

インスタのライブウェーブとは?ファン化を促す4つのテクニック
「インスタライブのウェーブって何?どうやって使うの?
「インスタライブのウェーブ機能の活用方法がイマイチわからない」
インスタライブを盛り上げたいなら、ウェーブ機能の活用は欠かせません。
インスタライブのウェーブは視聴者との距離を縮め、ファン化を促進する便利な機能です。
でも「いつ送るの?」「送らなきゃダメ?」と迷う方も多いはず。
実はちょっとした工夫で、ライブの印象が大きく変わります。
この記事では、ウェーブの基本から活用メリット、ファン化を促すマル秘テクニックまでを網羅的に解説します。

ブックマークしておくと、ライブ前にサッと見返せますよ。
インスタライブのウェーブとは?意味と基本の使い方
インスタライブの「ウェーブ」は、視聴者に手を振るようなアクションで、あいさつや感謝の気持ちを伝える機能です。
配信中に視聴者が入室すると、画面上部に手のアイコンが表示され、タップすることで個別にウェーブを送れます。
「バイバイ」という意味ではなく「こんにちは」「見てくれてありがとう」のような意味で使うのが一般的です。
ただし、送信できる相手や回数にはルールがあり、注意点もあります。
まずはウェーブの特徴や、送信条件を見ていきましょう。
- ウェーブの基本的な特徴
- ウェーブを送れる条件
ウェーブの基本的な特徴
ウェーブ機能には次の3つの特徴があります。
- ウェーブはライブ参加者全員に一括送信できない
- ウェーブは自動送信できない
- 送ったウェーブは、送った相手のみに表示され、他の視聴者からは見えない
「一括送信や自動送信ができないから、たいへん」と思うかもしれません。
視聴人数が多かったり、話している最中にウェーブを送るのは難しいこともあるでしょう。
積極的に送るのが望ましいですが、幸い配信者が誰にウェーブを送ったのかは視聴者にはわかりません。
たとえ送り損ねたとしても「あの人には送ったのに、自分は送ってもらえなかった」と思われることはないので安心してください。
ウェーブを送れる条件
ウェーブを送信できる対象はライブ参加者全員です。
参加者であれば、公開アカウントでも非公開アカウントでも、
フォロワーであるかどうかにかかわらず、すべての視聴者にウェーブを送ることができます。
ただし、1回のライブ配信中にひとりのユーザーにウェーブを送れるのは1回のみ。
一度送信したウェーブは取り消すことができないので、送信する際には注意しましょう。
以下に、ウェーブ送信に関するポイントをまとめました。
項目 | 詳細内容 | ポイント |
送信可能対象 | すべてのライブ参加者(公開・非公開問わず) | フォロワーかどうかは関係なし |
送信回数 | 1配信中につき1ユーザーに1回のみ | 送信の取り消し不可 |
注意点 | 間違って送信すると取消せない | 慎重に操作を! |
ウェーブは一回限りだからこそ、大切に送りたいですね。
インスタライブでウェーブを送る方法と返し方
インスタライブでウェーブを活用するには、まず送り方と基本の流れを知ることが大切です。
視聴者が入室したタイミングで個別に送れる仕組みになっており、配信者にだけ通知が表示されます。
ここでは送り方と、視聴者側の返し方について見ていきましょう。
ウェーブ機能を上手に活用するために、まず基本的なウェーブの送り方を知りましょう!
- ウェーブを視聴者に送る方法
- ウェーブされたときの返し方
ウェーブを視聴者に送る方法
ウェーブの送り方は、インスタライブを始めて視聴者が見にくると「〇〇(ユーザーネーム)が視聴を始めました」と表示されます。
その右に手の絵文字と共に「ウェーブ」のボタンが出てくるのでタップすると、ウェーブを送れます。
ウェーブを送信するとウェーブボタンが消え、「〇〇さんにウェーブを送信しました」と表示されれば送信完了。

