

アンケートモニターが危ないと言われる5つの理由と見抜くポイント
「アンケートモニターは本当に危ない?」
「アンケートモニターのメリット・デメリットを知りたい」
「失敗しないための対策や安全なサイトを選ぶコツを知りたい」
アンケートモニターは、正しい知識さえあれば誰でも安心して活用できるサービスです。
確かに個人情報の扱いや報酬の不透明さなど気になるリスクはありますが、リスクをきちんと理解して対策すれば誰でも安全に始められます。
この記事では、アンケートモニターが危ないと言われる理由や注意するポイント、初心者が安全に始めるコツを紹介します。

最後まで読んで不安を解消して、スキマ時間を有効活用しましょう!
アンケートモニターが危ないと言われる5つの理由
アンケートモニターは危ないと感じる人は多いもの。その原因の多くは、なにも知らずに始めるからです。
「危険」と感じる点を知ることが、安全にアンケートモニターを活用する第一歩です。
ここでは、危ないといわれる理由を5点紹介します。
- 個人情報が漏れる
- 高額アンケートで広告に誘導される
- 内容と違うアンケートが届く
- セキュリティが甘い
- 報酬がもらえない・換金できない
個人情報が漏れる
アンケートモニターが危ないといわれる理由のひとつに、個人情報が漏れるリスクがあります。
安全なアンケートサイトであれば、集めるデータは必要最小限で、何のために収集するのか目的が明記されています。また、プライバシーポリシーが明記されていて、SSL通信により情報が暗号化されるのが基本です。逆に、報酬の割に細かくたくさんの情報を求められると、不安や怪しさを感じます。注意したいサイトの特徴について、次のとおりまとめました。
- 入力項目が多く、詳細な個人情報を集める
- 情報の収集目的が説明されていない
- プライバシーポリシーが整備されていない
- サイトにSSLが適用されていない(URLが「https」で始まらない)
このようなサイトは、安全管理の意識が低いと判断できます。

アンケート入力前に、個人情報を預けられるかどうかを
しっかり見極めて、危険を回避しましょう!
SSL通信とは……
URLが「https://」から始まる
・「Secure Sockets Layer」の略称
・インターネット上の通信を暗号化する仕組みのひとつ
・現在は「TSL」という技術に変わっているけれど一般的に「SSL」と呼ばれている
・Webサイトを閲覧するときに「カギ」のマークが表示される
高額アンケートで広告に誘導される
「答えるだけで1万円!」といった高額報酬のアンケートは、別の商品やサービスに登録させるための広告です。
通常の市場調査で、簡単なアンケートに数千円もの高額報酬が支払われることは、まずありえません。これらは、調査目的ではなく、商品の販売やサービス登録へと促す広告目的の誘導リンクである可能性が高く、本来のモニター活動とはかけ離れています。
- 「1件で3,000円」、「答えるだけで10,000円」など極端に高い報酬
- 広告なのに「PR」「広告」の表記がない

ただ、すべての広告案件が「悪い」というわけではありません。
信頼できるサイトであれば、広告案件には「PR」「広告」と明記してあり、誤った認識をしないように配慮されています。報酬額ではなく「本当に調査目的だろうか」と確認することが、アンケートモニターを安全に続けるためのポイントです。
内容と違うアンケートが届く
「アンケート内容が事前に聞いていたものとは違うかった」というズレがあると、不安や不信感を感じる原因のひとつ。このようなケースは、アンケートの再配信や間に仲介業者を挟んでいる案件が原因のことが多いです。元々のアンケートの意図が正確に伝わらず、参加者が戸惑う内容になっていることも。
- アンケートの趣旨がはっきり書かれていない
- アンケートの条件がはっきり書かれていない
- アンケートに注意事項やその確認チェックがない
一方、信頼できるアンケートサイトであれば、アンケートの趣旨などの配信内容と条件を明確に記載しています。情報の食い違いが起きにくいため、誤解や不一致が生まれにくい設計です。

