましょう。
キャプション作成のコツは、以下の記事でも詳しく解説しています。
STEP7:最終チェックして投稿
投稿する前に、作成したリール動画に問題がないか以下の点で最終確認しましょう。
- 音と映像がずれていないか
- 画質が荒くないか
- テキストの位置のズレや誤字がないか
- カットミスや不自然な部分がないか
投稿画面のプレビューで動画を最初から最後まで通して再生しましょう。客観的な視点で見ることで、編集中には気づかなかった問題点を発見できることがあります。
画像や文字のミスは、離脱の原因になるので確認は慎重に!
特に、動画の冒頭部分は視聴者が続きを見るかどうかを判断する重要な箇所です。開始2秒以内に興味をひけているかどうかも含めて確認してください。
投稿設定では、リールを同時にストーリーズにシェアするかどうかも選べます。フォロワーに新しいリールの投稿をお知らせしたい場合は、この機能を活用するとよいでしょう。
チェックが完了したら、投稿画面下部の「シェア」ボタンをタップして投稿完了です。
リール動画の再生回数を伸ばす作り方
リールを投稿したら、やっぱり多くの人に見てもらいたいですよね。ここでは、再生回数を効果的に伸ばすための具体的な方法を解説していきます。
- 再生回数を伸ばす13の施策
- 再生回数が伸びやすい時間帯
- ハッシュタグを活用した施策
- エンゲージメントを増やす施策
- 再生回数が伸びないときの施策
コツを押さえて、あなたのリールをより多くの人に届けましょう。
再生回数を伸ばす13の施策
リールの再生回数を伸ばすには、露出・タップ・滞在時間の3つを高める工夫が重要です。
再生回数は1秒再生されただけでもカウントされますが、インスタのアルゴリズムはより深い指標を重視しています。具体的には以下の基準で、さらに多くの人におすすめするかを決めています。
- どれだけ多くの人に表示されたか(露出数)
- どれだけクリックされたか(タップ数)
- どれだけ長く見られたか(滞在時間)
露出を増やすには、適切なハッシュタグの活用やトレンド音源の使用が効果的です。タップ率を上げるには、魅力的なカバー画像と興味を引くタイトルが重要に。滞在時間を延ばすには、冒頭での興味づけと最後まで飽きさせない構成が必要です。
これらの施策を組み合わせることで、アルゴリズムに評価されやすいリールが作れます。具体的な13の施策については、以下の記事で詳しく解説しています。
再生回数が伸びやすい時間帯
再生回数を伸ばしたいなら、投稿する時間帯も意識して、ターゲットが最もインスタを開く時間を狙うことが重要です。
一般的には19~22時がゴールデンタイムとされていますが、これはあくまで目安に過ぎません。大切なのは、あなたのフォロワーやターゲットがいつインスタを見ているかを把握することです。
たとえば、社会人向けのコンテンツなら通勤時間(7~9時)や昼休み(12~13時)といったように、ターゲットの生活リズムに合わせて投稿するのが効果的です。
そのためにはインスタのインサイト機能を使って、フォロワーがアクティブな時間帯を確認し、その時間に合わせて投稿しましょう。
投稿時間の見つけ方やバズる時間帯の詳細は、以下の記事で解説しています。
ハッシュタグを活用した施策
再生回数を伸ばすためには、ハッシュタグの活用が欠かせません。関連性が高いハッシュタグを使うことで、ターゲットに届きやすく再生数が伸びやすくなります。さらに、検索やおすすめ表示のきっかけにもなり、フォロワー以外のユーザーにも届くように。
重要なのは、ハッシュタグの数と質のバランスです。
現在のインスタでは、多くのタグを付けるよりも、投稿内容と関連性の高いタグを3~5個付けることが推奨されています。関係のないタグを大量に付けると、インスタ側が投稿の内容やジャンルを正しく判断できず、見てもらいたいターゲットに届かなくなる可能性も。
また、タグは内容だけでなく規模も考慮しましょう。投稿数が多いタグばかり使うとほかの投稿に埋もれてしまいます。
効果的なハッシュタグを選ぶ方法は、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてくださいね。
エンゲージメントを増やす施策
エンゲージメント(いいねやコメント、保存、シェア)を増やすことは、リールの露出を増やし、新たなフォロワーの獲得につながる重要なポイントです。エンゲージメントが高い投稿ほど、アルゴリズムで高く評価され、発見タブやおすすめに表示されやすくなります。
単によい内容を投稿するだけでなく、視聴者にどう反応してほしいかを意図的に組み込むことが重要です。
たとえば、リールの最後で「どう思う?コメントで教えて」と問いかけたり、「保存してあとで見返してね」と誘導したりすることで、自然な反応を促せますよ。
エンゲージメントが高い投稿には、目に止まるサムネイルやキャッチコピー、反応したくなる内容などの共通点があります。
これらのコツを意識して、ユーザーからの反応アップを目指しましょう!
