「Webライティングを始めたいけど、初心者でも応募できる案件ってあるのかな？」
Webライティングの初心者案件には、スキルや実績がなくても始められるものが豊富。ただ、初心者だからこそ「選び方」を間違えると、思わぬトラブルや時給100円の作業に消耗し、全く成長できない…という遠回りをしてしまうことも。
この記事では、Webライティング初心者のスタートにおすすめのジャンルから避けるべき案件の特徴、応募・提案のコツを徹底解説！リモラボで活躍する現役Webライターのリアルな体験談も交えながら解説します。
安心して最初の案件を獲得するためのステップを一緒に見ていきましょう。
Webライティング初心者におすすめの案件内容
- SEO執筆
- 体験談・レビュー執筆
- まとめ・リサーチ情報執筆
- シナリオ・台本執筆
SEO執筆
Webライティング初心者向けの案件の中で最もおすすめなのが、構成案までしっかりあるSEO記事の執筆です。
構成案とは、家作りでいうところの骨組みや土台になる部分。この構成案があるかないかで、記事執筆の書き進めやすさが大きく変わります。また、構成案があることでSEO※の基礎について学べ、文章の型に沿った執筆ができたりと、ライティングに必要な基礎スキルを身につけることもできます。
つまり、Webライティング初心者にとって、収入にもスキルアップにもなるまさに一石二鳥の案件なんです。
さらに、SEO記事の執筆を続けていると、構成作成や添削、ディレクションといった上のレイヤーへのスキルアップもできますよ。
SEOとは
「SEO」とは、Search Engine Optimization（検索エンジン最適化）の略。簡単にいえば、「書いた記事を、Googleの検索結果で上位に表示させるための技術や工夫」のことです。Webライティングの案件の多くは、このSEOを意識するのが重要。一見難しそうに感じますが、実は「読者が求める情報に、素早くたどり着けるよう整理すること」が基本なので実践で学べるのがいちばん。また、そうした工夫を施した記事を「SEO記事」といいます。
体験談・レビュー執筆
自分の経験を元に書くことができ、ライティングの専門スキルがなくても取り組めるのが体験談やレビュー記事の執筆。こうした案件は、初心者・未経験者歓迎の案件も豊富で、Webライティング初心者が実績を積むのにも最適です。
また、テーマやジャンルの幅が広いのも体験談・レビュー記事の特徴。美容や日用品のレビュー、育児・子育て関連の体験談など身近なテーマも多いので、Webライティングに挑戦したい主婦の方にもおすすめです。
ただし、こうした案件は、初心者向けということもあり単価が低めなことはあらかじめおさえておきたいところ。
初めの実績づくりと割り切り、まずは少しずつチャレンジしてみてください。
まとめ・リサーチ情報執筆
手順を守ればスキルがなくても書きやすい案件が、まとめやリサーチ情報の執筆です。クライアントから依頼された既存情報を各方面から集め、記事にまとめることが目的。そのため、専門スキルよりも丁寧さや正確さが重視されます。
手順が決まっていたり、マニュアルがしっかり整っていることも多いので、Webライティング初心者の方でも安心して迷わず進められますよ。
また、こうした案件で実績を積むことで、Webライティングで継続的に活動するなら欠かせない「リサーチ力」の基本も自然と身につきます。
まずは、まとめ記事やリサーチ系の執筆でコツコツと確実なスキルと、信頼できる実績を積むのもおすすめですよ。
シナリオ・台本執筆
YouTubeやTikTokなどで需要が急増し、かつテクニカルな部分より「わかりやすくまとめる力」が重視されるのがシナリオや台本の執筆案件。この案件は、リサーチや構成力が必要なため、他の案件と比べて難易度は少し高め。
ただ、Webライティング初心者のうちから取り組めば、ライティングの基礎がどんどん身につく案件なので、チャレンジする価値があることは間違いありません。
シナリオ・台本執筆の案件は、SEOの知識よりも「視聴者に飽きさせず、情報をわかりやすく伝える」というまとめる力が重視されます。
「まとめ・リサーチ情報執筆」とも似ていて、リサーチした情報を視聴者目線で構成するスキルが活かせますよ。
Webライティングの案件はこのほかにもさまざま。気になる方は以下の記事もチェックしてみてください。
Webライティング初心者が案件を探す方法7選
クラウドソーシング