アンケートの際に注意事項が書かれ、
事前確認チェックがあることも特徴。
安全性を確認するには、アンケートの案内文に条件がはっきり書かれているかを確認しましょう。
セキュリティが甘い
アンケートモニターをする上で、サイトのセキュリティ対策は見逃せない条件です。セキュリティ対策が不十分な運営では、個人情報の漏洩や不正アクセスなどのリスクが高くなり、「危ない」と感じる原因にも。
SSL(通信の暗号化)がされていなかったり、ログイン管理が甘かったりすると、情報が外部に流出する可能性があります。
- SSL認証を受けていない(URLが「https」から始まっていない)
- 二段階認証がないなどログイン管理が甘い
- プライバシーポリシーやセキュリティ方針が明記されていない
大手のアンケートサイトでは、SSL認証、二段階認証などの基本対策や定期的なセキュリティチェックを実施して安全性を高めています。プライバシーポリシーやセキュリティに関する方針を明記しているサイトが多いのも特徴。

アンケートに参加する際には、サイトにSSL認証があるか、
運営元がセキュリティ対策について明記しているかなどを
チェックしましょう。
報酬がもらえない・換金できない
アンケートに答えても「報酬がもらえない」「換金できない」など報酬トラブルが発生することがあります。これらは詐欺というよりも、換金ルールなどの条件の不明確さが原因です。
最低換金額の設定が高かったり、ポイント有効期限が短かったり、このような条件を確認できないまま参加してしまうと、思ったように報酬を受け取れない結果に。悪質なサイトでは、還元の仕組みがわかりづらい、小さい文字で読みにくく書かれている、確認できる情報ページが用意されていないケースもあります。
- ポイント加算時期、最低換金額の設定やポイント有効期限などの条件
- これらの条件がわかりやすく明記されているか
- 条件が確認できる情報ページが用意されているか
逆に、安全なモニターサイトでは、ポイントの加算時期や換金条件、履歴管理などの情報がしっかり整備されています。

報酬がもらえないトラブルを防ぐため、モニター登録の前に
利用規約やポイントの仕組みを確認しましょう。
危ないアンケートモニターは運営サイトに問題がある
アンケートモニターが危ないと言われる背景には、運営しているサイトに問題があるケースが存在します。仕組み自体に危険はなく、提供元の信頼性によって安全性が大きく変わるだけです。
ここでは、アンケートモニターと運営サイトの前提について解説します。
- アンケートモニターの仕組みは安全
- 危ないサイトに共通する特徴
アンケートモニターの仕組みは安全
アンケートモニターの仕組み自体には、危険性はありません。アンケートモニター自体は「企業や団体が商品開発やサービス改善のために、調査対象から情報を集める調査手段」のひとつです。