エンゲージメントを高める効果的な施策については、以下の記事で詳しく解説しています。
再生回数が伸びないときの施策
リールの再生回数が伸びない原因はひとつとは限りません。冒頭の内容や全体の長さ、本編の内容、差別化できているかなど複数の視点で見直すことで改善できます。
まず最も重要なのは、リールの冒頭2秒で視聴者の心をつかめているかどうかです。視聴者は最初のわずか2秒で「見る・見ない」を判断します。
冒頭で「気になる!」「役に立ちそう!」と思わせる工夫が必要です。たとえば「ダイエット中におすすめの朝食ランキング3選」や「100均グッズだけで収納してみた結果」など、続きが気になるタイトルや構成を心がけましょう。
再生回数が伸びない具体的な原因と対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。
再生回数が伸びないと焦る必要はありません。改善点を見つけてひとつずつ取り組めば、再生数は改善していきますよ!
収益化できるリール動画の作り方
リールを単なる趣味の投稿から収益につながるツールに変えるには、以下のような戦略的なアプローチが必要です。
ストーリー性: 商品をただ見せるのではなく、「使ってみた結果、こんなことが起こりました」といった物語を作ることで、視聴者が自分のこととして捉えやすくなる
トレンド活用: 話題になっている音楽や動画の手法を使うと「注目のコンテンツ」として優先的に表示される
適切なハッシュタグ: 「#インスタ初心者」のような大きすぎるタグより、「#30代ママの時短術」のようにターゲットに刺さるハッシュタグを選ぶ
短時間での訴求: 冒頭2秒で「えっ、なにこれ?」と思わせ、30秒以内に「これほしい」と感じさせる流れを作る
これら4つのポイントを組み合わせることで、視聴者の関心を高め、購入や申し込みといった行動につなげやすくなります。
リールでの収益化についてより具体的に学びたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
リール動画でバズっているアカウント事例3選
実際にどんなリール動画がバズっているか、3つのアカウントの事例を紹介します。
- こもりん|どこでも働く女
- こもりん|インスタ攻略
- リモにゃん
それぞれ異なるアプローチですが、バズのヒントがたくさんありますよ。
こもりん|どこでも働く女
@komorin_workでは、元保育士から在宅フリーランスに転身した経験を活かし、働き方に悩む女性に向けて発信しています。
リール動画では25歳で保育士を退職し、仕事や収入の不安を抱えながらも在宅フリーランスに挑戦したリアルなストーリーを投稿。視聴者が「私も同じ悩みを持ってる!」と共感できる内容を心がけています。
特に意識しているのは、具体的な課題設定です。「起業はリスクになる?」「収入を安定させるには?」といったフリーランスが直面する課題や不安を明確にして、それをどう乗り越えたかをわかりやすく伝えています。
さらに、旅しながら働くライフスタイルを動画で紹介することで、新しい働き方の可能性を表現しています。
こもりん|インスタ攻略
@_komostagramでは、インスタ運用のノウハウを初心者にもわかりやすく解説しています。
「2秒で引き込むリールの冒頭」「顔出しナシでも伸ばすコツ」など、すぐに実践できるインスタのテクニックをリールで紹介。「1日5分で変わる」「たった3ステップ」といった具体的な数字を使って目を引き、誰でも簡単にできると思わせる工夫をしています。
保存率を高めるため、何度も見返したくなる投稿作りも意識しています。「Canvaで簡単!リール垢抜け効果音」のような、ツールの使い方を解説した内容が特に好評です。
最近では生成AIを活用した効率的な投稿作成の方法も発信。トレンドに合わせた投稿を心がけています。
リモにゃん
@remolaboは、黄色い猫のキャラクター「リモにゃん」が仕事術を解説するアカウントです。
