未経験Webデザイナーも安心!実績ゼロで作れるポートフォリオ例&作成5ステップ

「未経験で、ポートフォリオになにを載せればいいのかわからない……。」

Webデザイナー未経験でポートフォリオをつくろうとすると、「この完成度で大丈夫かな」「センスが足りないかも」と不安になりますよね。

実はその悩みの多くは、デザイン力不足ではなく、採用者がなにを見ているかわからないことが原因。評価ポイントとズレたつくり方をしているだけ、というケースも少なくありません。

この記事では、採用者がポートフォリオで見ている視点や載せやすい作品例、作成の手順をご紹介します。上手さよりも「考え方」で差をつけたい方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね!

Webデザイナー未経験でもポートフォリオが必要な理由

未経験の場合、「実績がないなら、ポートフォリオはいらないのでは?」と感じてしまいがち。ですが、実際の採用や案件応募の場面では、ポートフォリオが判断材料になることが多くあるんです。

なぜなら、見られているのは実績の多さそのものではないから。どんな考え方でデザインに向き合っているか、ポートフォリオの完成度の高さだけでなく、課題にどう向き合い、どんな意図をもって形にしたのか。その思考のプロセスや姿勢も、しっかり評価されています。

小森優

作品数は多くなくて大丈夫!2〜3点でも、意図や工夫が伝われば十分評価されますよ。

ポートフォリオがあれば、文章だけでは伝わりにくいスキルや強みを、視覚的に補えます
「この人は、どう考えてデザインする人なのか」が伝わることで、未経験でも「一度話を聞いてみたい」と思ってもらえる可能性が広がります。

だからこそ、実績がなくても、ポートフォリオは用意しておく方が安心なんですよ。

そもそもポートフォリオって何?
ポートフォリオといえば「実績をたくさん載せた作品集」というイメージがありませんか?そのため、未経験だと「出せるものがない」と感じてしまうんですよね。

ただ、未経験者の場合、ポートフォリオは実績集ではありません。今どんなスキルを持ち、どこまで考えてつくれるのか。そのスキルの現在地を見せる資料だと考えると、気持ちが少し楽になります。「今ここまでできる」を伝えるのが目的だと考えてみるとよいでしょう。
だからこそ、完璧さよりも考え方や工夫、学びの姿勢が伝わるかどうかが大切です。未経験者のポートフォリオは、「これから伸びていく途中」であることを前提に見られているんですよ。

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Webデザイナー未経験者がポートフォリオに入れるべき内容

プロフィール・自己PR

プロフィール・自己PRは、採用者が最初に目を通すことが多いパートです。ここではスキルの高さよりも、「どんな人なのか」「どんな姿勢で学んでいるのか」が見られています

未経験の場合、実績がないのは当然です。そのため、Webデザインを学び始めた理由や、どんな方向を目指しているのかといった背景が伝わるだけでも、十分な判断材料になります

プロフィールで意識したいポイント
  • 今どんな学習をしているか
  • なぜWebデザインに興味を持ったのか
  • どんな働き方・関わり方を目指しているか
﨑野ほのか

立派な経歴よりも、「なぜ学んでいるのか」が伝わる方が安心感につながります

自己PRは長く書く必要はありません。強みを3つ程度に絞り、簡潔にまとめる方が読みやすくなります。事務職や販売職など、デザイン以外の経験で培った「継続力」「コミュニケーション力」「問題解決力」なども、十分に活かせる強みになりますよ。

掲載する作品

掲載する作品は、「この人はどこまでできるのか」を判断される大切な部分。とはいえ、未経験だからといって特別な実績が必要なわけではありません

未経験の場合は、バナーや架空サイト、LP、SNSデザインなど、学習過程で制作したもので十分。大切なのは数よりも、基本的な考え方が伝わるかどうかです。

作品掲載で意識したいポイント
  • バナー・Webページなどジャンルをわけて載せる
  • 目的やテーマがわかる作品を選ぶ
  • 「今できるベスト」が伝わるものにする
平田かおり