つまり目的はリサーチであり、
決して詐欺ビジネスではありません。
モニター参加者にポイントや報酬などの謝礼が支払われるのも、正当な謝礼。「安全でない」「怪しい」と見える理由の多くは、運営会社の質や見せ方にあります。
信頼できるサイト | 怪しく感じるサイト |
・運営元の情報がはっきり書かれている ・個人情報の取り扱いがはっきり示されている ・ポイントなどの報酬ルールが透明である | ・運営会社の実態が見えづらい ・説明が不十分 |
アンケートモニターは、運営サイトを選ぶことで安全に利用できる仕組みです。
危ないサイトに共通する特徴
「アンケートモニター=危険」というイメージの多くは、一部の怪しいモニターサイトが原因です。
悪質なモニターサイトの目的は、あなたの個人情報を集めたり広告に誘導したりすることです。だから不自然に「引っかかる」見せ方になってしまいます。
これらの怪しいモニターサイトには、共通する3つの特徴があります。
特徴 | 内容・背景 |
高すぎる報酬 | ・「1件5000円」などの異常に高い報酬額で興味を引く ・広告誘導が目的の場合が多い |
運営元が不明確 | ・会社名・所在地・連絡先がない ・信頼性の判断ができない |
広告への誘導 | ・アンケートを装っている ・特定商品の購入・登録ページに誘導される |
このような特徴が複数当てはまる場合は、そのサイトは避けるべき要注意サイト。
逆に、このような要素がないサイトを選べば、
安心して利用できますね。
危ないアンケートモニターを見抜く5つのポイント
「危ないアンケートモニターを避けたい」と思っても、信頼できるサイトかどうか見極めることができなければ難しいです。実は、危ないモニターサイトを見抜くポイントがあります。
ここでは、安全性を見極めるためのチェックポイントを5つご紹介します。
- 登録者数
- 運営会社の明記
- 運営年数や実績
- 口コミ
- 問い合わせ先
登録者数が多いか
登録者数は、安全なモニターサイトを見極める時の大切なポイントのひとつです。登録者の多さは、多くの利用者、そして広告主からも選ばれている証拠。
信頼されていなければ人は集まらず、利用も継続しません。調査対象のサンプル数が多いと正確で価値あるデータが得られるため、広告主からの評価も高くなります。案件の質や数にもつながりますね。
まず、利用したいと思ったサイトが、
どのくらいの人数に登録されているかをチェックしましょう。
信頼性の高い大手アンケートサイトの会員数=数十万〜数百万人
登録者の多さは、利用者だけでなく企業からも信頼されていることがはっきりわかる数字です。
運営会社の詳細は明記されているか
運営会社の情報が明確に記載されていることも、信頼できるモニターサイトを選ぶポイントのひとつです。信頼性の分かれ目は、ただ「所在地や電話番号があるか」ではなく「運営実態──どんな会社がどんな目的で運営しているのか」が見えること。

チェックポイントは、
ホームページに「社名+事業内容+実績紹介」が具体的に
掲載されているかどうか。
住所や連絡先だけでは、実在しているかや活動しているかの判断は難しく、ペーパーカンパニーである可能性も捨てられません。
- 実績の紹介があるか
- 提携先企業が記載されているか
- 利用企業が明記されているか
モニター登録前に、モニターサイト運営会社の情報をチェックしましょう。
サイトの運営年数や実績は十分にあるか
モニターサイトの信頼性は、「どのくらい長い期間サイト運営されているか」でも見極められます。
運営年数の長さは、トラブルがなく、多くのユーザーとの関係が破綻してこなかった証拠です。特に情報を扱うサービスにおいて、1度でも大きなトラブルや個人情報の漏洩があれば炎上して、ニュースサイトなどに履歴が残ってしまいます。
反対に、大きな問題がなく長く続いていることこそが最大の実績で、何よりの安心材料。モニターサイトに登録する前にチェックしたいことは次のとおりです。
- サービス開始年
- 利用者の推移
- 過去のニュースリリース
また、運営年数が長いサイトほどサイトの改善や機能追加があることも。
使いやすいサイトかどうかも確認するといいですね。
総合的に運営の継続性や安定性を確認するのがおすすめです。
SNSやレビューで不自然な口コミがないか
アンケートモニターを選ぶ際には、SNSやレビューでの口コミもチェックしておきたいポイントのひとつ。ひたすら悪評が並ぶ場合は、過去に大きなトラブルがあった可能性が高く、警戒が必要です。
また、悪すぎる評価の他、よすぎる評価にも注意を払いましょう。怪しさは、悪評だけでなく中身の薄い絶賛レビューにも表れます。これは、ステマ(ステルスマーケティング)や自作自演の可能性があるからです。
信頼できるリアルな口コミには、具体的な使い方や結果、報酬の受け取り方などの、良かった点や気になる点がバランス良く書かれています。
感情的な評価は当てになりません。
体験に基づいた冷静なレビューを中心に確認して、モニターサイトを選ぶ参考にしましょう。
困ったときに問い合わせ先が用意されているか
モニターサイトの安全性を見極める上で、問い合わせ先の有無は大切な判断材料です。
サポート体制が整っているかは、サイト運営の誠実さや責任感の表れ。連絡手段がないということは、問題を解決する気がないのと同じです。万が一トラブルが起きた際に、連絡手段がなければ、利用者は泣き寝入りするしかありません。逆に、複数の連絡手段を用意しているサイトは、問題発生時に解決に向けたフォローの姿勢が見られます。
- 電話
- メール
- チャット など

