インスタ運用代行の副業のやり方まとめ(未経験から始めた事例付き)
副業や在宅ワークで収入を得る手段として注目されているインスタの運用代行。
インスタ運用代行の副業で収入を得たい方の中には、どうやって始めたらいいのかわからず実際に動き出せない方も多いでしょう。
この記事では、インスタ運用代行の仕事の概要と収入目安についてわかりやすく解説しています。
インスタ運用代行を始めるために必要なスキルや、委託を受ける内容によって変わる目安収入を紹介しているので、目指す未来の収入や今やるべきことが明確になります。
さらに、実際インスタ運用代行の副業にチャレンジした人の体験談から、案件獲得や継続するコツもお伝えしていますので、いつでも見返せるようにブックマークしておきましょう。
インスタ運用代行とは
インスタ運用代行とは、企業や個人でビジネスをしている人のインスタアカウントを代わりに管理・運用するサービスのことです。
簡単な投稿作成やスケジュール管理といった単純な作業から、アカウントの戦略立案やブランドイメージの構築、フォロワーとのコミュニケーションなどのアカウント全体の運用まで、業務の幅が広いのが特徴です。
インスタは今や欠かせないマーケティングツールとして重要視されていますが、一方でそこに時間が割けない事業者も多く、インスタ運用代行の需要は拡大しています。
投稿作成やデータ分析、戦略立案など、スキルや経験によって収入と活躍の幅を広げることができます。
インスタ運用代行の2つのタイプ
インスタ運用代行は大きく分けて「ゴースト型」と「プロデュース型」があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
未経験からチャレンジできる「ゴースト型」
ゴースト型とは、指示された投稿の作成やコメント返しなど、いわゆる単純作業を代行する働き方です。
特別なスキルは必要ないので、未経験から始めやすいのが特徴です。
単価アップを目指せる「プロデュース型」
プロデュース型とは、クライアントのアカウントの運用を総合的にプロデュースし、コンセプト設計から投稿の作成、さらに運用後の分析と改善まで幅広い業務を担当します。
スキルや経験によって収入の幅を広げることができる働き方です。
インスタ運用代行の仕事内容と収入目安
インスタ運用代行には2種類あることをご紹介しました。
ここではゴースト型とプロデュース型それぞれの仕事内容と収入目安を解説します。
詳しい仕事内容と平均報酬額を掴んで今後の活動の参考にしてくださいね。
ゴースト型
ゴースト型インスタ運用代行の仕事内容は以下の通りです。
仕事内容 | 詳細 |
交流代行 | いいねやコメント返しなどの交流代行 |
投稿作成 | 指示通りの投稿作成 |
インスタのアカウントを伸ばすには、いいね回りやコメントのやり取りなどのユーザーとの交流も必要です。
しかし地味で手間のかかる作業なので、ここを委託したいという人も多いのが実情です。
ゴースト型の投稿作成では、クライアントから写真とキャプションをもらって、決まった時間に投稿します。
コンテンツの内容には干渉しないので、初心者でもチャレンジしやすいのが特徴です。
ゴースト型インスタ運用代行の収入目安は月数千円〜5万円程度です。
まずはゴースト型の単純作業から始めて感覚を掴み、スキルアップを目指すのもいいでしょう。
プロデュース型
プロデュース型インスタ運用代行の仕事内容は以下の通りです。
仕事内容 | 詳細 |
コンセプト設計 | ブランドやアカウントのコンセプトを作成 |
運用戦略の立案 | 効果的な運用方法や目標設定 |
導線設計 | フォロワーをどのように誘導するかの設計 |
アカウント立ち上げ | 新規アカウントの開設と初期設定 |
投稿作成 | クオリティの高いコンテンツの作成 |
分析と改善 | 投稿の効果を分析し、戦略を改善 |
企画提案 | キャンペーンやコラボの提案 |
プロデュース型インスタ運用代行の収入目安は月5~20万円以上まで幅広いです。
アカウントを伸ばすための戦略やネタを考えたりデータを分析して改善するなど、アカウントを伸ばす施作を考え実行する運用までが業務に含まれます。
クライアントの商品やサービスの売上向上に貢献するために、総合的なプロデュースができることが求められます。
インスタ運用代行でしっかり稼ぐなら、最終的にはプロデュース型の働き方を目指しましょう。
