主婦は派遣をやめたほうがいい?パート・正社員と働き方を徹底比較
「主婦なので、家のこともあり、派遣とパートどちらがいいのか迷う」
「本当は在宅でできるような仕事がいいけど、私にできる?」
主婦の方からこんな声をよく聞きます。
主婦業もこなしながら、仕事もこなそうとするなんてすごい…!
派遣もパートも、人によっては良い働き方だと思うので、「派遣はやめるべき!」といった0か100かではなく、
あなたにとって最適な答えが見つかるようにこの記事を書きました。
主婦は派遣をやめた方がいいのか判断できる働き方比較表
派遣社員は待遇面の不安定さと家庭との両立に向かない傾向から、主婦は派遣をやめたほうがいいといわれています。
まずは主な雇用形態の特徴や働きやすさについておさらいしてみましょう。
働き方は主に以下の4つがあります。
この章では、基本的な特徴・働き方を比較していきます。
今の自分の働き方や抱えている問題、今後のキャリアで懸念していることと照らし合わせてみてください。
基本的な特徴の比較
主な4つの雇用形態の基本的な特徴についての比較表です。
派遣社員 | パート | 正社員 | フリーランス | |
給与 | 時給(高) | 時給(低) | 月給 | 契約による |
有給休暇 | △ | ◯ | ◎ | × |
残業 | 場合によってあり | 場合によってあり | あり | 業務内容による |
雇用期間期限 | あり (最大3年ごとの更新) | あり | なし | なし |
雇用の安定 | △ | ◯ | ◎ | △ |
仕事の評価や待遇 | △ | △ | ◎ | 依頼内容による |
パートや派遣、フリーランスと比べると正社員は待遇面でも安定していることがわかります。
働いた時間に左右されることなく毎月安定した月給が支給され、有休があるので会社を休んでも給与が発生します。
仕事の活躍も評価してもらいやすいので、昇給や昇格によってより上のポジションも狙いやすくなります。
働きやすさの比較
続いて働きやすさの比較です。
職場や契約条件によって異なる場合がありますが、一般的な特徴の比較をご紹介します。
派遣社員 | パート | 正社員 | フリーランス | |
異動 | なし (※プロジェクトごと) | なし | あり | なし |
転勤 | なし (※プロジェクトごと) | なし | あり | なし |
扶養内 | 〇 | ◎ | △ | 〇 (収入で調整可) |
対象になる福利厚生 | △ | ◯ | ◎ | × |
シフトの融通 | △ | ◎ | △ | ◎ |
就職のしやすさ | × | ◎ | ◯ | △ |
派遣と正社員は、転勤や異動のリスクがあるのが特徴的です。
それぞれの働き方の特徴を詳しく見ていきましょう。
派遣社員
派遣社員は職の安定性や福利厚生が不安定で、パートよりも休みが取りにくいことがネックです。
プロジェクトごとの契約が多いため就労場所や業務内容が安定せず、
ひとつの派遣先での就労も2ヶ月〜、長くても3年と雇用期間も安定しません。
派遣先では「社外の人間」として本社の人たちと働くことになるので、
直接雇用の場合よりも人間関係が構築しにくいなどの特徴もあります。
ただ一定期間を経れば派遣先(勤務している会社)で直接雇用される事例もあるので、
事前に条件を確認しておく必要があります。
パート
パートは比較的残業が少なかったり時短勤務がしやすかったりと、子どもがいる主婦さんが気軽に始めやすいという特徴があります。
未経験可の求人も多く、正社員に比べると仕事における責任も少ないですが、
任される仕事が限られるので、その後のキャリアが築きにくい傾向にあります。
経営の悪化など会社の状態によっては、派遣の次に雇用が不安定になりやすいといえるでしょう。
正社員
正社員は毎月決まった額の月給制が多く、有給休暇の取得も保証されているため、最も安定した雇用形態といえます。
ほかの雇用形態より残業が多い傾向にありますが、その分は残業代として還元されます。
また正社員は評価されやすくキャリアアップのチャンスが多い傾向にあります。
所属する部署によっては転勤や異動があるので、子どもがいる主婦さんは注意が必要です。
フリーランス
フリーランスはほかの雇用形態と違って、企業に雇用されない働き方です。
集客や営業を自分で行う必要性があり、継続案件を獲得するまで収入が安定しないのがネックです。
