

インスタのリーチとは?確認方法から伸ばすコツまで完全攻略
「リーチってよく聞くけれど、どんな意味があるの?」
「リーチはどうやって確認すればいい?」
「リーチを増やしてアカウントを伸ばしていきたい」
アカウントを伸ばすには、リーチを正しく理解して活用することが欠かせません。
リーチは、あなたの発信がターゲットに届いているかを計る重要な数値だからです。
ただ流し見されただけなのか、それとも投稿に興味をもってもらえたのか。
リーチ数は、ユーザーの反応を知るヒントになります。
この記事では、リーチの基本的な意味や確認方法、そしてリーチが伸びない原因と対策を解説します。
リーチを味方につけて、あなたの投稿をより多くの人に届けましょう!
インスタの「リーチ」とは
アカウントを伸ばしたいなら、まず知っておきたいのが「リーチ」という指標です。
ここでは、リーチの基本的な意味から確認するメリットを解説します。
リーチをうまく活用して、あなたの発信を多くの人に届けていきましょう!
リーチってそもそもなに?
リーチとは、あなたの投稿を実際に見た人数を示す指標です。
投稿がどれだけ多くの人に届いたか、どのくらい拡散されたかの目安になります。
リーチには、フォロワー以外のユーザーも含まれます。
たとえばフォロワーが100人で、ある投稿のリーチ数が「500」だった場合。
投稿を見た人の中にフォロワー以外のユーザーが400人含まれていた、ということになります。
アカウントを伸ばすには、このリーチがとても重要です!
なぜなら、まず投稿を見てもらえなければ、そもそも興味を持ってもらうきっかけすら生まれないからです。
「この投稿、気になる」と思ってもらえれば、プロフィールやほかの投稿も見てもらいやすくなり、最終的にフォローにつながります。
リーチ数を見れば、あなたの投稿がどれだけ新しいユーザーや狙いたい層に届いているかがひと目でわかります。
数値をもとに分析することで、「どんな投稿が広がりやすいか」「どこを工夫すればもっと届くか」といった改善点も見つけやすくなりますよ。
閲覧数(インプレッション数)との違い
リーチとよく似ていて間違えやすいのが、閲覧数(インプレッション数)です。
リーチは投稿を見た「人数」をあらわすのに対し、インプレッションは「投稿が見られた回数」を示します。
たとえば以下の図のように、ユーザーAとユーザーCがそれぞれ2回、ユーザーBが投稿を1回見た場合、投稿を見た人数は3人のためリーチ数は「3」になります。
投稿がユーザーの画面に表示された合計回数は「5」となり、これが閲覧数(インプレッション数)です。
また、ある投稿のリーチ数が50、閲覧数(インプレッション数)が200だった場合、50人のユーザーに投稿が届き、そのうち何人かが繰り返し見たため、合計で200回表示されたことになります。
このように、リーチ数と閲覧数(インプレッション数)は意味が異なるのがポイント。
それぞれの数値をあわせて分析することで、投稿が「何人に届いたか」だけでなく、
「投稿がどのくらい繰り返し見られたか」
つまり投稿への関心の高さや、どの投稿がより深く読まれているかといったヒントも見えてきます。
リーチ数を確認するとなにがわかる?
リーチ数を見れば、「どの投稿が多くの人に届いているか」や「新規ユーザーにどれだけ見られているか」がわかります。
フォロワーがまだ少ない段階でもリーチ数を見れば投稿ごとの反応を比較できるため、早い段階から効果的な対策を立てやすくなります。
ここでは、同じ時期に投稿した2つの投稿を比べてみましょう。
投稿Aのリーチ数が500、投稿Bのリーチ数が100だった場合、投稿Aの内容や使ったハッシュタグの方が、より多くの人の関心を集めたと推測できます。
このようにリーチ数の推移を追うことで、ユーザーがどの投稿に関心を持っているかが見えてきます。
さらに、リーチ数が多かった投稿については、「なぜたくさんの人に届いたのか」を分析しましょう。
表紙のデザインやキャッチコピー、写真など、どの要素がユーザーの興味を引いたのかを言語化することで、次の投稿に活かすヒントが見つかりますよ。
アカウントを伸ばすために、リーチ数の分析は欠かせないステップです!
インスタでリーチ数を確認する方法
ここではリーチ数の見方と、数値が見られないときの対処法を解説します。
- リーチ数を確認するための初期設定
- アカウント全体のリーチ数を確認する方法
- 各投稿ごとのリーチ数を確認する方法
- リーチ数が確認できないときの対処法
手順を押さえれば、リーチ数の分析がスムーズにできるようになりますよ。
画像付きの解説を参考に、一緒に確認していきましょう!