たくさん並べなくても大丈夫!2、3点でも、考えてつくったことが伝われば十分ですよ。

採用者は、完成度の高さだけでなく、レイアウトや文字組み、色の使い方などデザインの基本が押さえられているかを見ています。

そのため、作品数が多すぎると、かえって見づらくなることも。目安としては5〜8点以内がおすすめ。「なにを見てほしいポートフォリオか」が伝わる構成を意識しましょう

制作意図・工夫ポイント

制作意図や工夫ポイントは、採用者が特に重視している部分です。完成したデザインだけでは、「どんな考え方でつくったのか」までは伝わらないからです。

ここで大切なのは、「誰に向けて」「なにを伝えるために」「どんな工夫をしたのか」をセットで整理して書くこと。この3点がそろうだけで、思いつきではなく、考えてデザインしていることが伝わりますよ。

制作意図で伝えたい基本要素
  • 想定したターゲット(誰向けか)
  • デザインの目的(なにを伝えたいか)
  • 工夫した点・悩んだ点(どう考えたか)
小森優

うまく説明しようとしなくてOK!考えたことを、そのまま書くのがいちばん伝わります

さらに、簡単なビフォーアフターや参考にしたサイトと理由をひとこと添えると、判断の背景が見え、説得力が高まります。

未経験の場合は、完成度よりも思考のプロセスが見えること自体が評価ポイント。制作意図を丁寧に書くだけで、「仕事として任せられそう」と感じてもらいやすくなります。

使用ツール・スキル

使用ツールやスキルの項目は、採用者が「実務イメージを持つため」にチェックしているポイント。どんなツールを、どの程度使えるのかがわかると、依頼できそうな作業範囲を判断しやすくなります。

ここでは「すごく見せること」ではなく、レベル感を正しく伝えることが重要。未経験の場合でも、触ったことのあるツールはきちんと書いて問題ありません。

記載しておきたいツール例
  • Figma
  • Photoshop
  • Illustrator
  • Canva など

実務で使われることが多いツールは、使用経験があれば積極的に記載しておくと安心感につながります。

﨑野ほのか

背伸びしなくて大丈夫。「どこまでできるか」を正直に書く方が信頼されますよ。

「基本操作ができる」「簡単な制作ができる」など言葉で補足しておくと、採用後のミスマッチも防ぎやすくなります。正確に伝える姿勢そのものが、仕事としての誠実さのアピールになるんですよ。

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Webデザイナー未経験でも作れる!ポートフォリオ作品の例

バナー制作

バナー制作は、未経験者のポートフォリオで選ばれやすい制作物です。つくりやすいだけでなく、採用者が見たいポイントがわかりやすく表れる特徴もあります。

採用者が注目しているのは、細かな装飾や完成度よりも、限られたサイズの中で情報が整理されているか、なにをいちばん伝えたいのかといった意図の部分。これらが構成から読み取れるかを見ています。配色や文字の配置、視線の流れなど、デザインの基本が押さえられているかどうかが判断材料になります。

平田かおり

小さなデザインほど、制作者側の考え方が見えやすいんですよ。

未経験の場合、バナーは2〜3点あれば十分。テーマや目的が異なるものを並べることで、「同じ形でも考え方を変えてデザインできる」ことが伝わります。さらに「なぜこのデザインにしたか」をひとこと添えるだけでも制作の意図が明確になり、考えてつくっている姿勢が評価につながることがあります。

架空サイト制作

架空サイト制作と聞くと、「実在しないから意味がないのでは……」と感じてしまう人も多いかもしれません。けれど未経験者のポートフォリオでは、こちらもまた採用者が見たいポイントが詰まった制作物なんです。

採用者は、サイトが本当に存在するかどうかは見ていません。誰に向けたサイトなのか、どんな情報をどう整理しようとしたのか。ページ全体の構成や情報の流れから、「この人に任せたら、どう仕事を進めてくれそうか」を読み取っています

小森優

実在しなくても、考え方や組み立て方はちゃんと伝わりますよ!