単価もスキルのレベルやプロジェクトごと、また契約先との交渉次第で変わります。
実績を積んでフリーランスとして単価を上げられれば、収入上限はなく稼げる幅が最も大きい働き方です。
在宅フリーランスなら時間の使い方を自分でコントロールできるので、
子どもやプライベートの予定を優先して、自由にスケジュールを組むこともできるのがメリットです。
以上、4つの働き方についてご紹介しました。
自分のライフステージやキャリア目標、家庭の事情などを総合的に考慮し、最適な働き方を考えてみましょう。
主婦は派遣はやめた方がいいと言われる8つの理由
今後のキャリアや子育てしながら仕事をすることを考えるときに、多くの女性が以下のように働き方で迷っています。
- パートか派遣かどちらにするか迷っている
- 派遣で働いているか今の働き方がベストかわからない
- 自分に合ったベストな働き方がわからない
こういった悩みを抱えている主婦はたくさんいます。
待遇面や働き方の仕組みなどから、派遣はやめた方がいいといわれる8つの理由について詳しく解説します。
正社員に比べると給与が低い
派遣はパートより時給が高い傾向にありますが、月給制で安定した正社員に比べると給与が低い傾向にあります。
賞与(ボーナス)も基本はなしで、あっても時給に含まれているなど、正社員ほど優遇されていません。
2020年4月の同一労働同一賃金の法改正により、派遣社員にも交通費が支給されるようになりました。
ですが、会社によっては上限額が決まっており実際かかった金額をもらえない場合もあります。
働く時間が長い
正社員よりは時短や希望休などの融通は効きますが、パートと比べると働く時間が長い傾向にあります。
フルタイム勤務の求人が多いので、パートのように1日1時間〜などの時短で働くことができません。
パートでも派遣社員でも、子どもの突然の発熱などで職場を抜け出さないといけない事態はどうしても発生しますよね。
フリーランスや個人事業主だと自分のスケジュールで動けることが多いので、
職場の人に気負いせずに自由な働き方ができるというメリットがあります。
子育てしながら働ける仕事が少ない
まだ手のかかる小さい子どもがいる方は、送迎や体調の変動などに左右されるので、できる仕事が限られてしまいますよね。
特に派遣はフルタイム勤務が多く、やむを得ない子どもの事情だとしても遅刻や早退があまりにも多いといい顔はされません。
時短勤務ができる派遣先であっても、「もう子育てが一段落した人がいい」と派遣先から希望されることが多いのも事実です。
Web系スキルやマーケティングスキルなど、専門的なスキルや実績があれば、派遣で働ける可能性も広がります。
スキルアップして戦略的に職場を選ぶのもひとつの手です。
3年おきに仕事を探さないといけない
派遣は、同じ派遣先の同じ部署で最長3年までしか働けないというルールがあります。
自分が働き続けたいと思っても、また派遣先が続けてほしいと思っても、派遣法で3年以上は働けない決まりになっているんです。
せっかくいい職場にめぐり合えても定着できず、また新しい職場に1から慣れていかなければいけないのは大変ですよね。
派遣先を探すという点においては、年齢を重ねるほど紹介される仕事や質がだんだん落ちてくるという傾向にあります。
安定して仕事を派遣先を紹介してもらい続けるには、
専門性のあるスキルを身につけたり、資格を取得して企業に求められる人材になることが重要です。
社会的な地位が低いと思われる
派遣は雇用期間が決まっている働き方で経済的に不安定と見られたり、
派遣=非正規という理由で、派遣を見る目は冷たかったり。
社会的な地位が低いイメージが付いているのが現状です。
たとえば交際相手の親から結婚を反対されたり、
周りの友人や親戚から正社員として働いていないことを心配されたりすることもあります。
解雇リスクがパートより高い
派遣社員は派遣先と直接の雇用契約がありません。
「時短のパートより重宝されるのでは?」と思いがちですが、
パートは直接雇っている社員なので、簡単に契約解除できないロジックがあるんです。
つまり派遣先の企業の経営が厳しくなったり経営方針が変わったりすると、派遣社員が1番先に解雇リスクに直面することになります。
たとえば「コロナ不況で派遣切りにあって路頭に迷った」という派遣さんの苦労話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
