
Upworkで稼ぐことは本当に可能?実際の収入と稼げるスキルを解説
「Upworkで稼ぐのは現実的なの?実際の収入はどのくらい?」
「結果を出している人のコツを知りたい」
「Upworkで稼げるスキル、職種はどんなもの?」
Upworkで稼ぐことは、十分可能です。特に、円安や世界的な外注化の増加により、日本人にとって大きなチャンスが広がっています。
この記事では、Upworkで実際いくら稼げるのか、成功している人たちの共通点、失敗しないための注意点を詳しく紹介。
こもりんUpworkで効率よく稼ぐための「勝ちパターン」が見つかりますよ。
Upworkで実際いくら稼げる?
Upworkでどのくらい稼げるかは、あなたのスキルや経験によって大きく変わります。そこで、公式が公表している平均時給をもとに、「簡単な仕事」「スキルが必要な仕事」「専門的な仕事」にわけて報酬の目安を紹介します。
こもりんどのくらいの収入が見込めるのか、以下の表でチェックしていきましょう。
※金額は2025年10月時点の為替レート、1ドル=150円で換算しています。
| 区分 | 職種例 | 時給(ドル) | 円換算目安 |
| 簡単な仕事 | ・データ入力 ・リサーチ ・バーチャルアシスタント | 10〜20ドル | 約1,500〜3,000円 |
| スキルが必要な仕事 | ・デザイン ・ライティング ・SNS運用 | 15〜45ドル | 約2,200〜6,700円 |
| 専門的な仕事 | ・Web開発 ・AIエンジニア ・マーケティングコンサル | 20〜60ドル | 約3,000〜9,000円 |
具体的な仕事別の報酬を、次の章で詳しく解説します。
簡単な仕事の報酬目安
特別なスキルがなくても始められる仕事は、最初の1歩として取り組みやすい分野です。具体的にはデータ入力や指定された情報を集めるリサーチ、スケジュール管理などを代行するバーチャルアシスタントといった仕事が中心です。
報酬の目安は次のとおりで、単価は低め。作業量をこなして報酬を積み上げていく必要があります。
- データ入力:時給10〜20ドル(約1,500〜3,000円)
- リサーチ/インターネット調査:時給12〜35ドル(約1,800〜5,300円)
- バーチャルアシスタント:時給10〜20ドル(約1,500〜3,000円)
Upworkでの案件に慣れたい人や実績をつくりたい人、海外クライアントとのやり取りを経験したい人に向いています。
こもりんUpworkの雰囲気をつかむのに、ぴったりの仕事です。
スキルが必要な仕事の報酬目安
Webデザインやライティング、SNS運用などの経験がある場合、スキルを活かしてより高い報酬を目指せます。この分野の仕事は、時給約15ドル(約2,200円)からが多く、実績を重ねることで時給45~60ドル(約6,700~9,000円)の案件も目指せますよ。
- グラフィックデザイナー:時給15〜35ドル(約2,200〜5,200円)
- コピーライター:時給19〜45ドル(約2,800〜6,700円)
- SNSマーケター/SNS運用代行:時給15〜45ドル(約2,200〜6,700円)
クライアントからの信頼を得れば、継続的な依頼や企業全体のブランディング戦略に関わるなど長期的な仕事に発展することも。自分のスキルや実績をまとめたポートフォリオをしっかり作り込んでおくことで、新たな案件を獲得できるようになりますよ。
専門的な仕事の報酬目安
Web開発やマーケティングコンサルティングなど高度な専門知識が求められる仕事は、高い報酬が期待できます。
- Web開発者:時給20〜50ドル(約3,000〜7,500円)
- 人工知能エンジニア:時給30〜80ドル(約4,500〜12,000円)
- マーケティングコンサルタント:時給20〜60ドル(約3,000〜9,000円)
先ほど紹介したデータ入力やWebデザインの仕事よりも英語でのやり取りが増えるため、コミュニケーションに不安を感じるかもしれません。しかし、翻訳ツールをうまく活用すれば、日本人でも十分に挑戦できる分野です。
特にAIやデータ分析、マーケティングの領域は2025年以降も需要の拡大が見込まれます。
こもりん専門性を活かして収入を大きく伸ばしたい人にとっては、ぴったりな仕事ですよ。
なぜ今、Upworkで稼ぐ人が増えているのか?