他にも、「よくある質問」やヘルプページなどの充実も、
利用者を大切にしてくれているかがわかるポイントです。
安全で誠実な対応をするサイトは、リスクへの備えが万全で、複数の連絡手段を設けているなど、問い合わせ環境がしっかり整っています。
アンケートモニターの7種類を把握しよう
ひと言アンケートモニターと言っても、実はさまざまな種類があります。仕組みや求められる内容で形式が分かれているので、自分にあったスタイルを選択しましょう。
ここでは、代表的な7種類をご紹介します。
- Webアンケートモニター
- 商品アンケートモニター
- 会場調査アンケートモニター
- 治験アンケートモニター
- グループインタビュー型アンケートモニター
- 個別インタビュー型アンケートモニター
- 覆面調査員(ミステリーショッパー)
Webアンケートモニター
Webアンケートモニターは、1番手軽に始められるアンケートモニターの王道タイプ。スマホ1台で完結して、しかも数分で終わるものが多いため、通勤中やちょっとしたスキマ時間にもできるのが魅力です。
調査の内容も、選択肢に対して応えるだけの簡単なものが中心で、特別なスキルや知識はいりません。報酬単価は低めですが、短時間でできる案件の積み重ねでちょっとした安定収入につながるケースも。

登録無料で始められるサイトが多いので、
初めてアンケートモニターに挑戦する人にもおすすめです。
「副業はしたいけど、時間も余裕もないな……」という方にとって、副業チャレンジの入り口としてぴったりの選択肢になるでしょう。
商品アンケートモニター
商品アンケートモニターは、新商品をいち早く試せることに加えて、報酬までもらえてお得感が満載なモニターの形式。自宅に届けられた化粧品や健康食品、日用品などに対して、使用した感想や改善してほしい点などを報告・フィードバックするのが主な内容です。
モニターに当選したら商品がもらえて、実際にその商品を試すだけで報酬が得られます。
体験しながら稼げる点が1番の特徴。
ただ、基本的に応募制で抽選がおこなわれることが多く、必ず全員が参加できるわけではありません。「確実に収入を得る方法」というよりも、当選した人だけが体験できるチャンス型のモニターだと理解するといいでしょう。
会場調査アンケートモニター
会場調査アンケートモニターは、時間と手間がかかる分だけ報酬が高めな、本格派のモニター。指定場所まで出向いて、商品やサービスを実際に体験してから、その場でアンケートに答えるという形式です。
自宅完結型のアンケートモニターとは違って移動時間や拘束時間があるためスケジュール調整が必要ですが、その分報酬が高めなのが特徴です。
1回あたり、数千〜1万円程度の報酬が得られる
高単価案件もあって、効率重視の人に人気がありますよ。
注意点は、会場が大都市に設定されるため、対象地域に住んでいる人向けということ。地方在住者には参加のハードルが高めですが、会場が近く参加しやすい場所であれば、狙い目のモニターです。
治験アンケートモニター
治験アンケートモニターは、医薬品や医療機器の臨床試験に協力して、体調変化や服薬後の経過を報告する調査です。他のモニター調査と比べて高額な報酬が得られますが、身体的リスクや一定期間の通院・入院などの時間拘束が発生するので、参加には他とは別の判断軸が求められます。
高額報酬に引かれて安易に応募すると、思わぬ身体的精神的ストレスがかかったり、健康リスクを伴うことも。案件の内容や条件をよく読んで、安全性や自分自身の健康状態と照らし合わせた上での参加判断が必要です。
医療機関や治験専門の会社が実施する治験では安全管理が徹底されています。とはいえ、安心を最優先したい人や初心者には不向きなモニター調査です。
グループインタビュー型アンケートモニター
グループインタビュー型のアンケートモニターは、参加者が座談会形式でテーマに沿って話し合うスタイルが特徴。ただ質問に回答するアンケートとは異なり、他の参加者との意見交換への参加姿勢が評価に影響します。
この形式のモニターでは、会話の流れに乗ったり、建設的な意見を出せるかがポイントになります。発言内容が調査結果に直結するので、主催者は参加者の姿勢も重視するんです。共感力や発言力が報酬に直結するので、向き不向きがはっきり分かれます。
報酬は比較的高めですが、人と話すことが苦手な人にはストレスになることも。
逆に、会話が好きな人や意見を述べるのが得意な人には
向いていますよ。
個別インタビュー型アンケートモニター
個別インタビュー型のアンケートモニターは、1対1で深く意見を聞かれる調査です。他のモニターに比べて、濃い密度で深い内容を、より具体的に率直に語ることが求められます。
アンケートの手段は対面・電話・オンラインなどさまざまで、調査担当者からの質問に対して自由に応えていくスタイルです。Webアンケートのような単純なYES/NOのアンケートとは異なって、内容が専門的なケースや、インタビューが1時間を超える長時間拘束になることも。参加のハードルはやや高めですが、報酬はその分高めに設定されていることが多くあります。
自分の意見をしっかり言語化して伝えられる方には、やりがいあるモニター調査ですね。
覆面調査員(ミステリーショッパー)
覆面調査員(ミステリーショッパー)は、調査というよりも体験型アンケートに近いモニター調査です。飲食店や販売店などを実際に利用して、接客態度やサービス内容、商品の状態などを評価して、結果を報告します。
このモニター調査が他と大きく異なる点は、あくまでも一般客として振る舞い、調査目的であると明かさないこと。店舗側に対して調査を感じさせず自然に振る舞うことに加えて、観察力や記憶力、行動力も求められます。
注意したいのは、案件によって実費負担が発生するケースがある点。飲食代や購入費、サービスを受ける費用などを一時的に自腹で立て替える場合があります。