ゴースト型のインスタ運用代行のやり方
インスタ運用代行未経験の方やまずは副業から始めたい方は「ゴースト型」がおすすめです。
ここでは、インスタ運用代行を始めるための手順をご紹介します。
必須スキルを身につける
インスタ運用代行として継続依頼を受けるためにはスキルを身につけることが大切です。
それぞれのスキルがどんな場面で必要なのか見ていきましょう。
コミュニケーション
まず、クライアントとの進捗状況のやり取りにもコミュニケーションは必須ですよね。単純作業を請け負うゴースト型のインスタ運用代行でも、クライアントのニーズを拾い上げることは大切です。
また、ユーザーとの交流において、コミュニケーション能力は必須です。
ファンになってもらえるかどうかは、コメントの返し方やDMのやり取りがひとつ大切な要素になります。
デザイン
インスタは写真がメインコンテンツなので、ビジュアルから伝わる情報が大きいSNSです。
いくら投稿の質が高くても、パッとしないデザインではユーザーの目に留まりにくくなります。
今はリール動画やユーザーの教育を目的として作りこんだ複数枚の投稿など、思考錯誤した投稿があふれていますよね。
フォントやフレーム、色のトーンなど一つとっても、ほかのユーザーと差別化するには投稿のデザイン性が重要になります。
売上につなげるためには、デザインスキルは欠かせないといえるでしょう。
リサーチ
インスタでアカウントを伸ばすためには市場のリサーチは欠かせません。
参考にしたい競合アカウントのリサーチは、運用するジャンルの認識やターゲットの設定に役立ちます。
また運用するアカウントが情報を届けたいターゲットはどんな情報を求めているのかをリサーチすることで、ターゲットにとって有益な情報を発信できます。
初心者向けの案件を探す
最初は初心者でもチャレンジしやすい案件を探してチャレンジすることから始めましょう。
ここでは初心者向けの案件の見つけ方や特徴、メリット・デメリットを解説します。
初心者向けの3つの案件獲得方法について、それぞれの特徴を表にまとめてみました。
案件 | 特徴 |
---|---|
クラウドソーシング | ・多種多様な案件が掲載されている ・自分のスキルや興味に合わせて選べる ・案件の詳細が明確に記載されているため、内容を把握しやすい |
スクールからの紹介 | ・実践的なスキルを身につけることができる ・講師や同じ受講生とネットワークを築ける ・スクールが案件を紹介してくれることがある |
知人からの紹介 | ・信頼できる人からの紹介なので安心 ・紹介者との関係性を活かして仕事を進めやすい ・案件の詳細やクライアントの情報を事前に聞ける |
以下にそれぞれの案件の特徴とメリット・デメリットをまとめました。
案件 | メリット | デメリット |
---|---|---|
クラウドソーシング | ・案件が豊富にあるため、自分に合ったものを見つけやすい ・初心者歓迎の案件も多く、経験を積みやすい | ・競争が激しく、案件を獲得するのが難しいことがある ・単価が低い案件も多く、収入が安定しないことがある ・スキルによっては応募できない場合がある |
スクールからの紹介 | ・専門的な知識やスキルを習得できる ・信頼できるスクールからの紹介案件のため、安心感がある ・仲間と一緒に学べるため、モチベーションを保ちやすい ・紹介料がかからない | ・スクールの受講費用がかかる ・学習に時間がかかる場合がある ・スクールによっては案件紹介の保証がないこともある |
知人からの紹介 | ・信頼性が高く、安心して取り組める ・紹介者のサポートを受けられることがある ・初めての仕事でも、スムーズにスタートしやすい | ・紹介案件の数が限られている ・知人との関係性に影響を与えるリスクがある ・案件の選択肢が少なく、自分の希望に合わない場合がある |
クラウドソーシングサイトはたくさんある案件から取り組みやすいものを選ぶことができるので、初心者向けの案件獲得方法です。
インスタグラムの運用を学べるスクールや講座では、卒業後に案件を紹介してもらえることがあります。
知人や友人からの紹介はある程度の融通が利くので、初心者にとっては心強い選択肢です。
案件に応募する
SNSで募集している案件に自分で応募するという手もあります。
まずは簡単な投稿の作成やいいね回り、コメントの返信代行など、単純な案件に応募して慣れていくのがおすすめです。