X(Twitter)で「派遣切り」で調べると以下のような関連の投稿がたくさん出てきます。
会社に余裕がないときは次の仕事を探す時間も与えられず、あっさり切られてしまうなんてことも多いのが現実です。
誰でもできる仕事ばかりでやりがいがない
派遣社員はデータ入力や資料のコピーなど、雑務のような簡単で専門性の低い仕事を任される傾向があります。
直接雇用でないことが大きな原因ですが、気楽な一方でやりがいを感じられない人もいます。
派遣には昇進がないので、仕事に慣れて業務の幅が広がったとしても、リーダーポジションで仕事をする機会はありません。
やはり1日の多くの時間を仕事に割くからには、ある程度のやりがいが欲しいという方も多いでしょう。
キャリアやスキルのプラスになりづらい
同じような業務内容を繰り返すことが多い働き方なので、意識的にスキルを磨かない限り、自分の能力値はずっと変わりません。
なので、転職市場では派遣社員・パートなどの非正規雇用で働いた経験は、キャリアとして見なされない傾向があるのです。
派遣社員として働いてきた経歴をどんなにアピールしても有利にならないこともあるので、就職にも不利になりがちです。
年齢が上がるとさらに仕事が見つけにくくなるので、キャリアを見据えて資格を取得するなど、
時間があるときに自己投資していくことが大切です。
派遣を選んだ主婦さんの体験談
ここでは主婦から派遣を選んだ女性の経験談をいくつかご紹介します。
働き方や仕事内容の特徴を考えると、派遣やパートという働き方では、
子育てしながらキャリアを形成するのは難しいように感じてしまいますよね。
専業主婦から派遣社員として就職するのも一苦労。
子育てや家事をやりながらの就職活動だけで疲れ果ててしまいそうです。
この方のように再就職が叶う人もいますが、「二度とできないと思ってた」という言葉からもわかるように、
家庭か仕事か、という縮図が顕著に見えますよね。
この投稿からは女性の職場復帰の難しさが見てとれます。
残業多めは立場を守るためでもあり、仕事に復帰するために必要な犠牲だと捉えてしまいがちです。
仕事への復帰も大事ですが、子どもとの時間も大切にしたいのが本音ですよね。
主婦から派遣になるためにはたくさん就職面接を受けたり、残業が断りにくかったりする場合が多いようです。
先述したように3年おきに職場が変わったり年齢が上がるにつれ、
派遣先が決まりにくくなったりと、派遣として働くハードルは決して低くありません。
派遣に向いている主婦さん・向いていない主婦さん
派遣をやめた方がいい理由についてご紹介してきましたが、性格や働く際に重要視していることは人それぞれです。
働き方によっても向き不向きがあるでしょう。
ここでは派遣に向いている主婦さんと向いていない主婦さんについて、それぞれ比較しながら見ていきましょう。
派遣が向いている主婦さん
まずは派遣に向いている主婦さんのチェックリストです。
実際にチェック欄にチェックを入れてみましょう。
項目 | チェック |
フルタイムで働きたい | |
業務内容が変わるのはイヤ | |
残業はしたくない | |
時給は高いほうがいい | |
事務職がいい | |
派遣会社に仲介してほしい | |
異動や転勤はムリ | |
充実した福利厚生がほしい | |
責任やノルマはない方がいい |
派遣が向いている主婦さんは、フルタイム勤務を希望している方や責任やノルマがない気楽な働き方がしたいという方です。
また、派遣は派遣会社に仲介してもらえるので、自分で仕事を探すのが面倒という方にはおすすめです。
派遣が向いていない主婦さん
こちらは派遣に向いていない主婦さんのチェックリストです。
こちらもチェックして見比べてみましょう。
項目 | チェック |
安定した雇用を希望している | |
収入が何より大事 | |
昇給・退職金も希望している | |
キャリアアップしたい | |
社会的信用がほしい | |
産休・育休を取得して復帰したい | |
小さい子供がいる | |
時短がいい | |
休みが取りやすい方がいい | |
生活スタイルに無理がないのが最優先 | |
週3日以下が希望 |
派遣が向いていない主婦さんは仕事の安定性や定着性、長期的なキャリア形成などを気にする方です。
また、週3日以下や時短勤務ができる派遣は少ないので、休暇や勤務時間重視の方は特に向かないといえます。
チェックリストの結果はいかがでしたか?