リーチ数を確認するための初期設定
リーチ数を確認するには、まずアカウントをプロアカウント(ビジネスアカウントまたはクリエイターアカウント)に切り替える必要があります。
プロアカウントにしていない個人アカウント(非公開を含む)のままでは、「インサイト」と呼ばれる分析機能が使えず、リーチ数などのデータは確認できません。
プロアカウントへの切り替えは、設定画面から簡単におこなえます。
プロアカウントに切り替えることで、投稿やアカウント全体のデータ(インサイト)が確認できます。
「どの投稿が多く見られているか」「どんな人が見てくれているか」といった情報を数字で把握できるため、感覚ではなくデータに基づいた改善が可能になります。
伸びる投稿には共通点があることも多く、その傾向をつかむうえでもインサイトの活用は欠かせません。
プロアカウントについてより詳しく知りたい方は「インスタのプロアカウントとは?違い・メリット・切り替え方法を解説」の記事もご覧くださいね。
アカウント全体のリーチ数を確認する方法
プロアカウントに切り替えたら、さっそくリーチ数を確認しましょう。
まずはアカウント全体のリーチ数から見ていくと、発信全体の傾向がつかみやすくなります。
アカウント全体のリーチ数は、以下の手順で確認できます。
この数値は、30日間にフィードやリール、ストーリーズを見た人の合計数です。
画面左上の「過去30日間」をタップすると、「過去7日間」や「先月」など確認したい期間を変更できるのがポイント。
週ごとや月ごとにリーチ数を比較することで、アカウント全体の反応の変化を把握しやすくなりますよ。
たとえば「先月と比べて今月はリーチ数が1.5倍に増えた」といった変化があれば、今月の投稿がより多くの人に届いたとわかります。
逆に、数値が悪ければ改善点を見つけるヒントになりますよ!
各投稿ごとのリーチ数を確認する方法
アカウント全体のリーチ数だけでなく投稿ごとの数値を確認することで、より具体的な改善が可能になります。
投稿ごとのリーチ数は以下の手順で確認できます。
さらに円グラフでは、フォロワーからの閲覧数とフォロワー以外の閲覧数の割合も確認できますよ。
フォロワー以外からの閲覧が多い投稿は、新しいユーザーに届いているということ。
「どんな投稿が新規ユーザーに響いたのか」がひと目でわかるのがポイントです。
投稿ごとのリーチ数を確認することで、「この投稿の反応がよかった」「このハッシュタグを使うとリーチが伸びた」など、次の投稿に活かせる改善点が見つけやすくなります。
いくつかの投稿を比較してリーチ数に差がある場合は、「なぜ差が生まれたのか」を分析してみましょう。
たとえば、キャッチコピーや投稿のテーマに違いがないかを振り返るだけでも、改善のヒントが得られますよ。
リーチ数が確認できないときの対処法
プロアカウントに切り替えた直後は、インサイトにリーチ数が表示されない場合があります。
これは、直前まで個人アカウント(非公開アカウントを含む)を使っていた場合に起こる現象です。
切り替えたばかりのタイミングではまだ十分なデータが蓄積されておらず、インサイトに反映されないことがあります。
もしプロアカウントに切り替えた翌日にインサイトを確認してもデータが表示されない場合は、焦らずに数日~1週間ほど時間を空けて、再度確認してみてください。
多くの場合、時間が経てばデータが反映され、正しくリーチ数が表示されます。
また、インスタアプリの一時的な不具合によって表示されないケースもあります。
その場合はアプリのアップデートやキャッシュの削除、再起動などで改善することもあるので、試してみましょう。
不具合が続く際は、インスタの公式X(Twitter)やヘルプセンターをチェックするのもおすすめです。
インスタでリーチ数が伸びない6つの原因と対処法
リーチ数の分析を続けても、思ったように数値が伸びないことがあります。
そんなときは原因をひとつずつ確認しましょう。
ここでは、リーチ数が伸びない6つの原因と対処法を紹介します。
- 投稿頻度が少ない
- 投稿内容が刺さっていない
- 投稿内容に一貫性がない
- ハッシュタグの付け方が悪い
- 投稿する時間帯が悪い
- リールを活用していない
ポイントを押さえて、リーチ数を改善していきましょう!