始めのうちは簡単な投稿の作成にも時間がかかります。
たくさんの案件に応募してしまうと実際委託された際にさばききれなくなるので注意しましょう。
また、詐欺や勧誘のような案件には注意が必要です。
日本語や契約内容が少しでも怪しいなと思ったら、すぐに契約せず慎重に検討しましょう。
応募メッセージの書き方
未経験の場合は実績として提示できるものがないので、まずは信頼してもらうことが大切です。
以下のポイントを意識して、応募メッセージを送ってみましょう。
以下に例文をご紹介しましょう。
初めまして、○○と申します。
平日は○○として仕事をしており、隙間時間や休日に時間を確保し、1日あたり○時間稼働可能です。
○○スクールにて1年間インスタ運用を学び、インスタのアルゴリズムを理解しておりますので、いいねやコメント周り、内容をご指定頂ける場合は投稿の作成・投稿作業もお任せ頂けます。
また、レスポンスの早さを重視しておりますので、スムーズなやり取りが可能です。
是非ご検討のほど宜しくお願いします。
基本的なことですが誤字脱字や適当な文章では採用されません。
そして業務についてどれくらい理解しているか、自分に何ができるのかを明確に記載します。もしスクールでインスタ運用代行を学んだ経験があればアピールしましょう。
フリーランスで仕事を受ける場合、レスの早さは必須スキルです。
クライアントの疑問や修正依頼に迅速に答えることで、相手のストレスを減らし良好な関係が築きやすくなります。
案件ごとのターゲットやアカウントジャンルによって自分の経験や知識が活かせる場合は、そこも盛り込むといいでしょう。
インスタ運用代行の副業にチャレンジした人の体験談
インスタ運用代行は在宅で好きな場所で仕事ができ、スキルを積んで活躍し続けることができます。
未経験から副業案件獲得
まずは未経験からインスタ運用代行の道に踏み出した3人です。
思い切ってインスタ運用代行を学び始める勇気と、どうしたら継続できるのか、それぞれ工夫しながら活動しています。
1人目:ともさん
副業を始める前はパート勤務でしたが、勤務先のお店が1年後に閉店になると知り、「このままぼーっと1年待っていてはいけない」と思い、リモラボへの入会を決めたともさん。
パソコンスキルがないという不安の中、「ここで挑戦しないと後悔する」と決意し、コツコツ運用を続けて3ヶ月でインスタから案件を獲得できるまでに!
最初は投稿の作成に時間がかかり、毎日投稿がつらかったそうです。
そんなときに年齢関係なく一緒に頑張るリモラボの仲間がいたことで乗り越えることができました。
現在はパート先で広報担当としてインスタ運用代行やX(twitter)の運用、ホームページの更新も請け負っているとのこと。
子どもがやりたいことを諦めなくていいように、収入を上げていきたいとやる気にあふれるともさんです。
ともさんについては「ゼロからインスタ運用を学んでパート先にも頼られる広報担当に!」で詳しくご紹介してます。
2人目:とのさん
看護師を続けながら副業でインスタ運用代行の仕事を続けているとのさんです。
土日も関係のない多忙な職場環境で、ご主人も夜勤がある仕事のため、2人目の出産を機に在宅での働き方を考え始めたそう。
スキル習得を模索する中でマーケティングの重要性に気づき、リモラボで総合的に学ぶことを決意します。
短期集中のサポートプログラムのリモラボCampに参加し、スキル0の状態からクラウドソーシング経由で案件獲得を達成しました!
案件を獲得できるようになってから、自分の勉強の時間を作り出すことに苦労したそう。ご主人に協力してもらい作業時間を作る方法を模索しています。
今後は看護師の年収くらい案件を獲得し、インスタ運用代行メインで活動していきたいと語るとのさんでした。
とのさんについて「スキル0から案件獲得!看護師の働き方を見直し在宅ワークを目指す」で紹介しています。副業を考えている方は、参考にしてみてください。
3人目:ことさん
栄養士として給食業務委託会社に勤続15年、今は産休明けから時短正社員で働いているということさん。
365日稼働する調理現場では欠勤やトラブルで休日もスマホを手放せない生活。
この仕事をずっとは続けられないという思いから、自分で稼げる収入源となるなにかを身につけたいとリモラボに参加しました。
参加後はマインドの変化からマネジメント能力や逆算思考が身につき、それが上司の目に止まり昇給につながったそうです!