未経験の場合、架空サイトは1サイトあれば十分。さらにすべてのページをつくり込む必要はなく、トップページのみでも問題ありません。カフェや美容室、個人サービスなど、イメージしやすい業種を設定し、ターゲットや目的をひとこと添えるだけでも、あなたの制作意図は伝わるもの。

「実務を想定して考えられる人」という印象を持ってもらいやすくなりますよ。

LP制作

「難しそう」とつい身構えてしまいがちなLP制作。たしかに制作難易度はやや高めですが、その分ポートフォリオでは差がつきやすいジャンルでもあります。

LPで採用者が見ているのは、デザインの派手さではありません。「誰に向けて」「なにを伝え」「どう行動につなげたいのか」。その流れが整理されているかどうか、つまり構成を考える力があるかをチェックしています。情報の順番や見せ方から、仕事としてデザインを組み立てられるかが伝わるんです。

﨑野ほのか

全部つくり込まなくて大丈夫!流れが伝われば、それで十分です。

未経験の場合、LPは1本あるだけでも効果的です。大切なのは、長さや完成度よりも「なぜこの順番にしたのか」という構成意図が伝わること。全体を完成させる必要はなく、ファーストビュー周辺や構成案レベルでも問題ありません。

LPがひとつ入るだけで、ポートフォリオ全体の説得力がぐっと高まりますよ。

SNSデザイン

SNSデザインは、未経験者にとって実務をイメージしやすい作品ジャンルのひとつ。普段から目にしている投稿だからこそ、「どんな見せ方がわかりやすいか」「どんなデザインが目に留まるか」を考えやすいのも特徴です。

採用者が見ているのは、派手さやトレンド感だけではありません。投稿の目的に合ったデザインになっているか、情報が整理されているかといった点です。文字量や配色、余白の取り方から、「この人は媒体の特性を理解しているか」が伝わるかどうかを判断しています。

平田かおり

いつも見ているSNSが、そのままヒントになりますよ。

未経験の場合、SNSデザインは2〜3点あれば十分です。たとえばInstagramの投稿画像や、X(Twitter)用の告知ビジュアルなど、媒体を明記したうえで制作すると、理解度が伝わりやすくなります。同じテーマでトーンをそろえた投稿や、目的の異なる投稿を並べるのもおすすめです。

「どんな目的の投稿か」をひとこと添えるだけで、考えてつくっている姿勢が伝わり、評価につながりやすくなります。

個人事業主の擬似案件

個人事業主の擬似案件は、仕事目線が伝わりやすい作品です。実在する案件でなくても、「誰のために」「なにを解決しようとしたのか」が整理されていると、採用者は実務をイメージしやすくなります。

採用者はデザインの完成度そのものよりも、相手を想定して考えられているか、仕事としての流れを理解しているかを重視します。ヒアリング内容をもとに課題を整理し、どんな意図で制作したのかが伝わると、「実務に近い思考ができている」と受け取られやすくなりますよ。

小森優

想像の案件でもOK!相手の立場で考えているかが、いちばん大切なんですよ。

擬似案件は1件分あれば十分。知人や家族の個人事業主を想定しても、架空のクライアント設定でも問題ありません。目的や要望を簡単に整理し、課題設定と改善ポイントを短くまとめておくと、制作意図が伝わりやすくなります。

完成度が完璧でなくても、仕事として向き合おうとする姿勢や顧客理解が見えると、前向きな評価をもらえますよ。

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採用者はポートフォリオのここを見ている!

必要な情報が整理されているか

ポートフォリオを開いたとき「どこを見ればいいのか」がすぐわかるのは、採用者にとって意外と重要なポイントです。実は、作品の完成度を見る前に、全体が見やすく整理されているかをチェックされているんですよ。

情報が散らばっていたり、説明の流れがわかりにくかったりすると、内容以前に読みづらさが気になってしまうことも。その印象は、「仕事でも情報共有が大変そうかも……」という想像につながることがあります。

採用者が見ているポイント
  • どんな人のポートフォリオかがすぐわかるか
  • 作品一覧と詳細の構成が整理されているか
  • 必要な情報を迷わず把握できるか
﨑野ほのか

