
インスタリールサイズの正解は?見切れ・ズレを防ぐ作り方のポイント
「インスタのリールの正しいサイズがわからない……」
「リールを正しいサイズで作るコツが知りたい」
インスタのリール投稿に適したサイズは、横1080px×縦1920pxです。
このサイズでつくると、スマホの画面にぴったり収まり、見切れやズレを防ぐことができます。
この記事ではサイズが合わないことで起こる問題から作成時の具体的なコツ、間違えた場合の対処法まで、初心者の方にもわかりやすく解説。
この記事を読めばプロ顔負けのリールが作成でき、アカウント全体に統一感と洗練された印象を与えることができるでしょう。
インスタリールの推奨サイズは1,080px×1,920px
インスタリールは、横1,080px×縦1,920pxで作るのが基本です。
このサイズが推奨される理由は、スマホの画面いっぱいに動画を表示するために最適な縦長比率だからです。
ピクセル(px)というのは画面の幅と高さを表す数字のことで、1,080px×1,920pxは「スマホの縦長画面にぴったり合うサイズ」と考えてください。
画面の比率でいうと、縦が長い9:16という比率です。
このサイズで作ることで、上下左右に余白なく画面全体にきれいに表示され、文字や映像が目立ちやすくなります。
たとえば、商品紹介のリールなら商品がより大きく見えますし、テキストで情報を伝える投稿なら文字がはっきりと読みやすくなります。
反対に、このサイズを守らないと画像が見切れたり、上下に黒い余白ができてしまったりして、せっかくの投稿が台無しになってしまいます。
リールはこの縦長サイズ(1,080px×1,920px)を守ることで見切れや崩れを防ぎ、見やすい投稿に仕上がるのです。
9:16って聞くとむずかしそうですが、要するに「スマホに合う画面の形」ということです!
リールサイズが合っていないと起こる3つの問題
リールサイズが合わないと見た目が悪くなるだけでなく、重要な情報が伝わらず、最悪の場合はフォロワーが離れてしまう原因にもなります。
それでは具体的にどんなトラブルが起きるのか、3つの問題を詳しく見ていきましょう。
- 画像や文字が見切れてしまう
- 上下左右に余白ができて不自然に見える
- 画質が荒くなって見栄えが悪くなる
画像や文字が見切れてしまう
リールサイズが合っていないと、画像や文字が画面からはみ出してしまいます。
これは、サイズがずれることで表示範囲から外れ、本来見せたかった部分が切れてしまうからです。
特にリールは画面いっぱいに表示される仕様のため、サイズが合わないと重要な情報が隠れてしまいます。
たとえば商品名やキャッチコピーを画面の上下や左右ギリギリに配置した場合、サイズが合わないと文字が見えなくなり、重要な情報が伝わりません。
「○○がおすすめ!」と書いたつもりが「○○がおす」で切れてしまったり、
「詳しくはプロフィールへ」の文字が半分しか見えなかったりすると、せっかくの投稿が台無しになります。
リールは画面いっぱいに表示されるため、サイズを合わせないと伝えたい内容が欠けてしまい、投稿の印象が悪くなる結果に。
フォロワーに「なんか見づらいな」と思われてしまい、最後まで見てもらえない可能性も高くなります。
大事な部分が切れちゃうと「この人の投稿、いつも見にくいな……」と思われてしまうリスクも……
上下左右に余白ができて不自然に見える
サイズが間違っていると、上下左右に余白ができ、動画が小さく表示される問題が発生します。
これは、リールが縦長画面いっぱいに表示する仕様のため、サイズが小さいと画面に余白が生まれてしまうからです。
本来なら画面全体を使って迫力のある動画を見せられるのに、サイズが合わないことで動画が縮小されます。
たとえば横長で撮影した動画をそのまま投稿すると、上下に黒い帯が出て動画が小さく感じられます。
せっかく美しい風景や商品を撮影しても、余白があることで「なんだかもの足りない」「インパクトに欠ける」という印象を与えることに。
特にほかの投稿と並んで表示される発見タブでは、余白のある投稿は目立ちにくく、スクロールで飛ばされてしまう可能性が高くなります。
画面の余白は動画の迫力を下げるだけでなく見づらさにもつながるため、リールサイズを合わせることが重要です。
画質が粗くなって見栄えが悪くなる
画質の低下も、サイズ間違いで起こる深刻な問題のひとつです。
サイズを間違えると、インスタの仕様で動画が引きのばされたり縮められたりします。
そのときに画質が落ちてぼやけたように見える原因に。
たとえば、小さな画像をそのまま投稿した場合、画面全体に引き伸ばされて画質が粗くなります。
文字が読みにくくなったり、商品の質感が伝わらなくなったりして、プロっぽさが一気に失われてしまうことも。
反対に、大きすぎる画像を投稿すると、圧縮されて小さい文字が潰れてしまいます。
リールは画質が低いだけで見てもらいづらくなるため、サイズを正しく設定することが大切です。
特に商品紹介や美容系の投稿では、画質のよし悪しが直接信頼度に影響するため、サイズ設定は非常に重要です。
よくあるインスタのリールサイズ間違い5選
リールサイズに関して、どんなミスをしやすいのでしょうか?
