

X(Twitter)でアカウントが作れないのはなぜ?7つの原因と対処法
「X(Twitter)のアカウントが作れないのはなぜ?」
「X(Twitter)で複数アカウントを作るにはどうすればいいの?」
「X(Twitter)のアカウントが作れない!」そんなとき、原因さえ分かれば、ほとんどの場合は解決できます。アカウントが作れない原因は、メールアドレスの重複や年齢設定のミスなどシンプルな「うっかりミス」であることがほとんど。
この記事では、アカウントが作れない7つの原因と対処法、複数アカウントを作りたい方向けの裏技をご紹介します。

この記事を見ながら一緒にアカウントを設定してみましょう。
X(Twitter)のアカウントの作成に必要なもの
まずアカウントを作成する前に、設定に必要なものを確認しましょう。X(Twitter)のアカウントを作るには以下の3つの入力が必須です。
①有効なメールアドレスまたは電話番号 |
メールアドレスを使う場合は、1アカウントにつきひとつのメールアドレスが必要です。 よって複数のアカウントを開設する場合は、その数分の異なるメールアドレスを用意しないといけません。電話番号で登録する場合は1つの番号で10件までのアカウントを作れます。 |
②任意のアカウント名(ユーザー名) |
ユーザー名は英数字(文字A~Z、数字0~9)、アンダースコア( _ )のみ使用可能で15文字以内で設定します。「X」「Admin」を含むユーザー名は使用できません。 |
③正確な生年月日 |
個人の場合は自分の生年月日を入力。ビジネスアカウントの場合は運用担当者の生年月日で設定するのが一般的です。 |
この3つのどれかひとつでも欠けていたり、不備があると作成時にエラーが発生するので注意しましょう。
アカウント名は希望の名前がすでに使われている場合も
多いので、複数考えておくと登録がスムーズですよ。
X(Twitter)のアカウントが作れない7つの原因と対処法
準備していざアカウント設定を始めてみたものの、エラーが発生したりうまく作れないケースもあります。
初めてX(Twitter)でアカウントを作る場合と複数アカウントを作る場合がありますが、ここでは共通してよくある原因と対処法をまとめました。
- 登録済みのメールアドレスを利用している
- 使い捨てのメールアドレスを使っている
- 凍結・削除済みアカウントの情報を使っている
- 生年月日が13歳未満になっている
- 通信環境やブラウザに不具合がある
- SMS認証コードがエラーで届かない
- 短期間に複数アカウントを作っている
登録済みのメールアドレスを利用している
すでにX(Twitter)に登録したことのあるメールアドレスでは、新規アカウントを作ることはできません。「このメールアドレスはすでに登録されています」というエラーが表示されたら、このケースを疑いましょう。
複数アカウントを作りたい場合は、まだX(Twitter)に登録していないメールアドレスを使うか、Gmailエイリアスを活用する方法があります。GmailエイリアスとはひとつのGmailアドレスで複数アカウントを作れる仕組みのこと。詳しくは「X(Twitter)のアカウント作成できない時の裏技3選」で紹介しているのでそちらをご覧ください。
X(Twitter)アカウント登録時にエラーが出る場合は、以前に同じメールアドレスでX(Twitter)に登録したアカウントがないか確認しましょう。
使い捨てのメールアドレスを使っている
まだX(Twitter)に登録していないメールアドレスでも、「10分メール」のような使い捨てのメールアドレスを使った場合は正常にアカウントを作れないケースがあります。X(Twitter)がセキュリティやスパム対策で使い捨てメールアドレスを拒否している可能性があるからです。
これから安定したアカウント運用を目指したいなら、GmailやYahoo!メールなど信頼性のあるメールアドレスを使いましょう。ビジネス利用の場合は会社のメールアドレスでもOKです。
凍結・削除済みアカウントの情報を使っている
過去にアカウントが凍結したり削除されたことがある人は要注意です。当時使っていたメールアドレスや電話番号を使うと新しいアカウントを作る際にブロックされることがあります。
凍結や削除されたアカウントに登録されていたメールアドレスや電話番号は、システム上で制限されている可能性があるからです。すでにアカウントを削除している場合も、30日以内はデータが保持されているので、同じメールアドレスやユーザー名で登録しようとするとエラーになる場合があります。
この場合は新しいメールアドレスを使うのが1番手っ取り早く確実な方法です。ただし過去に凍結になったのが誤りの場合は、異議申し立てもできます。過去に投稿したポストやフォロワーとのつながりを維持したい場合はこちらの方法も試してみましょう。
凍結になった際の対処法や異議申し立ての手順については「【保存版】X(Twitter)凍結解除の具体的な手順と対策」で詳しく解説しているのでご覧ください。
生年月日が13歳未満になっている
X(Twitter)のサービスを利用するには、年齢制限があり13歳以上である必要があります。アカウント登録時に生年月日を誤って入力し、13歳未満と認識されてしまうケースもあるので慎重に入力してください。
またビジネスアカウントや複数アカウントを作る場合に、会社の設立日や記念日などを生年月日の欄に入力してしまった場合も、13歳未満に該当することがあります。
その場合、アカウントがロックされてしまうので、速やかにヘルプセンターから異議申し立てをし再審査を受けましょう。審査には年齢が確認できる本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)が必要です。
アカウント作成時の生年月日は、絶対に間違えないように、慎重に入力しましょう。特に、西暦の入力ミスには要注意です。
X(Twitter)をはじめとする主要なSNS(facebookやInstagram、TikTok)も基本的に13歳未満の利用を制限しています。
1998年に制定されたアメリカの児童オンラインプライバシー保護法(COPPA: Children’s Online Privacy Protection Act)では、オンラインサービスが13歳未満の子供から個人情報を収集する際に、保護者の同意を得ることを義務付けています。
各SNSが13歳未満の利用を許可し個人情報を集めた場合は、保護者の同意を得るという大規模なシステムを構築しなければなりません。これは現実的ではないため、一律で13歳未満の利用を制限しています。
通信環境やブラウザに不具合がある
ネット環境が不安定だったり、使っているブラウザに不具合があると、アカウント作成がうまく進められない場合があります。
ネット回線が不安定だと、アカウント作成ページがうまく読み込めず、入力しても次の画面にスムーズに進めないことがあるからです。また、利用しているブラウザに不具合や古い情報がたまっている場合も、エラー表示が出て登録できなくなることがあります。
そんな時は、以下の対処法で改善するケースが多いので試してみてください。
- Wi-Fiを一度オフにして、モバイルデータ通信に切り替えてみる(またはその逆)
- 使っているブラウザを閉じて、もう一度開き直してみる
- スマホでダメなら、パソコンで試してみる(またはその逆)
- スマホやパソコンを再起動してみる
このように、アカウント作成がうまくいかない原因は、意外とシンプルな「環境の不具合」であることも多いです。