子育てと両立するには、派遣社員の働き方ではなかなか難しいということが見えてきたかと思います。
では、無理なく柔軟な働き方をするにはどうすればいいのでしょうか。
子育てと両立できる働き方を探している主婦の方へ
時短で働くパートでは稼げなかったり、派遣や正社員は勤務時間が長くて子どもとの時間が取れなかったりと、
仕事と子育てを両立するのは大変ですよね。
子どもとの時間を自由に設定できる在宅ワークに転向し、フリーランスとして独立する方法もあります。
とはいえ「フリーランスはハードルが高い」「在宅ワークできるスキルをもっていない」と不安な人も多いでしょう。
たしかに実際に仕事をもらえるようになるまでは安定しませんが、案件をもらえるようになると、
安定収入とフレキシブルな働き方の両方を手に入れることができるのです。
これは企業に雇用されて働くのとは大きな違いですよね。
会社に雇用される以外の働き方を選択した、女性の生き方についてご紹介した記事もあるので、ぜひチェックしてみてください。
さて、では在宅ワークで子育てと両立できる理想の働き方を目指すには、どのようなスキルが必要なのでしょうか?
オンラインで完結する仕事なので、Webスキルを身につけるのがおすすめです。
ここからはフリーランスや在宅ワークを実現しやすいWebスキルについてご紹介します。
主婦でも未経験から在宅でできるWebスキル7選
未経験の主婦さんでも、在宅でできるWebスキルをご紹介していきます。
在宅ワークできるスキルを選ぶ際の基準は以下の通りです。
これらの基準をもとに、会社員以外の生き方が実現できるWebスキルを厳選しました。
こちらはそれぞれのスキルの特徴の比較表です。
※各スキルの取得難易度、習得時間、また収入の得やすさを◯(易しい/短い/高い)△(普通)×(難しい/長い/低い)で表現しています。
スキル | 取得難易度 | 習得時間 | 収入 |
SNS運用代行 | ◯ | ◯ | △ |
オンライン秘書 | ◯ | ◯ | △ |
動画編集 | △ | △ | ◯ |
Webライター | ◯ | ◯ | △ |
Webデザイナー | △ | △ | ◯ |
Webディレクター | △ | △ | ◯ |
Webマーケター | △ | △ | ◯ |
プログラマー/エンジニア | × | × | ◯ |
令和4年分 民間給与実態統計調査によると、日本人全体の平均給与は458万円です。
また、2022年にフリーランス協会がおこなった、
フリーランス実態調査のフリーランス協会のフリーランスの平均年収・相場をみてみましょう。
フリーランス全体の年収は「200万〜400万円未満」が27.9%と最も多く、
「400万〜600万円未満」が20.9%、「200万円未満」が19.5%と続きます。
上記には副業や主婦業の傍らでやっている人も含まれるので、
専業フリーランスであれば「400万〜600万円」が22.7%と最も多く、「200万〜400万円未満」が22.0%です。
つまりフリーランスでも会社員と同程度の収入を得ることが可能ということです。
ただ月に140時間以上稼働している人の収入が高い傾向にあることから、フリーランスの収入は就労時間に依存する一面もあります。
しかし直接クライアントから案件がもらえるようになれば、派遣や仲介を通しての手数料がないため高単価なことも多いです。
さらにスキルを磨き実績を積んでいくことで、1案件あたりの単価を上げることができます。
ではそれぞれのスキルの概要や目安の報酬について簡単に見ていきましょう。
SNS運用代行
企業や個人のSNSのアカウント管理や、コンテンツの配信などの運営を代わりにおこないます。
商品やサービスを効果的に販売するためには、ターゲット指向やデータ分析をする必要も。
これらのスキルを身につければ、デジタルマーケティング分野でフリーランスとしての活躍の機会もひろがります。
報酬はプロジェクト単位や月額で決まることが多く、成果に応じて追加のインセンティブが得られることもあります。
慣れれば効率的に作業をおこなうことができ、比較的スケジュール調整もしやすいです。
各SNSには独自の特性があり、投稿戦略やトレンドの変化に対応するために、持続的に情報を追っていく意識も大切です。
