
インスタのアクティビティとは?運用に役立つ見方・使い方を初心者向けに解説
「アクティビティってよく聞くけど、何が見られるのかよくわからない…」
「インスタ運用を始めたけど、アクティビティの使い方や活かし方がわからない…」
インスタの「アクティビティ」は、投稿の反応や自分の行動を“見える化”できる大切な機能です。
なぜなら、いいね履歴や検索傾向などを振り返ることで、発信のズレや改善ポイントに気づけるから。
使いこなせば、「どんな発信が響いているか」「どこを改善すればいいか」が自然と見えてきます。
この記事では、運用に役立つアクティビティについてわかりやすく解説します。
データの見方がわかると、インスタの楽しみ方もひろがりますよ!
インスタのアクティビティとは?
インスタで運用を始めたばかりの方にとって、「アクティビティって何が見られるの?」「どこから確認できるの?」と迷うことも多いはず。
まずは、その基本的な意味と、確認できる2つの種類について整理しておきましょう。
インスタのアクティビティって何?
アクティビティとは、自分がおこなった操作やユーザーとのやりとりの履歴を確認できるインスタ内の機能のことです。
たとえば「いいね」「コメント」などの操作履歴はもちろん、「プロフィールへのアクセス数」や「外部リンクのタップ数」なども後からチェックできます。
- いいね履歴
- コメント履歴
- 検索履歴
- タグ付けされた投稿 など
これらを確認して、日々の行動を振り返ることで、自分がどんな投稿に反応し、どんな交流が多いかを見直せます。
アクティビティの記録を確認・活用することで、投稿や運用方針の改善、さらには信頼性の維持にもつながります。
無意識のうちに起こした行動を“見える化”できるからこそ、発信の軸を整えたり、トラブルの予防にも役立つんです。
まだ試したことがない方も、積極的に活用してみましょう!
インスタ運用で使うアクティビティは2種類
アクティビティには2種類あり、それぞれ確認できる情報や使い道が異なります。
だからこそ、目的に応じて使い分けることがインスタ運用ではとても重要です。
- 設定画面で確認できるアクティビティ
- プロフィール画面で確認できるアクティビティ
1つ目は「設定画面で確認できるアクティビティ」。
ここでは、自分の操作履歴が一覧で見られます。
たとえば「いいね」「コメント」「検索」「削除」「リンクのタップ」など、自分の行動ログが細かく記録されています。
これにより、どんなジャンルに反応しているか、どんな行動を取ってきたかを振り返ることができます。
2つ目は「プロフィール画面で確認できるアクティビティ」。
これは、プロフィールへのアクセス数やフォロー数、リンクのタップ数など、ユーザーからの反応をチェックできる機能です。
どの投稿が興味を引いているのか、導線が機能しているかなど、効果測定のヒントになります。
2種類のアクティビティを目的に応じて使い分けることで、より効果的にインスタ運用を改善していくことができますよ。
ポイントは2種を使い分けること!
インスタのアクティビティを確認する方法
アクティビティの確認は、「プロフィール」と「設定画面」の2ヶ所でおこなえます。
どちらも見るべきポイントが異なるので、使い分けが大切です。
この章では、それぞれの確認手順と、どんな情報が得られるのかをわかりやすく解説します。
まずは、基本の見方から一緒にチェックしていきましょう!
プロフィールのアクティビティ
プロフィールのアクティビティは、以下の手順で確認することができます。
これらの数値は、投稿がどれだけプロフィールへの関心につながったかを示す重要な指標です。
たとえばプロフィールへのアクセス数が多ければ、それだけ多くの人が投稿からプロフィールへ遷移していると分かります。
また、フォロー数やリンクのタップ数を見れば、プロフィールの魅力や導線の強さも把握できるようになります。
数値の変化に注目することで、投稿改善やプロフィール設計の見直しにもつなげられます。
こうしたデータを見返すことで、「どの投稿が反応を集めやすいか」「問い合わせ導線は機能しているか」といった判断がしやすくなるんです。
数値を定期的にチェックすれば、投稿内容や導線づくりの改善にもつなげられますよ!