きれいにつくり込むより、「わかりやすさ」を大事にしましょう

完璧なデザインでなくても、「誰のポートフォリオで、どんな作品があるのか」が自然に伝わる構成なら問題ありません。情報が整理されているだけで「仕事として安心して任せられそう」という印象につながりますよ。

目的やターゲット理解があるか

デザインを見るとき、採用者が判断に迷いやすいのは「このデザインは、なんのためにつくられたのか」が見えない場合です。見た目が整っていても、目的がわからないと評価しづらくなってしまいます

採用者が見ているのは、色や装飾のセンス以上に、「誰に向けて、なにを伝えようとしたのか」という意図です。それが少しでも言葉になっていると、思いつきではなく、考えてつくっている印象を持ってもらいやすくなります。

平田かおり

難しい設定じゃなくて大丈夫!ターゲットについて考えた形跡があれば、それで伝わります。

未経験の場合は、完璧なターゲット設計ができているかどうかよりも、目的を考えようとしている姿勢が伝わるかが大切です。

「この人は、意図をもってデザインできるかどうか」。そこが見えるだけで、評価は前向きに変わっていくものです。

基本スキルが身についているか

未経験者のポートフォリオでは、高度なテクニックや目を引く表現が求められることは多くありません。それよりもまず見られているのは、基本的な部分が丁寧に扱われているかどうかです。

たとえば、文字が読みづらくないか、情報を詰め込みすぎていないか、余白の取り方に違和感がないか。こうした点は、デザインの完成度以前に、仕事として成り立つかどうかを判断する材料になります

小森優

目立たなくても、基本ができている方が安心してもらえますよ。

すべてが完璧でなくても問題ありません。基礎が大きく崩れていなければ、「ここから伸びていけそうだな」と前向きに受け取られることも多いです。未経験者にとっては、その評価が十分なスタートになりますよ。

コミュニケーション力・納品力が伝わるか

ポートフォリオは、デザインの資料であると同時に、その人の仕事への向き合い方がにじみ出るものでもあります。説明文の書き方や情報の出し方から、採用者は「やり取りがしやすそうか」「安心して任せられそうか」を自然と想像しています。

とはいえ、採用者が見ているのは、言葉のうまさではありません。作品について丁寧に説明しようとしているか、相手に伝わる形を意識しているかといった姿勢です。こうした部分から、仕事としてのコミュニケーション力や、納品まで責任をもって対応できそうかが伝わります

﨑野ほのか

上手な文章じゃなくていいんです。相手に伝えようとしているかが大切なんですよ。

未経験でも、誠実さや丁寧さが感じられるポートフォリオは、「この人なら安心してやり取りできそう」という印象につながります。それが、次のステップへ進むきっかけになることも少なくありません。

【リモラボ流】0から分かるWebデザインの始め方

Webデザイナー未経験でも差がつくポートフォリオ作成のポイント

制作プロセスをどう見せるか

未経験だと「完成したデザインだけを並べればいい」と思いがちですが、採用者が知りたいのは結果よりも「どう考えてそこにたどり着いたか」です。

たとえば、ターゲットや目的をどう設定したか、情報をどう整理したか、どこで迷ってどう決めたか。こうした過程が少し見えるだけで、構成力や整理力が具体的に伝わります

平田かおり

上手に説明しようとしなくて大丈夫!「考えた跡」が見えるだけで強いですよ。

全部を長く書く必要はありません。作品ページに「目的」「工夫」「改善点」を1〜2行添えるだけでも、完成デザインだけではわからない思考の流れが補えます。

未経験者ほど、この「プロセスの見せ方」が差につながるもの。完成度に自信がなくても、考えながら取り組んでいる姿勢が伝われば、それ自体が評価対象になるんです。

成長性をどうアピールするか

未経験のポートフォリオでは、「今できること」だけで評価されると思うと、不安が大きくなってしまうことも。でも採用者が見ているのは、現時点のスキルだけではありません。それ以上に注目されているのが、これから伸びていけそうかという点です

たとえば、フィードバックを受けて修正した経験や、「ここは次に改善したい」と感じているポイントが書かれているだけでも、学び続ける姿勢は十分に伝わります。完成度が高くなくても、考えながら取り組んでいることが見えると、前向きに受け取られやすくなりますよ。

小森優

今の完成度だけがすべてではありません。伸びしろも立派な評価ポイントです!