調査前に、精算方法などの条件をしっかりと確認しましょう。
アンケートモニターの3つのメリット
専門知識が不要でスマホ1台あれば誰にでも始められるアンケートモニターは、初めての副業にもちょうどいい、お手軽な選択肢。忙しい人でもライフスタイルに合わせて取り組めます。
ここでは、アンケートモニターならではの代表的なメリットを3つ紹介します。
- 登録も回答もすぐできて始めやすい
- 案件が多くていつでもチャンスがある
- 通勤中・家事の合間にスマホ1つでOK
登録も回答もすぐできて始めやすい
アンケートモニターの最大の強みは、登録も回答もすぐにできるため、初心者でも圧倒的にハードルが低く、悩む前に始められること。
特に副業初心者にとって、他の副業にありがちな初期投資や準備期間、勉強などは一切不要な点が、大きな安心材料です。多くのモニターサイトでは、名前とメールアドレスを入力するだけで登録が完了します。本人確認書類の提出や、たくさんの項目へのプロフィール入力などの面倒な手続きが不要なケースがほとんど。
また、登録後はすぐに案件が届くため、「やりたいと思ったタイミングが始めどき」といえます。
アンケートモニターは「まずなにか始めたい」と思う人にぴったりの一歩目です。
案件が多くていつでもチャンスがある
アンケートモニターのメリットのひとつに、案件数が豊富で、いつでもすぐに取り組めることが挙げられます。平日・土日、朝でも夜でも関係なく案件が届くので、自分のペースで取り組めます。
多くのモニターサイトで企業からの調査依頼は絶えず届くので、特定の時間にならなければ参加できない、ということがありません。通勤時間や家事の合間など、自分の生活リズムに合わせられます。
さらに、複数のモニターサイトに登録しておけば、
常に数件のアンケートがキープできますよ。
パソコンの前に座る時間をわざわざ確保しなくても、スマホ1つあればどこでも稼働可能なので、「忙しい、時間がない」と感じている人にとっては魅力的ですね。
通勤中・家事の合間にスマホ1つでOK
アンケートモニターの魅力は、何といってもスマホ1つでスキマ時間にできるお手軽さにあります。
まとまった時間が取れない人でも、日常にあるほんの小さなスキマを活用するだけで続けられるんです。通勤電車の中、バスの待ち時間、洗濯機が回っている間……ちょっとしたタイミングでさっと回答できますよ。
1件が数分で終わることが多く、ながら作業にもぴったりです。
まとまった時間が取れない方にとっては、大きな味方ですね。パソコンを立ち上げる必要も、特別な道具もいりません。スマホからアプリやブラウザで簡単にアクセスできて、忙しい日常のついでにできるから、むりなく続けられます。

