2025年11月29日、リモラボ在籍メンバーが集まるオフラインイベント『リモフェス2025』を開催。オンライン中継も合わせて850名以上が参加しました。
今回のテーマは、「AI×わたし=理想の未来」。
AIの可能性を知り、仲間とともに「私らしい未来」への一歩を踏み出したメンバーたち。熱気あふれるイベントの様子をお届けします。
「直接会いたい!」の声から始まったリモフェス
そもそも『リモフェス』が始まったきっかけは、「仲間とオフラインで会いたい!」という多くのメンバーの声からでした。
その期待に応えて昨年初めて開催された『リモフェス』。普段はオンラインでの活動が多いからこそ、「直接顔を合わせ、同じ空気感や熱量を味わってもらいたい」「仲間との交流を通して、モチベーションアップにつなげてほしい」。そんな想いから、このイベントは生まれました。
2回目となる2025年は参加メンバーが大幅に増え、「年に一度の文化祭」のような盛り上がりとなりました。
第1部:クライアントワークでの生成AI活用事例

【登壇者】
小森優(株式会社リモラボ 取締役)
南幅一刀(一般社団法人OBO Lab 代表理事/株式会社リモラボ CMO)
喜納惟斗(UssioBIO株式会社 CEO)
AI活用事例【第3位】上長への確認を減らす返信文作成Bot

これまではリモラボメンバーからの問い合わせの返信文作成に、1件あたり20〜30分かかっていました。どう返すのが正解か悩むことも多く、時間を取られている状況でした。

その結果、上長への相談も多くなっていましたね。問い合わせ内容によっては正確に答えられる人が限られ、どうしても上長に確認しなければならない場面が多かったと思います。

そこで導入したのが、この「返信文作成Bot」です。質問内容をもとに、返信文や上長に相談するための文章をAIが作成します。

AIが案を出してくれることで、上長への相談件数が大幅に減りましたね。対応スピードも上がって、結果的に作業時間は70〜80%ほど削減できました。

上長がすべて対応しなくても、AIが一次対応を担ってくれる。だから上長は本来やるべきマネジメント業務に集中できます。

お客様対応をおこなっている方であれば、この事例を参考にご自身の業務に合わせたツールを作って、クライアントに提案することもできますね。
AI活用事例【第2位】毎月の領収書発行を自動化

リモラボでは、現在50以上のツールを使っています。それぞれの管理画面にログインして毎月領収書を発行し、指定の場所に保存する作業って時間がかかるんですよね。そこで、毎月の作業をまとめて自動化するツールを作成しました。AIが各ツールにログインし、領収書を発行して、指定の場所へ自動で保存してくれます。

これまで手作業でやっていた作業が、ワンクリックで自動化されるようになったんですね。

はい。AIに聞いて答えをもらうという使い方ではなく、ほかのツールと組み合わせて仕組みを作ることで、作業そのものを減らしています。

業務委託者にお願いしていたような作業を、AIが代わりにやってくれる。これはもう、革命ですね!

この事例から、「単純作業はAIに任せられる」ということがわかりますね。この視点を持っていると、「この作業もAIでできるかも?」と、業務を効率化する発想が出てきます。自分の業務にも応用できるヒントが詰まった事例でした。
AI活用事例【第1位】シフト調整の自動化

シフト作成をしたことがある方ならわかると思いますが、スタッフ1人ひとりの希望や相性を考えながら組むのは本当に大変な作業です。そこで、GAS(Google Apps Script)と連携させて、AIがシフトのベース案を作ってくれる仕組みを整えました。

スタッフの希望条件、たとえば「土日はNG」「1日〇時間以上働ける」といった情報も入れているので、かなり精度の高い案を出してくれます。

AIが出したベース案をもとに、不足している時間帯を補ったり、スタッフの組み合わせに問題がないかを人が確認します。その後はボタンをクリックしていくだけで、スタッフに配布するシフト表まで作成できるようになっています。

その結果、毎月12時間以上かかっていた作業が、今では最低限の調整だけで済むようになりました!