必ず最新版になっているか確認し、旧バージョンの場合は
アップデートしてから登録を進めましょう!
SMS認証コードがエラーで届かない
SMSで認証コードが届かないケースもあります。その原因は以下の3つ。詳しく解説します。
- 番号の入力ミス
そもそも設定した電話番号の入力ミスがあると、認証コードが届きません。日本の国番号「+81」をつけていたり、はじめの「0」を省略した「80」「90」などと入力した場合もエラーになってしまうので、「080」「090」と頭3桁をしっかり入力しましょう。自動入力や設定で「+81 80-」と入力されてしまうこともあるので、自分の目でしっかり確認してから認証コードを送りましょう。 - 受信設定
「指定した電話番号からのSMSしか受け取らない」「すべてのSMSを受信拒否」の設定にしていると、認証コードを受け取れません。たとえ自分で設定したつもりがなくても、購入時のデフォルト設定で拒否にしている場合があるので確認しましょう。 - 連続リクエストによる制限
なんらかの不具合によって認証コードの記載されたSMSが届かず、短期間に何度もSMS送信リクエストを送った場合に制限がされることがあります。
認証コードが届かないときは、冷静に番号の入力ミスや受信設定を確認して原因を見つけましょう。

再送信するときも少し時間を開けると解決することが多いですよ。
短期間に複数アカウントを作っている
短期間に連続でアカウントを作成するとスパムBot(自動化された迷惑プログラム)と判断され、ブロック対象になり新規アカウントが作れなくなる場合があります。
X(Twitter)上にbotアカウントが大量に作られると、自動作成された投稿を「人のリアルな声」のように錯覚させて拡散されてしまう恐れがあります。たとえばbotアカウントが一斉に共通の話題を投稿することで、トレンドを操作できてしまうんです。
また大量に作られたアカウントはスパムや詐欺、なりすましに使用されるケースが多いのです。この状況を放置するとX(Twitter)というプラットフォームの信頼性や健全性が失われてしまうため、Xは登録の際に厳しくチェックしているのです。
複数アカウントを作る場合は、時間を空けて作成したり、Gmailエイリアスを活用して回避しましょう。

