
インスタのインタラクションとは?初心者でもわかる数値の見方と活用方法を解説
「インスタのインタラクションってなに?どう活かしたらいいの?」
「インタラクションの数値の意味や見方が知りたい!」
インタラクションとは、投稿に対してユーザーがどれだけ反応したかを表すとても重要な数値です。
インスタではインタラクションを活用すると、どんな投稿が反応されやすいか、どこを改善すべきかがわかります。
この記事では、「インタラクションの意味、見方、活用方法」を初心者向けにわかりやすく解説していきます。
自分の投稿を、多くのユーザーに見てもらいたい人、反応を増やしたい人は、最後まで要チェックな内容ですよ。
インスタのインタラクションとは?
まずは、インタラクションの意味や基本の見方、インタラクションと混同しがちなエンゲージメントとの違いについて、わかりやすく解説します。
- インスタのインタラクションって何?
- インタラクションってどこで見られるの?
- インタラクションとエンゲージメントの違い
インタラクションって意外と見落としがち!まずは基本をしっかりと押さえていきましょう。
インスタのインタラクションって何?
インタラクションとは、インスタ上でユーザーが実際に投稿に対して反応した回数を表す数値のことです。
たとえば、以下のようなアクションがインタラクションに含まれます。
- 「いいねを押す」
- 「保存する」
- 「コメントを書く」
- 「リンクをタップする」
つまり、ただ見られただけではなく、ユーザーがアクションを起こした=投稿に関心を持ってくれたことを表すとても大事な数値ということ。
インタラクションの数値が多いほど、その投稿が「ユーザーに響いた投稿」だと判断できるため、インスタ運用の成果を測るときの参考になります。
逆に、数値が低い投稿は、たとえばタイトルや内容に改善の余地があるかもしれません。
インタラクションは、インスタを「ただ、投稿する場」から「相手と対話する場」に変えるためのカギになります。
どの投稿が心を動かしたのかをしっかり見極め、次の発信に活かしていきましょう。
インタラクションってどこで見られるの?
インタラクションはインスタの投稿インサイト画面の中で確認できる重要な数値のひとつです。
投稿ごとに表示されるインサイト画面では、インプレッションやリーチ、フォロワー数と並んで、
ユーザーが実際にアクションを起こした数=インタラクションの合計が表示されます。
投稿画面の右下「インサイトを見る」をタップ>下へスクロールすると見られます!
このように、インタラクション数という文字と一緒に、いいね数・コメント数・保存数・シェア数などの合計が一覧で表示されているのが特徴。
これら数字の意味を理解しておけば、インサイトを開いたときに「どこを見ればいいか」がすぐにわかります。
数字の意味がわかると、「なぜこの投稿は反応が多かったのか」という改善のヒントも自然と見つけやすくなりますよ。
インサイトの見方をより詳しく知りたい方は、
「【超入門】インスタのインプレッションとは?数値の見方と伸ばし方のコツ」をご覧ください。
インタラクションとエンゲージメントの違い
インスタ運用では「インタラクション」と「エンゲージメント」という言葉をよく目にしますが、意味は少し異なります。
インタラクションは、投稿に対してユーザーが起こした具体的な行動の数のこと。
たとえば、いいね・コメント・保存・リンクタップなどが含まれます。
一方、エンゲージメントは、こうしたアクションがどれくらいの割合で発生したかを示す指標で、投稿全体への反応度を表します。
たとえば、ある投稿が500回表示され、「いいねが30件、コメントが5件、保存が10件」ついていたとします。
これらはすべて、ひとつひとつがインタラクションに当たります。
この場合、合計45件の反応が500回の表示の中で起きたことになり、この割合が「エンゲージメント率」として投稿の反応度を判断する目安になります。
「インタラクション=具体的な数」「エンゲージメント=反応の割合」と覚えておくとわかりやすいですよ!