ウェーブを送る方法はとても簡単!
手軽に視聴者とコミュニケーションがとれます。
ウェーブされたときの返し方
現在のインスタの仕様では、視聴者側には同じウェーブを返す機能がありません。
ウェーブを送れるのはライブ配信者だけです。
ウェーブをもらった視聴者がお返しをしたい場合は、スタンプやコメントで気持ちを伝えましょう。
ただし、ウェーブへのお返しは強制ではありません。
スタンプやコメントはほかの視聴者にも表示されます。
もしほかの視聴者に見られたくない場合は、無理に反応を返さなくても問題ありません。
以下にウェーブとコメント・スタンプの違いを簡単にまとめました。
それぞれの特徴を知って、あなたらしい返し方を見つけてくださいね。
項目 | ウェーブ | コメント・スタンプ |
送信可能者 | 配信者のみ | 視聴者全員 |
返し方 | 返せない | コメントやスタンプで返せる |
表示範囲 | 配信者にのみ通知 | 他の視聴者にも表示される |
返答の強制性 | なし | なし |

ウェーブのお返しは自由。気持ちが伝わればOK。無理せず、自分らしく楽しんでくださいね。
インスタライブのウェーブを使う3つのメリット
インスタライブのウェーブ機能は、視聴者との距離を縮めて配信を盛り上げる頼もしいツール。
でも意外と、その本当のメリットを知らずに使っている人も多いかもしれません。
ウェーブには、ライブ中の交流をスムーズにする力があります。
ここでは、ウェーブを活用することで得られる3つの効果を紹介します。
ウェーブには、ライブ中の交流をスムーズにする力があります。
実際、こうした双方向のやりとりは企業のSNS運用でも注目されており、ファンづくりの鍵とも言われています。
PR TIMESの調査でも、「約8割のメーカー担当者が、ユーザー同士がつながる“コミュニティ形成”に期待している」という結果が出ており、SNS上の交流はブランドづくりにも欠かせないとされています。
参照元:RPTimesプレスリリース「【話題のSNSマーケティング、新たなカタチとは?】メーカーの約8割がSNSによる「ユーザーコミュニティ形成」に期待」
ウェーブを活用するメリットを理解し、フル活用できるようになりましょう。
視聴者との距離を縮められる
ウェーブは視聴者とリアルタイムでコミュニケーションができる機能です。
視聴者と配信者の距離感をグッと縮められます。
配信者は視聴者に直接手を振るかのようなジェスチャーを送れます。