Webライティング初心者が案件を探すとき、最も手軽なのがクラウドソーシングサイトで探す方法です。安定的に案件が豊富で、募集の中には未経験でも即日始められる案件もあります。
実績なしでも応募できるハードルの低さが最大の魅力。
そのほかの特徴は、こちらをチェックしてくださいね。
クラウドソーシングサイトの案件は、クライアントとWebライターのトラブル仲介などのサポートが受けられ、初心者でも安心して案件に取り組めるのもポイント。手数料はかかりますが、その分、信頼性の高いクライアントが集まりやすい傾向があります。
以下の記事も参考にしてみてください。
スクールからの紹介
低リスクかつ効率的に案件を獲得するなら、スクールからの紹介というルートが最適。
いきなりWebライティングを始めても「スキルが足りていないのに、実務を始めても大丈夫？」と不安に感じる方もいますよね。その点、スクールからの紹介案件は、学習と実務がセットで進められるため、案件獲得までの時間を大幅に短縮できます。
| 案件の探し方 | 難易度 | 案件の件数 | リスク | 具体例 |
|---|---|---|---|---|
| スクールからの紹介 | ★☆☆ | ★☆☆ | ★☆☆ | SHElikes／YOSCA｜あなたのライターキャリア講座／など |
スクールに入る費用はかかりますが、案件に取り組む中でわからないことがあっても、講師やサポートに相談できる環境が整っているから安心。初心者でも挫折しにくいですよ。
マッチングサイト
マッチングサイトは、自身のプロフィールやスキルを登録すると、クライアント側からオファーが届くシステム。
主な特徴は以下の通りです。
クラウドソーシングサイトよりは案件数が少ない傾向にありますが、時給制のものも多く、安定収入につながることも。
マッチングサイトに登録しておけば、受動的に案件のオファーを受け取るチャンスをつくれます。ただ実績が少ないとオファーも少ない可能性はありますが、こちらから応募することもできるので、案件獲得のひとつの方法として登録して損はありません。
知人からの紹介
知人からの紹介は、すでに信頼がベースにある状態で案件に取り組めるため、Webライティング初心者でも安心して案件に取り組めますよ。
以下で、主な特徴を見てみましょう。
| 案件の探し方 | 難易度 | 案件の件数 | リスク | 具体例 |
|---|---|---|---|---|
| 知人からの紹介 | ★★☆ | ★☆☆ | ★☆☆ | 友人・家族・元同僚からの紹介 |
たとえば、家族や友人が経営する小さな事業のブログ記事作成や、知り合いのSNSの投稿作成をWebライティングの初案件として引き受けるケースも。
ただし、発注する側もされる側も経験のない状態だと、進め方がわからず苦労することもあります。
ですが、お互いの信頼関係があることはほかの方法とは違うメリット。一緒に相談しながら進めるといった柔軟な対応もできるのは、嬉しいポイントです。
コミュニティ・交流会
コミュニティの参加や異業種交流会などは、似た目標を持つ仲間を見つけ、不安を解消しながら案件獲得のチャンスを広げられる貴重な機会です。
初心者のうちからそうしたイベントで人脈づくりをするのも勉強になりますよ！
以下が主な特徴になります。
| 案件の探し方 | 難易度 | 案件の件数 | リスク | 具体例 |
|---|---|---|---|---|
| コミュニティ・交流会 | ★★☆ | ★☆☆〜★★☆ | ★★☆ | Webライター系サロン、交流イベント、異業種交流会、など |
「案件探し」の面では、その数は決して多いとはいえません。ですが、コミュニティ内では、案件を抱えきれなくなった先輩ライターから「初心者歓迎」の案件を紹介してもらえるチャンスもあります。参加費や時間的な投資は必要ですが、横のつながり自体がWebライターとしてのモチベーション維持にも役立ちますよ。
SNS上の案件募集
Webライティングの初心者向け案件は、意外とSNS上でもよく募集されています。
そのため、日頃からSNSはできるだけチェックするのがおすすめです。
以下で、特徴を見ていきましょう。
| 案件の探し方 | 難易度 | 案件の件数 | リスク | 具体例 |
|---|---|---|---|---|
| SNS上の案件応募 | ★★★ | ★★☆ | ★★☆〜★★★ | X（Twitter）／Instagram／Threads、など |