インスタでインタラクションが重要視される理由
インスタ運用で成果を出すには、インタラクションが高い投稿と低い投稿の差を知り、反応がよい投稿の特徴を分析することが大切です。
中でもインタラクションは、いいねや保存など実際にユーザーが行動した数が反映されているため、「どの投稿が届きやすかったか」を客観的に判断できます。
たとえば、保存数が多い投稿はユーザーに「後で見返したいほど役立つ」と思ってもらえた可能性が高いもの。
逆に、反応が少ない投稿は、タイトルや構成に課題があるかもしれません。
また、インタラクションが多い投稿はユーザーの関心を集めやすく、アルゴリズムにも好まれる傾向があるため、
より多くの人に届く可能性が高まるという点でも、重要な指標といえます。
いいねはあるけど保存がない投稿なら「保存したいと思うほどの内容ではなかった?」と仮説を立てることもできますね。
数字の差に注目すれば、投稿の改善につながるヒントが見えてきます。
インスタ運用では、インタラクション数に注目して次の投稿に活かしましょう。
インスタのインタラクションの見方
ここからは、インスタ運用に欠かせない、インタラクションを見る際の注意点や確認方法をご紹介します。
- インタラクションを見るにはプロアカウントが必要
- インサイトから確認する手順
インタラクションを見るにはプロアカウントが必要
インスタ運用において、インタラクションの数値の確認は欠かせません。
そのためには、まずアカウントを「プロアカウント」に切り替える必要があります。
通常、インサイト機能(投稿の反応を数字で見る機能)は個人アカウントでは使えない仕組みになっているので、分析をするなら切り替えは必須です。
プロアカウントにすると、このような数値が確認できるようになります。
- 投稿ごとのインタラクション数(いいね、保存など)
- 月ごとのインタラクション合計とその推移
- フォロワーと非フォロワーの反応比率
- どの投稿が一番反応を集めたかのランキング
こうした数値が見られるようになると、投稿の振り返りや改善がしやすくなり、運用の質がぐっと上がります。
プロアカウントへの切り替えは完全無料で設定も簡単なので、まだの方は早めの切り替えがおすすめです!
インスタのプロアカウントについて、より詳しく知りたい方は
「インスタのプロアカウントとは?違い・メリット・切り替え方法を解説」を確認してくださいね。
インサイトから確認する手順
インスタのインタラクションを効率よくチェックするには、「インサイト」機能を使うのが便利です。
これはプロアカウント限定の機能で、自分のアカウントや投稿に対するユーザーの反応を数値でまとめて確認できるツール。
一定期間内にどれだけアクションがあったかを一覧で見られるため、投稿全体の傾向を素早く把握できます。
インサイトの確認は、以下の手順に沿っておこないます。
この流れで進めれば、ひとつずつ投稿を開かなくても、反応の多い投稿をまとめて把握できるのがポイント。
分析がぐっと楽になりますよ!
インスタを本気で活用したい方は、インサイトから定期的にインタラクションをチェックしていきましょう。
インスタのインタラクション画面でわかること
ここからは、インタラクションを確認するとわかる、インスタ運用の改善ポイントについて解説していきます。
- 月ごとのインタラクション合計と推移
- フォロワーと非フォロワーの比率
- 投稿・リール・ストーリーズ別の反応傾向
- いいね・コメント・保存のアクション内訳
- いいね数に基づくトップ投稿
インタラクションは見ていても、改善ポイントがわからないという方!必見です!
月ごとのインタラクション合計と推移
インスタのインサイト機能では、インタラクションの数値を月ごとにまとめて確認できます。
アカウント全体の反応傾向や投稿の成果を把握したいときに、まずチェックしたい基本的な指標です。
インタラクション画面では、画面左上から表示期間を「過去30日間」「先月」などに切り替えることで、期間ごとの合計値が自動で更新されます。
日付の選択によって、月ごとの変化を自分で比較することもできますよ。
プロフェッショナルダッシュボード>「インタラクション」と進むと、以下のように確認できます。
円グラフの上に、指定した期間のインタラクション数が表示されていますね。
月別の合計値をチェックすると、「今月は反応が少なめだった」や「保存数が先月より増えている」など、自分の運用状態を客観的に振り返れます。
投稿ごとの分析に入る前に、まずはアカウント全体の反応量をつかんでみましょう。
フォロワーと非フォロワーの比率
インスタのインサイト機能では、インタラクションが発生したユーザーがフォロワーなのか、非フォロワーなのかの比率を確認できます。
比率は自動で集計され、円グラフで視覚的に表示されるため、全体の傾向がひと目で把握できるのが特徴です。
以下の画面では、インタラクションの合計数のすぐ下に、「フォロワー◯%」「フォロワー以外◯%」と
円グラフで表示されている部分があります。
この指標を見ることで、投稿がどの層に届いているのかがひと目でわかります。
非フォロワーからの反応が多い投稿は、発見タブやシェアを通じて新規ユーザーに広がっている可能性が高く、
アカウントの成長にもつながります。
たとえば、以前はフォロワー中心だったのに、最近は非フォロワーの比率が増えてきた…という場合は、投稿が外部へ広がりはじめているサインと受け取ることができます。
誰に届いているかを把握することは、投稿の方向性を考えるうえでとても重要です!