このような仕組みを、いきなり作るのは難しいかもしれません。ですが、たとえばAIとGmailを連携させるなど、小さなものから始めてみるのがおすすめです。苦手な分野をAIに任せられたら、自分が得意な業務に集中できるようになります。

どうやってAIを活用すればいいか迷う方は、「自分が興味のある分野」から取り入れるのもいいですね。「事務作業をラクにしたい?」「マーケティングの戦略を考えたい?」と、難しく考えすぎず、興味を入り口にAIを使ってみるのがおすすめです。

まずは、「なにかひとつでも、効率よくできないか?」という視点を持つことが大切ですね。
第2部①:AI時代の主役は私|自分軸を見つける

【登壇者】
田爪由紀(株式会社Coach Me 代表取締役/リモラボ講師)
生尾美作子(免疫美容家、元宝塚歌劇団)
「やらなきゃ」を手放して、「やりたい」を見つける

AIをどう使うかも大切ですが、その前に、「自分がなにをやりたいのか」がはっきりしていることが欠かせません。第2部の前半では、自分の軸を見つけるために、自分自身と向き合うワークをおこなっていきます。

最近は「AIをどう使うか」に目が向きがちですが、私はその前に大切なことがあると思っています。「自分がなにをやりたいのか」、その軸がないと、AIを使っても迷ってしまうんです。

たしかに、AIはたくさんの選択肢を出してくれますもんね。

私は、AIが出すたくさんの情報の中から、「自分の直感」を信じて選んでいます。「AIはあくまでヒントをくれる存在。最後に選ぶのは自分で、答えは自分の中にしかありません。AIに指示する私たちに迷いが出ると、AIも混乱してしまうんです。「自分はこれだ」と思えるものを、早い段階で見つけることが大切です。

AIに使われるのではなく、自分がAIを使うという視点が大事ですね。

AIが怖いと感じるのは、使命を忘れてしまうことです。「自分はなんのために生きているのか?」「自分の命をなにに使うのか?」。プライベートだと、家族のために生きているかもしれませんが、仕事のときはクライアントのために命を使わなければなりません。AIは、解決のためのヒントは出してくれますが、自分の使命は自分の中にしかないんですよね。

今日は、「自分の気持ちと向き合うためのワーク」を用意しました。周りの期待に応えようとして生きている人は、とても多いように思います。まじめがゆえに、「親の喜ぶ顔が見たい」「子どものために」と、自分の気持ちを後回しにしてきた方も、ワークを通じて「本当のわたし」を見つけていきましょう!
手放す
「こうあるべき」「やらなきゃ」など、自分をしばり付けているものを書き出す。
選ぶ
書き出した中から、「本当にやりたいこと」をひとつ選ぶ。
AIに聞く
選んだものを叶えるためのアイデアを、AIに10個出してもらう。

目標や理想についてAIに相談するときは、強めの言葉で聞くのがおすすめです。AIには、こちらの感情が伝わると思っています。「絶対に成し遂げたい!!」と強い思いで問いかければ、それに応えるような熱量でAIが返してくれます。ですが、ふわっとした聞き方だと、あいまいな答えしか返ってきません。自分に軸がないと、振り回されてしまうんですよね。

忙しい毎日を過ごしていると、自分の軸が見えなくなることがあります。だからこそ、今回のワークのように「自分と向き合う時間」を取ることで、「やらねば」という義務感よりも、「やりたい」という自分の本音に気づいて行動していくことができます。

頭の中を整理する「自分会議」の時間を取ることが大切ですね。

私は日曜日の午前中に、自分と向き合う時間を確保しています。そのおかげで、心が整っています。

「自分にはできない」と思うと、その目標を達成できません。逆に、「できる」と思えば叶えられます!自分が決めた道を、「私」を軸に歩き続けましょう!