つい楽をしてしまうので、自己投資をして家族に宣言することで、やるしかない環境を作り乗り越えました。
運用サポートと運用代行の案件を獲得し収入の柱や選択肢を増やしていきたいと意気込んでいることさんです。
詳しくは、「リモラボ参加がきっかけ!本業で昇給を実現し運用代行もスタート」をご覧ください。
本業+副業で収入アップ
次に本業と副業を両立させて収入アップを実現している3人をご紹介します。
インスタ運用代行で案件獲得ができるようになることで、本業の稼働時間を減らしてプライベートを充実させたり、やりたい仕事に時間を使ったり、時間に縛られない働き方が可能になります。
1人目:まりんさん
約8年、役者やモデルの仕事と、飲食店等のアルバイトの掛け持ちをしていたまりんさん。
気付けば30歳手前で、「将来のことを考えるとこのままの生活じゃだめだ」という危機感を抱きます。
「Webスキルを磨いて手に職を付けよう!」と思い至り、勢いで入った会社は 、片道通勤2時間のフルタイム事務員。
理想とはかけ離れた機械的な毎日に悩み、たまたま見つけたこもりんのインスタを見て「学ぶならぜったいにここがいい!」とリモラボに参加。
開始2ヶ月で、フォロワー200人以下でもご依頼をいただけるようになり、3ヶ月目には1日に3件直接のご依頼をいただくまでに!
勤務時間に縛られることもなくなり、時間を有効活用できるようになりました。
マーケティングをより深く極め、自分に関わってくれた人がSNS運用を通してより生活が豊かになるサポートをしていきたいそうです。
まりんさんのインタビュー記事は、「キャリア迷子だった会社員|可能性広がり大きな夢にも挑戦!」で紹介しています。
2人目:むぎさん
リモラボへの参加をきっかけに、SNS運用代行と電子書籍Kindleの出版という2つの副業でも活躍する、アパレル販売員のむぎさんです。
むぎさんのアパレル企画兼販売員の仕事は、とてもやりがいがありますが月200時間勤務というかなりの激務……。
コロナで会社が休業したのをきっかけに、副業でWebライターに挑戦しましたが、20記事書いて858円という厳しい結果に。
自分でお仕事を取れるようになりたいと思い、リボラボに参加しました。
リモラボ参加後、電子書籍で出版したKindle本は、15部門1位ベストセラーを獲得!
電子書籍✖️SNS運用✖️SNSマーケティングを強みに収入3倍を達成しました。
副業の収入が上がったため本業の勤務時間を半分の100時間に減らし、在宅と出勤両方よいバランスが保てるようになったそう。
自分のSNSでの発信を通して、副業に挑戦したい方のサポートをしたいと語るむぎさんについては、「本業の勤務時間を半分に!Kindle出版と運用代行で収入3倍を達成」をご覧ください。
2人目:いとうりえさん
メガベンチャー企業の会社員として働くいとうえりさんは2人の子どものワーママ。
子どものことを考えると資金面の不安から、育休中にWebデザインスクールに通っていたそう。
しかしうまく集客できずに悩んでいたときに、インスタでこもりんの投稿を見つけました。
最初は「インスタ=あやしい」と思い、無料相談をきっかけに参加した当初は半信半疑だったそうです。
思い切ってリモラボに参加した後は、日々のアウトプットのおかげで言語化する力が身につき、今では副業の収入も会社員の給料を超えているそう!
マインド面での変化が大きく、フルタイム会社員と育児、副業フリーランス、すべて両立できるようになったと語ります。
親として、楽しく働く姿を子どもに見せていきたいと力強く語るいとうりえさんでした。
いとうりえさんについては、「リモラボ参加でマインド強化!会社員&副業フリーランスの両立に成功」で詳しくご紹介しています。
まとめ
SNSマーケティングが必須とされる今、インスタ運用代行の需要も増しています。
インスタ運用代行には以下の二種類があります。
- ゴースト型
- プロデュース型
最初はコメント返しや簡単な投稿作成などの単純作業をメインでおこなうゴースト型からスタートしましょう。
プロデュース型はアカウント立ち上げや投稿作成、分析して総合的にアカウント管理運用するスキルが求められます。
インスタ運用代行として収入アップを目指すにはスキルを磨いて、できることを増やしていくことが大切です。
さらに今回は、リモラボでスキルを学びインスタ運用代行として活躍する6名をご紹介しました。未経験から始めた人もたくさんいて、仲間と一緒に頑張ることで学びと実践を継続することができます。