SNS上で案件を獲得するには、実績と同じく提案の質も重要。そのため、Webライティング初心者には難易度は高いです。また、個人間取引が多いためリスク度も高め。クライアントの素性が不明だったり、契約内容があいまいな案件も紛れ込んでいるため、Webライティング初心者は特に慎重に応募先を見極めましょう。
既存案件の継続
Webライティング初心者のうちは、どんな案件も全力で取り組むことが大切。単発案件の継続や、次の依頼につながります。また、既存のクライアントからの継続案件を持つと、新規案件を探す手間がなく効率よく働けますよ。
以下で特徴を見ていきましょう。
| 案件の探し方 | 難易度 | 案件の件数 | リスク | 具体例 |
|---|---|---|---|---|
| 既存案件の継続 | ― （案件による） | ★☆☆ | ★☆☆ | 単発→継続案件／別案件の紹介 |
既存案件は、すでにお互いのことを理解したうえで継続しているため、新規案件と比べるとリスクは低め。
案件を継続させるには、クライアントの期待を上回る対応を心がけることが大切です。たとえば、成果物の質はもちろん、報連相（報告・連絡・相談）を徹底し、納期より少し早めの納品を心がけるといったプロの行動が信頼につながりますよ。
既存案件では、基本的に「あなたならできる」仕事を依頼してくれるので、そこまで難しいことはありません。
初心者が避けるべきWebライティング案件の特徴
単価が極端に安すぎる案件
Webライティング初心者だからと「実績がないから、低単価でも仕方ない」と考えていませんか？ですが単価が極端に安すぎる案件は時間だけを奪われ、Webライターとしての成長にも収入にもつながらないことがほとんど。そのため、できるだけ避ける方が無難です。
こうした案件は、時間と労力を無駄にするだけでなく、Webライティングの仕事へのモチベーションダウンや挫折につながります。
たとえば、こんな案件は要注意です。
極端な低単価案件の目安：文字単価0.1円以下、時給100円
Webライティングは誰でも始めやすい分、安く依頼しようとするクライアントも存在します。
案件選びでは、単価はもちろん時給換算していくらなのかという部分もしっかり見極めましょう。
初心者向けで条件がよすぎる案件
Webライティング初心者を歓迎しつつ、スキル不要なのに報酬が高すぎる案件は、詐欺や情報搾取のリスクも高いので、最も避けるべき危ない案件のひとつ。
「楽して稼ぎたい」という気持ちはわかります。ですが、Webライティングの世界に「スキル不要で高報酬」という案件はほとんど存在しません。
初心者向けで条件がよすぎる案件では、仕事をエサに、高額商材の売りつけや個人情報の搾取、または著作権を無視した悪質な記事作成を要求されるリスクも。
そうした詐欺まがいの人たちも一定数いるのは事実です。
Webライティングの世界で長く活躍するためには、最初の数ヶ月は単価よりも安全と経験を優先しましょう。おおよそのレベル別単価を知っておき、相場から大きく外れた高報酬案件は警戒するのがベスト。
また、以下の記事も参考にしてみてください。
クライアントの素性が不明な案件
Webライティング初心者は、クライアントの素性が不明な案件は避けた方がよいです。そうした案件は、契約や報酬に関するトラブルに発展しやすいうえ、対応が難しいことも多いからです。
そのようなクライアントは、連絡もスムーズにできず、仕事が滞るリスクや報酬未払いでフェードアウトにもなることも。
案件を選ぶ際は、これらの点は最低限確認しましょう。
- クライアントが法人か個人か
- 過去の実績はどうか
- 連絡手段が明確か
- 契約内容が明確か、など
Webライティング初心者のうちは、案件獲得よりも安心安全なクライアントと信頼関係をつくるのが成功の近道！
見極めに自信がない場合は、クラウドソーシングのようなサポートがあるリスクの少ない方法で案件を探すのがおすすめですよ。
マニュアル・FBがない案件
Webライティング初心者のときこそ、「マニュアルあり」や「フィードバックあり」の案件を選ぶのが安心。こうした案件では、クライアントが求める文章のルールやSEOの基本を、フィードバックを通して実践的に学べます。
Webライティングの案件選びは、単価も大事ですが「成長できること」が重要。
単純に書いて終わりなものや、フィードバックがなくあいまいなまま納品だけが続く案件ではWebライターとしての成長はあまり期待できません。