投稿頻度が少ない
投稿の頻度が極端に少ないと、そもそもユーザーの目に触れる機会が減り、リーチ数も伸びにくくなります。
インスタのアルゴリズムは投稿頻度の高いアカウントを優先的に表示する傾向があるため、無理のない範囲で定期的に発信することが大切。
フォロワー以外のユーザーにも投稿を届けるには、おすすめ投稿やハッシュタグ検索に表示されやすくなる工夫が必要です。
たとえば週に1回だった投稿を週2〜3回に増やすだけでも、新しいユーザーの目に留まるチャンスが広がります。
もちろん、やみくもに投稿数を増やせばいいというわけではありません。
ですが、適度なペースで継続的に投稿することは、リーチ数を伸ばす土台になります。
発信を続けることでいいねやコメントなどの反応も得やすくなり、結果的に投稿が拡散されやすくなります。
さらに「このアカウントは定期的に情報を発信している」とフォロワーに感じてもらうことで、アカウントの信頼度も高まりますよ。
投稿内容が刺さっていない
ユーザーの興味から離れた内容だと、たとえフォロワー以外の画面に投稿が表示されたとしても一瞬でスクロールされてしまいます。
いいねやコメントなどの反応も得られないため、リーチが伸びにくくなります……。
投稿が「面白い」「役に立つ」「共感できる」と感じられないと、じっくり読んでもらえません。
たとえば子育て系のアカウントで毎日の食卓の写真だけを投稿していても、ただの日記のように流されてしまう可能性があります。
それよりも、「イヤイヤ期の子どもがご飯を完食した魔法の一言」や「雨の日でも楽しめる簡単工作アイデア」など、子育て中の人が「知りたかった!」「わかる!」と感じる投稿こそが、手を止めて読まれるのです。
たとえあなたが「これは有益だ」と思っていても、見る側が「自分には関係がない」と感じたらスルーされてしまうもの。
ターゲットの興味や悩みを捉えた投稿が最後まで読まれ、リーチの拡大につながるのです。
投稿内容に一貫性がない
投稿のテーマやデザイン、画像の雰囲気に一貫性がないことも、リーチが伸び悩む原因のひとつです。
ユーザーは、「このアカウントをフォローすれば、〇〇の情報が手に入る」と、はっきりわかるアカウントを継続的にチェックする傾向があります。
たとえば旅行情報を発信しているアカウントが、突然ダイエットのトレーニング方法ばかり投稿し始めたらどうでしょうか。
ユーザーは、「知りたい情報が得られない」と興味を失います。
そのため発信の方向性を明確にし、その軸に沿った投稿を続けることが大切です。
また、アカウント全体の世界観の統一も重要。
色使いや写真の雰囲気、文字のフォントなどをそろえることでアカウント全体に一貫性が生まれ、ユーザーの記憶に残りやすくなります。
ターゲットの関心にあったテーマを軸に投稿内容とデザインを整えていくことで、ユーザーの心をつかみながら継続して投稿を見てもらえるようになりますよ。
その結果、アカウントのリーチ数も自然と伸びやすくなるのです。
ハッシュタグの付け方が悪い
ハッシュタグの選び方が適切でないと、投稿がユーザーに届かずリーチが伸びません。
ハッシュタグは、ユーザーが知りたい情報を探すときの入口のようなもの。
トレンドやユーザーの関心と密接に関係しているため、なんとなくではなく投稿内容に合わせて慎重に選びましょう。
ついやりがちなハッシュタグの選び方は以下の通りです。
- 投稿内容と関連の薄いハッシュタグを付けている
- ハッシュタグを必要以上に付けすぎている
- 投稿数の多い人気のハッシュタグばかり使っている
このような付け方をすると、せっかく投稿しても見てほしい相手に届きにくくなります。
特に人気タグは競合が非常に多く、あなたの投稿がすぐに流れてしまう可能性が高いため、かえってリーチが伸びにくくなることも。
ハッシュタグを選ぶときは「自分の投稿を誰に届けたいか?」をイメージしながら、その人が「どんな言葉で検索するか」を考えましょう。
たとえば子育てについての投稿なら「夜泣き対策」「育児疲れ」など、実際に親が困って検索しそうな言葉を使うことで、ターゲットに投稿が届き、結果的にリーチが増えていきます。
ハッシュタグの選び方をより詳しく知りたい方は「インスタハッシュタグの正しい付け方と選び方ガイド【初心者向け】」の記事もチェックしてみてくださいね。
投稿する時間帯が悪い
ユーザーがアクティブでない時間帯に投稿すると、他の投稿に埋もれてしまい見られるチャンスが減ります。
インスタは投稿直後にどれだけいいねやコメント、保存などの反応があるかによって拡散されるかどうかが決まる仕組み。
ユーザーがインスタを見ない時間帯に投稿すると、そもそも投稿が誰の目にも触れず、反応も得られないためリーチ数が伸びません。
たとえば以下のように、ターゲットの生活リズムに合わせて投稿時間を調整しましょう。
属性 | インスタをよく見る時間帯 |
会社員 | 通勤時間帯(朝7〜8時)、昼休み(12〜13時)、帰宅後(20〜22時) |
主婦 | 昼の隙間時間(12〜14時)、家事がひと段落したあと(20〜22時) |
投稿直後の反応が多ければ「この投稿は人気がある」と判断され、フォロワー以外のユーザーのおすすめにも表示されやすくなり、リーチの拡大につながります。
ターゲットの行動パターンを意識して、戦略的に発信していきましょう!