Before→Afterや修正理由を簡単に添えるだけでも、「改善できる人」という印象につながります。未経験者にとっては、成長の過程そのものが強いアピール材料になるんです。

PDF型とWeb型をどう使いわけるか

ポートフォリオの形式について、「PDF型とWeb型、どちらが正解なのか」と迷う人は少なくありません。ただ、採用者が見ているのは形式そのものよりも、どう使いわけているかという考え方の部分です

PDF型ポートフォリオの特徴
  • 短時間で全体を把握してもらいやすい
  • 情報をコンパクトに整理しやすい
  • 応募時など、まず目を通してもらいたい場面に向いている
Web型ポートフォリオの特徴
  • 作品数や更新履歴から継続的な取り組みが伝わる
  • 制作意図やプロセスを詳しく載せやすい
  • じっくり見てもらいたい場面やURL共有に向いている
﨑野ほのか

無理に両方そろえなくて大丈夫!どちらか一方だけでも問題ありません。

大切なのは、「どんな場面で、どう見てもらいたいか」を考えて選んでいること。その視点があるだけで、実務を意識して行動できる人という印象につながります。

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Webデザイナーのポートフォリオ制作手順5ステップ

目標とコンセプトを決める

ポートフォリオ制作というと、つい「まずはデザインをつくらなきゃ」と思いがちですが、最初にやるべきなのは作品づくりではありません。大切なのは、「誰に、どんな点を評価してもらいたいか」を決めることです。

目的があいまいなままだと、作品選びや見せ方がブレてしまい、せっかくつくっても評価が伝わりにくくなります。未経験者こそ、最初に用途を決めておくだけで、ポートフォリオの質が大きく変わるんですよ。

平田かおり

いきなり上手くつくろうとしなくて大丈夫!まずは「使いみち」を決めましょう

たとえば、次のような観点を整理してみてください。

ポートフォリオ制作の前に意識したいポイント
  • 案件獲得用か、企業応募用か
  • 応募したい案件ジャンル(バナー/LP/SNSなど)
  • 想定しているクライアント像(個人事業主・企業など)

この方向性が決まるだけで、「どんな作品を載せるか」「なにをアピールするか」が自然と定まります。ポートフォリオ全体に一貫性が生まれ、評価されやすい形に整っていきますよ。

掲載する作品をそろえる

ポートフォリオに載せる作品選びでは、その数や質の高さにプレッシャーを感じてしまう人も少なくありません。でも、採用者が見ているのは作品の多さではなく、目的に合った内容がそろっているかどうかです。

未経験の場合、実案件でなくても評価される作品ジャンルは十分にあります。大切なのは、「どんな意図でこの作品を載せているのか」が整理されていることです。

小森優

数を増やすより、「選び方」のほうが大事ですよ!

たとえば、次のような視点で見直してみてください。

掲載作品のチェックポイント
  • 目標(案件獲得用・応募用)に合った作品か
  • 同じジャンルに偏りすぎていないか
  • 作品ごとの目的やテーマが説明できるか

未経験の場合、2〜3点からでも問題ありません。ジャンルと意図が整理されていれば、「この人は考えて作品を選んでいる」という印象につながりますよ。

すべてをつくり直す必要はなく、今ある作品をどう見せ直すか。その視点を持つことが、評価されるポートフォリオへの第一歩になります。

作品の「制作意図」と「工夫」を整理する

未経験者のポートフォリオで、いちばん差がつきやすいのがこの部分です。採用者が見ているのは、デザインそのものよりも、「なぜこの形になったのか」を説明できるかどうか。つまり、考えてデザインしているかという点です。

難しい専門用語や、正解っぽい説明は必要ありません。以下の3点を大切に、自分の言葉で整理してみてくださいね。

ポートフォリオ作品の言語化ポイント
  • 誰に向けたデザインなのか
  • どんな課題を想定したのか
  • そのために、どこを工夫したのか
﨑野ほのか

自分でよく考えたことが伝われば十分ですよ!