Webライティング未経験のうちはマニュアルやフィードバックを積極的に活用し、スキルアップの機会と捉える前向きな姿勢で取り組みましょう。また、案件を選ぶ際は「この案件は私を成長させてくれるか？」という長期的な視点を持って探してみてください。
それが将来的にあなたの成長につながりますよ！
Webライティング初心者が案件応募する前の準備
作業環境やツールを整える
Webライティングをいちから始めるなら、ライティングの仕事を受けられる道具や環境がそろっているかしっかり確認しましょう。
Webライターの仕事は動画編集やデザイン制作と違い、文字を入力するのが中心。そのため高スペックのパソコンは必要ありません。
ただ、スマホだけでは難しいので最低限使えるパソコンは用意しましょう。
そのほか、ネット環境や、クライアントとの連絡に使うツール（Slack、LINE、Zoomなど）。納品に使うツール（Googleドキュメント、Wordなど）も準備すると安心です。
また、初期費用を抑えるなら、パソコンの購入に中古やフリマアプリなどを活用するのもおすすめ。準備万端の状態なら、初案件の応募も自信を持って取り組めますよ。
強み・経験・スキルをまとめる
次に、自分のアピールポイントをまとめます。
「人より得意なこと、好きなこと」を棚卸ししましょう。書き出すと、未経験でも案件獲得につながる独自の強みが見えてきますよ。プロフィール作成でも役に立ちます。
Webライティングの案件獲得では、ライティングスキルだけでなく、あなたの過去の経験や個性が強力な武器になることもあります。
棚卸しする際は以下のポイントを書き出すのがおすすめ。
- 趣味
- 長所・短所
- これまでの仕事経験
- 持っている資格
- 人生経験、など
ほかにも、人に1時間は語れることがあれば、それも強みになりますよ。特に経験した仕事での強みはほかの仕事を巻き取るチャンスにつながることもあるので、しっかりと書き出していきましょう。
必要なサービスに登録する
Webライティングの案件は黙っていても見つかりません。まずは、クラウドソーシングサイトや求人サイトなど、無料で利用できるものは登録しましょう。
ただしこのとき、登録のしすぎは注意！
まずは2〜3サービス程度から始めましょう。
たくさん手を出しすぎると、案件の応募やプロフィールの管理が疎かになり、案件獲得のチャンスを失うこともあります。
また、サービスによって特徴（案件の質、手数料、利用者の層など）もあるため、自分に合ったサービスを選ぶことが大切。Webライティング初心者のうちは、案件数が多くサポート体制がある大手クラウドソーシングサイトから登録するのが安心ですよ。
プロフィール・提案文をつくる
次に、自分をアピールするためのプロフィールや提案文をつくっていきます。
プロフィールや提案文はあなたの名刺！
ぱっと見で伝わるような書き方を心がけ、案件応募の際にあわせて提案しましょう。
Webライティング初心者のうちは、実績がほとんどなく「なにを提案したらよいかわからない」こともありますよね？そうした際は、仕事に対する意欲や想い、サンプルで作成した記事を載せるのも効果的です。
「納期厳守で、丁寧なやりとりを心がけています」など、スキル以外の必ず約束できることや、「フィードバックに対しても前向きに受け止め、更なる記事の向上に努めます」といった内容も有効。
あなたの人柄が見えるような文章にしていきましょう。
案件に応募する
Webライティング初心者が案件に応募しても、たいていの場合は音信不通だったり、返信が来ないことが当たり前。まずは、10件を目標に気になる案件に応募しましょう。
初心者のうちはトライアンドエラーが大事！
2、3件応募しただけで諦めるのはもったいないですよ。
Webライティング初心者が初案件を獲得するには質よりも量！つまり応募件数をとにかく増やすことがとっても重要な行動になります。そのため、返信や連絡がきたらラッキーくらいに考えておけばよいです。
あまりにも採用されない場合は、ほかのライターさんのプロフィールや提案文を参考にするのも◎。Webライティング初心者でも案件受注できる提案文の書き方は、次の章で詳しく解説しますね。
Webライティング初心者でも選ばれる！提案文のコツ
読みやすさ重視でまとめる
Webライティング初心者の提案文は、内容よりも「見る側の視点」でまとめることが重要。クライアントは日々多くの提案文をチェックしています。そのため、「クライアント目線」で書かれていない自分本位なものはマイナスの印象を与えてしまうんです。