投稿・リール・ストーリーズ別の反応傾向
インスタのインサイトでは、「フィード投稿」「リール」「ストーリーズ」の3種類のコンテンツ形式ごとに、どれだけインタラクションが発生したかを確認できます。
インタラクション画面には、「投稿:◯◯%」「リール:◯◯%」「ストーリーズ:◯◯%」といったように、各コンテンツの割合が並べて表示されます。
この数値を見れば、自分のアカウントでどの投稿形式がより多く反応を得ているのかがわかります。
たとえば、リールの割合が高ければ、動画コンテンツとの相性がよいと考えられますね。
逆に、フィード投稿の割合が極端に低い場合は、画像投稿の見せ方やテーマを見直すきっかけにもなります。
投稿形式の比率から、自分のアカウントの強みや弱みの傾向が見えてくるのがポイントです。
反応の高い形式を伸ばしつつ、意図的に他の形式も取り入れることで、よりバランスの取れた運用ができるようになりますよ。
いいね・コメント・保存のアクション内訳
インスタのインサイト画面では、「いいね」「コメント」「保存」といったアクションごとの数値を投稿別に確認できます。
この画面を見ると、各投稿に対してユーザーがどんな反応を示したかが一覧で表示されており、
インタラクションの内訳を具体的に把握できるのがポイントです。
たとえば、いいね数が多ければ共感を得られた投稿、保存数が多ければ「役立つ」と感じられた投稿、コメントが多ければ印象に残った投稿として分析できます。
こうしたアクションの種類ごとの数値は、投稿の受け取られ方を読み解くヒントにもなるので見逃せません。
このように反応の傾向を見比べることで、どんな投稿がユーザーに刺さったのか、自分のアカウントの強みや方向性がより明確になります。
投稿内容を振り返るときは、合計数だけでなく「どんな反応が多かったか」もチェックしてみましょう。
次の投稿改善や戦略づくりにもつながる重要なヒントになりますよ。
いいね数に基づくトップ投稿
インスタグラムのインサイトでは、一定期間内で「いいね数」がもっとも多かった投稿が、自動的にトップ表示される仕組みになっています。
この表示は、インプレッションや保存数ではなく、あくまで「いいねの数」だけを基準に決まるのが特徴。
この機能を使えば、自分のアカウントでどの投稿がいちばん多く共感を集めたかがすぐにわかります。
トップ投稿は、下の画像ようにサムネイル形式(表紙画像の一覧)で表示されるので、テーマ・表紙のデザイン・色使い・トーンなどを直感的に比較できるのも便利です。
さらに、「いいね数に基づくトップ投稿」のデータはただの記録ではなく、インスタ運用の改善と戦略に活かせる「宝の山」。
過去に反応のよかった投稿を参考にして、構成・切り口・表紙デザインなどを分析・再利用することで、
次の投稿でも安定した成果を狙いやすくなります。
「いいね」が多い=ユーザーの共感を得た証でもあるので、トップ投稿からは読者のニーズや好まれる投稿パターンのヒントも得られますよ。
インタラクションの数値を活用する5つの方法
ここからは、確認したインタラクションの数値をインスタ運用の改善に活かす方法を5つご紹介します。
- 月ごとの数値で改善成果を確認する
- 非フォロワーの反応から広がりやすい投稿を見つける
- 投稿タイプ別に発信の優先度を決める
- いいね・保存・コメントから投稿の強みを見つける
- 過去のトップ投稿を型として再活用する
インタラクションの数値の活用方法がより具体的にわかりますよ!
月ごとの数値で改善成果を確認する
インスタの運用で成果を出すには、インタラクション(いいね、保存、コメントなどのユーザー反応)を月ごとに比較し、改善の成果を把握することが大切です。
感覚だけで判断してしまうと、改善できたのかがわかりづらく、振り返りがしにくくなってしまいます。
たとえば、先月と今月で保存数が増えた場合には、「ユーザーにとって役立つ内容が増えた」サインかもしれません。
逆にコメントが減っている場合は、「共感を呼びにくい内容だったのかも?」と見直すヒントになります。
このように、月ごとにインタラクションを比較することで、
「この投稿のタイトルが良かった」「こういう構成がウケる」といった投稿パターンが見えてくるもの。
数字の変化を見ながら改善を重ねることで、再現性のある発信ができるようになりますよ。
特に、初心者のうちから月1回はインサイトを確認して振り返る習慣をつけておくのがおすすめです!