設定画面のアクティビティ
設定画面のアクティビティは、以下の手順で確認できます。
ホーム画面右上から三本線マークをタップし、設定画面を開きます。
設定画面のアクティビティでは、自分の操作履歴をまとめてチェックできるため、運用の振り返りに役立ちます。
「いいね」「コメント」「検索履歴」などの行動ログが時系列で一覧表示されるため、
たとえば「最近どんな投稿に反応したか」や「どの検索ワードをよく使っているか」など、自分の行動傾向を把握することができます。
さらに、削除した投稿やアクセスしたリンク履歴なども確認できるため、「操作ミスをしていないか」「不要な履歴が残っていないか」を見直すのにも便利。
こうした履歴を定期的にチェック・整理しておくことで、アカウントの安全性や信頼性を保つことができます。
気づかないうちに発生したミスや偏りにも、早めに気づけるようになりますよ!
設定画面のアクティビティで確認できるもの10選
インスタの設定画面には、自分の操作履歴をまとめてチェックできる「アクティビティ」があります。
いいねやコメントだけでなく、削除した投稿や検索ワード、アクセスしたリンクまで、実はかなり多くの情報が確認できるんです。
ここでは、確認できる10項目とその活用ポイントをセットでご紹介します。
- いいね!履歴
- コメント履歴
- タグ付けされた投稿
- スタンプで返信履歴
- レビュー履歴
- 最近削除したコンテンツ
- アーカイブ済みコンテンツ
- 投稿・リール履歴
- 最近の検索履歴
- アクセスしたリンク履歴
自分の行動を効率よく振り返ることで、投稿の見直しや運用改善につなげていきましょう。
いいね!履歴
「いいね!」履歴では、自分が過去に「いいね」した投稿の傾向を確認することができます。
設定画面内の「アクティビティ」→「いいね!」から、どの投稿に反応したかを時系列や種類別で確認することで、
自分がよく反応しているジャンルや投稿を見返すことができ、自分の興味や関心のクセを把握できます。
表示は新しい順・古い順の並び替え、1週間〜1年の期間指定、投稿形式やアカウント別の絞り込みもできるので、振り返りがしやすくなっています。
たとえば、育児ジャンルで発信しているつもりなのに、美容系の投稿にばかり「いいね」していた場合。
実は関心がズレていることに気づけるかもしれません。
自分がどんなジャンルや誰の投稿に反応しやすいかを把握しておくことで、発信のブレを抑え、軸を持った運用がしやすくなります。
迷ったときこそ、「いいね!履歴」を確認して、自分の傾向を客観的に捉えてみましょう!
コメント履歴
「コメント」履歴では、過去に自分が残したコメントを時系列で一覧表示できます。
これを見返すことで、相性の良い交流相手や、よく反応しているジャンルが見えてきます。
自分がこれまでにどんな投稿にコメントしてきたかを整理できれば、今後の関わり方を考えるヒントに。
設定画面の「アクティビティ」→「コメント」から、「新しい順」や「期間ごと」「作成者ごと」表示の切り替えができるのも便利なポイント。
やりとりの頻度や内容を振り返りやすく、整理しながら傾向をつかむことができます。
たとえば、「いつもこの人の投稿にコメントしているな」「このジャンルの話題に反応しているな」と気づけると、今後の交流の方向性が整理しやすくなります。
よくコメントしている投稿者とは相性が良い可能性も。
この視点を持てば、企画やコラボのヒントにもつながります。
タグ付けされた投稿
「タグ」の項目からは自分のアカウントが他者からどのように紹介・扱われているかが見えてきます。
タグは誰でも自由に付けられるため、意図しないタグが印象に影響を与えてしまうことも。だからこそ、ここはイメージを守るうえで大切なチェックポイントです。
設定画面の「アクティビティ」→「タグ」から一覧で確認でき、不要なタグがあった場合は、その場で削除することができます。
知らないうちに、関係のない投稿に巻き込まれてしまっているケースも少なくありません。
たとえば、自分が一切関与していない商品の広告にタグ付けされていた場合、フォロワーに誤解を与えてしまうリスクがあります。
アカウントの世界観や信頼性を保つためにも、タグ付けされた投稿は定期的に見直し、不適切なものがあれば早めに対処しておきましょう。
定期的な見直しが効く!