特に同一IPアドレスや同一端末での連続作成は、
不自然に見えやすいので注意!
X(Twitter)のアカウント作成できない時の裏技3選
X(Twitter)のアカウントが作れない7つの原因を紐解くと、すでに登録している情報を使おうとしている場合や、複数アカウント制限が原因であることが多いことがわかりました。
ここではそれらに対処できる裏技を紹介します。
- Gmailエイリアスで複数アカウントを作る
- メールアドレスの使用可否を確認する方法
- ユーザー名の空き状況を事前に確認する方法
Gmailエイリアスで複数アカウントを作る
すでにX(Twitter)で登録しているメールアドレスがあり、ほかに新たにメールアドレスを作りたくない場合はGmailエイリアスを使う方法があります。Gmailエイリアスとは、1つのメールアドレスを変化させて複数のアドレスのように使うことができる機能。
たとえば「example@gmail.com」というGmailアドレスでエイリアス機能を使った場合、@マークの前に「+文字列」を追加したり、@マーク前の任意の場所に「.(ドット)」を挿入して違うメールアドレスに見せることができます。
- 「+文字列」を追加した場合
「example+1@gmail.com」 - 「.(ドット)」を挿入した場合
「ex.ample@gmail.com」
この機能を使って作ったメールアドレスはGmail上では同じアドレスと認識されますが、X(Twitter)上では別のアドレスと認識されます。よって、実質同じメールアドレスで複数のXアカウントを作ることが可能になるのです。

便利な機能なので、メールアドレスをたくさん作りたくない
という方はぜひお試しあれ!
メールアドレスの使用可否を確認する方法
「このメールアドレス、もしかして昔アカウント作ったときに使ったかも…?」そんな風に、メールアドレスがすでに登録済みかどうかを、事前に確認できる裏技があります。それはパスワードリマインダメールという機能です。
登録予定のメールアドレスを入力して検索するだけで、簡単に調べられます。
以下のURLからパスワードリマインダーメールを開きましょう。
https://twitter.com/account/send_password_reset
確認したいメールアドレスを入力し「検索」を選択します。
メールアドレスが使用されていない場合は「アカウントが見つかりませんでした」という画面が表示されます。
メールアドレスが使用されている場合はパスワードリセット画面が表示されます。このアカウントを削除する場合はアカウントからメールアドレスを削除する方法に沿って進めてください。
このようにパスワードリマインドメールを使えば、過去にX(Twitter)にメールアドレスを登録しているかを簡単に確認できます。
パスワードリマインドメールとは、パスワードを忘れてログインできないときに使用する機能。X(Twitter)が登録済みのメールアドレスに、新しいパスワードを設定するためのリンクを送ってくれます。
今回メールアドレスが使用されているかを確認するために使うので、パスワードリセットまでする必要はありません。
ユーザー名の空き状況を事前に確認する方法
ユーザー名についても事前に使われていないかを確認することができます。アカウント登録画面でいきなり入力してエラーになってしまうと、そのときにまた新たなユーザー名を考えなくてはいけません。事前にある程度確認すると、登録時にスムーズに進めることができます。
確認方法はとても簡単です!
ブラウザの検索窓に以下のリンクを入れて検索します。
x.com/[ここにユーザー名を入力]
たとえば「komorin_remolabo」で登録したい場合は、「x.com/komorin_remolabo」で検索します。「このアカウントは存在しません」と表示されれば、入力したユーザー名でXアカウントを取得できる可能性が高いです。
すでにアカウントが使用されている場合には、そのユーザー名で使用しているXアカウントのプロフィールページが表示されます。
この方法でX(Twitter)上で存在しないと確認できた場合でも、凍結していたり削除済みで30日以上経過していない場合には使用できないので、完全に空いているとは限りません。
すでに利用されているかの目安として、ご活用ください。
X(Twitter)のアカウントを作るときの注意点
X(Twitter)のアカウントを作る工程はとてもシンプルですが、簡単に作れるからこそ注意すべきポイントがあります。
- 登録情報は正しくに入力する
- 名前やIDに不適切な語句は使わない
- ログイン情報は忘れず控える
- 複数アカウントは使い分ける
- 短期間の連続作成は避ける
後々エラーや制限がかかることのないよう、慎重に進めましょう。
登録情報は正しくに入力する
登録情報に誤りがあると、アカウント作成時にエラーが起きたり利用制限がかかる可能性があります。
X(Twitter)のアカウント作成時に入力する情報は「ユーザー名」「メールアドレスか電話番号」「生年月日」の3つだけです。複雑な項目はないのでその場でパパッと入力できる情報だからこそ、正しく入力できているかの確認が必須です。
特に生年月日の入力ミスで13歳未満と見なされると、アカウント作成自体ができなくなります。生年月日を適当に設定してしまったり、会社の設立日や記念日などを設定してしまうと13歳未満に計算されてしまうケースがあるので要注意です。
またメールアドレスについても使用できるアドレスを確実に入力しないと、認証メールを受け取れません。すでに使われていないアドレスや捨てアドレスには注意しましょう。
トラブルやエラーを防ぐためにも、
メールアドレスや生年月日は正確に入力できているかチェック!
名前やIDに不適切な語句は使わない
差別的・過激な表現やなりすましと判断される語句を含んだIDは、X(Twitter)の利用規約に違反する恐れがあります。
X(Twitter)のヘルプページにもユーザー名や表示名などに以下に該当する表現や行為が見られる場合は審査し、強制措置を講じると明記されています。
- 暴力的な脅迫
- 侮辱的な中傷、蔑称、人種差別的、性差別的な表現
- 誰かを人間以下に貶めるような虐待的なコンテンツ
- 恐怖を煽るコンテンツ
凍結やアカウント停止のリスクを回避するには、公序良俗に反しない言葉を使用することが基本。また企業やメディアの公式名や著名人のなりすましは即凍結の可能性があります。名前やIDに含んでいないか要チェック。
アカウントの名前やIDは、あなたの「看板」です。ルールを守り、誰も傷つけない言葉を選ぶことが、X(Twitter)を長く楽しむための、そしてアカウント凍結のリスクを避けるための大切なマナーです。
ログイン情報は忘れず控える
無事アカウントが作成できたら、ログインに必要な情報は必ず控えておきましょう。これらの情報を忘れてしまうとアカウントへの再アクセスや復旧が困難になります。
「そんな当たり前のこと……」と思うかもしれませんが、
意外と忘れてしまう人が多いんです。
パスワードだけを忘れてしまった場合はパスワードリセットメールで新しいパスワードを設定可能。しかし登録したメールアドレスを忘れてしまった場合は、残念ながら再アクセスすることはできません。
このような最悪の事態にならないよう、登録したメールアドレスとパスワードは事前に安全な場所に記録しましょう。
iPhoneのキーチェーン、Googleのパスワードマネージャーでアプリごとのログイン情報を記憶すると便利です。さらにLastPass Password Managerや4Loginなどのパスワード管理ツールを利用すると確実です。
複数アカウントは使い分ける
1つの端末で複数のアカウントを運用する場合、どれがどの用途か分からなくなると、間違って投稿してしまう恐れもあります。複数アカウントの管理方法として、X(Twitter)公式アプリのアカウント切り替え機能はとても便利ですが、簡単ゆえに間違えて投稿しやすいので注意が必要です。
たとえば個人用のアカウントでビジネス用の投稿をしてしまった場合、複数のアカウントを同じ目的で使用していると判断されX(Twitter)のポリシーに違反する可能性も。
間違えないように、パッと見たときのプロフィールの見た目や名前を分けて管理するのが安全です。

