
インスタのハッシュタグ検索とは?検索上位に表示させる施策10選
「ハッシュタグの検索方法がわからない……」
「人気のハッシュタグを知りたい!」
インスタのハッシュタグ検索は、見たい投稿を探す手段であり、自分の投稿を新しい人に見てもらうための入り口でもあります。
多くの人がこの検索機能を使って興味のある投稿を探しているので、その仕組みを理解して活用すれば、投稿を多くの人に見てもらうことが可能です。
この記事では、タグ検索の仕方やあなたの投稿が検索結果で上位に表示されるための具体的な施策10選を解説します。
戦略的にタグを活用し、インスタ運用をさらに加速させましょう。
インスタのハッシュタグ検索とは?
ハッシュタグ検索とは、インスタ内で興味のあることや情報を「#キーワード」を使って簡単に見つけ出すことができる、とっても便利な検索機能のことです。
最近では、GoogleやYahoo!で検索をするように、インスタ内で「#キーワード」を入力し、リアルな情報や口コミを探すという流れが広がっています。
ハッシュタグ検索をすると、自分が知りたいテーマや見たいジャンルの投稿をインスタ内からサクっと見つけられて便利なんです。
たとえば、ハッシュタグ検索機能を使うとこんな情報が得られます。
- 「#カフェ巡り」で全国のおしゃれなカフェを探す
- 「#子育て記録」でリアルな育児の様子を知る
- 「#在宅ワーク」で仕事環境や働き方のヒントを得る
- 「#初心者イラスト」で同じ趣味の人とつながる
- 「#今日のコーデ」でファッションの参考にする
検索結果には、全国の関連する投稿がずらりと表示され、好みに合う情報や写真が手に入ります。
つまり、ハッシュタグ検索は「見たい投稿を探す手段」であると同時に、自分の投稿を新しい人に見つけてもらうための入り口にもなります。
ハッシュタグ検索をマスターするとインスタをもっと攻略できそうですね。
インスタでハッシュタグ検索をする方法
インスタのハッシュタグ検索方法は2つあります。
- スマホアプリで検索する方法
- PCブラウザで検索する方法
ただし、使える機能に違いがあるので、それぞれの特徴を押さえておくことが大切です。
それでは、2つの検索方法と違いを解説します。
スマホアプリでの手順
インスタのハッシュタグ検索は、スマホアプリからの操作が便利です。
検索バーから簡単にハッシュタグ検索が可能なうえ、検索機能が充実していてハッシュタグごとの投稿数や人気投稿も確認できます。
この検索方法では、タグごとの投稿件数や人気投稿(トップ投稿)をすぐにチェックできます。
スマホアプリなら、リアルタイムでの検索動向やタグの使われ方をすばやく把握できるので、戦略的にハッシュタグを選ぶのにも最適です。
どんなハッシュタグにどれくらいの投稿数があるのかが一目でわかります。
PCブラウザでの手順
PCブラウザからでもインスタのハッシュタグ検索は可能ですが、スマホアプリと比べると機能は限定的です。
ブラウザ版では、「タグ」タブのような切り替え表示はありません。
そのため、詳細なリサーチには向いていません。
ハッシュタグ検索から投稿戦略や分析をおこないたい場合は、スマホアプリでの検索がおすすめ。
PCブラウザはあくまで簡易的な閲覧や確認用として使うとよいでしょう。
インスタのハッシュタグ検索の検索結果はどう決まる?