「ついあと回しにしてたにゃ」「ひと言添えるだけで違うにゃ」など、猫語を交えることで親しみやすさを演出しています。ビジネスのコミュニケーションのコツやトラブル回避方法など、堅いテーマもキャラクターを通すことで柔らかく伝えられるのが強み。
差別化のポイントは文字だけで説明するのではなく、リモにゃんのイラストを使って視覚的に伝えている点です。
たとえば「1週間をゴキゲンに過ごすコツ」をテーマにしたリールでは、「できた自分を褒める」のシーンでリモにゃんが拍手するイラストを使用。印象に残りやすく、キャラクターのかわいらしさから、いいねやコメントが集まりやすくなっています。
インスタのリール動画を作成する際の注意点
リールは多くの人に届きやすい分、ちょっとした間違いが大きな影響を与える可能性があります。だからこそ、炎上を防ぐ意識と著作権を守る姿勢が欠かせません。怠るとアカウントが停止される可能性があるので、以下の点に注意しましょう。
炎上の防止: リールはフィード投稿と比べて拡散力が高い分、ネガティブな反応や批判も一気に広がります。差別的な内容や攻撃的な表現、誤解を招きやすい情報は避け、投稿前に「これを見た人がどう感じるか」を客観的に考える習慣をつけましょう。
著作権の遵守: 音楽や映像、画像などを無断で使用すると、著作権侵害にあたる可能性があります。音源はインスタの音楽ライブラリから選ぶか、自分で作った曲を使用しましょう。
ほかの人が投稿している動画や画像を引用するときも注意が必要です。出典を記載していても、許可なく使えば違法になるケースもあります。
これらのルールを守ることは、アカウントの信頼を築くうえで大切なこと。正しく運用していきましょう。
インスタのリール動画を作成するときのよくある質問
リール作成を始めると、さまざまな疑問や悩みが出てくるものです。ここでは、初心者がよく抱く質問とその答えを詳しく解説していきます。
- リール動画って自動作成するのはアリ?
- リール動画に最適な画面サイズや比率って?
- リールは何分の動画がバズりやすい?
- リール動画を「もう一度見たい」と思わせるには?
- リール動画を保存・ダウンロードする方法はある?
迷うことなく動画を作れるよう、確認していきましょう!
リール動画って自動作成するのはアリ?
結論から言うと、完全自動化は現状では難しいですが、半自動化なら実現可能です。ユーザーの感情を読み取ったり、ターゲットの好みに合わせた細かな調整は、まだ人の手でしかできません。AIが出力した内容をそのまま使うと、事実と異なる情報が含まれていたり、不自然な表現になったりすることもあります。
しかし、動画作成の一部をツールに頼るのは効果的です。たとえばChatGPTを使ったネタ出しや構成作成、Canvaのテンプレートを活用した動画編集など、各工程で適切なツールを使い分ければかなりの時短に。
生成AIツールで誤字脱字をチェックするのもおすすめ!
ただし、生成AIツールも完ぺきではないので、最後は自分の目で確認することを心掛けましょう。
リールの自動作成について詳しい手順や注意点を知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
リール動画に最適な画面サイズや比率って?
リールの最適なサイズは1,080px×1,920px(縦横比9:16)です。これはスマホの縦画面にぴったり収まるサイズで、インスタが推奨している規格でもあります。
このサイズで作成すると画面全体を有効に使えて、見やすい動画に。縦型の画面いっぱいに表示されるので迫力が増し、細かい情報もしっかり伝えられます。
逆にサイズが合っていないとテキストが見切れたり、重要な部分が画面外に出てしまったりして、伝えたい内容が届かないことも……。
また、画質が悪かったり表示が崩れたりすると、視聴者がすぐに離脱する可能性もあります。せっかくよい内容でも、サイズが原因で見てもらえないのはもったいないですよね。
適切なサイズで作成して、最後まで見てもらえる動画を目指しましょう。
リールサイズの詳しい設定方法や見切れを防ぐコツについては、以下の記事で解説しています。
リールは何分の動画がバズりやすい?