これらを事前に知っておくことで失敗を避けることができます。
よくある5つの間違いと、その対策を見ていきましょう。
- 正方形や横長のまま投稿してしまう
- 文字やスタンプが端に寄りすぎている
- カバー画像を設定せずに投稿してしまう
- 低画質のまま投稿してしまう
- 表示の見え方を確認せずに投稿する
正方形や横長のまま投稿してしまう
よくある失敗のひとつ目が、正方形や横長で投稿すると余白が出て動画が小さくなり、見栄えが悪くなることです。
これは、リールは縦長画面いっぱいに表示するため、比率が違うと上下左右に余白ができてしまう仕組みになっています。
以下のようにほかの用途で作った動画をそのまま流用すると、リールに適さない比率になるので注意しましょう。
- フィード投稿用の正方形動画を投稿→左右に黒い帯が入り画面が狭くなる
- YouTube用の横長動画を使用→上下に余白ができて動画が小さく表示される
せっかく素敵な動画を作っても「なんだかプロっぽくない」という印象を与えてしまいます。
リールは専用の縦長比率(9:16)で作ることで画面いっぱいに情報が映り、印象もよくなります。
ほかの用途の動画を流用するのではなく、必ずリール専用として縦長サイズで作ることが重要です。
サイズを変える手間を惜しまず、リール専用のサイズで作る習慣をつけましょう。
文字やスタンプが端に寄りすぎている
2つ目によくある失敗が、文字やスタンプが端に寄ると見切れて情報が伝わらなくなってしまう問題です。
リールには右下に「いいね」や「コメント」ボタン、左上にアカウント名、BGM情報などが画面上に表示されています。
これらの表示と重なる位置に文字やスタンプを配置すると、伝えたい情報が隠れてしまうので注意しましょう。
投稿後にどの部分が隠れるかを把握したうえで、重要な文字やスタンプは中央寄りに配置しすることが大切です。
たとえば以下のように、グレーの範囲にはアカウント名やいいねなどのボタンが表示されるため、白いエリアに収まるように文字を配置しましょう。
画面の端から10〜15%程度は余裕を持って配置することで、どの表示場所でも確実に情報が見えるようになります。
特に行動を促すテキストや商品名などは、必ずボタンに隠れない場所に配置する習慣をつけましょう。
せっかく考えたキャッチコピーが見切れちゃうなんて、もったいないです!
カバー画像を設定せずに投稿してしまう
3つ目の典型的な失敗は、カバー画像を設定しないことで一覧で不自然な場面が表示されることです。
カバー画像を設定せずに投稿すると自動で動画の一部が使われ、意図しない瞬間が表紙になってしまいます。
動画の適当な場面が自動選択され、見た人に与える第一印象が大きく変わってしまうのです。
たとえば、カフェ紹介動画で美味しそうなスイーツを紹介したつもりが、カバー画像では誰かの手だけが写っていたり、
商品が映っていない瞬間が選ばれたりして「この投稿、なにについて話してるの?」という不信感を与えてしまうことも。
プロフィール画面で整った印象にするためにも、カバー画像は必ず設定して見せたい場面を選ぶことが重要です。
投稿の内容がひと目でわかる魅力的なシーンを選ぶことで、クリック率も大幅に向上します。
カバー画像は投稿の「顔」だと考えて、しっかりと設定する習慣をつけましょう。
投稿の印象を決めるカバー画像。手を抜かずに選びましょう!.