スタンプで返信履歴
「スタンプで返信」履歴を確認すると、どの投稿や相手にスタンプでリアクションしてきたかを一覧で把握できます。
スタンプはライトな交流手段ですが、回数が増えると誰と関わっていたか見落としやすくなるため、履歴の振り返りは有効です。
「アクティビティ」→「スタンプで返信」から一覧が見られ、期間や相手別で表示を切り替えることもでき、
どんな人とどれくらいやりとりしていたのか、交流の傾向や偏りを整理しやすくなります。
たとえば、頻繁にスタンプを送っているフォロワーがいれば、その人との関係性はすでに築かれている状態。
そうした相手は、キャンペーン告知やDM配信の際にも、優先的にアプローチしたい存在になります。
気軽なスタンプのやりとりも、振り返ることで立派な“交流の資産”になりますよ。
レビュー履歴
「レビュー」履歴では、自分が過去に投稿したレビュー内容を一覧で見ることができます。
自分がどんな商品やサービスに対してレビューしたかを振り返ることで、反応しやすいテーマや関心のあるジャンルが自然に見えてきます。
「アクティビティ」→「レビュー」から、投稿したレビューの一覧が確認でき、商品名・評価・コメント内容などが表示されます。
たとえば、美容アイテムのレビューが多ければ、自然と美容系コンテンツに反応しているということ。
そこに気づくことで、今後の発信内容や言葉選びにも一貫性を持たせやすくなります。
レビュー履歴を活用すれば、「なんとなく投稿する」から「伝えたい軸を持った投稿」へ。
自分自身の共感の方向性が見えることで、より伝わる発信に近づけることができます。
自分の関心がまるわかり!
最近削除したコンテンツ
「最近削除済み」の履歴では、自分が過去に削除した投稿やリールを一時的に確認できます。
インスタでは、投稿を削除してもすぐに完全に消えるわけではなく、一定期間は保存される仕組みになっています。
誤って投稿を消してしまった投稿はここから元に戻せるので、運用上のリスク管理として覚えておきたい機能です。
設定画面の「アクティビティ」→「最近削除済み」から、削除日時・投稿タイプ(リール・ストーリーなど)・内容を一覧で確認でき、必要に応じていつでも復元することができます。
たとえば、うっかり削除してしまったストーリーを数日後に見返し、「やっぱりもう一度投稿したい」と思ったときにも、ここから再投稿ができます。
削除ミスや思わぬトラブルに備える意味でも、この項目は定期的に確認しておくと安心です。
うっかり投稿を削除してしまっても焦らなくて大丈夫!
アーカイブ済みコンテンツ
「アーカイブ済み」履歴では、非公開にした過去の投稿やストーリーが一覧で表示されます。
一度公開した投稿を削除せずに非表示にできるため、あとから見返したり再公開したりすることができる便利な機能です。
設定画面の「アクティビティ」→「アーカイブ」から確認でき、ストーリーズ・投稿・ライブごとに日付順で整理されており、内容をさかのぼってチェックしやすくなっています。
たとえば、季節限定の投稿や一時的に雰囲気が合わなくなった投稿を非表示にしておき、タイミングを見て再び発信したいときにも活用できます。
過去に投稿したコンテンツを再利用してもう一度投稿したいときにも、アクティビティのアーカイブ機能が便利。
過去の投稿を柔軟に管理したいときは、アーカイブ機能を上手に使うのがおすすめ!
投稿・リール履歴
「投稿」「リール動画」履歴では、自分がこれまでインスタに投稿してきたコンテンツを時系列で一覧表示できます。
過去の発信を振り返ることで、投稿ペースのばらつきやテーマの偏りに気づきやすくなります。投稿の質や頻度を見直すうえでも欠かせない項目です。
設定画面の「アクティビティ」→「シェアしたコンテンツ」から、投稿とリールが時系列で表示され、
その場で編集や削除もできるので、古い投稿の整理や見直しにも役立ちます。
たとえば、最近更新頻度が落ちていたり、同じ投稿テーマが続いていたりする場合も、履歴を見ればすぐに気づくことができます。
この機能を使って「いつ、何を発信していたか」を客観的に把握しておけば、改善のヒントが自然と見つかるはずです。
定期的にチェックして改善のヒントに!