報酬目安を見ても、「本当に稼げるの?」と不安に思うかもしれません。しかし、現在の経済状況や働き方の変化は、日本人にとって大きな追い風なんです。
こもりんUpworkで稼ぎやすい理由を見ていきましょう。
この章で解説すること
- 円安の影響で海外報酬が高い
- 外注ニーズが広がり案件が多い
- 日本語を活かせる仕事が豊富
円安の影響で海外報酬が高い
円安が続いている今、Upworkには「ドルで報酬を受け取れる」という大きなメリットがあります。Upworkの報酬はドルで支払われるため、同じ仕事でも円に変えたときに受け取れる金額が自然と増えるのです。
たとえば、2021年は1ドル110円ほどでしたが、2025年10月時点では1ドル150円前後。この為替レートの変化だけで、受け取れる報酬額が約1.36倍になる計算です。具体的には、以前なら5万円相当の仕事が、現在のレートでは約6万8,000円の価値になります。
日本のクラウドソーシングサービスで同じ作業をするよりも、Upworkでドル建ての報酬を受け取るほうが効率的に稼げるということ。
こもりん特別なことをしなくても、報酬が増えるのはうれしいですね!
外注ニーズが広がり案件が多い
世界中の企業でフリーランスへの外注ニーズが広がっているため、Upworkには安定して多くの案件があります。コロナ禍を経て働き方の多様化が進み、企業がコストを抑えながら専門的なスキルを持つ人材に仕事を依頼する流れが加速しているのです。
Notta株式会社の調査によると、2024年時点でUpworkには約85万社のクライアントが登録しており、2023年の登録社数と比較すると2%増加しています。これは新しい仕事の募集が常におこなわれているということ。
国内のサービスだけで仕事を探していると、応募できる案件が限られることもありますよね。案件の数が圧倒的に多いUpworkであれば、初心者から専門スキルを持った人まで、希望に合った仕事を見つけやすくなるのです。
日本語を活かせる仕事が豊富
海外のプラットフォームと聞くと、「高度な英語力が必要なのでは?」と思われがちですが、日本語ネイティブであることが強みになる案件も多くあります。海外企業の日本市場への参入や日本文化への関心の高さから、日本語ができる人材が求められているのです。
たとえばアニメやゲームの翻訳、日本語動画への字幕作成、日本市場に関するリサーチなどビジネスの場面で日本語スキルが直接役立つ場面がたくさん。
実際にUpworkで「Japanese」と検索すると、日本語の文字起こしや日本語の会話の録音、日本人顧客のカスタマーサポートなど幅広い仕事が見つかります。
英語に自信がなくても、クライアントとのやり取りは翻訳ツールを使えばOK。日本語を強みにできる仕事がUpworkに多くあるため、挑戦しやすい環境といえますね。
Upworkで稼いでいる人の共通点
Upworkで稼ぐには、サイト特有の仕組みをうまく活用することがポイント。ここでは、成果を上げている人たちの共通する行動パターンを解説します。
この章で解説すること
- 合格率の高い案件に絞ってConnectsを使っている
- 英語でのやり取りに臆せず対応している
- 海外クライアントの稼働時間に合わせて動いている
- Upwork内で実績とレビューを積み重ねている
こもりん国内のサービスとは違った視点が求められますよ!
合格率の高い案件に絞ってConnectsを使っている
安定して仕事を得ている人は、やみくもに応募するのではなく、採用される可能性が高い「勝ち目のある案件」を見極めています。
Upworkには「Connects(コネクト)」というポイント制度があります。応募に必要なConnectsの数が案件ごとに決まっており、応募の際に消費される仕組みです。
Connectsは1ポイント0.15ドルで購入でき、1回の応募につき約2〜8ポイントを消費。つまり、無制限に応募することはできません。だからこそ稼いでいる人は貴重なConnectsが無駄にならないよう慎重に応募先を選んでいるのです。
応募するなら応募人数が10人以下の案件や、仕事の内容と報酬が明確なもの、自分の強みを活かせる案件に絞るのがおすすめ。競争率が高い人気の案件ではなく、「この仕事なら自分の経験を活かせる」と自信を持って提案できる案件に集中するのがいいですよ。
英語でのやり取りに臆せず対応している
Upworkでのコミュニケーションは英語が基本ですが、必ずしも流暢な英語を求められているわけではありません。クライアントが重視するのは、返信のスピードと誠実な姿勢。海外のクライアントは多少の文法ミスよりも、迅速な返信、丁寧な言葉づかいを高く評価する傾向にあります。
実際に成果を出している人の多くは、よく使う文章をテンプレートとして保存したり、翻訳ツールを活用したりして即レス対応を心がけています。
こもりん問い合わせが来たらすぐに返信する、進捗をこまめに報告するといった小さな積み重ねが、信頼関係を築く大事なポイント!