低画質のまま投稿してしまう
4つ目の失敗例は、低画質のままで投稿すると動画がぼやけて印象が悪くなることです。
リールは高画質で作らないと、投稿後に画面全体に荒さが目立ってしまいます。
特にスマホで全画面表示される際、画質の粗さがより際立って見えるため、プロっぽさが一気に失われてしまうのです。
たとえば、解像度の低い動画をそのままアップすると、リール一覧でもぼやけてしまいます。
文字が読みにくくなったり、商品の質感が伝わらなくなったりして、視聴者は「なんだかクオリティが低いな」と感じて投稿から離れてしまうでしょう。
同じ内容でも、画質が違うだけで見る人の印象は大きく変わります。
せっかく作ったリールをしっかり見てもらうためにも、画質の仕上がりにはこだわりたいところ。
投稿前に、動画を書き出すときの解像度設定を見直しましょう。
動画編集アプリでは「HD」や「最高画質」を選択し、高画質で保存することで鮮明な動画に仕上がりますよ。
表示の見え方を確認せずに投稿する
5つ目の失敗は、投稿前に見え方を確認せず、思わぬ場所で切れてしまうことです。
リールは表示される場所によって、上下左右が切れて見えることがあります。
たとえば、プロフィールや発見タブではリールの上下左右が切り取られ、重要な情報が見えなくなることがあります。
編集画面では完璧に見えていた商品の一部が見えなくなり、せっかくの投稿の魅力が半減。
視聴者からは「雑に作られた投稿」という印象を持たれかねません。
投稿前に実際にどんな見え方になるかを確認することが大切です。
インスタの下書き保存機能を使えば、投稿前にリール一覧で実際の表示画面が確認できます。
PC版とスマホ版、さらにはスマホの機種によっても微妙に表示される範囲が異なるため、注意が必要です。
特に重要な情報や行動を促すテキストは中央に記載し、投稿前にチェックする習慣をつけましょう。
正しいリールサイズで作るコツ【編集アプリ編】
リールを作成できるツールは複数ありますが、ここではCanvaを使った作成方法を解説します。
縦長サイズの設定から高画質での書き出しまで、4つのポイントを押さえることで確実に正しいリールが作れるようになりますよ。
- 縦長サイズ(9:16)を設定する
- テンプレートで比率を固定する
- 高画質で書き出す
- 縦長のサムネイルを作る
縦長サイズ(9:16)を設定する
リールを正しいサイズで作るためには、Canvaで最初に9:16の縦長サイズを設定します。
これは、リールが縦長画面専用のため、正方形や横長のサイズを選んでしまうと余白ができたり表示が崩れてしまうからです。
正方形や横長のテンプレートをなんとなく選んでしまい、後から「あれ?サイズが合わない」と気づくケースも。
最初の設定を間違えると、後から修正するのは非常に手間がかかります。
文字や画像の位置をひとつずつ調整し直す必要があり、投稿前の時間がムダに増えてしまうことに。
そうならないためにも、最初にCanvaの「カスタムサイズ」から幅1,080px・高さ1,920pxを入力しましょう。
これだけで縦長のリールを作る準備が整います。
最初に設定しておけば、編集中も完成をイメージしながら安心して作業できますよ。
この初期設定のひと手間で、後々のトラブルや修正を防ぐことができます。
テンプレートで比率を固定する
あらかじめ用意されているCanvaのテンプレートを活用して比率を固定するのもおすすめです。
「リール動画」のテンプレートを選べば、9:16の比率が固定された状態で作業が進められます。
サイズの間違いや作業中の比率のズレを防げますよ。
たとえば、Canvaで「リール動画」テンプレートを選べば、自動で幅1,080px・高さ1,920pxの縦長サイズが設定された状態で編集をスタートできます。
自分でサイズを入力する手間もなく、初心者でも安心して使えるのが大きなメリットです。
リールのテンプレートは、以下の手順で選択できます。
テンプレートを活用することでサイズの調整に気を取られず、編集そのものに集中できます。
リール作成に慣れていない方にもぴったりです。
慣れてきたら自分でカスタマイズしてもいいですが、最初のうちはテンプレートを土台にして作ることをおすすめします。
高画質で書き出す
