

動画編集の副業をやってみた結果…稼げない?原因と対処法を体験ベースで解説
「副業で動画編集を始めたけれど、稼げるのか不安……。」
「動画編集を仕事にしている人の体験談を知りたい!」
動画編集の副業をやってみたけど稼げない…その原因は、編集スキル以外の部分にあるかもしれません。
動画編集はただ動画を作ればいいだけではなく、コミュニケーションや自己マネジメント力が問われるんです。
今回は実際に動画編集を仕事にしている方の体験談をもとに稼げない原因から、月収10万円を達成するための具体的な方法まで徹底解説。
この記事を読めば、副業で動画編集をやるときの注意点やコツがわかります。ぜひ参考にしてくださいね。
動画編集の副業をやってみた結果…
今回は実際に動画編集に挑戦したあやさんの体験談をご紹介します。
あやさんは動画編集のスクールに入会し編集スキルを習得しましたが、なかなか安定した案件につながらなかったり低単価で疲弊していた過去があります。
- なかなか安定して依頼が来ない
- 案件はあるけど低単価
なかなか安定して依頼が来ない
動画編集の仕事はスキルを習得して案件に応募すれば、継続的に仕事をもらえると思いがちですが、実はかなり不安定なんです。
特に初期は実績がないため信頼も薄く、案件を獲得できても単発で終わってしまうこともよくあること。
あやさんも動画編集スクールを受講後、フリーランスの動画編集者として案件を獲得していましたが、なかなか安定した依頼にはつながらず悩んでいました。
まだ実績がない中で選んでもらうには、ハードルが高いですよね。
数多くいる同業者の中で選んでもらうには、高い編集スキルと営業力、コミュニケーション能力が必須になります。
試しに単発での依頼はあるかもしれませんが、クオリティがイマイチだったらその後、継続はされない厳しい世界です。
案件はあるけど低単価
「なんとか仕事を見つけられた!」と喜んだのも束の間、次に多くの初心者が直面するのが、「驚くほど単価が低い」という現実です。
特にクラウドソーシングサイトでは、「安くてもいいから実績を積みたい」という動画編集初心者がたくさんいます。
クライアントから見れば、実績のない初心者はみんな同じに見えてしまうため、どうしても「安くてもいいから受けたい」という価格競争に巻き込まれやすくなってしまうんです。
たとえば、10分の動画編集に何時間もかけたのに、報酬はたったの数千円……。
「これじゃ、パートした方がマシかも……」と、労力と収入が見合わず、心が折れそうになることも。
初心者は案件を選ぶ余裕はなく、結果的に低単価な案件でも受けるしかない状況に陥りやすいのです。
動画編集の副業をやってみた体験談【1ヶ月目】
実際に動画編集の副業をやってみたあやさんにお話を聞きました。段階に分けてお伝えします。
まず1ヶ月はスキル習得でぶつかった壁についてです。
- YouTube編集の流れを覚えるのに時間がかかった
- ソフト操作に苦戦し、独学に限界を感じ始める
始めにつまずく人も多いので、心に留めておきましょう。
YouTube編集の流れを覚えるのに時間がかかった
まずYouTubeの動画編集は思った以上に作業工程が多く、全体の流れをつかむのにも時間がかかりました。
動画編集はいらない部分のカット作業、テロップやBGMの挿入などやることが多く、「なにを、どの順番で、どこまでやればいいのか」わからず時間がかかってしまいます。
順番を間違えると作業が非効率になったり、先に編集した部分が無駄になったりすることも。
でも、これは全ての初心者が通る道。
最初の1〜2本は「時間がかかるのが当たり前」と割り切り、まずは完成させることを目標にするのが、挫折しない秘訣です。
やってみてわかる部分も大きいので、初期は全体の流れを覚えるのに時間がかかるのです。
ソフト操作に苦戦し、独学に限界を感じ始める
動画編集を仕事にする場合は、編集ソフトの操作に慣れるまでが大きな壁になります。
プロ仕様の編集ソフトは機能が豊富な分、操作も複雑。
さらに作業ごとの工程も多いので一つひとつ調べながら進めるのですが、調べても解決策がわからないこともよくあり、独学に限界を感じるからです。
たとえば「テロップを画面下からスライドして表示させたい」場合、テロップの編集方法を検索して手順通りにやります。
その結果テロップのスライドはできたけど表示スピードが遅すぎたので、さらに解決策を検索します。
このように検索、編集の繰り返しで効率が悪いですよね。
今回ご紹介したあやさんも、動画編集スキルはスクールで学んでいます。
動画編集の副業をやってみた体験談【2ヶ月目】
動画編集を始めて、次にぶつかった壁は以下の2点でした。
- ポートフォリオの作成が難しい
- 案件に応募しても通らない壁に直面