最近の検索履歴
「最近の検索」履歴では、自分が検索したユーザー名やキーワードを一覧で把握できます。
どんなジャンルやアカウントに興味を持っているか、自分のリサーチ傾向を可視化するのに役立つ項目です。
設定画面の「アクティビティ」→「検索履歴」からアクセスすると、最近入力したアカウント名やハッシュタグが表示され、不要な履歴は削除することもできます。
たとえば「子育て」「時短レシピ」など、似たテーマばかりを検索していると、自分が今どんな情報に反応しているのかが見えてきます。
こうした傾向を振り返れば、情報収集や競合リサーチを深めたりするヒントになります。
定期的にチェックしておけば、無意識の関心を“戦略”に変える手がかりにもなりますよ!
アクセスしたリンク履歴
「アクセスしたリンク」履歴では、インスタ上で自分がタップした外部リンクがわかります。
「どのサイトにいつアクセスしたか」を振り返ることで、行動傾向の把握や安全性のチェックに役立つ機能です。
設定画面の「アクティビティ」→「リンクの履歴」から見ることができ、リンク先のURLやアクセスした日時が一覧で表示されます。
ここを確認することで、クリックミスや不審なサイトへのアクセスにも気づきやすくなるはずです。
たとえば、知らないうちに広告リンクやツール系サイトを複数タップしていた場合も、後からチェックできる安心材料になります。
その履歴を見返すことで、誤タップのクセに気づいたり、自分にとって本当に必要な情報との向き合い方を見直すきっかけにも。
リンク履歴を定期的に確認することで、信頼できる情報を選ぶ意識が高まり、安全性と信頼感のある運用につなげることができます。
安全で信頼度の高いアカウントを育てよう!
設定画面のアクティビティの活用事例5選
設定画面で確認できるアクティビティは、ただの記録ではありません。
過去の行動を見直すことで、「どんな発信が合っているか」「どんなつながりを大切にしたいか」のヒントが見えてきます。
ここでは、よく使われる5つの項目をピックアップして、インスタ運用にどう活かせるかを具体的に紹介します。
- いいね履歴から投稿の方向性を見直す
- コメント履歴でどんな交流が多いかを知る
- タグ付けされた投稿を確認してアカウントの印象を守る
- 検索履歴からリサーチの癖を把握する
- リンク履歴を確認してミスクリックや誤誘導を防ぐ
いいね履歴から投稿の方向性を見直す
発信の軸に迷ったときは、まず「いいね履歴」を見直してみましょう。
過去に「いいね」した投稿には、自分の興味や関心の傾向がそのまま表れています。
意識していなくても、つい反応してしまうジャンルには、あなたの“無意識の関心”が隠れているものです。
たとえば、育児ジャンルで発信しているつもりでも、美容系の投稿にばかり「いいね」している場合、発信と関心のズレが起きているかもしれません。
このギャップが続くと、「この人って何がテーマなんだろう?」とフォロワーに違和感を与えてしまうこともあります。
いいね履歴を定期的に振り返ることで、自分の発信テーマと興味の方向性が一致しているかが見えてきます。
行動と発信のズレを早めに修正すれば、アカウント全体の一貫性も自然と整っていきますよ。
コメント履歴でどんな交流が多いかを知る
“誰とどんな交流をしてきたか”を見直すなら、コメント履歴が有効です。
やりとりの内容や頻度を振り返ることで、自分がどんなフォロワーとよく関わっているのか、どんな話題で盛り上がっているのかが見えてきます。
たとえば、毎回コメントをくれるフォロワーの投稿に、あなたも定期的にリアクションしているなら、それは関係性を築く土台が育っている証拠。
そうした相手に向けて発信を工夫したり、コラボや企画を持ちかけたりすれば、より強いファン層の形成につながります。
コメントの履歴を定期的に見直すことで、自分の「交流スタイル」を客観的に知ることができます。
つながりを大切にする積み重ねが信頼とエンゲージメントを生むカギになる!