たとえば、配色を落ち着かせた理由、情報量を減らした意図、視線の流れを意識したポイントなど、小さな工夫で大丈夫。制作意図と工夫が整理されているだけで、「思いつきではなく、考えてつくれる人」という印象につながります。未経験者でも、ここが整っていると評価は大きく変わってきますよ。

ポートフォリオサイトを作る

ポートフォリオサイトというと、「ちゃんとしたWebサイトをつくらなきゃ」「凝ったデザインが必要なのでは」と身構えてしまう人も多いかもしれません。でも、未経験者の場合にまず大切なのは、見やすく、迷わず内容が伝わることです。

採用者が見ているのは、サイトの機能性や高度な表現力ではありません。

作品一覧にたどり着きやすいか、作品の説明が自然な流れで読めるか。そうした構成から、「情報を整理して伝えられる人かどうか」を判断しています

小森優

まずは「60点」のレベルを目指すのがポイント!完璧よりも「伝わる形」を完成させましょう。

高機能なサイトである必要はなく、無料ツールやテンプレートを使っても問題ありません。

大切なのは、「誰が見ても迷わない構成」になっていること。未経験者はまず、最低限伝わる形をつくることを目標にするのがおすすめです。そこから少しずつ整えていくほうが、結果的に評価されやすいポートフォリオになりますよ。

フィードバックを受け改善する

ポートフォリオは、「完成させたら終わり」の資料ではありません。未経験者の場合は特に、改善していく前提のものとして見られることが多いです。

採用者が評価しているのは今の完成度だけでなく、指摘を受けたときにどう受け止め、どう直そうとするかという姿勢。第三者の視点が入ることで、自分では気づけなかった改善点が見えてくることもあります。

平田かおり

直すところがある=ダメ、じゃないですよ。伸びしろが見えている証拠です!

フィードバックは、必ずしも専門家からである必要はなく、こんな方法もおすすめです。

今すぐできるフィードバックのもらい方
  • デザインを学んでいる知人に見てもらう
  • SNSで「分かりにくいところがあれば教えてください」と聞いてみる
  • コミュニティや勉強会で意見をもらう

「どう受け取られたか」「どこで迷われたか」をひとつずつ直していくことで、ポートフォリオは「仕事に近い資料」へと育っていきます。改善し続けられる姿勢そのものが大きな評価ポイントになるんです。

【リモラボ流】0から分かるWebデザインの始め方

Webデザイナー未経験者がやりがちな失敗と改善ポイント

作品の質より量を優先してしまう

未経験のうちは、「作品は多いほうが評価されるはず」と考えてしまいがち。とにかく数を増やそうとして、気づけばポートフォリオが作品でいっぱいになっている……というケースも少なくありません。

でも採用者が見ているのは作品数そのものではなく、1点ずつにどんな意図があり、どこまで整理して仕上げているか。そこから「この人は何を強みとして見てほしいのか」を読み取ろうとしています。

﨑野ほのか

作品が多すぎると、かえって評価の軸がぼやけてしまうこともあるんです。

未経験の場合は、まず2〜3点を最低ラインとして、慣れてきたら5〜8点を上限に考えるのがおすすめ。もし今すでに作品が多いなら、無理につくり直す必要はありません。「なにを評価してほしいか」という視点で削る・選ぶだけでも、ポートフォリオはぐっと見やすくなります。

ポートフォリオ作品の引き算も、立派な改善のひとつですよ。

制作意図が説明できない

デザイン自体は整っているのに、なぜその形になったのかが説明されていない。これは、未経験者のポートフォリオでよく見られるつまずきポイントです。

採用者が知りたいのは「正解かどうか」ではなく、「考えてつくったかどうか」。制作意図が書かれていないと、思いつきでつくっている印象や、指示がないと動けないタイプだと受け取られてしまうことがあります。

