【完全版】インスタでメンションできない11の原因と対処法を解説

「インスタでなぜかメンションができない……」
「特定の人のメンションができない原因はなに？」

今すぐインスタのストーリーズで他の人のアカウントやブランドをメンションしたいのにできないとき、どう対処すればいいのか焦って探していませんか？

そんなときもただ対処して終わるのではなく、原因を知っておけば次に同じことが起きても焦ることはないはずです。

そこでこの記事では、インスタでメンションできない11の主な原因と、それぞれの問題に対する具体的な解決策を、わかりやすくまとめました。

さらにインスタ運用を加速させるための、効果的な6つのメンション活用方法も掲載しています。

もう「なんでメンションできないの？」とイライラしないように、ぜひこのページをブックマークしておいてくださいね。

インスタのメンション機能とは

インスタグラムのメンション機能は、投稿やストーリーズなどで特定のユーザーをタグ付けする機能です。

メンション（mention）とは「話に出す・言及する」という意味を持ち、特定のユーザーに「あなた宛のメッセージですよ！」と明確に示す役割があります。

メンションするときは、#（ハッシュタグ）ではなく「@ユーザー名」とし、メンションされた人には直接メッセージが届く仕組みです。

ちなみにストーリーにおけるメンションは、ストーリーズが投稿から24時間後に自動的に消えることから、後からメンションを削除する機能はありません。

ストーリーズでのメンションのやり方は、2パターンあります。

1つは文章中にメンションを入れる方法です。

ストーリーズの投稿画面で文字入力を選択し、@メンションをタップします。

そして、ユーザーネームを入力し、該当アカウントを選べばメンションできます。

そして、メンションのあとに文字を入れることも可能です。

もう1つはスタンプでメンションする方法です。

ストーリーズでステッカーを選択し、@メンションのスタンプをタップします。

そして、ユーザーネームを入れて該当のアカウントをタップすれば、メンションのステッカーができあがります。

【すぐ対応可】インスタでメンションできない6つの原因と対処法

ここからはインスタでメンションできないときの、6つの原因とすぐに対処できる方法をお伝えします。

よくやりがちなミスもあるので「インスタ側のバグかな…」とだけ思い込まないよう、チェックしておいてくださいね。

アカウント名を間違えている

ユーザー名を正確に入力しないと、意図したアカウントがメンション候補に表示されません。

似たようなユーザー名もあるので、別のユーザーをメンションしていないか注意が必要です。

＠の後ろにスペースが空いている

「@ remolabo」のように、@の後ろにスペースが入っていることがあります。スペースが入っていると、正しくアカウントを認識してもらえません。

21件以上メンションしている

2024年4月現在、ストーリーズにメンションできるアカウントは、​​20件までです。

21件目をメンションしようとすると、メンションできませんと表示されます。

インスタアプリのバージョンが古い

インスタのアプリのバージョンが古く、不具合が起きているため、メンションが正しく機能しないことがあります。

インスタアプリの動作不良や不具合

インスタアプリに不具合が生じることも。それが原因で、メンション機能が正常に作動しないこともあります。

インターネット接続が不安定

スマホやタブレット側のインターネット接続ができていないと、メンションできません。

【相手の対応必須】インスタでメンションできない5つの原因と対処法

自分に問題がない場合、相手側の設定や不具合が原因と考えられます。

状況によって相手からの対応が必要なこともあるので、以下の5つのどれに当てはまるのか、チェックしてみましょう。

相手がメンションを拒否設定している

相手がメンション許可の範囲を制限している場合、メンションしようとしても「メンションできません」と表示されます。

メンション許可の設定の方法：

①プロフィール画面右上のメニューボタン​の三本線をタップ

②「タグとメンション」をタップ

③「メンションを許可しない」以外のどちらかを選択してもらう

相手がアカウントをすでに削除している

インスタグラムで相手のアカウントが削除されると、そのアカウントを検索したり、メンションできなくなります。

ただし、アカウントが完全削除されるには30日間の猶予期間があるので、その間はメンション可能。

この猶予期間を過ぎると、アカウントは完全に削除されるのでメンションもできません。

相手がアカウントを一時停止している

相手が内容を刷新中などでアカウントを一時停止中の場合、ストーリーズでメンション機能は使えません。