以下は、提案文のNG例とOK例です。
| NG例 | OK例 |
|---|---|
| 「私は〇〇という経験があり、△△の資格も持っていて……」とダラダラと情報を羅列しているだけ | 【実績・スキル】 ・執筆経験：〇〇ジャンル ・得意なこと：検索意図を意識した構成作成 ・使用ツール：Word、Googleドキュメントなど 【稼働時間】 ・平日〇時間 ・休日〇時間 |
OK例では、箇条書きを使う、必要な情報（経験や単価など）を取捨選択して簡潔にまとめるなどの工夫がありますよね。
このように、忙しいクライアントに必要な内容がすぐに伝わる提案文は、好印象につながります。
10秒見て、すぐ伝わる提案文を目指してみてください。
強みを仕事に合わせて伝える
Webライティングの案件に応募するとき、そのまま「初心者」であることを書くのはあまり得策ではありません。初心者は悪いことではありませんが、ありのままに伝えることでクライアントへ不安を与えてしまうおそれがあります。そのため、提案文に書く内容は、プラスになることを中心に伝えるのがポイントです。
NG例とOK例を比べてみましょう。
| NG例 | OK例 |
|---|---|
| 初心者なので、特に強みはありません。でも、やる気はあります！ | 過去に保育士として「7年間働いた経験」があります。そのため、今回募集の子育てメディアの案件では、保育士目線で読者に寄り添った内容をよりリアルに執筆できると思います。 |
NG例では、意欲は伝わっても貢献度が伝わらないですよね。
OK例のように、応募する案件に対して「自分の強み」が「どう役立つのか」という観点で、前向きにまとめるのがおすすめです。
案件に合わせた内容にする
募集要項をしっかり読み、それに合わせてアピールできる内容にすることも大切です。
テンプレートそのままの提案文はNG！
たとえば、こんな書き方をしていませんか？
| NG例 | OK例 |
|---|---|
| どんなジャンルでも対応します。（※実績がなければ信頼性を感じてもらえません） | 募集されている旅行ジャンルの案件について、私自身も旅行が好きで、旅程管理主任者の資格を保有しています。この知識と経験を活かし、読者に響く記事を執筆いたします。 |
クライアントは、ライターに「誰でも書ける記事」ではなく「読者の課題や疑問を解決できる記事」を求めています。そのため、案件の内容を深く理解し、案件に対して有効な資格や経験を示せるとベスト。それが難しい場合は、約束できることを書くのもよいでしょう。
さらに詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。
現役Webライターに聞いた「初心者の頃の案件は？」
初めて獲得した案件・単価例
Webライティングが完全に未経験な場合、最初の案件はクラウドソーシングサイト経由で獲得するパターンが多いです。
元々の経験や資格があれば、スタートからまとまった収入を得られるチャンスもありますが、基本的に初心者Webライターは初期単価がかなり低めな傾向。
リモラボで活躍する現役ライターからは、こんな意見も……。
- Aさん：初めはクラウドソーシングサイトと知人からの紹介が半々くらい
- Bさん：SEO記事のライティング10記事で500円が最初の案件でした（ここから手数料が引かれます）
- Cさん：初めての案件は、商品レビューの案件で、500文字程度＝35円のもの
- Dさん：転職サイトを使った後にサービスの感想をまとめる仕事。金額は1件1000円くらい
中には、知人からの紹介で「書籍の編集・校閲で10万円」といった高単価な案件を受注した方も。
ただこれは「前職で書籍出版の経験があったから」というレアケースですが、よい経験ですよね！
経験したトラブルの内容
Webライティング初心者は、なにが普通で、なにがおかしいかの判断が難しいですよね。
現役Webライターのアンケートでも、みなさん大小さまざまなトラブルに見舞われた経験があります。
トラブルの例は以下の通りです。
- クライアントからの連絡遅延
- 内容：担当者からの次の案件連絡が1週間くらい空くこともあり、予定管理がしづらい
- 解決法：単価も低めだったので契約終了とした
- 報酬のトラブル
- 内容：執筆のみの依頼に図解作成が追加されたのですが、記事単価が変わらず
- 解決法：交渉し、図解1枚単位で報酬設定してもらいました