特に、目がいきやすいアイコン画像をアカウント毎に変えると、一瞬でどのアカウントか把握しやすいので効果的です。
複数アカウントを運用する場合はアカウントごとの目的とテーマ、さらには運用スケジュールまでしっかり考えて、間違って投稿しないようにしましょう。
短期間の連続作成は避ける
短い期間に複数のアカウントを連続で作成すると、不正利用とみなされてブロックされる可能性があります。
大量に作成されるアカウントはbotやスパム目的であることも多いからです。これらのアカウントが増えると偽情報や広告が増え、正しい情報が埋もれてしまいます。さらに自動投稿で同じ話題を大量にポストすることでトレンドを操作できてしまう可能性さえあります。
またユーザーにとっても広告や怪しいリンクばかりの投稿が流れてくると、詐欺やウイルス被害の危険性も。これらのことから、X(Twitter)はプラットフォームの健全で安心な利用を促進するため、短期間に連続でアカウントが作られた場合は厳しくチェックしているのです。
botやスパムだと間違えられないようにするために、新しくアカウントを作る際はしばらく時間を空けてから作ると安全です。さらに同じスマホやパソコンを使って何度もアカウントを作ろうとすると、制限がかかる場合もあるので注意しましょう。
まとめ
X(Twitter)でアカウントが作れない原因は7つありました。今回は合わせて対処法もご紹介。
【X(Twitter)アカウントが作れない原因】
- 登録済みのメールアドレスを利用している
- 使い捨てのメールアドレスを使っている
- 凍結・削除済みアカウントの情報を使っている
- 生年月日が13歳未満になっている
- 通信環境やブラウザに不具合がある
- SMS認証コードがエラーで届かない
- 短期間に複数アカウントを作っている
登録自体は入力内容も少なく簡単なのですが、つまずくポイントを知らないといつまで経っても新規アカウントを作ることができないケースも。アカウント作成に必要なことは事前に準備しましょう。
アカウントの登録や複数アカウントの立ち上げはゴールではなくスタート地点です。スムーズにアカウント作成を終え、本来の発信活動に力を入れていきましょう。