ウェーブが送られると、視聴者は「自分に気づいてくれたんだ」とうれしく感じますよね!
配信者に親しみを感じ、心理的距離感を狭めてくれます。
コメントや質問を促せる
ウェーブ機能は視聴者にコメントや質問を促す側面も持っています。
ウェーブを送ることが、視聴者をライブに積極的に参加してもらう後押しに。
視聴者はウェーブが送られると「配信者が自分の存在に気づいてくれてる」「自分も参加しているんだ」という自覚が芽生えます。
単なるライブの傍観者ではなく、積極的な姿勢で参加してくれるのです。
そのため配信者が投げかけた質問にコメントを返したり、視聴者から質問をしたり、活発なコミュニケーションが生まれやすくなります。
ひとり、またひとりとコメントする人が増えると、その輪が広がっていき、他の視聴者もコメントや質問がしやすくなる効果も。
配信者がウェーブで視聴者と積極的に交流することで、ライブ配信全体を盛り上げられます。
PR TIMESマガジンでも、SNSでのコメントや質問など、双方向のコミュニケーションがファンづくりに効果的だと紹介されています。
企業の公式SNS運用の成功事例もまとめられているので、「もっと交流を深めたいな」と感じている方は参考にしてみてください。
参照元:PR TIMES MAGAZINE「ファンマーケティングとは?長く愛されるための3つの施策と参考事例25選を紹介」
ひとつの合図がみんなの参加を呼び込み、ライブの空気をあたためてくれます。
ライブ後の誘導につなげる
視聴者にウェーブを送ると、印象に残りやすくなります。
そのため、ライブ配信終了後の誘導をより効果的におこなえます。
例えば、あなたがライブ配信を見にいくとします。
配信者Aはただ淡々としゃべり続けるだけ。
配信者Bはあなたが訪れたことに気づいてウェーブを送り、ほかの視聴者からのコメントにリアクションを返してくれます。
きっと配信者Bの方に好印象を抱くのではないでしょうか?
ウェーブを受けた視聴者は「自分にリアクションをくれた」と感じ、配信者への好感度アップが期待できます。
配信者が視聴者の記憶に残りやすくなり、ライブ終了後のさまざまなアクションへの移行がスムーズになる効果も。
例えば、ライブの最後に次回のウェビナーへの参加や、公式LINEへの登録を促す際に、
ウェーブを活用した配信者は、活用しなかった配信者より多くの反応を得やすくなります。
インスタライブでウェーブを活用するコツ3選
インスタライブは、リアルタイムで視聴者と交流できることが魅力の配信サービス。
しかし、視聴者との距離を縮め、配信を盛り上げるのは簡単なことではありません。
ここでは、インスタライブでウェーブ機能を最大限に活用し、ライブ配信を盛り上げる具体的な方法を紹介します。
ぜひ実践し、視聴者との良好な関係構築に役立ててくださいね。
配信開始時にあいさつ代わりに使う
ライブ配信を始めるときは、ウェーブ機能を使って視聴者へあいさつを送りましょう。
たとえば「〇〇さん、こんにちは!見に来てくれてありがとう」と声をかけながらウェーブを送ると、
視聴者は“自分を認識してくれている”と感じて、ライブに参加しやすくなります。
視聴者は「自分の存在に気づいてくれた」と感じ、ライブに参加しやすくなります。
こうしたちょっとした一言が、配信への参加を促し、親しみやすい雰囲気づくりにつながります。
視聴者のコメントやリアクションも自然と増え、ライブ全体がどんどん活気づいていきます。
はじめのひと声は大事。ウェーブでやさしく「こんにちは」を届けると、みんなも自然と参加しやすくなりますよ。
質問やコメントへのお返しに
視聴者からの質問やコメントにお返しとしてウェーブを送りましょう。
ウェーブを活用することで、視聴者に対する感謝の気持ちを表現し、積極的に交流している姿勢を示すことができます。
たとえば、ライブ中に視聴者からなにか質問があった場合、ウェーブを送ることでその質問を認識したことを示し、感謝を伝えます。
その場で質問に回答すると、視聴者が「自分の質問に答えてくれている」と特別感を抱きやすくなります。

視聴者との距離が縮まり、一方的な配信ではなく双方向のコミュニケーションが生まれますよね。
さらに多くのコメントや質問が生まれ、ライブ配信がより活発なものになります。
特定の視聴者への感謝の気持ちに
いつもコメントや質問を寄せてくれる視聴者や、配信を盛り上げてくれる視聴者へ、感謝の気持ちを込めてウェーブを送るのもよいでしょう。
視聴者とのつながりをより深めることができます。
たとえば配信中に「いつもコメントありがとうございます!○○さん!」と
視聴者を名指しで呼びかけ、その直後にウェーブを送信するとします。
特定の視聴者との親密性が高まり、つながりが深まります。
今後のライブ配信への参加意欲も高まるでしょう。
また、他の視聴者からもポジティブな印象を与えます。
ウェーブが送られた視聴者がモデルとなり「自分も積極的に参加したい」という動機づけになる可能性があります。