3つ目のコツは、鮮明な動画に仕上げるためにはCanvaで高画質設定で書き出すことです。
解像度が低いまま投稿すると画質が粗くなり、印象が悪くなってしまうからです。
せっかく正しいサイズで作っても、画質が粗いと「素人っぽい」「手抜き感がある」という印象を与えてしまい、フォロワーが見るのをやめてしまうことも。
それを防ぐためには、Canvaの書き出し画面で「動画(MP4)」を選び、品質を高く設定して保存することで、鮮明な動画に仕上がります。
ファイルサイズは大きくなりますが、仕上がりを考えると高画質一択です。
特に細かい文字や商品紹介など、見た目の印象が大事な投稿では、画質の差が大きな影響を与えます。
時間をかけて作った動画だからこそ、最後の書き出しでも手を抜かないことが大切です。
縦長のサムネイルを作る
4つ目のコツは、一覧で見た目を整えるための縦長のサムネイル(表紙)を作ることです。
リールがプロフィール一覧に並ぶと動画の上下が切れます。
また、ほかのフィード投稿との統一感を保ち、プロフィール全体の見栄えをよくするためにもサムネイルを作りましょう。
Canvaで表紙画像を作るには、「カスタムサイズ」から幅1,080px・高さ1,920pxを入力します。
表紙画像は動画の内容がひと目でわかるデザインにし、ほかの投稿との統一感も保ちながら発見欄でも目立つように文字を大きく配置するのがおすすめ。
縦長のサムネイルを作ることでプロフィールやリール一覧でも違和感なく並び、見た目が整った印象になります。
サムネイルは投稿の「顔」。
動画本編と同じくらい力を入れて作成しましょう。
統一されたデザインルールを決めておくと、効率よく作成できますよ。
リールのサムネイルを統一すると、プロフィールがすっきりして見えますね!
正しいリールサイズで作るコツ【デザイン編】
リール作りで最も重要なのは、デザイン配置の基本ルールを押さえることです。
見切れや表示崩れの原因になりかねないデザインの配置を理解して、見やすいリール作りをマスターしましょう。
- テキストは中央に寄せて配置する
- 安全エリアを意識して配置する
- ガイド線でバランスを整える
テキストは中央に寄せて配置する
テキストを見切れさせないコツは、中央寄せで配置することです。
リールはプロフィール画面、フィード、発見タブなど表示場所によって表示範囲が異なります。
そのため、文字を端に寄せると見切れてしまうので注意しましょう。
せっかく考えたキャッチコピーや重要な情報が伝わらなくなってしまいます。
特に発見欄では正方形に切り取られるため、タイトルやテロップは画面中央付近に配置し、どこに表示されたとしてもしっかり読めるようにすることが大切です。
左右についても、画面幅の20%程度は余裕を持たせると安心。
重要な情報は中央寄せを意識することで見切れず、伝わりやすい動画に仕上がります。
特に行動を促す言葉(「詳しくはプロフィールへ」「今すぐチェック」など)や商品名など、絶対に見てもらいたい情報は中央に配置しましょう。
安全エリアを意識して配置する
文字や素材が見切れないようにするための2つ目のコツは、安全エリアを意識して配置することです。
画面の端ギリギリに配置すると、表示場所や機種によって見切れてしまう可能性が高く、重要な情報が伝わりません。
特にスマホの機種によって画面比率が微妙に異なるため、余裕を持った配置が必要です。
たとえば、Canvaのガイド線を使い、上下左右の余白をあけてテキストやロゴ、商品画像などを配置しましょう。
画面端から10〜15%程度は余白として残し、その内側に重要な素材を配置します。
安全エリアを守れば、どの場面や端末から見られても大事な情報が見切れず安心です。
中央に素材を配置するのは最初は窮屈に感じるかもしれませんが、見え方を重視する際には欠かせないポイント。
安全エリアを意識するだけで、プロっぽい仕上がりになりますよ。
ガイド線でバランスを整える
3つ目のコツは、全体の見た目を整えるためにガイド線を活用してバランス調整すること。
リールは縦長で情報量が多くなるため、文字や画像同士の位置や間隔が崩れやすく、統一感のないデザインになりがちです。
文字や画像がバラバラに配置されていると「なんだか素人っぽい」「見づらい」という印象を与えてしまいます。