SNS運用代行に特化したスクールは珍しいですが、
以下のオンラインスクールは技術習得後のサポートも充実しているのでおすすめです。
スクール名 | スクールの特徴 | 習得期間 | 講座料金 |
BUZZ SCHOOL | 提携企業数150社以上 | 4ヶ月 | 月額11,458円~(分割払い利用時) |
リモラボ | 専門動画での効果的な学習 | 3ヶ月 | 月額費用21,780円+初期費用198,000円(税込) |
オンライン秘書
会議資料の整理やメール対応、資料作成といった秘書業務をオンラインでおこないます。
ビジネスにおいて事務作業は不可欠なため、その企業が存続する限り需要があり、継続的な仕事を確保しやすい利点もあります。
インターネットを介したやり取りのため、チーム内で効果的にコミュニケーションを取れる能力やマルチタスクへの対応力、
基礎的なオフィスソフトウェアの操作スキルが必要です。
在宅で柔軟なスケジューリングが可能なため、家庭とのバランスも取りやすいです。
報酬形態は時給や月給が一般的ですが、最初は比較的低めのことが多いです。
しかし会計やIT関連の能力を伸ばすなど専門性を身につけることで、報酬単価を上げることが可能です。
動画編集
映像の編集やエフェクト追加などをおこなうスキルです。
動画編集の分野は今後も拡大していくので、編集スキルの需要も増え続けています。
動画1本ごとに報酬が支払われるのが一般的で、作業内容に応じて報酬が変動します。
基本的な編集であれば数千円から、企業のPR動画などは数十万円程度が通常の相場となっています。
動画編集者を目指すには編集ソフトの扱い方を身につける必要がありますが、
独学だけで学ぶのは難しいため、オンラインの講座を利用することが推奨されます。
人気のある動画編集オンラインスクールについていくつか紹介します。
スクール名 | スクールの特徴 | 習得期間 | 講座料金 |
デジハク | 教材の見やすさと カウンセラーサポート | REG:3ヶ月 PRO:半年 | REG:148,000円 PRO:248,000円 |
DMM WEBCAMP | メンタリングと 手厚い質問サポート | 1ヶ月〜2ヶ月ほど | 169,800円~334,800円 |
ChapterTwo | 案件プラットフォームと 業務連携で案件獲得サポート | 3ヶ月 | 398,000円 |
動画編集は専門的な知識と動画編集ソフトを使いこなす練習が必要ですが、習得すれば高収入を目指せるスキルです。
納期を守れば自宅で柔軟に作業を進めることができるため、フリーランスでの活躍が見込めます。
Webライター
Webサイト用の記事やメルマガ、SNSのテキストなどを作成します。
インターネット上の情報をまとめた記事は、自分でリサーチをしながら執筆できるため、特別な能力は必要ありません。
パソコンとインターネット環境があれば、初期費用なしで誰でも始められます。
報酬は文字単価でカウントされることが多く、完全な初心者でも1文字当たり約0.5円ほどからスタート。
最初は報酬が低めですが、SEOライティングや販売促進を目的としたセールスライティングなど、
顧客を獲得できるライティング技術を習得することで、報酬を上げることができます。
オンラインスクールで集中的に学習する方法や、クラウドソーシングサービスに登録して実践的にスキルを身につける方法もおすすめです。
人気のオンラインライティングコースをまとめてみました。
スクール名 | スクールの特徴 | 受講期間 | 講座料金 |
スキルハックス (Writing Hacks) | ・オンライン動画で学ぶ ・無制限質問サポートあり | ~1年 | 買い切り型:69,800円(税込) |
SHE likes(シーライクス)(Webライティングコース) | ・企画制作スキルも学べる ・月1コーチングあり | 1ヶ月~1年 | 13,567円(税込)+入会金162,800円(税込) ※プランによる |
ウェブフリ(SEOライティングコース) | ・初心者からフリーライターを目指せる | 3ヶ月~4ヶ月 | 非公開のため、要問合せ |