タグ付けされた投稿を確認してアカウントの印象を守る
アカウントの“見られ方”を整えるには、タグ付けされた投稿のチェックが欠かせません。
誰でも自由にタグをつけられる仕組みだからこそ、意図しない投稿があなたの名前とともに拡散されてしまうこともあります。
たとえば、自分が関与していない商品の宣伝投稿にタグ付けされていた場合。
フォロワーがその投稿を見たとき、「これも紹介してるの?」と誤解を与えるリスクがあります。
信頼してフォローしてくれている人ほど、違和感を抱きやすいポイントです。
そんなトラブルを防ぐためにも、タグ付けされた投稿は定期的に見直すのが安心です。
不要なタグは削除しておけば、アカウントの世界観やブランドイメージを守ることにつながります。
タグ管理も、“印象管理”の大事なひとつの手段です。
検索履歴からリサーチの癖を把握する
検索履歴を見直すことで、自分の関心や情報収集の癖がはっきりと見えてきます。
どんなテーマやアカウントをよく調べているかは、そのまま「今、自分が気になっていること」の表れです。
たとえば、「育児 アカウント」「インスタ 投稿頻度」など、特定のジャンルばかり検索している場合、それだけその分野に興味や課題感があるということ。
無意識のうちに繰り返している検索には、運用の方向性や改善のヒントが詰まっています。
検索傾向を把握できれば、「今、どんな情報にアンテナが立っているか」「似たテーマでどんな発信ができそうか」など、投稿のバリエーションや競合分析にも活かせます。
日々の検索履歴も、立派な“リサーチログ”として使えるんです。
リンク履歴を確認してミスクリックや誤誘導を防ぐ
リンク履歴を見直すことで、安全性の高いアカウント運用に役立てることができます。
インスタでは、ストーリーやプロフィールから外部サイトに遷移できるため、うっかり不適切なリンクを開いてしまうことも。
たとえば、無料ツールを探しているうちに、信頼性の低いサイトをいくつもクリックしていた…なんてこともあるかもしれません。
過去のタップ履歴を振り返れば、自分の行動パターンや判断のクセにも気づけます。
リンク履歴を定期的にチェックする習慣をつければ、「誤クリック」「不要な誘導」を防ぐ意識が高まり、信頼性のある発信につながっていきます。
特にプレゼント企画や外部サービスの紹介をおこなう場合は、自分がどんなリンクを踏んでいたかを把握しておくと、より丁寧な情報提供にもつながります。
地味ながら、安心感を届けるための大切なチェックポイントです。
プロフィールのアクティビティで確認できるもの7選
プロフィール画面のアクティビティでは、自分のアカウントにどれだけ関心が集まっているかを把握できます。
アクセス数やフォロー数だけでなく、電話・メールなど各種ボタンのタップ数もチェックできちゃいます。
ここでは、プロフィールのアクティビティで確認できる7つの項目と、それぞれの見方・役立て方を紹介します。
- プロフィールへのアクセス数
- 外部リンクのタップ数
- フォロー数
- 電話ボタンのタップ数
- メール送信ボタンのタップ数
- 住所のタップ数
- テキストボタンのタップ数
ユーザーからの反応を把握して、より効果的な導線づくりにつなげていきましょう。
プロフィールへのアクセス数
プロフィールへのアクセス数は、「この投稿が気になった」と思ってくれたユーザーが、プロフィールまで足を運んでくれた数を示す指標です。
単なる“いいね”や“保存”とは違い、「もっと知りたい」と思わせた証拠ともいえます。
アクセス数はインサイト画面の「プロフィールへのアクセス」から見ることができます。
投稿ごとに表示されるこの数値を見ることで、どの投稿が興味関心を引き、プロフィールに誘導できたかがわかります。
たとえば、アクセス数が「50」と表示されていれば、その投稿を見た50人がプロフィールを訪れたということ。
アクセス数が多い投稿ほど、プロフィール誘導の強い投稿だったといえるでしょう。
どんな内容・表現の投稿が、プロフィールへの動線として機能しているかを見極めることで、導線設計の改善や投稿の工夫に活かせます。
数値で見える“関心の高さ”をヒントに、プロフィールへの導き方を強化していきましょう。
外部リンクのタップ数
外部リンクのタップ数を確認すれば、プロフィールを見たユーザーのうち「もっと知りたい」と思った人の数がわかります。