また、文化の違いや言葉づかいを気にしすぎず、「一緒によいものをつくる」という前向きな姿勢も大切です。そのポジティブな態度が、言葉の壁を越えて相手に安心感を与えますよ。
海外クライアントの稼働時間に合わせて動いている
海外のクライアントと仕事をするうえで、時差への配慮は欠かせません。クライアントが活動する時間帯に合わせてコミュニケーションを取れる人が、「仕事がしやすいパートナー」として評価を得ています。
Upworkのクライアントはアメリカやヨーロッパに多く、日本との時差は8~14時間ほど。日本の日中は、クライアントにとって夜の睡眠中にあたることがほとんどです。そのため、成果を上げている人は日本の夜間や早朝など、相手の稼働時間に合わせてメッセージを送る工夫をしています。
こもりん相手の生活リズムを尊重するだけでなく、メッセージをすぐに確認してもらえるので、やり取りがスムーズになりますね。
このような配慮やレスポンスの早さが「連携が取りやすい」「仕事がスムーズ」という信頼になり、継続的な依頼をもらえるようになるのです。
Upwork内で実績とレビューを積み重ねている
Upworkで成果を上げている人は、サイト内での実績と評価を育てています。
クライアントは仕事の依頼相手を選ぶとき、「Job Success Score」という評価を判断材料のひとつにしています。このスコアは、仕事が終わるたびにクライアントが応募者の仕事ぶりを評価し、その満足度が反映されるもの。つまり、よい評価をもらい続けることが、次の仕事につながるということです。
だからこそUpworkで活躍している人は、目の前の仕事を大切にしています。たとえ始めたばかりの頃の小さな案件でも、一つひとつ丁寧に向き合ってクライアントに満足してもらうことが高評価となり、信頼アップに。スコアが上がると自然とクライアントの目に留まりやすくなるので、さらに単価の高い仕事にも挑戦できるようになりますよ。
Upworkで稼ぐために最も需要の高いスキル【2025年最新版】

「Upworkで稼ぐには、特別なスキルがないと難しいのでは?」と感じる人もいるかもしれません。しかし実際には、初心者でも挑戦しやすい幅広いジャンルの仕事があるんです。
Upworkが公式に発表した「2025年に最も需要の高いスキルと仕事」を見てみましょう。
2025年に最も需要の高いスキルと仕事7選
- AI・データ分析
- コンサルティング・教育支援
- 財務・会計・経理
- Web・アプリ開発
- マーケティング・広告運用
- デザイン・クリエイティブ
- リモートアシスタント業務
AIやコンサルティング、Web開発といった専門知識が求められる分野と並んで、デザインやリモートアシスタント業務など、日本人にも馴染みのある仕事が含まれています。
こもりんこれまでの経験や強みを武器にすれば、活躍できる場所があるということ!
まずは自分のスキルや経験が、どの分野で活かせそうか考えてみてください。それぞれの仕事内容を詳しく知りたい方は、Upwork公式サイトをチェックしてくださいね。
Upworkで稼ぐための失敗しない始め方

Upworkで稼ぐためのポイントがわかったら、登録に進みましょう。「英語のサイトだから難しそう」と感じるかもしれませんが、ブラウザの翻訳機能を使えばページ全体を日本語で表示できます。
こもりん英語が苦手な人でも心配いりませんね。
Upworkの登録では、日本のクラウドソーシングサイトと同じように学歴や職歴、これまでのスキル、使えるツール、自己紹介などを記入します。英語の場合どのように記載するのかを準備しておくと、スムーズに登録を進められますよ。
必要項目を記入するだけでなく、これまでの実績をまとめたポートフォリオを用意するのもおすすめです。あなたのスキルや仕事への熱意が、より伝わりやすくなりますよ。
詳しい登録手順や仕事の見つけ方は、以下の記事で紹介しています。参考にしながら進めてみてください。
Upworkを実際にやってみた人の体験談

「クライアントとの英語のやり取りが思ったより難しい」「最初の1件を受注するまでが大変だった……」。Upworkを始めた日本人から、そんな声が聞かれることもあります。
しかし、これらの壁を乗り越えた人たちからは、「挑戦してよかった」という感想が多く寄せられているのも事実。プロフィールを丁寧に作ったり、小さな案件からコツコツ実績を積んだりと、自分なりの工夫を重ねています。
最初は少し大変に感じるかもしれません。ですが、仕事を得た先には日本では出会えない案件に関われたり、自分のスキルが世界で通用したという自信を得られたりと、新たな可能性を感じられるでしょう。
こもりん実際にUpworkに挑戦した人たちは、どのように壁を乗り越えたのでしょうか?