これらのトラブルは、契約や報酬の取り決めに不慣れなことで起こりやすいのも事実。こうしたトラブルには注意しつつ、あなたの今後の役に立ててくださいね。
また、Webライターのリアルな収入が気になる方は以下の記事を見てみてください。
Webライティング初心者によくある質問
今持っているパソコンでも始められる？
回答：執筆や連絡をするための最低限の機能さえ使えれば、新しいパソコンを用意する必要はありません。※ただしスマホだけでは効率が悪いので非推奨。
Webライターとして活動していくうえで「もう少し、高スペックのパソコンが必要かも」と感じたときに考えましょう。
初心者のうちは、必要なツールは今あるもので準備し、「スキルアップ」にお金をかけるのがおすすめ。
Webライティングは、SEOの知識やライティングの型の理解、さらにフェーズを上げるならマーケティングといった知識も必要になります。そのため、パソコンよりもWebライティングの基礎を学べる講座やスクールなどのスキルアップにお金をかけた方が、案件獲得や将来的な収入アップにつながりますよ。
先にライティングを学んだ方がいい？
回答：Webライティングの案件を実際に受けてみながら、必要なことを学ぶといったスタンスが◎
中でも、Webライティングの世界でよく使われる文法「PREP法」と「SDS法」は先に理解を深めておくのがおすすめ！
逆に、知識が先だと学んで満足してしまったり、学んだものの重い腰が上がらず行動できないことも……。
Webライティングの世界では、クライアントとのやりとりや納品の仕方など案件によって違うことも多く、実践でしか身につかないスキルがたくさんあります。また、Webライターとしての成長には、実践からフィードバックを得る行動が欠かせません。
そのため、まずは行動を先行してどんどん案件にチャレンジしましょう。
何件くらい応募したら初案件は取れる？
回答：初心者のうちは、応募しても通らないことが多いので、最低でも1回10件は応募しましょう。
10件応募しても、そのうちの1件から連絡があるかないか……。
はじめは本当に、連絡すら来ないことの方が多いんです。
Webライティング初心者でよくありがちなのが、「2、3件応募したものの連絡がこなくて諦める」といったもの。これでは、正直なにをやっても続きません。
特に、いちばんNGなのが「応募しない」ことです。
初心者のうちは応募件数を増やして、数打てば当たる作戦がベスト！もし、応募したのに通らなくても、提案文やポートフォリオを修正し再チャレンジしましょう。その経験は必ずあなたの成長につながりますよ。
案件が獲得しやすくなる資格は？
回答：Webライティング初心者が未経験から始める場合、ライティング関連の資格は基本はなくてもOKです。資格はあってもよいですが、実績をコツコツ積むことで十分採用につながりますよ。
Webライティングの仕事では、資格の有無よりも「実際に書いた記事」という実績が重視されます。
そのため、初心者のうちは提案文やポートフォリオのサンプル記事などの実際の文章力が大切です。
ただし、興味のあるジャンルや書くジャンルが決まっているなら、関連資格は案件獲得の際のアピールに最適。たとえば、「FP、簿記、保育士、医療系資格など」は、資格があると説得力も増し、高単価案件につながりやすいのでおすすめです。
そのほか、Webライターにおすすめの資格は以下の記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回は、「初心者でも確実にWebライティング案件が取れる始め方ガイド」について解説しました。
これまでの内容を以下でまとめます。
- 初心者は「SEO」「体験談」「まとめ記事」など、構成が明確な案件から始めよう
- 案件探しなら「クラウドソーシング」や「スクール紹介」「SNS」など、複数ルートを活用
- 「初心者歓迎」でも条件が極端に「よすぎる」「悪すぎる」案件は要注意
- 信頼できるクライアントを選ぶ
- 応募前に「環境・スキル・プロフィール」を整えると、受注率が大幅にアップ
- 提案文は“自分がどう役立てるか”を具体的に伝える
Webライティングで“書くこと”に慣れてきたら、次のステップを考えるのも大切。
さらにその先にあるのが、「オンライン秘書」という働き方。オンライン秘書は、ライティング力に加えて、「段取り」「発信サポート」「顧客対応力」など、幅広いスキルを身につけられる魅力的な仕事です。
Webライターとしての力をベースに、あなたのキャリアを次のステージへ広げていきませんか？