小森優

「つくり直さなくちゃ!」と思った方、あわてなくて大丈夫。書き足すだけでも印象は変わりますよ。

たとえば、「誰に向けたデザインか」「どんな課題を想定したか」「どこを工夫したか」を2〜3行添えるだけでも十分。完成度に自信がなくても、意図が言葉になっていれば「考えてデザインできる人」として好印象を残せます

制作意図は、あとからでも必ず補強できるポイントなんです。

完成後に誰にも見てもらっていない

ポートフォリオを完成させたあと、「とりあえずできたから…」と、そのまま止まってしまうのも、未経験者に多いパターン。実は、この誰にも見てもらっていない状態こそが、いちばんもったいないポイントでもあります。

採用者が見ているのは、第三者の意見を取り入れて改善しようとしているか、伝わりにくい部分を直そうとしているか。そうした姿勢は、「仕事として向き合える人かどうか」の判断材料になります

平田かおり

一発で完璧につくれる人なんてほとんどいません。アドバイスを受けて直そうとしている姿勢が大事なんです。

自分では気づけない「わかりにくさ」や「説明不足」は、他人に見てもらってはじめて見えてくるもの。たとえば、知人に見せて感想をもらう、SNSで「わかりにくいところがあれば教えてください」と聞いてみるだけでもOKです。

フィードバックを受けて直した経験があるポートフォリオは、「改善できる人」「成長していける人」として前向きに受け止めてもらえますよ。

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実際にWebデザイナーとして活躍する2人の体験談

本気でスキルを磨いて収入アップ!半年で収入12倍のWebデザイナーに

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英会話教室の受付として働いていたほのかさんは、忙しさと将来への不安を抱えながら、「このままでいいのだろうか」と悩んでいました。退職後にデザインスクールへ通うも仕事につながらず、スキルはあるのに活かせない状態が続きます。

そんな中、本気で向き合ったのが、Webデザインを「仕事としてどう使うか」という視点。制作スキルだけでなく、見せ方や発信、考え方を磨いた結果、参加から3ヶ月で問い合わせは24件に!半年後には収入が12倍になり、在宅で働きながら月1回の旅行を楽しめる働き方を実現しています。

現在はWebデザイナーとしての活動に加え、マーケティング支援や講師業にも挑戦中。スキルを身につけて終わりではなく、活かし続けることで働き方は大きく変えられる。そんな可能性を感じさせてくれる事例です。

詳しくは、ほのかさんのインタビュー記事をご覧くださいね。

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視座を高めスキルに自信が!クライアントから信頼を獲得し単価が倍に

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会社員として働きながら、副業でデザインやインスタ運用代行を行っていたななこさん。独学で案件を受けていたものの、「このやり方で本当に大丈夫なのか」という不安を常に抱えていました。仕事はあるけれど、成果や効果に自信が持てず、低単価のまま進んでしまっていたといいます。

リモラボ参加後は、デザインや運用スキルだけでなく、提案の考え方や視座が大きく変化。打ち合わせでも具体的な提案ができるようになり、クライアントからの信頼が高まりました。勇気を出して自分をさらけ出し、仕事に向き合う覚悟を決めたことで、単価は倍に、収入は参加前の4倍に。

独学の限界を越え、「仕事として選ばれるデザイナー」へと成長したななこさんのエピソード。不安を抱えながらも一歩踏み出した経験は、多くの未経験者のヒントになるはずです。

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まとめ

今回は、Webデザイナー未経験者が評価されるポートフォリオの考え方と整え方についてご紹介しました。

Webデザイナー未経験者のポートフォリオで大切なポイント
  • 完成度やセンスよりも、「どう考えてつくったか」が見られている
  • 作品数は多ければいいわけではなく、目的に合った内容かどうかが重要
  • 制作意図や工夫を言葉で補足することで、評価は大きく変わる
  • 成長途中であることや、改善しようとする姿勢も立派なアピールになる
  • フィードバックを受けて整えていく姿勢が、実務目線の評価につながる

未経験だからといって、最初から完璧なポートフォリオを目指す必要はありません。大切なのは、「評価される視点」を知り、今の自分にできる形で整えていくことです。

一歩ずつでも考えながら進めていけば、ポートフォリオはあなたの味方になってくれますよ。

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