まずは、1日5分から始めてみましょう!
アンケートモニターの2つのデメリット
始めやすく続けやすいアンケートモニターですが、明らかなデメリットもあります。副業をしたい理由や目的によっては、選択肢として向かないケースも。
ここでは、実際に活動してから気付くことの多いデメリット2つについて、詳しく見ていきましょう。
- たくさんは稼げない
- スキルや経験が身につかない
たくさんは稼げない
アンケートモニターは、残念ながら「たくさん稼ぐ」ことには向いていません。案件ごとの単価が低く、どれだけ取り組んでも、稼げる金額には限界があります。
一般的なWebアンケートの報酬は、1件当たり数円から数十円程度。長めのアンケートに答えても1件100円を超えることは珍しく、1日にどれだけ案件をこなせても、月に稼げるのは数千〜1万円程度がアンケートモニターのリアルです。
まとまった金額を得ようと思うと、かなりの時間と労力が必要になって、時給換算で見れば割に合わないと感じるでしょう。スキマ時間を使ったお小遣い稼ぎと考えるならいいですが、本格的な収入源として期待するのは、ちょっと難しいのが現実です。
スキルや経験が身につかない
アンケートモニターのもうひとつのデメリットは、どれだけ続けてもスキルや経験が身につかないことです。手軽にできる反面、転職のためのスキルアップやキャリアアップにはつながりにくい現実があります。
というのも、アンケートモニターでの作業は基本的に単純な回答作業の繰り返しで、調査内容に専門性や知識を求められることはほとんどありません。
どんなに繰り返しても学習要素がほとんどないので、
成長は感じにくいでしょう。
どれだけ時間を使っても、未来の自分への投資や資産にはならないんです。
スキルアップやキャリアアップにつながる副業がしたいと考えるなら、アンケートモニターではなく、他の選択肢を検討したいところです。
アンケートモニター以外のおすすめ副業5選
他の選択肢といっても、初心者でも始めやすい副業には具体的にどのようなものがあるのでしょう。
ここでは、スキルや実績がしっかり残り、スキルアップやキャリアアップにもつながる副業を5つ、厳選してご紹介します。
- SNS運用代行
- オンライン秘書
- Webライター
- Webデザイナー
- 動画編集
SNS運用代行
もしSNSを見るのが好きなら、「SNS運用代行」の副業を検討するのもいいでしょう。
SNS運用代行は、企業や個人に代わって、インスタやX(旧Twitter)、TikTokなどの投稿・コメント返し・分析レポートなどを代行する仕事です。特徴は、業務の内容が幅広いこと。
レベル | 仕事の詳細 |
初心者向け案件 | ・クライアントの悩み 投稿する時間、フォロワーとふれあう時間がない ・請け負う業務 投稿代行やいいね回り、コメント返し など |
上級者向け案件 | ・クライアントの悩み 運用方法 ・請け負う業務 投稿の企画、作成、ハッシュタグ選定や効果測定、レポート など |
SNS運用代行は、始めるのに特別な資格は必要ありませんが、最低限のSNSリテラシーや文章力、トレンドへの感度が大切なポイント。また、継続案ながりやす件にもついため、安定した収入源に育てられる点も魅力です。
SNS運用の実際の始め方やリアルな報酬例は次の記事を参考にしてくださいね。
オンライン秘書
人のサポートにやりがいを感じる人や、事務作業が得意なら、「オンライン秘書」という副業がおすすめ。パソコンとネット環境があれば、自宅にいながら誰かの右腕として活躍していけるチャンスがあるのが特徴です。
- スケジュール管理
- メール返信
- リサーチ
- 資料作成 など
クライアントには個人事業主や経営者が多く、雑務をまとめて任せられる人を必要としています。未経験でも丁寧な対応ができれば信頼されて、継続依頼や紹介につながることも。
働く時間や作業のボリュームを柔軟に選べるのも魅力で、家事や育児と両立したい人にもぴったりです。