Upworkで稼ぐときに注意すべきこと
Upworkは世界中のクライアントと仕事ができる魅力がある一方で、詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性も。
ここでは、初心者が見落としがちな3つの注意点を紹介します。
この章で解説すること
- 詐欺や不正案件に注意する
- 手数料と為替手数料を把握する
- 英語での契約内容を正しく理解する
詐欺や不正案件に注意する
残念ながらUpworkにも、詐欺案件や人気を装った不正な案件が多発しています。安全に利用するために、契約前のやり取りと報酬の受け取りは、必ずUpwork内でおこないましょう。
Upworkのルールでは、契約後に申請すればメールやZoomなどの外部ツールを使うことが認められています。しかし、契約を結ぶ前に「詳しい話はTelegramで」と別の手段で連絡を取ろうとするクライアントには注意が必要です。
また、「仕事を始めるための登録料」といった名目で契約前にお金を要求してくるのも典型的な詐欺のパターン。少しでも「怪しいな」と感じたら勇気を持って断り、すぐにUpworkの通報機能で報告してください。
こもりん「自分の身は自分で守る」という意識が大切です!
手数料と為替手数料を把握する
Upworkで提示されている報酬額が、そのまま全額自分の口座に入るわけではありません。報酬を受け取るまでには、大きくわけて2つの手数料が引かれることを覚えておきましょう。
ひとつ目は、Upworkに支払う手数料です。2025年5月からの新しい制度では、契約ごとに0~15%の手数料が報酬から差し引かれます。
2つ目は、日本円に換金・送金する際の手数料。Upworkの報酬はドルで支払われるため、日本の銀行口座に送る際には「為替手数料」や「送金手数料」が別途かかります。
こもりんそのときの為替レートによって、手取り額は変動します。
「思ったよりも収入が少ない」という事態を避けるため、応募する段階から手数料を考慮して、「実際にいくら受け取れるのか」を把握する習慣をつけましょう。また、アメリカの銀行口座を開設して手数料を抑える方法もあるので、気になる人は調べてみてください。
英語での契約内容を正しく理解する
クライアントとのあいだで認識のズレを防ぐため、英語で書かれた契約内容を正しく理解することが大切です。仕事を受注したら、まずは契約書にしっかり目を通しましょう。
特に、「仕事の範囲」「納期」「修正回数」「報酬の支払い条件」といった重要な項目をあいまいなまま受け入れてしまうと、後々のトラブルの原因になります。たとえば、「unlimited revisions(無制限の修正)」という一文を見落とすと、終わりのない修正依頼に悩まされるかもしれません。
内容の確認には、Google翻訳などの翻訳ツールが便利。それでもわからない点や解釈に迷う部分があれば、遠慮せずにクライアントに確認しましょう。質問は、失礼なことではなく、むしろ仕事に対する誠実な姿勢の表れ。お互いが納得したうえで仕事を始めることが、スムーズなやり取りとよい関係を築くために欠かせません。
まとめ
今回は「Upworkで稼ぐことは本当に可能?実際の収入と稼げるスキル」についてご紹介しました。
- スキルや仕事内容によって報酬は大きく変わる
- 円安の今は、ドル建て報酬で効率的に稼ぎやすい
- 採用されやすい案件を見極め、戦略的に応募する
- クライアントとの時差を意識し、スムーズな連絡を心がける
- サイト内でのよい評価を積み重ねることが、次の仕事につながる
- 詐欺や手数料など、事前に注意点を理解しておく
円安や世界的な外注ニーズが増加する今、Upworkの利用は日本人にとって大きなチャンス。
もし「海外で通用する特別なスキルがない……」と感じているなら、まずは国内外で共通して需要の高いオンライン秘書のスキルを身につけるのがおすすめです。
「今度こそ稼げるようになりたい」と感じている方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
在宅で働ける「オンライン秘書」を始めてみませんか?
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