投稿やプロフィールでの案内がしっかり伝わっていたか、関心を引けていたかを測る目安にもなります。
たとえば、プロフィールに設定したリンクのタップ数が「10」であれば、10人が実際にリンクをクリックしたということ。
この数値が大きいほど、興味関心が高かった投稿やプロフィール内容だったと判断できます。
逆に、アクセス数は多いのにリンクタップが少ない場合は「リンクの見せ方」「導線の言葉」に課題がある可能性も。
文言を変えたり、誘導の一言を加えたりすることで改善できる場合もあります。
プロフィールに載せた情報がしっかり活用されているか、数字を通して見直してみましょう。
“ただ貼る”から“意図を持って見せる”リンクへ!改善のヒントが山盛り。
フォロー数
プロフィールから実際にフォローされた数がわかる「フォロー数」は、アカウントの“魅力が伝わったか”を測る指標です。
プロフィールを見たあと「この人をもっと知りたい」と思った人が、行動に移してくれた数がそのまま反映されます。
たとえば「フォロー数:5件」と表示されていれば、その投稿やプロフィール導線をきっかけに5人がフォローしてくれたということ。
投稿内容、プロフィール文、リンクの配置など、全体の“見せ方”が機能していた結果といえます。
反対に、プロフィールのアクセス数に対してフォロー数が少ない場合は、魅力の伝え方に見直す余地があるかもしれません。
「投稿は好印象だけど、プロフィールに統一感がない」など、原因を探るヒントになります。
この数字で見ておくことで、アカウント設計の改善や投稿戦略の軸が明確になりますよ!
電話ボタンのタップ数
「電話ボタンのタップ数」では、プロフィールに表示された「電話」ボタンが、どれだけタップされたかを把握できます。
ビジネスアカウントで電話番号を登録していると、プロフィールに「電話する」ボタンが表示され、タップされた回数が記録されます。
たとえば「電話タップ数:3件」と表示されていれば、設定した期間内に3人が実際に電話での連絡を検討したということ。
この数は、ユーザーの行動意欲が高まったタイミングを示す大切な指標です。
特に、予約や問い合わせの連絡が重要な店舗型ビジネスでは、電話ボタンのタップ数は見逃せません。
数が少ない場合は、プロフィールの信頼感や電話ボタンの見えやすさを見直してみるとよいでしょう。
プロフィールからどれだけ「今すぐ話したい」と思ってもらえているかを測る手がかりとして、ユーザーの温度感を知るためにも、定期的にチェックしたい指標です。
特に店舗・予約ビジネスでは重要な指標です!
メール送信ボタンのタップ数
プロフィールに表示された「メール」ボタンが、どれだけタップされたかを数値で確認できます。
ビジネスアカウントにメールアドレスを登録すると、プロフィール上に「メール」ボタンが表示され、そのタップ数がインサイトに記録される仕組みです。
たとえば、インサイトに「メール送信:2件」と表示されていれば、直近7日間で2人がプロフィールからメールアプリを起動したことになります。
この数値は、問い合わせや連絡をとりたいと思ったユーザーの反応を示すもの。
特に、サービスの予約や相談をメールで受け付けている場合は、導線が機能しているかをチェックする材料になります。
タップ数が少ないと感じたら、ボタンの表示位置や文言を工夫してみるのも一つの方法です。
プロフィールを訪れた人に、迷わずアクションしてもらえる設計を意識していきましょう。
住所のタップ数
プロフィールに表示された住所が、何回タップされたかがわかります。
ビジネスアカウントで住所を登録すると、プロフィールに地図アイコンつきで住所が表示され、タップするとGoogleマップなどの地図アプリが開く仕組みになっています。
たとえば、インサイト上に「住所タップ数:5件」と表示されていれば、設定した期間中に5人が地図で場所を確認しようとしたことがわかります。
このタップ数は、「実際に行ってみたい」「場所を確認したい」と思った人の行動として読み取れるのがポイント。
特に実店舗のあるビジネスでは、リアルな来店を検討しているユーザーの関心度を測る手がかりになります。
アクセス数やフォロー数とあわせてチェックすれば、投稿やプロフィールが「来店を後押しできているか」のヒントにもなりますよ。
テキストボタンのタップ数
プロフィールに表示されたSMS(テキスト)ボタンが、何回タップされたかがわかります。