納期を守れば勤務時間は自由に設定でき、私生活とのバランスを取りやすい職業です。
SNS運用などほかの分野にも応用可能なスキルなので、習得しておいて損はありません。
Webデザイナー
バナーやロゴデザイン、Webサイトのデザインなどを請け負います。
スキルを磨いて実績ができれば、大規模プロジェクトのディレクションを担うことも可能です。
報酬はバナーの制作が約5,000円から、Webサイト用のロゴは約20,000円~、
サイトデザインは約50,000円~が相場ですが、能力に応じて報酬単価を上げることができます。
Webデザイナーになるためには、デザインツールの操作技術が求められます。
独学で習得する人もいますが、初心者はオンラインスクールで基礎から学ぶほうがおすすめです。
人気のWebデザインのオンラインスクールをまとめてみました。
スクール名 | スクールの特徴 | 受講期間 | 講座料金 |
Chapter Two | 副業やフリーランスのスキルが身につく | 3ヶ月 | 298,000円 ※月々6,864円 |
SHE likes(シーライクス) | 40の職種スキル、105コース受け放題で好きを発見できる | 2ヶ月 | 月々8,984 円(税込)〜※ライトプランの場合 |
SAMURAI ENGINEER | ポートフォリオが作成可能女性限定スクールあり | 3ヶ月 | 287,100円 ※月々7,131円〜 |
Webデザインのスキルを習得すれば高収入も目指せるので、フリーランスとして独立する道も開けます。
Webディレクター
Webディレクターは、WebサイトやWebサービスの企画から制作、運用までの全工程を統括します。
プロジェクトの目標やコンセプトの設定、デザインやコンテンツの指示出し、スケジュール管理、
チームメンバーやクライアントとの調整など、プロジェクトを成功に導くための重要な役割です。
さらにディレクターとしてチームを束ねるためには、複数のタスクを効率的に進行させ、
プロジェクトをスムーズに遂行するプロジェクト管理能力が求められます。
報酬は経験やスキル、プロジェクトの規模によって変わりますが、実績を積むことで高い報酬を得ることが可能。
デジタル分野が拡大し続ける中、結果を出せるWebディレクターの需要は高まり続けています。
また、プロジェクトの成功はディレクターに大きく依存するため、非常にプレッシャーが大きい職業です。
トレンドや技術の進化に常にアンテナを張り、学習を続ける必要もあります。
Webマーケター
商品やサービスの販売を促進するための戦略を考え実行する仕事です。
マーケターは市場動向や業界のトレンドを分析し、販売戦略を練ります。
収入は経験や専門性によって異なり、実績に応じて追加報酬がもらえることもあります。
関わる業種や採用する戦略によって異なりますが、スケジュールは柔軟に調整可能です。
マーケターは未経験からスタートするには難易度が高いため、
専門スクールでの基礎知識の学習がおすすめです。
マーケティングスキルを学べるおすすめのオンラインスクールはこちらです。
スクール名 | スクールの特徴 | 受講期間 | 講座料金 |
WEBMARKS | ・実践型でアウトプット重視の講座 ・案件獲得サポートあり・現場で使える実践的な講義 | ~1年 | 385,000円~ |
SHE likes(シーライクス) | ・40の職種スキル、105コース受け放題で好きを発見できる ・デザインスキルをメインに幅広く講義をつまみ食いできる初心者向けコース | 1ヶ月~ | 月々8,984 円(税込)〜 ※ライトプランの場合 |
Find me!(ファインドミー) | ・完全マンツーマンサポート ・案件5件保証付き ・Webデザイン、サイト制作のフリーランス育てるマーケターコース | 無制限 (サブスク) | 4,980円~月額制(サブスク型) |
マーケティングの知識を身につけることで、デザイナーやWebライター、SNS運用などの職種にも転用可能です。
効果的なマーケティング戦略を構築できる人材は市場で求められ、仕事を獲得する機会も増えます。
プログラマー/エンジニア