副業から本業へと広げる人もいますよ。
オンライン秘書の詳しい仕事内容や始め方は次の記事をどうぞ。
Webライター
もし「書くことが好き」なら、「Webライター」という選択肢があります。パソコンとネット環境さえあれば未経験・資格なしでもすぐに始められ、初期費用もかからないため、始めるためのハードルの低さはトップクラスです。
Webライターの仕事は、指定されたテーマに沿って構成を考えてわかりやすい文章を書くこと。
ライティングスキルは最初からカンペキではなくても大丈夫です。丁寧にリサーチして誠実に執筆する姿勢があれば、だんだんとステップアップしていけますよ。文章を書くことで人の役に立ち、自分の言葉で収入を得られる、そんなうれしさがあるのが、Webライターの魅力です。
Webライターをやってみた実体験を知りたい方はこちらの記事をぜひ読んでみてください。
Webデザイナー
「デザインが好き」「パソコンでなにかを作ることに興味がある」、そんな人にはぜひWebデザイナーという働き方を検討してみてください。
Webデザイナーは、基本スキルを学べば誰でもスタートできます。PhotoshopやCanvaなどのツールを使って、企業や個人のホームページやバナー画像などをデザインする仕事です。
見た目の美しさはもちろん、視認性や使いやすさに優れたデザインが重視されます。

LP(ランディングページ)やサイト作成などの
需要あるジャンルが多く、収益化しやすいのがポイント。
スキルを習得して、副業から始めてフリーランスとして独立する人も少なくないのが、Webデザイナーという仕事です。
動画編集
「動画が好きでSNSをよく見る」、そんなあなたにおすすめしたいのが、動画編集の副業です。未経験からでもはじめられ、コツコツ取り組むことでしっかり収益化を目指せるのがポイント。
動画編集の仕事では、YouTubeやインスタ、TikTokなどのSNSに投稿される動画を、カット・テロップ・音楽で編集して、見やすく見栄えよく仕上げます。
難しそうな印象を受けるかもしれませんが、実は今、初心者でも扱いやすい無料ソフトやテンプレートが豊富にあるんです。そして、クラウドソーシングサイトでは初心者向けの案件も多く、基礎的な作業から収益化ができます。
楽しみながらスキルと実績が積み上がっていく副業のひとつが、動画編集の仕事です。
まとめ
今回の記事では、アンケートモニターについて紹介しました。アンケートモニターは、危ないと言われることもありますが、正しい知識があれば誰でも安心して活用できるサービスです。危ないアンケートモニターは、運営サイトに問題があります。
危ないアンケートモニターの見抜き方 | |
登録者数 | 利用者と広告主からの信頼の証である登録者数を確認 |
運営会社 | 社名+事業内容+実績紹介が具体的に記載されていることを確認 |
モニターサイト | サイト運営年数の長さ、利用者の推移、過去のニュースリリースを確認 |
口コミ | SNSやレビューで良かった点と気になる点がバランス良く書かれているかを確認 |
問い合わせ先 | 連絡手段があるか、ヘルプページなどがあるかを確認 |
アンケートモニターは案件が豊富で、いつでも登録・回答ができるのがメリット。
忙しい人でも、通勤中や家事の合間などを使って、スマホ1つあればできます。
スキル不要なのも嬉しいポイント。
ただ、あまり稼ぐことはできず、スキルや経験も身につきません。
スキルアップやキャリアアップにつなげたいなら、SNS運用代行やオンライン秘書など、他の選択肢を
おすすめします。
スキマ時間を有効活用して、安全でお手軽に副業を始めましょう!
在宅で働ける「オンライン秘書」を始めてみませんか?
まずは以下の3記事をチェック!