非フォロワーの反応から広がりやすい投稿を見つける
インスタでアカウントを伸ばすには、非フォロワーからの反応に注目するのがとても重要です。
フォロワー以外のユーザーからの「いいね」や「保存」が多い投稿は、新しいユーザーに届いている証拠といえます。
特に、非フォロワーの反応が多い投稿は発見タブやシェア経由で拡散された可能性が高いです。
たとえば、保存数が多く、非フォロワー比率も高い投稿があれば、それは多くの人に届いた投稿と考えられます。
このように、インタラクション数の「フォロワーと非フォロワーの比率」や「保存数」を組み合わせて見ることで、
拡散力やバズ傾向のある投稿を見つけやすくなります。
広がりやすい投稿の傾向をつかめれば、「どんな切り口が外部に届きやすいのか」「どんなテーマがシェアされやすいか」といった視点で改善につなげることも可能です。
まずは、インサイト画面で「フォロワー・非フォロワー比率」や「アクション数」を定期的にチェックして、広がりやすい投稿の特徴を探してみてくださいね。
投稿タイプ別に発信の優先度を決める
インスタの運用では、投稿形式ごとのインタラクション数を比べることが、効率よくアカウントを伸ばすカギとなります。
フィード投稿、リール動画、ストーリーズなど、どの形式に力を入れるべきかを判断するには、
実際の反応数を比較するのが最も確実な方法です。
たとえば、リールの反応だけインタラクションが突出して高い場合は、「自分のアカウントには動画形式の方が相性がよい」と判断できます。
逆に、フィード投稿で保存が多い場合は、静止画で役立つ情報をまとめた発信の方が向いているとわかります。
このように、インタラクション数の「コンテンツの種類別データ」は自分と相性のよい投稿タイプを見極めるヒントになるんです。
数字をもとにすれば、感覚に頼らず根拠のある改善ができるため、ムダなくインスタ発信を進められます。
投稿タイプの反応傾向を見比べて、自分のアカウントに合った形式を優先的に使っていきましょう。
いいね・保存・コメントから投稿の強みを見つける
インスタの運用では、インタラクションの中身をしっかり見て、投稿の「強み」を分析することがとても大切です。
単に「インタラクションが多い・少ない」だけでなく、どのアクションが多いかを見比べることで、
投稿がどんなふうにユーザーに受け取られているかが見えてきます。
「いいね」「保存」「コメント」の数字のバランスを見ると、その投稿の反応傾向や強みを読み取ることもできますよ。
たとえば、以下のような読み解き方が可能です。
- いいねが多い投稿=共感されやすい、雰囲気がよい
- 保存が多い投稿=役に立つ、後で見返したい
- コメントが多い投稿=強く心に残った、伝えたくなるほどに印象的
このように、インタラクションの種類を見れば「この投稿は情報特化型」「この投稿は共感型」など、自分の投稿の方向性や魅力の軸が見えてきます。
どんな点が評価されているのかを整理できれば、投稿内容の組み立てにも自信が持てますね。
「コメントが多い→問いかけスタイルを増やす」のように、自分のアカウントにあった戦い方がわかってきます!
過去のトップ投稿を型として再活用する
インスタの運用で安定した成果を出すには、インタラクションが高かった過去の投稿を「型」として再活用するのが効果的です。
一度多くの反応を得た投稿は、その構成やテーマがユーザーに刺さった証拠。
似た切り口でブラッシュアップして投稿すれば、同じように反応を得られる可能性が高まります。
たとえば、保存が多かった「Canva初心者向け5ステップ解説」という投稿があった場合、以下のように活用するとよいでしょう。
- 構成はそのままに、別テーマ「Instagram投稿設計5ステップ」に置き換える
- タイトルの言い回しを少し変えて、新鮮さを出す
このように、過去の投稿をベースに展開することで、投稿のクオリティや効果を安定させやすくなります。
インスタ運用に迷ったら、反応のよかった投稿を振り返り、テーマや構成を活かして再構成してみましょう。
この方法を知っておくと、インスタ運用代行を依頼された際に、投稿の型を提案できる「強み」になりますよ!
まとめ
今回は「インスタのインタラクションとは?初心者でもわかる数値の見方と活用方法」についてご紹介しました。
インタラクションを理解すると、投稿ごとの反応からユーザーの動きや好みが見えるようになります。
- インタラクションとは、ユーザーが実際に投稿に対して反応した回数を表す数値のこと
- インタラクションが高い投稿は「届きやすさ」「共感」「有益性」などのヒントが盛りだくさん
- フォロワーと非フォロワーの反応を見分ければ、拡散力のある投稿を見極められる
- 過去に反応が良かった投稿を再活用すると、再現性の高い運用ができる
インスタ運用で成果を出すためには、インタラクションを正しく理解し、数字を活かす視点がとても重要です。
インスタ運用をよりスムーズに進めたい方は、インスタ完全攻略できる特典もぜひチェックしてくださいね。
あなたのインスタ運用のヒントがきっと見つかりますよ!