メンションをしようとしても、そのアカウントは選択候補に表示されないのです。

仮にメンションできたとしても、メンションされた部分をタップすると、通常であれば遷移するはずのプロフィール画面に移動はできません。

相手がブロックしている

もし相手にブロックされている場合、そのユーザーをストーリーでメンションはできません。

相手のアカウント名を入力しても、メンションの候補として出てこないので、直接プロフィールへの遷移もできないのです。

相手がアカウントを非公開にしている

相手がアカウントを非公開にしていると、相互にフォローしない限りメンションが機能しません。

インスタで知らない人にメンションされないようにする方法

もしインスタのコメント上で、勝手にメンションされたらどうすればいいのでしょう？

実は、自分からそのコメントを削除できません。

こちらができるのは、メンションをスパムとしてインスタに報告し、該当アカウントが停止されるのを待つ以外に手段はないのです。

このようなことがないよう、知らない人からの不要なメンションを避ける方法として、以下のように設定ができます。

メンションできる人を制限する手順

①プロフィール画面右上のメニューボタン​の三本線をタップ

②「タグとメンション」をタップ

③「あなたがフォローしている人からのメンションを許可」もしくは「メンションを許可しない」のどちらかを選択してもらう

こうしておけば、インスタ上でのプライバシーと快適な環境を守れます。

インスタのメンションを活用してインプレッションを増やす方法6選

インスタでメンションを活用すると、インプレッションの増加につながります。

その方法として、関係のあるユーザーやブランドをメンションして、アカウントが共有されやすい内容の投稿をするのです。
インスタでは他のアカウントとつながること、つなげてくれるアカウントは評価されやすい傾向にあるので、ぜひメンション機能を活用してみてくださいね。

プロモーションやコラボレーション

ブランドや他のユーザーをメンションして、お互いの知名度や認知度が向上させるマーケティング手法です。

プロモーションやコラボを通して、互いのフォロワーや視聴者にアクセスでき、お互いの新しいユーザーの獲得につながります。

活用手順の一例：

まずはコラボをするパートナーを選びます。

次にパートナーと共同でコンテンツを作成します。そして、コンテンツを投稿する際に、コラボをするパートナーをメンションします。

たとえば、「@⚪︎⚪︎と1dayセミナー開催！」とストーリーズに投稿します。相手も同じように、自分をメンションしてもらいストーリーズに投稿することでお互いのフォロワーに認知を広げることができます。

このように新しいつながりを作り出すことは、インスタのミッションである「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」という目的にも叶っていますね。

イベントの告知や参加者への感謝

イベントを開催する際に、積極的に告知することで、より多くのフォロワーが参加を検討してくれます。

多くの人が参加してくれれば、イベントも盛り上がるでしょう。

さらにイベント終了後は、参加者や関係者への感謝を公の場でも伝えることが大切です。

そうすることで参加者とは関係が深まる上、それを見た他のフォロワーも、次回イベントの参加を検討し始めます。

活用手順の一例:

①イベントの告知

• イベントの内容や日時、場所などの詳細を投稿やストーリーで告知
• キャプションやコメントで、参加を呼びかけると同時に、イベントをイメージしやすい情報や写真を共有
• 告知用の投稿でイベントの主催者や関係者をメンションし、その人たちとの関係性もアピール

②参加者への感謝

• イベント終了後、参加者や関係者に対してお礼の投稿をする
• 参加者や関係者の写真を共有し、キャプションやコメントで感謝の気持ちを伝える
• 参加者や関係者を個別にメンションして、参加やサポートに感謝する

イベントの告知を通じて、ブランドの知名度を高めておきます。

終了後は参加者にお礼の投稿をすることで、ブランドのポジティブなイメージを強化できますよ。

コンテストやチャレンジの実施

コミュニティの活性化には、ユーザーが気軽に参加できる企画が必要です。

たとえば、コンテストやチャレンジは取り組みがしやすい参加型企画のひとつ。

イベント参加者には特定のハッシュタグの使用やメンションしてもらうことで、他の参加者も投稿を見つけられるので、コミュニティ内の交流にもつながります。

さらにこれらのイベントはアカウントのプロモーションにもなるので、新たなユーザーも獲得できるでしょう。

活用手順の一例:

①コンテストやチャレンジの告知

• コンテストやチャレンジの詳細を投稿やストーリーで告知
• 参加方法やルール、締め切りなどの情報を伝えて参加を呼びかけ

②参加者のメンションの活用

• 参加者がコンテストやチャレンジに参加する際に、投稿に特定のハッシュタグと主催者のアカウントをメンションするようにお知らせ
  • これにより、参加者の投稿が主催者の目に留まりやすくなる

③投稿の共有と評価

• 参加者が投稿をしたら、主催者は参加者の投稿を見て評価し、アクションする
• コミュニティ全体の活性化のためにも、優れた投稿を他の参加者にも共有

メンションや特定のハッシュタグの使用を通して、参加者同士で交流するきっかけが作れると、コミュニティ内のつながりも強化されます。

勉強会やセミナーの報告

勉強会やセミナーの後に「⚪︎⚪︎を学んだ」「⚪︎⚪︎の活動をした」といった報告を写真や動画をアップします。そうすることでアカウントのインプレッションを上げます。

たとえば、ストーリーズで「今日は⚪︎⚪︎さんと勉強会をしました。△△におこなって新しいことを学んで楽しかった」といった内容で、講師や参加者にメンションを付けて発信。

「こんな人とつながっているんだ」「こんなこと学んでいるの、面白そう！気になる！」という人がコメントし、アカウントが盛り上がることはよくあります。

顧客の声を共有

お客様からの口コミは信頼感を向上させ、新規顧客の獲得につながります。

顧客が自分の商品やサービスについてポジティブなフィードバックを投稿した場合、その顧客のアカウントをメンションして感謝を伝えましょう。

そうすると、その顧客に特別感じさせるだけでなく、他のフォロワーにもポジティブなメッセージを効果的に拡散できます。

おすすめ商品やサービスを広げる

「いいな！」と思った商品やサービスのブランドをメンションして投稿します。

そうすると、そのブランドからアクションをもらえて関係を深めることができたり、他ユーザーにブランドの情報を共有したりできます。

たとえば、あるブランドの商品を気に入ったとき、そのブランドのアカウントをメンションして「この商品、本当オススメ！（@ブランド名）」と投稿。

そうすると、そのブランドや投稿を見ている他のユーザーに、あなたの満足感やサービスの充実度が共有されるのです。

さらに自分のフォロワーで、その商品・サービスを知らなかった人とブランドがつながるきっかけにもなり、間接的にお店をサポートできます。

まとめ

今回は、インスタでメンションできない11の原因と対処法についてご紹介しました。

メンションできないときは、自分側に問題がある場合か、相手側の問題かによって、対応方法が異なります。

以下に原因と対処法を一覧にまとめました。

インスタでメンションできない原因と対処法

	原因	対処法
すぐに対応可	アカウント名を間違えている	・アルファベットや記号を誤って入力していないか確認 ・異なるユーザーをタグ付けないよう、アイコンや名前をよく確認
	＠の後ろにスペースが空いている	@の後ろにスペースが入っていないか確認
	21件以上メンションしている	・メンションが21以上でないかを確認 ・メンション数は20個まで
	インスタアプリのバージョンが古い	インスタを最新バージョンにアップデート
	インスタアプリの動作不良や不具合	・インスタアプリをいったんアンインストールし、再インストール ・いったん電源を切ってスマホを再起動 ・アプリを強制終了した後に再度起動 ・公式サイトやX（Twitter）などのSNSで障害やバグ報告がないかを確認し、発生していたら回復まで待機
	インターネット接続が不安定	・モバイルデータ通信、またはWi-Fiの電波が良好な場所へ移動 ・Wi-Fiを使用している場合、ルーターを再起動 ・別のネットワーク(モバイルデータ通信、Wi-Fi)に切り替え
相手の対応必須	相手がメンションを拒否設定している	相手にメンション制限を解除してもらう必要あり
	相手がアカウントをすでに削除している	完全削除になる前に、 相手がアカウントを復活させる
	相手がアカウントを一時停止している	相手がアカウントを復活させるまで待機
	相手からブロックされている	相手がブロックを解除
	相手がアカウントを非公開にしている	非公開アカウントの相手にこちらからのフォローを承認してもらい、 相互でフォロー

さらにメンション機能を活用することは、インスタのミッションにもつながります。

自分のアカウントだけでなく、他の人のアカウントも積極的にメンションすることで関係構築や、情報の拡散に役立つのです。

日々の投稿の中に、今よりも意識して取り入れてみてくださいね。