そこで重要になるのが、素材の整列と適切な余白の確保です。
Canvaでは「設定」→「ガイドを表示する」を選択することで、編集画面に格子状のガイド線が表示され、要素の配置や整列がしやすくなる便利な機能です。
ガイド線とは、編集画面に表示される点線や実線のことで、要素を正確に配置するための目安となります。
タイトル・サブタイトル・本文の位置を縦にそろえる、複数の画像を等間隔で配置するなど、整列を意識するだけで見た目が劇的に改善されますよ。
特に複数の素材を配置する際は、気をつけましょう。
ちょっとした意識で、デザインの完成度が大幅に向上します。
位置がバラバラだと、どんなにいい内容でも「雑に作った感」が出てしまうことも。
正しいリールサイズで作るコツ【投稿前チェック編】
せっかく正しいサイズで作っても、投稿前の確認を怠ると台無しに。
編集画面では問題なく見えていても、実際の投稿では見切れや表示崩れが起きることがあります。
ここでは、投稿前に必ず確認すべきポイントを解説します。
- プレビューで見切れを確認する
- プロフィールや発見タブで見え方を確認する
- 下書きや非公開でテスト投稿する
プレビューで見切れを確認する
投稿前には、プレビューで見切れがないかを必ず確認しましょう。
リールは投稿画面でプレビューを見ないと、見切れや配置崩れに気づけないからです。
編集アプリの画面と実際のインスタ表示では微妙に異なることがあり、「編集画面では完璧だったのに投稿したら文字が切れていた」という失敗がよく起こります。
特に画面の端に配置した素材は、プレビューでしっかり確認しないと見落としてしまうのです。
そのためインスタの投稿画面でプレビューをチェックし、上下左右が切れていないか、
タイトルやキャッチコピー、行動を促すテキストなど、重要な情報がすべて見える状態になっているかを必ず確認しましょう。
特にテキストの最後の文字や、画像の端が切れていないかは入念にチェックが必要です。
投稿前にプレビューを確認することでミスに気づきやすくなりますよ。
このひと手間で、投稿後の「しまった!」を防ぐことができます。
プロフィールや発見タブで見え方を確認する
2つ目のチェックポイントは、プロフィールや発見タブでリールの見え方をチェックすることです。
リールは表示場所によって上下左右の見え方が変わるため、場所ごとに確認しないと意図しない切れ方になります。
プレビュー画面では問題なく見えていても、プロフィールや発見タブでは微妙に表示範囲が異なり、重要な部分が見切れてしまうケースがよくあります。
それを防ぐために、投稿後にプロフィール画面や発見タブでリールを確認し、見え方や印象をチェックしましょう。
プロフィールでは縦長のサムネイルとして表示され、発見タブではほかの投稿と並んで縦長や正方形で表示されるため、それぞれでの見え方を確認します。
特にテキストの配置や画像の重要な部分が見切れていないかは必須のチェックポイントです。
複数の場所で見え方を確認することで、表示崩れに気づきやすくなり投稿後の後悔を防げます。
下書きや非公開でテスト投稿する
投稿前にチェックするためには、下書きや非公開でテスト投稿するのも効果的です。
本番前に実際に投稿画面で見え方を確認できるため、事前にミスに気づきやすいからです。
編集アプリや投稿画面のプレビューだけでは気づけない細かな問題も、実際の投稿環境で確認することで発見できます。
特に初心者のうちは、予想していなかった表示崩れが起きることが多いため、テスト投稿は非常に有効な手段なのです。
リールを一度下書き保存して、一覧やプレビューを見ながら見栄えを確認しましょう。
下書きから実際の投稿と同じ状態で表示を確認し、問題があれば再編集してから公開します。
本番前に下書きやテスト投稿を活用することで、安心して完成度の高い投稿ができますよ。
一度の手間で投稿後の修正作業を避けられるため、結果的に時間の節約にもなります。
特に重要な投稿は、事前にテストするのがおすすめです。
リールサイズを間違えた場合の対処法
投稿後にサイズを修正したくても、インスタの仕様上、簡単には解決できません。
それでは間違えてしまった場合の具体的な対処法と、今後同じ失敗を防ぐ方法を確認していきましょう。
- 投稿後にリールサイズは変更できる?