このボタンを設定しておくと、プロフィール画面に「SMSを送る」ボタンが表示され、タップするとスマホのメッセージアプリが自動で起動します。
たとえば、「SMSタップ数:3件」と表示されていれば、設定期間内に3人が直接テキストで連絡を取ろうとしたことがわかります。
テキストでのやり取りは、電話やメールよりもハードルが低く、特に若年層やカジュアルな相談が多いアカウントに適した導線です。
このタップ数をチェックすれば、「気軽に問い合わせたい」と考えるユーザーの動きを把握しやすくなり、今後の対応や導線設計にも活かせます。
他のタップ数とあわせて比較することで、ユーザーの好む連絡手段の傾向も見えてきます。
プロフィールのアクティビティの活用事例3選
プロフィールのアクティビティには、伸び悩みのヒントが隠れています。
数字を読み解けば、投稿やプロフィールの改善点が自然と見えてきますよ。
具体的な見方と活用例をチェックしてみましょう。
アクセス数でプロフィール誘導の強さを測る
投稿からプロフィールへの誘導力は、「アクセス数」を見ることで判断できます。
なぜなら、アクセス数は「投稿やリールを見たユーザーのうち、何人がプロフィールまで来てくれたか」を示す数字だからです。
たとえば、リーチしたアカウント数が2,000でプロフィールのアクセスが50なら、約4%の人が興味を持ってプロフィールを訪れたということになります。
投稿ごとのアクセス数を比べることで、「どんな投稿が関心を集めているか」や「どの導線が機能しているか」が見えてきます。
アクセス数を定期的に確認すれば、“見られて終わる投稿”を“次の行動につながる投稿”へと改善できます。
投稿文の書き方やプロフィール誘導の言葉を変えるだけでも、「アクセス数」の反応が変わることもあります!
リンクタップ数でサイトへの関心を確認する
プロフィールに設置したリンクが、どれだけ関心を集めているかは「リンクタップ数」で測れます。
理由は、リンクをタップするという行動は「もっと知りたい」「申し込みたい」といった、次のアクションを起こすほどの高い関心の表れだからです。
たとえば、プロフィールのアクセスが100件でリンクのタップが30件あれば、約3割の人がプロフィール→リンクへと移動してくれたことになります。
この数字を見れば、外部サイトへの導線がどれだけ機能しているか、またプロフィール文や投稿が「リンクを見たくなる設計」になっているかを振り返ることができます。
リンクタップ数は、ユーザーの“本気度”を示す重要な指標です!
関心を引けているかを確認しながら、プロフィールの改善に役立てていきましょう。
フォロー数でプロフィールの魅力を判断する
プロフィールを訪れた人が「フォローする」というアクションを起こしてくれたかどうか。
その数を見ることで、プロフィールの魅力や第一印象の強さを数値で把握することができます。
たとえば、アクセスが50件でフォローが5件なら、10人に1人が「このアカウント気になる」と感じてくれたということ。
投稿やプロフィールの内容、世界観への共感がフォローという行動につながった結果です。
逆に、アクセスはあるのにフォローが少ないと感じた場合は、「何かが届いていない」=アクセス後の印象が弱いというサイン。
プロフィールの文言が伝わりにくい、アイコンやハイライトに統一感がない、などの原因を探ってみましょう。
このように、フォロー数をチェックすることで、プロフィールの見せ方や言葉選びを見直すきっかけに。
見直しを重ねて「もっと見たい」と思われるアカウントを目指していきましょう。
まとめ
今回は、インスタのアクティビティ機能の見方と活用法についてご紹介しました。
アクティビティ機能を活用し、自分の「行動履歴」や「フォロワーの反応」を見える化することで、なんとなくの運用から一歩進んだ改善ができるようになります。
・アクティビティは、行動や反応の“見える化”機能
・設定画面とプロフィールの2か所で確認できる
・いいね履歴や検索履歴などを見直すと、改善のヒントが見えてくる
・小さな見直しでも、発信の精度がぐっと上がる
「いつも通り」の行動にこそ、伸びるヒントは隠れています。
まずは気になる項目から一度チェックしてみてくださいね。
「他にもインスタ運用で知っておきたいポイントがある…」という方へ。
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