リールを活用していない
もしフィード投稿ばかりでリールをほとんど使っていない場合、それがリーチ数が伸び悩む原因のひとつかもしれません。
インスタのアルゴリズムではリールを優先的に多くのユーザー(特にフォロワー以外)に表示させる傾向があります。
リールを活用しないとリール専用タブや発見タブに表示される機会が減り、リーチ数が伸びにくくなることも。
たとえば写真のフィード投稿が多いレシピアカウントでも料理の手順をリール動画に変えたことで、それまで届かなかった層にもアプローチでき、一気にリーチ数が伸びたというケースはよくあります。
リールで大切なのは、最初の数秒でユーザーの心をつかむこと。
多くの人は動画を再生してすぐに「見続けるかどうか」を判断しています。
視覚的にわかりやすくテンポのいい編集を意識し、思わずいいねやコメント、シェアしたくなるような内容に仕上げましょう。
積極的にリールを取り入れることで、これまで届かなかった新たなユーザーへのリーチも効果的に増やせますよ。
インスタのリーチ数を伸ばす9つのコツ
リーチ数が伸びない原因がわかったところで、ここではリーチ数増加につながる9つの投稿のコツを紹介します。
- アイキャッチ画像で興味を引く
- 保存されるまとめ投稿を作成する
- クイズ投稿や疑問文投稿で惹きつける
- シリーズ投稿で複数投稿を同時に伸ばす
- 伸びた投稿をアレンジして再投稿する
- 賛否両論な投稿でコメント誘導する
- ハッシュタグを正しく選定する
- ストーリーズで告知・リポストする
- 常にストーリーズで反応を取る
「なにを投稿すればいいかわからない」と悩む方も、すぐに実践できるアイデアが見つかりますよ。
アイキャッチ画像で興味を引く
たくさんの投稿の中で目を留めてもらうためには、表紙の見た目、特にキャッチコピーが重要です。
ここでユーザーの興味を引けなければ、内容を読む前にスルーされてしまいます。
たとえば、ダイエットについて発信するアカウントなら、以下のような工夫が効果的です。
投稿内容 | 具体例 |
衝撃的なビフォーアフター | 同じ人物の体型変化がわかる比較写真を載せる |
具体的な数字と問いかけ | 「運動なしでウエスト-5cmの秘密とは」など、具体的な効果と興味を誘うキャッチコピーを入れる |
魅力的なギャップ | ケーキの写真に「実はこれ、全部食べても100kcal以下なんです」といった見た目と内容のギャップで目を引くコピーを使う |
ポイントはひと目で内容がわかりやすく、インパクトがあることです。
「どういうこと?」「気になる!」と感じてもらえるかどうかが鍵。
興味を引いて投稿を読んでもらう機会が増えれば、その分リーチ数が拡大していきます。
表紙の作成は、しっかり力を入れていきましょう!