リールは通常90秒(作成方法によっては最大4時間)まで投稿できますが、実際にバズりやすい長さには傾向があります。
一般的に15〜30秒の短い動画の方が最後まで見られる確率が高く、バズりやすいといわれています。繰り返し再生される傾向もあり、インスタのアルゴリズムの評価も上がりやすいです。
内容によっては、30秒以上の長めの動画が効果的な場合も。たとえば、料理のレシピや手順を解説する動画やストーリー性が強い内容などは、時間をかけて見せた方が視聴者の満足度が上がりやすいです。
大切なのは、伝えたい内容に対して適切な長さを選ぶこと。
視聴者に「ちょうどよかった」と感じてもらえる動画ほど、バズりやすくなりますよ。
リールの最適な長さについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
リール動画を「もう一度見たい」と思わせるには?
リールで再生回数を伸ばすために、一度見ただけで終わらない保存したくなる内容を盛り込みましょう。
保存されやすいリールの特徴は次の通りです。
見ながら試せるチュートリアル投稿
メイク方法や料理の手順など、実際に手を動かしながら真似できる内容
今すぐには試せないハウツー投稿
旅行先のおすすめスポットや季節限定のイベント情報など、あとで必要になる情報
情報がまとまっているランキング・まとめ投稿
「〇〇ベスト5」や「これだけ知っておけばOK」など、整理された情報
見るだけで楽しめるストーリー投稿
感動的な話やおもしろいエピソード
ユーザーの深い悩みを解決する投稿
ダイエットが続かない人のための習慣づくりなど、具体的な解決策を提示
これらを積極的に取り入れていきましょう。
もう一度見たくなるリールの作り方については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
リール動画を保存・ダウンロードする方法はある?
気に入ったリールを後で見返したい、自分の投稿を手元に残したいというときに使えるリール動画の保存・ダウンロード方法は6つあります。
- インスタの「コレクション保存」:インスタアプリ内で保存
- リールのダウンロード機能:自分の投稿やダウンロード許可されているほかの人の投稿を端末に保存
- ストーリーズでシェアしてダウンロード: 一度ストーリーズにシェアしてから保存
- スマホの画面録画機能:スマホの機能で画面自体を録画
- 外部アプリを利用:専用アプリを使ってダウンロード
- パソコンのダウンロードサイト:Web上のサービスでダウンロード
それぞれ使い方と注意点が異なりますが、特にダウンロード時は著作権への配慮が必要です。他人の動画を無断で転載すると、法的リスクが生じる可能性があります。
リールの保存・ダウンロード方法の詳細については、以下の記事で解説しています。
まとめ
今回はインスタリール動画の作り方のガイドを、初心者向けに解説しました。
- リールは最大通常90秒の縦型動画で、フォロワー以外にも表示されやすい機能
- 7ステップで簡単に作成可能(作成画面を開く→音源選択→撮影→編集→カバー設定→キャプション→投稿)
- 再生回数を伸ばすには露出・タップ・滞在時間の3要素が重要
- 収益化にはストーリー性・トレンド活用・適切なハッシュタグ・短時間での訴求が必要
- 炎上防止と著作権の遵守は必須
まずは難しく考えすぎず、最初は15秒程度の短い動画から始めて、徐々に長さや編集にこだわっていけば大丈夫です。
まずは投稿して、その反応を見ながら次の投稿で改善していくのが上達への近道です。
再生回数アップのコツは複数あります。リール作成に慣れてきたら、記事内で紹介した「再生回数を伸ばす13の施策」や「ハッシュタグを活用した施策」も試してみてくださいね。
もし再生回数が伸び悩んだら、冒頭2秒の作り方を見直したり、投稿時間を変えてみたりと、この記事で学んだテクニックをひとつずつ試していきましょう。
効率的にインスタのノウハウを学んでアカウントを成長させたい方は、こちらもチェックしてください!