具体的にどういうことなのか、あやさんの事例も参考に説明していきますね。
ポートフォリオの作成が難しい
そもそも初心者だと実績がないので、ポートフォリオ(作品集)になにを載せればいいのかわかりませんよね。
特に副業を始めたばかりの2ヶ月目にこの壁にぶつかりやすいです。
ポートフォリオには、ただ過去に作った動画を載せるだけでは不十分。
作品だけでなく
- どんな目的でこの編集をしたのか
- 工夫した点は、〇〇という編集技術
- この動画で、△△という成果が出た
といった「思考のプロセス」や「工夫した点」を言葉で説明することが重要です。
クライアントが「この人ならこんな編集をしてくれるだろうな」とイメージできるかどうかを意識しましょう。
このように実績がなくてもポートフォリオは作れますが、実際に依頼したいと思ってもらえるポートフォリオにするのは初心者であればあるほど難しいのも事実です。
案件に応募しても通らない壁に直面
動画編集の案件はたくさんあるのに、いくら応募しても通らないこともあります。
考えられる原因は1つではありません。
- 応募文章が雑で「この人に頼みたい」と思ってもらえていない
- クライアントに求められているものを理解できていない
- ほかの同業者との差別化ができていない
- 自分が取れる案件に応募できていない
応募の数をこなしても、クライアント目線で「なにを求めているか」を把握できなければ採用にはつながりません。
今回ご紹介したあやさんも、即レスや複数パターンの動画でアピールするなどクライアントとのやり取りについて学び実践したことが評価につながっています。
なにも考えず、とりあえず大量に応募しているうちは案件を獲得することはできないので注意しましょう。
「動画編集の副業をやってみた体験談【3ヶ月目~6ヶ月】
無事に初案件が獲得できた後も順風満帆というわけにはいきません。
案件を進めていくなかでぶつかるポイントをまとめました。
- 初案件は低単価で「これで続けられるのか?」と悩む
- 案件数が増えると時間との戦い
- 副業にかかる時間は想像以上だった
あやさんの体験談を元に工夫した点もご紹介します。
初案件は低単価で「これで続けられるのか?」と悩む
初案件を取れて喜んでいたものの、作業時間と報酬が見合わず「本当に副業として続けていけるの?」と悩む時期に入ります。
副業でお金を稼ぐために始めたのに、現実は時給換算すると驚くほど安く、時間も体力も消耗するばかり……。
「私、一体なにをやっているんだろう…」と、理想と現実のギャップに心が折れそうになるからです。
あやさんも低単価で疲弊していた時期は、単価を上げる方法がわからず先が見えない不安を抱えていました。
だからこそ、継続案件を取るために、リモラボへの参加を決意したのです。
初案件が取れてもその先動画編集を仕事として続けていくためには、低単価の壁を超えるために次の一手が必要です。
案件数が増えると時間との戦い
また案件がどんどん取れると、次は作業時間の確保が問題となります。
本業や家事・育児と両立しながらだと、すぐにキャパオーバーの壁が見えてきます。
あやさんも例外ではなく案件が増えるにつれて「作業時間の確保」という大きな壁に直面しました。
休みの日は夫に子どもたちを見てもらう、子どもが寝ている夜間や朝方の時間を使うなど工夫してなんとか作業時間を捻出して乗り越えたそうです。
このように案件が増えたからといって、ただがむしゃらに頑張るだけでは、心も身体も疲弊してしまいます。
編集スピードを上げる工夫や、戦略的な時間の使い方を考えることが次のステージになるでしょう。
副業にかかる時間は想像以上だった
副業はスキマ時間で稼げると思っていたけれど、想像以上に時間がかかり生活リズムにも大きく影響します。
副業の時間は、ただ動画を編集する時間だけではないからです。
新しいスキルを学ぶための「学習時間」クライアントとやり取りをする「コミュニケーション時間」そして実際の「編集作業時間」。
これら全てが積み重なると、日常生活を圧迫し始めることもあります。
たとえば、あやさんは家事をしながらスキルアップのための動画学習をしていました。
副業はまとまった作業時間の確保が限られているからこそ、ちょっとしたスキマ時間でも学習やクライアントへの返信に使うなど1秒たりとも無駄にできません。
このように動画編集はスキルを学べば、短時間でサクッと稼げるものではないんです。
動画編集の副業をやっても稼げない人の共通点
このように体験談から、動画編集の副業をたっても稼げない人の共通点が見えてきました。
- スキルはあるのに案件が通らない
- 学習や作業が続かず途中で止まる
あなたは当てはまりますか?チェックしてくださいね。
スキルはあるのに案件が通らない