保存されるまとめ投稿を作成する
ユーザーが「あとで見返したい」と感じるような役立つ情報やノウハウをまとめた投稿は、保存されやすくなります。
保存数が増えると「ユーザーにとって価値が高い」と判断され、より多くの人におすすめ表示されます。
たとえばダイエットアカウントであれば、以下のようなまとめ投稿は保存につながりやすいです。
- コンビニで買える罪悪感ゼロの神おやつ10品
- ダイエット停滞期を乗り越える8つの方法
- 初心者必見!正しいスクワットのやり方完全ガイド
まとめ投稿を作成する際は「ためになる」「やってみたい」と思わせる内容で、情報量が多い構成を意識しましょう。
あわせて、投稿内に「保存してね」と促す一文やアイコンを入れるのも効果的です。
人は視覚的な指示に自然と反応しやすいため、保存してもらいやすくなります。
投稿が何度も見返されるとアルゴリズム上の評価が高まり、リーチが伸びる好循環に。
時間が経っても見返したくなるような、価値のある内容を届けていきましょう。
クイズ投稿や疑問文投稿で惹きつける
一方的に情報を発信するだけでなくユーザーに問いかけたり、参加を促したりする投稿もリーチを伸ばすのに効果的です。
クイズ形式の投稿や、「皆さんどう思いますか?」「〇〇なとき、どうしてる?」といった疑問を投げかける投稿は、ユーザーからのコメントやシェアが増えやすくなります。
たとえば以下のような直感で気軽に答えられるものや、ほかの人の意見が気になる問いかけがおすすめです。
- クイズ形式:写真のA定食とB定食、カロリーが低いのはどっち?
- アンケート:ダイエット中のチートデイ、あなたはあり派?なし派?
- 意見を求める:夜ご飯が9時を過ぎるとき、どんなものを食べてる?
コメントが多く集まる投稿は「反応のある投稿」と判断され、フォロワー以外にも表示されやすくなります。
また、身近な人に聞きたくなる問いかけはシェアされやすく、自然と拡散につながるもの。
ユーザーの反応を引き出す工夫を、意識して取り入れていきましょう。
シリーズ投稿で複数投稿を同時に伸ばす
ひとつのテーマについて複数回にわたって投稿する「シリーズ投稿」も、リーチを伸ばす効果的な手段です。
シリーズ投稿はユーザーに「次の投稿も見たい」と思わせるだけでなく、過去の投稿も見てもらいやすくなります。
さらに、「続きが気になるから、また見にこよう」と思ってもらえれば、リピーターにもつながりますよ。
その結果、複数の投稿のリーチが伸びていくのです。
たとえば、以下のようなシリーズ投稿がユーザーの興味を引きます。
- 「下半身やせプログラム」として、太ももやふくらはぎなど部位別のトレーニング方法を紹介
- ビジネスの失敗をどう乗り越えたか、リアルな体験談を連載
- ハンドメイド作品の制作過程を投稿
シリーズ投稿をおこなう際は、投稿の最後に「次回は〇〇について解説!」「続きは明日投稿します」といった予告を入れましょう。
次回の期待感を高められるだけでなく、「見逃さないように」とフォローにつながる可能性も。
ひとつの投稿を見て終わりではなく、アカウント全体の投稿を伸ばす流れをつくることができますよ。
伸びた投稿をアレンジして再投稿する
リーチを効率よく増やすには、過去にいいねやコメント、保存数の多かった投稿をアレンジして再投稿するのも効果的です。
反応がよかったということは、そのテーマに多くのユーザーの関心が集まっているということ。
アレンジを加えれば、同じように関心がある新しいユーザーにも刺さりやすくなります。
再投稿する際は全く同じ内容ではなく、以下のような工夫をしましょう。
- 視点を変える:「やせるための5つの習慣」が伸びたなら、「実は太る!やりがちなNG習慣3選」のように逆の視点から解説
- 形式を変える:反応のよかったフィード投稿の内容を、より具体的にリールにまとめる
過去の投稿データを見ていくと伸びる投稿には同じ傾向があり、あなたのアカウントの成功パターンが見えてくるはずです。
この成功パターンをアレンジしながら発信を続けることでリーチを増やし、アカウントを着実に伸ばしていくことができます。
最新のトレンドを取り入れてアレンジするのもおすすめですよ!
賛否両論な投稿でコメント誘導する
あえて意見がわかれるトピックを取り上げるのも、コメントを促す効果的な手段のひとつです。
こうした投稿は自分の意見をシェアしたくなり、コメントが集まりやすくなります。
コメント欄がにぎわえば活発なアカウントだと評価され、多くのユーザーのタイムラインや発見タブに表示されやすくなるのです。
賛否両論を呼びやすいテーマは以下の通りです。
- インスタ投稿は毎日すべき?無理せず週3回でいい?
- やせている方が魅力的という考え方、あなたはどう思う?
- 子どものスマホ使用、何歳から許可する?