- Canvaでリールサイズを変更する方法
投稿後にリールサイズは変更できる?
まず結論から言うと、リールサイズを間違えた場合は作り直して再投稿するしかありません。
一度投稿したリールはインスタ上で動画のサイズや比率を変更する機能がなく、後から修正できないからです。
投稿後にインスタで編集できるのはキャプション文やハッシュタグなどのテキスト部分のみ。
YouTubeのように後からサムネイルを変更したり、動画を差し替えたりすることはできません。
投稿後にサイズ間違いに気づいたら、投稿を削除して、正しいサイズで作り直した動画を新たに投稿しましょう。
ただし、投稿を削除するとそれに付いた「いいね」やコメントは消えてしまうため、せっかくもらった反応を失うことに。
投稿前にサイズ確認を徹底し、万が一間違えた場合は早めに作り直すことが大切です。
時間が経つほど多くの人に見られるため、気づいたらすぐに対処しましょう。
Canvaでリールサイズを変更する方法
リールのサイズを間違えた場合でも、Canvaなら一から作り直す必要はありません。
Canvaには既存デザインのサイズを変更する機能があり、作った動画を活用して正しいサイズに調整できます。
特に複雑なデザインや時間をかけて作った投稿の場合、この機能は非常に便利。
Canvaの編集画面から「サイズ変更」機能で1,080px×1,920pxの大きさに変更した後、文字や画像を中心に寄せ直すことで正しいサイズに調整できます。
ここで、具体的な操作手順を画像で解説します。
サイズ変更をすると素材の配置が自動で調整されますが、端に寄っているなど見切れる可能性があるため手動での調整が必要です。
特にテキストの位置や画像の配置は、安全エリアを意識して再配置しましょう。
サイズを間違えた場合でも、Canvaを使えば元のデザインを調整しやすく、初心者でも安心して再投稿できます。
この機能を知っておくことで、サイズミスへの対処が格段に楽になりますよ。
変更後は必ずプレビューで確認してから投稿しましょう。
まとめ
今回はインスタリールの正解サイズと見切れ・ズレを防ぐ作り方のポイントについてご紹介しました。
リールで失敗しないためには、まず基本となるサイズ設定をしっかりと押さえることが重要です。
間違ったサイズで投稿してしまうと、せっかく時間をかけて作った動画も台無しに。
これらのポイントを意識するだけで、プロのような美しいリールが作れるようになります。
- インスタリールの推奨サイズは「1,080×1,920px」(9:16の縦長比率)
- サイズが合わないと「見切れ」「余白」「画質劣化」の3つの問題が発生する
- よくある間違いは正方形投稿、文字の端寄せ、カバー画像未設定、低画質、確認不足
- 編集時は縦長設定、テンプレート活用、高画質書き出し、サムネイル作成が重要
- デザインは中央配置、安全エリア、ガイド線を意識する
- 投稿前はプレビュー、プロフィールや発見欄、下書きでのチェックが必須
- サイズ間違いは投稿後に修正できないため、Canvaのサイズ変更機能で再作成する
最初は面倒に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば自然にできるようになるでしょう。
リールを作る際は、ぜひ今回ご紹介した1,080×1,920pxのサイズ設定から始めて、見切れのない完璧なリールを投稿してみてください。
きっとフォロワーからの反応も変わってくるはずです。