スキルがあるのに案件を取れない人は、ただ単に実力がないからではなく、ポートフォリオや応募文に原因がある可能性が高いです。
動画編集の世界は編集ができるだけでは通用せず、クライアントは自社のジャンルを得意としているか、クオリティを担保できるスキルがあるのかを重要視しているからです。
たとえば応募文を見て「この人は信頼して仕事を任せられそうだな」と思われたり、ポートフォリオを見て「こんな動画を作ってもらいたい」と思われるかがポイント。
クライアントに選ばれる動画編集者になるには、編集スキルだけでは不十分なんです。
意図を汲み取り、確かな編集スキルとスムーズなやりとりをできる人がクライアントから選ばれる人です。
学習や作業が続かず途中で止まる
最初は誰でもやる気に満ち溢れています。ただ学習や案件探しが継続できない人も多いのが現実。
なぜ続けられないのか。それは、決してあなたの「やる気」や「根性」が足りないからではありません。
明確な目標設定と行動の習慣化ができていないからです。
動画編集者としてどんなキャリアを積みたいのか、どれくらいの収入を得たいのか目標設定をしっかり持つこと。
あやさんが「家事をしながら動画学習」をしていたように、毎日の自分の行動を習慣化すること。
単なる根性論ではなく継続できる仕組みを作ることが、途中で止まらずに行動を続けていくためのヒントです。
できない自分を責めるのではなく、できる仕組みを整えることで学習も案件獲得も進みます。
動画編集の副業をやってみて分かった必要なスキル3選
実際に動画編集の副業をやってみた体験談から、動画編集で稼ぐために必要なスキルが3つあることがわかりました。
- 営業スキル
- コミュニケーションスキル
- 時間管理と自己マネジメントスキル
この3つを押さえれば、動画編集者として仕事をしていくことも可能です。
営業スキル
動画編集のスキルがあっても、自分から動いて案件を取りにいかない限り仕事にはなりません。
案件に応募しなければ、あなたが動画編集者だとは誰も知らないからです。
収入を上げていくには営業スキルが必須です。
営業スキルというと難しく聞こえるかもしれませんが、クライアントの募集に対して誠実に向き合う姿勢が大事です。
具体的には、クライアントの意図を汲み取った応募文を書く、信頼感を持ってもらえるプロフィールを整える、基本即レスなどを意識するとよいですよ。
まずは案件が取れなければ動画編集を仕事にすることさえできません。
あなたのことを知ってもらうために、営業スキルをアップしましょう。
コミュニケーションスキル
動画編集の副業で安定して依頼をもらうには、編集スキル以上にコミュニケーションスキルが重要です。
やり取りの丁寧さや対応の早さ、正確さなど信頼できる人と思われることが継続案件につながっていくからです。
具体的には、納期をしっかり守るという基本的なことから、修正を迅速そして正確におこなうことが評価につながります。
その際、クライアントとの意識のズレを少なくするために意図を汲み取る力や、コミュニケーションコストを少なくするために要点をまとめて話す力も重要です。
同じクオリティの動画を作れるなら、断然コミュニケーションスキルが高い人の方が一緒に仕事したいですよね。
丁寧なやり取りの一つひとつが、あなたの信頼を積み重ね、継続案件という大きな成果につながります。
時間管理と自己マネジメントスキル
副業は自由に仕事を進められる分、時間の使い方を誤ると継続が難しくなります。
特に動画編集は1本作成するのに数時間がかかるため、納期から逆算して作業時間を確保しましょう。
具体的には作業の優先順位をつけて、スケジュールに組み込むと生活とのバランスも取れます。
その際、自分がどの作業にどれくらい時間がかかるのかを計測すると、次に案件を進めるときに調整ができます。
この時間の見積もりが甘いと、予定よりも時間がかかってしまって時間管理がうまくいかない原因になります。
時間管理と自己マネジメントをしっかりおこない、継続して案件を受けられる体制を整えましょう。
動画編集の副業で月収10万円を達成するには
ここまで動画編集の副業で稼ぐのは難しいというお話をしてきましたが、ポイントを押さえて正しい行動を続ければ月収10万円も夢ではありません。
ここでは月収10万円を達成するコツをお伝えします。
- 単価アップにつながる工夫
- 継続案件をもらう提案のコツ
単価アップにつながる工夫
実際に動画編集で月収10万円を達成している人は、数をこなすより先に単価を上げる工夫をしています。
初期は誰でも動画のクオリティで勝負することは難しいですよね。
だからこそ、それ以外の納品スピードやクライアントが喜ぶような+αの提案で信頼を積み上げるのが初心者が単価アップしていくコツです。
たとえば同じ単価の案件でも、納品スピードを早くすれば自分の時間単価は上がりますよね。