第2部②:リモラボ重大発表|5つのアップデート

【登壇者】
小森優(株式会社リモラボ 取締役)
吉田有希(株式会社リモラボ)
①女性のお悩み相談がパワーアップ

リモラボ専属のカウンセラーに1対1で相談できる「女性のお悩み相談」。これまでも子育てや家族、自分自身のメンタルケアなどを相談することができましたが、今後は家族の介護の悩みや職場での人間関係の悩みなど、これまで以上に幅広いテーマの相談が可能になります。

行動が止まってしまう原因は、悩みを溜め込んでしまうことだったります。本来やるべきことに集中できるよう、ぜひ活用してください。
②コミュニティサイトなどがアップデート

毎日使うツールが、さらに使いやすくリニューアルされます!

まずは、リモシティ(学習・交流・実践ができるリモラボのコミュニティサイト)です。今回、街をイメージした新しいデザインに生まれ変わります!普段はそれぞれ別の場所で仕事をしていますが、もしひとつの街に集まったら……というイメージで表現しています。


今回のリニューアルは、デザインだけではありません。リモシティの中身も大きく変わるんですよね。

頑張っているメンバーに還元したいという想いから、ポイント交換制度を導入します!ログインや投稿、コメントをするとポイントがたまり、そのポイントに応じてご褒美ギフトと交換できる仕組みです。

さらに、リモシティ内での限定ライブ配信も始まります!

これまでは、PCをつないでセミナーに参加する場面が多く、「もっと気軽にスマホから参加できたら」という声が多くありました。限定ライブは、スマホひとつで参加できるようになります。

そして最後が、リモ部屋(バーチャルオフィス)のリニューアルです!在宅ワークをしながらも、リモラボメンバーとつながれるリモ部屋に目的別の部屋を設置するなど、より集中しやすい環境に整えていくのでお楽しみに!
③ロードマップがアップデート

理想の人生までの道のりを、迷わず進むための「ロードマップ」も進化します。質問に答えながら、自分の価値観や理想の働き方を深掘りしていけるロードマップですが、これまではフリーランスを目指す方向けの内容が中心でした。

実際にフリーランスに限らず、正社員としてのリモートワークや本業を続けながらの副業リモートワークなど、働き方の選択肢が広がってきていますよね。

こうした変化を受けて、副業、転職、正社員を目指す人など、あらゆる「フルリモートの働き方」を全面サポートする内容に生まれ変わります!
④リモにゃんのショップ「リモマート」がオープン


実はこれまで、リモラボメンバーから「リモにゃんのグッズは販売されないんですか?」という声をたくさんいただいていました。そこで、公式キャラクター「リモにゃん」のグッズが買えるオンラインショップ「リモマート」がオープンしました!

手のひらサイズのぬいぐるみや猫耳が付いたヘアバンド、毎月イラストが変わるカレンダーをご用意しています。

ぜひ、お家にリモにゃんをお迎えして、毎日のリモートワークのお供にしてもらえたらうれしいです。
⑤「1万人プロジェクト」始動

【登壇者】
小森優(株式会社リモラボ 取締役)
金井大空(株式会社リモラボ 執行役員)
吉田有希(株式会社リモラボ)

このプロジェクトは、リモラボだけで作るのではなく、1,000名以上のリモラボメンバーと一緒にゼロから立ち上げ、1万人規模の事業を作っていくものなんです。「事業の立ち上げ」や「拡大」に携わる経験は、個人ではなかなか得られないもの。このプロジェクトを通して、メンバーにビジネス経験を積んでもらいたい。そんな想いが込められています。

これは、スクールの枠を超えた取り組みです。学ぶだけではなく、一緒に作る立場になれます。「女性のキャリア支援といえばリモラボ」と言われる未来を、一緒に築いていきましょう!

これら5つの発表は、毎月実施しているメンバーアンケートの声から生まれたものばかり。リモラボは、メンバー1人ひとりの声から作られています。

これからの変化が楽しみですね。 Xのタイムラインも「ワクワクが止まらない」と大盛り上がりでした!
第3部:メンバー表彰『リモラボAWARD2025』

【進行】
岡地里沙(株式会社リモラボ)
【講評】
小森優(株式会社リモラボ 取締役)

休憩時間もメンバー同士の交流で大盛り上がりでしたが、いよいよイベントのクライマックス。第3部は、この1年間で特に活躍したメンバーを表彰する「リモラボAWARD 2025」です!