ただし、この手法は使い方を誤ると意図しない炎上につながるリスクもあります。
特定の意見を否定したり、攻撃的な表現を使ったりするのは避け、あくまでも「皆さんの意見を聞かせてください」という姿勢を心がけましょう。
万人受けする無難な内容だけでなく、ときにはとがったテーマで議論を促すことで幅広いユーザーにも投稿が届きやすくなりますよ。
ハッシュタグを正しく選定する
投稿内容に合ったハッシュタグを使うことで、ターゲットに投稿を見つけてもらいやすくなります。
ハッシュタグは、3~5個程度に絞るのがおすすめです。
ハッシュタグの目的は「このアカウントは〇〇の情報を発信している」とインスタに正しく認識してもらうこと。
ハッシュタグを付けすぎるとインスタ側が「この投稿は、なにについて発信しているのか?」「どのジャンルの投稿なのか?」を正しく判断できず、ターゲットのタイムラインや発見タブに表示されにくくなってしまいます。
とはいえ「#ダイエット方法」のような投稿数が多い人気のタグばかりを使うと、ほかの投稿に埋もれてしまうので避けましょう。
たとえば以下のような投稿数が多すぎないハッシュタグを組み合わせると効果的です。
#宅トレダイエット
#下半身トレーニング
#産後ママのボディケア
関連するハッシュタグを丁寧に選ぶことで、情報を探している新たなユーザーに届きやすくなり、リーチが着実に伸びていきます。
ハッシュタグを自己流で付けていた……という方は「インスタハッシュタグの正しい付け方と選び方ガイド【初心者向け】」の記事も参考にしてくださいね。
ストーリーズで告知・リポストする
新しいフィード投稿やリールを掲載したら、ストーリーズで告知しましょう。
フォロワーがタイムラインを見ていない場合でも、ストーリーズの告知で投稿を見てもらうきっかけになります。
そのときは、ただ「投稿しました」と伝えるだけでなく、その投稿をタップして見たくなるような工夫が必要です。
たとえば、以下のような見せ方をしてみましょう。
- 問いかけを入れる: 「この投稿で紹介している〇〇、知ってる?」とクイズ形式で問いかけ、投稿で答えを確認してもらう
- 裏話を伝える:「この投稿を作るのに3日かかりました!内容は投稿をチェック!」と背景を見せる
- 感想を先出しする:「この投稿、実は反響がすごかった!」と期待感を演出する
このように、ストーリーズとフィード投稿を連携させることで投稿を見てもらえる回数が増え、フォロワー外にも広がりやすくなります。
たった1枚のストーリーズでも、投稿のリーチが大きく変わることもあるんですよ。
活用できる機能はうまく使って、ひとりでも多くの人に投稿を届けていきましょう!
常にストーリーズで反応を取る
インスタは交流を重視するSNS。
リーチ数を伸ばすためには、日頃からストーリーズを活用してフォロワーと積極的にコミュニケーションを取ることも大切です。
たとえば以下のようなストーリーズのスタンプやアンケート機能を活用して、フォロワーと交流しましょう。
- 「今日1日頑張った人、スタンプで教えて」
- 「この夏行きたい旅行先をコメントで教えて」
- 「副業に興味ある?すでに始めてる?」(アンケート機能で回答してもらう)
フォロワーとの交流が活発になると、インスタ側が「この人の投稿をもっと見たいはず」と判断し、フォロワーのタイムラインにあなたの投稿が優先的に表示されやすくなります。
その結果、新しいフィード投稿やリールも見てもらえるチャンスが増え、リーチ数の底上げにつながっていきます。
ユーザーとのやりとりが活発なアカウントはインスタに高く評価され、関連する投稿がフォロワー以外の人にも届きやすくなるんです。
ストーリーズでの反応が増えるほど、あなたの投稿はどんどん広がっていきますよ!
まとめ
今回は、アカウントを伸ばすために欠かせないリーチを分析する意味から、リーチが伸びないときの対策をご紹介しました。
- 適度な投稿頻度で一貫性のある発信をする
- リールやストーリーズを活用する
- 目に留まる工夫をする(投稿時間や表紙の工夫)
- 何度も見てもらう工夫をする(まとめ投稿やシリーズ投稿など)
- フォロワーの反応を引き出す(クイズ投稿や賛否両論な投稿)
- ハッシュタグを正しく選ぶ
はじめは難しく感じるかもしれませんが、正しく分析して発信の方向性や投稿内容を改善していけば、リーチ数は着実に伸ばしていくことができます。
そしてそれが、アカウントの成長にも直結します。
「リーチを伸ばしたいけれど、自己流で進めるのは不安……」という方は、インスタ運用のノウハウが学べる特典をプレゼントしているので、ぜひ受け取ってくださいね!