インスタのハッシュタグ検索は、ただ投稿につけるだけでは結果が出にくいです。
検索結果には表示パターンがあるので、それらを把握して投稿を設計することで、より多くの人に投稿を見てもらうチャンスになりますよ。
表示順位に影響する3つの要素
ハッシュタグ検索でおすすめで上位表示されるためには、インスタの仕組みに沿った工夫が必要です。
インスタは「どの投稿を上位に表示するか」を、いくつかの基準で判断しています。
なかでも重要なのが、「関連性」「反応(エンゲージメント)」「新しさ」の3つの要素です。
- 関連性:投稿内容と使用したハッシュタグの一致度たとえば、子育ての投稿に「#筋トレ」など関係のないタグをつけても、表示対象にはなりにくい
- 反応(エンゲージメント):それだけ早く、どれだけ多くのいいね・保存・コメントなどの反応を得られたか
- 新しさ:投稿がどれだけ最近アップされたか
フレッシュな投稿は、一定期間上位に表示されやすくなる
これら3つの要素を意識して投稿を作ることで、ハッシュタグ検索での露出を高めることができます。
どの要素も次の投稿から意識できる内容ですね。
検索に出てこない投稿の共通点
ちゃんとハッシュタグをつけたのに、自分の投稿が検索結果に出てこないケースもあります。
その理由は、インスタ側から投稿内容がガイドラインに違反していたり、スパムと判断されているからです。
インスタでは、投稿が不適切だと判断すると検索から除外し、表示を制限してしまいます。
たとえば、以下のような投稿は検索結果に表示されにくくなる可能性があります。
- 同じタグを大量につける
- 禁止されているタグを使用している
- 投稿内容と無関係なタグをつけている
これらは、インスタグラムのガイドラインに反していたり、スパム投稿とみなされるリスクが高いです。
検索結果に表示されるためには、「この投稿は信頼できる・役立つ内容である」とインスタに判断されることが前提となります。
タグの数や内容だけでなく、投稿の質・文脈・キャプションも含めた全体の一貫性が重要ですよ。
ハッシュタグ検索で上位表示させる基本施策5選
インスタで投稿の露出を増やすには、ハッシュタグをただ付けるだけでは不十分。
ここでは、初心者でもすぐ実践できる5つの基本施策を紹介します。
- 投稿と関連性の高いハッシュタグを使う
- タグボリュームを分散させる
- 保存・いいねされやすい投稿内用にする
- ハッシュタグを毎回使い回さないようにする
- 禁止されているタグを避ける
投稿と関連性の高いハッシュタグを使う
まず押さえるべき基本は、投稿内容と一致したハッシュタグを使うことです。
インスタのアルゴリズムは、投稿とハッシュタグの内容がどれくらい一致しているかを重視しており、関係のないタグを使うと逆に評価を下げてしまいます。
たとえば、料理の投稿に「#旅行」や「#ファッション」など無関係なタグをつけても、検索にはほとんど表示されません。
あなたの投稿を見たユーザーからは、投稿とハッシュタグがちぐはぐで「よくわからない投稿だな」と思われてしまいます。
タグは「タグの人気度」や「流行っているから」だけで選ぶのではなく、投稿の内容との関連性を最優先に考えましょう。
「この投稿を検索する人は、どんなキーワードを使うだろう?」という視点でタグを選ぶとズレが少なくなるので、おすすめですよ。
投稿のテーマや写真、キャプションと一致するタグを選ぶことが、上位表示の第一歩です。
トレンドのタグを付けたくなる気持ちはわかりますが、ぐっと我慢しましょうね。
タグボリュームを分散させる
次に意識したいのが、タグのボリュームをバランスよく組み合わせることです。
インスタには、投稿件数が数百万を超えるビッグタグから、数千件ほどのスモールタグまでさまざまなタグが存在します。
投稿数が多すぎるタグは、検索数も多い反面、投稿が埋もれがち。
一方で、投稿数がそこまで多くないタグでは検索数はビッグタグほどではないものの、競争相手が減るので上位表示のチャンスが高くなります。
カフェ関連の投稿をするときのタグの選び方の一例を紹介します。
- ビッグタグ(5万件〜): #カフェ #カフェ巡り
- ミドルタグ(5,000〜5万件): #東京カフェ日記 #東京カフェ散歩
- スモールタグ(〜5,000件): #〇〇(駅名)カフェ #〇〇(お店の名前)
このように、タグの規模を組み合わせて選ぶことが大切です。
投稿がいろいろな人に届く機会を広げるために、検索結果での上位表示も狙えるタグ構成を心がけましょう。
今までの投稿のタグが偏りすぎていないか確認してみてくださいね。
保存・いいねされやすい投稿内容にする
ハッシュタグを工夫するだけでなく、投稿そのものの質も検索結果に大きく関係します。