ここでは、主要3部門の受賞者コメントをご紹介します。
【プロフェッショナル部門】にこったまさん


オンライン秘書とマーケティングを掛け合わせて活躍する、にこったまさんのスピーチです。
事務職出身で、マーケティングはゼロからのスタート。最初は自信もなく、泣きながら業務に取り組んだこともあります。それでも、私にはやらないという選択肢はありませんでした。できないことを、少しでも「できる」に変える。そして、作業を点で見ず、点と点を線でつなげて全体を見ることを大事にしてきました。自分ができる最善のことはなにか、それを常に考えて業務にあたってきました。AIの時代だからこそ、人間にしかできない寄り添う力を大切に、これからも挑戦し続けます。

生成AIを使いこなして経営者の悩みを解決しているこったまさん。「点で仕事を見ない」という話から、多くの方に頼られている理由がよくわかりました。先日の勉強会では、私に仕事の相談をしてくれました。素晴らしい活躍をされていてもなお、さらに上を目指そうと果敢に挑戦する姿が素晴らしいです!
【ワークライフバランス部門】ひかさん


ひかさんは、会社員として週3日勤務しながら、双子のお子さんとの時間も大切にしつつ副業を続け、理想の働き方を実現されています。
今年のはじめには「この働き方を続けるのは無理かもしれない」と感じていました。ですが、心のどこかで「挑戦を諦めたくない」という思いが強かったです。リモラボの仲間や家族に支えられて、「できない理由」を探すのではなく「どうやったらできるか」を考えてきました。先日、会社員を退職し、12月からはフリーランスとして独立します!これからは、誰かの背中を押せる存在になりたいです。

これまで本業を続けながら副業にも力を注ぎ、さらにスキルアップにも取り組んできた、ひかさん。行動を積み上げてきた結果が、あらわれていますね。ひかさんの「欲張る姿」が、リモラボメンバーにとっていいロールモデルになっています!ひかさんの挑戦する姿を見て、「自分も頑張ろう」と思うメンバーが増えたらうれしいです。
【キャリアアップ部門】さおりさん


さおりさんは、作業ベースの業務から一歩踏み出し、チームマネジメントや戦略づくりにも活躍の幅を広げました。
リモラボに参加する前は、夫の転勤で一度キャリアを諦め、5年間専業主婦をしていました。リモラボに参加した3年前に書いた理想の未来が、今、現実になっています。リモラボを作ってくださった、こもりん、りささん、まさたん、そして周りの皆さんに救われて、ここまで来ることができました。私たちの未来には、可能性しかありません。私もまだまだ道の途中です。もっと理想の人生を目指したいです。リモラボという素晴らしい環境と、生成AIを味方につけて、一緒に頑張っていきましょう!

前の2人のスピーチも感動的でしたが、さおりさんの話には、もうだめでしたね……。胸がいっぱいになりました。1年前と比べて、さおりさんの表情がすごく明るくなっています。今年は仕事でもプライベートでも、特に時間の使い方を工夫され、本当に努力されたことが伝わってきました。これからも、さおりさんの理想を突き詰めていってください!
まとめ:誰ひとり置いていかない挑戦を


盛りだくさんでしたが、あっという間の時間でしたね。AIという最新の技術と、オフラインで感じる人の温かさ。その両方を通じて、参加した皆が「わたしらしい未来」を考えられたのではないでしょうか。

実際にたくさんのメンバーから、嬉しいご報告やこれからの目標を聞くことができました。私自身も、そしてリモラボも、もっと大きな挑戦を続けていきます。誰ひとり、置いていかない覚悟でやっていきます!今日感じたたくさんの刺激を胸に、またオンラインでお会いしましょう!






リモラボではこの1年、生成AIの推進に力を入れて取り組んできました。第1部では、2025年にリモラボの中で実際に成果が出た「AIの活用事例TOP3」を発表します!
ここで紹介するツールは、AIのスペシャリストである喜納さんのアドバイスのもと、すべてリモラボメンバーたちが作成したもの。「自分の業務にどう活かすか」という視点で、喜納さん、南幅さんに解説してもらいましょう。