また動画の編集だけでなく、サムネイル制作をセットで提案したところ、単価が1.5倍になった人もいます。
ポイントは自分がどうしたら稼げるかの視点ではなく、「どんな提案をしたら、クライアントが喜ぶだろう」と相手目線で考えることです。
継続案件をもらう提案のコツ
安定して月収10万円を稼ぐためには、クライアントから「次も、あなたにお願いしたい!」と思われるような、継続案件をもらうことが不可欠です。
継続して依頼をもらえるようになれば、営業にかける時間を減らし、安定した収入と、制作に集中できる時間の両方を手に入れることができます。
「またお願いしたい!」と思われる人になるためのコツは、実は編集スキル以前の当たり前のことを徹底することなんです。
- 返信はできるだけ早く、丁寧に
- 納期は必ず守る。(無理なら事前に相談)
- 修正依頼には前向きに対応
- 納品時に一言そえる
- 案件内容に関して+αの提案をする
- クライアントの目的を理解する
ポイントはクライアントに「この人にまたお願いしたい」と思ってもらえる信頼関係を築くこと。
仕事は納品物の中身だけではなく、普段のやり取りからすべてが継続案件をもらえるかにつながります。
常にクライアント目線で心地よいコミュニケーションをできる人は重宝されますよ。
作業量の確保
単価アップだけで月収10万円を目指すのは正直難しいので、ある程度作業量を安定して確保できるかが鍵に。
そのため副業として成立させるためには、時間の使い方そのものを見直しましょう。
「なんとなく頑張る」のではなく、戦略的に「編集時間を捻出する」という、時間の使い方そのものを見直す必要があります。
たとえば家事は時短家電に頼ったり、家族と分担したりして時間をつくることができます。
さらに通勤中の電車の中では、スマホで台本チェックや情報収集をするなど隙間時間を活用するのもアリ。
一つひとつは小さな時間かもしれませんが、積み重なれば数時間になりますよね。
月収10万円を目指すには、生活も含めた時間の使い方の見直しと小さなスキマ時間も無駄にしない意識が必要です。
独学とスクール、どっちが正解?
最後に動画編集を副業としておこなう場合、独学とスクールどちらで学ぶのがいいかについて解説します。
- 学習が続くなら独学でもOK
- 時間がない・案件が取れない人はスクールが近道
自分に合った方法で学ぶのが1番なので、どちらを選んだらいいかのヒントにしてくださいね。
学習が続くなら独学でもOK
ある程度時間が確保できて、ひとりでも学ぶ意欲が続く人であれば独学で十分です。
自らの意思で続けられる人や自走できる人は、独学でも成果を出せます。
具体的にはYouTubeの解説動画やWeb記事を見ながら、自分で学んでいくことになります。
今は無料でもさまざまなノウハウや解説が公開されているので、やる気があれば自分で進めていくことは可能。
無料コンテンツの範囲であればコストもかからないので、始めるハードルは低いですよね。
ただしやり方も進め方もすべて自分で決めなくてはならないため、一度つまずくとそのままやめてしまう人も多いです。
しっかり覚悟して取り組める人は、ぜひ挑戦してくださいね。
時間がない・案件が取れない人はスクールが近道
短期間で成果を出したい人や独学でつまずいている人には、スクールがおすすめです。
特に「今のやり方でうまくいっていない」と感じているなら、環境そのものを変えたほうがよいからです。
スクールであれば、あなたが最短距離でゴールにたどり着くための「地図」と「ガイド」を提供してくれます。
そして動画編集のスキルだけを学べるスクールよりも、案件獲得サポートや動画編集の添削サポート付きのスクールを選ぶとよいです。
編集スキルだけの習得だと、結局その後の案件獲得でつまずくことはあやさんの体験談からもよくわかりますよね。
今の状況を一刻でも早く変えたいと思っているのであればスクールが近道です。
まとめ
この記事では体験談をもとに動画編集を副業にするポイントについて解説しました。
動画編集を副業にする場合、編集スキルを身につけるだけでなく、案件を継続していただくためにほかのスキルも必須です。
【動画編集の副業に必要なスキル3選】
- 営業スキル
- コミュニケーションスキル
- 時間管理と自己マネジメントスキル
クライアントは単に動画編集スキルだけで判断しているわけではなく、日々のやり取りの丁寧さや信頼性を評価して単価アップや継続案件を依頼しています。
動画編集を副業にするのは簡単ではありませんが、挑戦してみたい方はこちらのスキルを着実に身につけて選ばれる動画編集者を目指してくださいね。
動画編集スキルも活かせるインスタ運用について興味のある方は、こちらの特典もぜひ受け取ってくださいね。