インスタは、投稿内容のエンゲージメントを検索順位に反映するため、保存数・いいね数・コメント数が多い投稿ほど評価が高くなります。
特に「保存」は、後で見返したいと思われる有益な投稿として評価されやすい指標です。
保存されやすい投稿の例を集めました。
- レシピや収納アイデアなどのノウハウ系投稿
- 整理整頓やメイクなどのビフォーアフター投稿
- 購入品レビューや役立ち情報をまとめた投稿
このような投稿はユーザーが見返したいために保存しやすく、その結果インスタから評価され、検索上位にも入りやすい傾向があります。
ハッシュタグとあわせて、「見た人が保存したくなる投稿」を意識することで、検索からの露出とフォロワー獲得の両方が狙えます。
今までの投稿で保存やいいねが多かった投稿にヒントがあるはずですよ。
ハッシュタグを毎回使い回さないようにする
ついやってしまいがちなのが、毎回同じハッシュタグをコピペで使い回すこと。
一見効率的に思えますが、同じタグばかり使うとインスタからの評価が下がり、投稿の露出が落ちる可能性があります。
なぜなら、インスタのアルゴリズムでは同じタグの使い回しはスパム(迷惑行為)や機械的な投稿とみなされるリスクがあるからです。
たとえば、こんなケースには注意です。
- カフェ紹介の投稿にも、作業風景の投稿にも、毎回「#カフェ #カフェ巡り #コーヒータイム #カフェ好きな人と繋がりたい」などを使っている
- 旅行の投稿にも、日常の投稿にも、毎回「#旅行 #旅行コーデ #旅行写真 #旅行記」などを使っている
このようなタグを選択していると、投稿の多様性がなくなり、表示機会が減ってしまう可能性があります。
同じジャンルでも、投稿ごとにテーマやシーンは少しずつ違うはず。
その違いに合わせて、毎回タグを微調整することが大切です。
タグを使い回さないことで、投稿とタグの関連性も高まりますね。
禁止されているタグを避ける
インスタ側で使用が禁止されているハッシュタグの存在を知って、自分の投稿に付けないように心掛けましょう。
使用禁止タグを避けることで検索結果から除外されるリスクを防げます。
もし禁止タグを使ってしまった場合、「シャドウバン」と呼ばれる状態になり、自分の投稿が検索結果に表示されなくなるリスクがあります。
スパム投稿に多様される禁止タグの代表例は以下のとおりです。
- 「#like4like」
- 「#followme」
- 「#いいね返し」
- 「#副業」 など
いずれのタグも、検索結果に表示されない、もしくはアカウントの評価を下げる原因になります。
タグを選ぶときには、単語の意味だけでなく安全性にも配慮することが大切です。
タグを付ける前に、実際に検索してみて、ちゃんと投稿が表示されるかどうかを確認すると安心です。
具体的にハッシュタグは何個まで付けるのが最適かについては、「インスタのハッシュタグは何個までが正解?アカウントの成長に合わせた最適なハッシュタグ数も解説」で触れているので気になる方は確認してみてくださいね。
意外なキーワードが禁止タグの場合もありますよ。
ハッシュタグ検索で上位表示させる応用施策5選
基本施策に慣れてきたら、次は検索でさらに有利になる応用テクニックも取り入れていきましょう。
ちょっとした工夫で表示順位が変わることもあるので活用してみてください。
- タグの順番を工夫する
- キャプションとの一致度を意識する
- 同ジャンルの上位からタグ傾向を分析する
- ターゲット層に合わせたタグ設計をする
- 投稿直後のリアクションを集められる導線を作る
タグの順番を工夫する
インスタの投稿に複数のハッシュタグをつける際は、タグの順番にも注目し、伝えたい内容を優先して意味のある順番で並べましょう。
インスタのアルゴリズムは、タグの上から投稿内容を読み取るとされており、先頭に置かれたタグほど「その投稿の主題」として重視されやすいです。
以下のケースを想定して考えてみましょう。
- カフェの投稿に対して「#カフェ巡り」「#コーヒータイム」「#インテリア」「#日常」
- 子育ての投稿に対して「#ワンオペ育児」「#育児日記」「#3歳」「#おもちゃ収納」
もっとも伝えたいテーマを最初に、補足的な要素を後半に配置するのが理想です。
逆に、関係性の薄いタグが最初にくると、内容がズレていると判断されてしまうことも。
伝えたいことを明確に伝えるには、ハッシュタグの順番設計がカギになります。
ハッシュタグの付け方をもっと極めたい方は、「インスタハッシュタグの正しい付け方と選び方ガイド」を参考にしてくださいね。
常にタグと投稿が一貫しているかを考えていきましょう。
キャプションとの一致度を意識する