プログラミング言語を活用して、アプリ開発やWebサイトを構築する作業に携わることができます。
報酬は能力や実績によって変動し、期限さえ守れば時間に縛られない自由な働き方も実現可能です。
動画や無料アプリなどで独学で学ぶ方もいますが、
プログラミングの学習は途中で挫けやすいため、オンラインスクールでの学習がおすすめです。
プログラミングが学べる人気のオンラインスクールをご紹介します。
スクール名 | スクールの特徴 | 受講期間 | 講座料金 |
TECH CAMP | ・カウンセリングなど手厚いサポート体制 | 10週間~ | 657,800円~ ※月額19,600円~ |
SAMURAI ENGINEER | ・オーダーメイドカリキュラムでやりたいことを実現できる | 1ヶ月~ | 165,000円~ ※月額4,098円〜 |
DMM WEBCAMP | ・実際の現場に近い経験を積める | 3ヶ月~ | 690,800円~ ※月額15,500円~ |
継続的な学習と実践を通じて専門性を高めることで、
エンジニアとしてより広い範囲のプロジェクトに関わることができ、さらに高収入も目指せます。
プログラミングを習得するまでには努力が必要ですが、
IT分野の職は需要が多いため、職業としての価値が高く将来性も見込める技能です。
【比較表】派遣・パート・正社員・フリーランスの働き方
ここまで雇用形態の違いによる働きやすさの比較、そしてフリーランスとして独立する場合の、
在宅ワークに活かせるスキルについてもご紹介しました。
以下は派遣・パート・正社員・フリーランスの働き方の比較表です。
自分のライフスタイルやキャリアの目標に合わせて働き方を選択しましょう。
項目 | フリーランス | 派遣社員 | パート | 正社員 |
給与 | 収入の変動が大きい | 時給が高め | 時給が低め | 安定した月給 |
有給 | なし | 法定通り (取得しにくい) | 法定通り | 法定通り |
残業 | 案件による | 可能性あり | 比較的少ない | あり |
異動 | なし | なし | なし | 可能性あり |
転勤 | なし | なし | なし | あり |
扶養内 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 (条件による) |
対象になる福利厚生 | ほとんどなし | 限定的 | 一部あり | 充実 |
シフトの融通 | 高い | 比較的柔軟 | 高い | 低い |
仕事の評価や待遇 | 自身で決める | 仕事による | 定期的な評価が少ない | 良好 |
雇用期間期限 | なし | あり (法律で定められている) | なし | なし |
雇用の安定 | 不安定 | 不安定 | 比較的安定 | 安定 |
就職のしやすさ | スキルと経験に依存 | 比較的柔軟 | 比較的容易 | 競争が激しい |
特に主婦の方が働き方を選ぶ際には、
家庭との両立のしやすさや長期的なキャリア形成の観点から、慎重に選びましょう。
まとめ
今回は主婦が派遣をやめた方がいい理由と、子育てと両立できる在宅フリーランスになれるスキルをご紹介しました。
派遣は他の働き方に比べて給与が低いことや働く時間が長いこと、3年おきに派遣先を探さないといけないので条件が安定しません。
これが、主婦は派遣社員をやめておいた方がいいといわれる主な理由です。
さらに自由なスケジュールで、子育てと両立できる在宅ワークに転身できる主なWebスキルを7つご紹介しました。
- SNS運用代行
- オンライン秘書
- 動画編集
- Webデザイナー
- Webライター
- Webディレクター
- Webマーケター
- プログラマー/エンジニア
スキルの概要と目指せるキャリアや学び方などもご紹介しているので、
やりたいことや自分に向いていると思うスキルを見つけてみてください。
在宅ワークで時間を気にせず子どもと過ごす時間も大切にできる、新しい働き方にも挑戦してみませんか?
Webスキルが気になった方は、ぜひこちらの公式LINEもチェックしてみてください。
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