ハッシュタグを決める際に忘れがちなのが、キャプションとの関連性です。
キャプションの内容に合ったタグを付けていると、インスタに正しく評価されやすくなります。
なぜなら、アルゴリズムは、投稿全体の文脈を見て「タグと内容が一致しているか」を判断しているからです。
たとえば、キャプションが「週末はおうちカフェでゆったり」なのに、タグが「#旅行 #おでかけ」となっていたら違和感がありますよね。
これは投稿のテーマとタグが一致していないと判断され、検索での表示が不利になる可能性があります。
タグを選ぶ際は、キャプションで伝えているメッセージとタグの内容が一致しているかを必ず確認しましょう。
文章とタグがつながっていることで、より強く投稿とタグが関連しているとして評価され、上位表示につながりやすくなります。
投稿内容と関係のないキャプションを書かないようにしましょうね。
同ジャンルの上位投稿からタグ傾向を分析する
効果的なハッシュタグを見つけるには、実際に伸びている投稿から学ぶのが近道。
なぜなら、伸びている投稿のハッシュタグを確認することで評価されやすいハッシュタグを予測しやすくなるからです。
上位表示されている投稿には、検索されやすい・エンゲージメントを得やすいタグが使われていることが多いので要チェックです。
たとえば「#韓国インテリア」で検索してみると、上位に表示されている投稿には「#淡色インテリア」や「#ミニマルな暮らし」など、関連タグが高確率で使われています。
これらのタグは、同じジャンルのユーザーが好んで使っているタグともいえます。
まずは伸びている投稿のハッシュタグの傾向やターゲットに合いそうなハッシュタグをピックアップして、自分のハッシュタグ設計に反映させましょう。
ただし、まるっとタグを真似るのではなく、自分の投稿内容と照らし合わせて調整することがポイントですよ。
ターゲット層に合わせたタグ設計をする
投稿を届けたい相手の使っている言葉に合わせてハッシュタグを選ぶことも、応用施策のひとつ。
なぜなら、年代や性別、興味関心によってターゲットが検索窓に打ち込む言葉が大きく異なるからです。
たとえば、スキンケアの投稿をする場合で考えてみましょう。
- 10代がターゲットなら「#ニキビ対策」「#プチプラスキンケア」
- 20代がターゲットなら「#スペシャルケア」「#毛穴ケア」
- 30代がターゲットなら「#エイジングケア」「#シミケア」
- 40代がターゲットなら「#乾燥」「#シワ改善」
このように、年代や具体的な悩みに合ったタグを選ぶことで、投稿がターゲットにより刺さりやすくなります。
また、地域やライフスタイルなど、ターゲットの「検索目線」に合わせることも重要です。
誰に届けたいのかを明確にしてからタグを設計することで、狙った層に届きやすくなります。
投稿直後のリアクションを集める導線を作る
投稿後すぐにフォロワーにリアクションを集められる工夫をしておくのも効果的です。
なぜなら、インスタは投稿してすぐに集まる「初動の反応」をとても重要視しているからです。
そのため、投稿直後にいいね・保存・コメントなどが多いほど、その投稿が「人気が出る可能性が高い」と判断され、ハッシュタグ検索にも表示されやすくなります。
投稿直後のリアクションを集めるには、こちらの工夫が効果的です。
- ストーリーズで「新しく投稿したよ!」とシェア
- X(旧Twitter)で投稿リンクを紹介
- リールやほかの投稿で過去の関連投稿として誘導する
投稿後すぐにおこなうことでフォロワーからの反応を集めやすくなります。
たった数時間の反応数が、表示順位を左右することもありえます。
投稿を作るときから「どうやってリアクションを集めるか」もセットで考えておきましょう。
まとめ
インスタのハッシュタグ検索とは、インスタグラム内で興味のある投稿を探すときに使える便利な機能です。
また、ハッシュタグ検索で上位に表示される施策10選を紹介しました。
基本施策5選
- 投稿と関連性の高いハッシュタグを使う
- タグボリュームを分散させる
- 保存・いいねされやすい投稿内容にする
- ハッシュタグを毎回使いまわさないようにする
- 禁止されているハッシュタグを避ける
応用施策5選
- ハッシュタグの順番を工夫する
- キャプションとの一致度を意識する
- 同ジャンルの上位投稿からタグ傾向を分析する
- ターゲット層に合わせたタグ設計をする
- 投稿直後のリアクションを集める
さらにインスタを伸ばしていくために、この記事を読み返して、インスタのハッシュタグ検索をマスターしてくださいね。
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