名前を呼んでウェーブを送れば、視聴者との距離がグッと縮まります!
インスタライブでファン化を促す4つのテクニック
インスタライブのような、リアルタイムのコミュニケーションはファン作りに効果的な手法です。
ファン化につながるライブテクニックを4つご紹介します。
事前に質問を募集する
インスタライブの告知と同時に、質問を募ります。
質問はストーリーズを活用して募集するとよいです。
「配信するネタがない」というのはライブ配信者によくある悩み。
ですが、質問に答えるだけでもしっかりとライブ配信は成り立ちます。
配信するネタを特別に準備しなくても、気軽にライブ配信を開催できるのです。
たとえば、あなたがフィットネスのアカウントを運用しているなら……。
事前にストーリーズで「フィットネスやダイエットの悩み」について質問を募集すると、
それを見た人たちは「自分の質問に答えてほしい」とライブへの参加意欲が高まります。
ライブ配信中にこれらの質問に答えることで、
視聴者は自分たちの関心事が直接取り上げられるため、より一層ライブに集中し、参加しやすくなります。
問題解決にもつながり、満足感も高まります。
事前に質問を募ることでライブの準備もできますし、視聴者が積極的に参加するきっかけ作りにもなります。
事前に質問をもらうことで、準備もスムーズに。
ファンの関心に寄り添った内容で進められるから、自然とファンとの距離も縮まります。
コメントに反応する
インスタライブ中に寄せられるコメントに反応を返しましょう。
視聴者からのコメントに反応すると、視聴者は「自分の声が配信者に届いている」という配信者とのつながりを感じます。
認知されていると実感することで、長期的に応援してもらいやすくなります。
たとえばあなたがライブ視聴者だとして、配信者へコメントを送るとします。
配信者がコメントを読んでその内容に基づいて話を進めたり、質問に答えたりすると、うれしさを感じませんか?
きっと配信者への好感度がアップしますよね。
自分のコメントに反応してもらったり、「ありがとう」のように感謝されたりするのは誰しもうれしいもの。

私自身も、配信中にコメントを読んでもらって「ありがとう」とウェーブされた経験があり、とても嬉しかったのを覚えています。配信を最後まで見たくなる気持ち、よくわかります。
アーカイブで残す
インスタライブの醍醐味は生配信であることですが、実際はリアルタイムで視聴できない人が多いです。
ライブ配信終了後にも見れるよう、アーカイブに保存しましょう。
ライブ配信をアーカイブに残すと、後日都合のよいときに配信内容を視聴できます。
配信を見逃した人や、ライブの途中で視聴を中断した人、
アカウントに興味を持った新規のフォロワーなど、多くの人々のコンテンツ閲覧につながります。
アーカイブの視聴者がフォロワーになったり、ファンになったりすることも。
次のインスタライブに参加してくれるかもしれません。
アーカイブはフィードやストーリーズに投稿できます。
多くの人にリーチできるよう、アーカイブを活用しましょう。

アーカイブがあれば、好きなタイミングで何度でも楽しんでもらえます!
ライブ限定企画を実施する
ライブ限定企画の実施は、ライブ配信の特別感を高めてくれる効果的な手法です。
視聴者が見たくなるような企画を考えることがポイント!
たとえばヨガアカウントであればヨガライブの企画、
アパレルアカウントであればライブでファッションコーディネートをするなどもよいでしょう。
リアルタイムで視聴するメリットが明確です。
また、ライブ視聴者限定のプレゼント企画は、視聴者の参加意欲をかき立てます。
「ライブ視聴者全員にマル秘データプレゼント」のような企画をすると、
参加終了後にプレゼントが必ずもらえるため、ライブ参加の満足度もアップします。
参加した視聴者だけが得られる特別感から、親密度が上がったり、ファンになったりといった効果が期待できるのです。
インスタライブのウェーブに関するよくある質問
ウェーブは送ったユーザー以外にも見える?
ウェーブを送っても、その通知は送った相手にしか表示されません。
他の視聴者には「誰にウェーブを送ったか」「ウェーブを送ったかどうか」すら見えない仕様です。
視聴者が多いライブ配信中でも気軽にウェーブを送れる点が安心ポイント。
また、送り忘れても「自分だけスルーされた」と思われることがないため、負担に感じずに使えるのが特徴です。
気を遣わなくていいのがうれしいですね!送り忘れもバレないから安心!
フォロー外のユーザーにも送れる?
はい、インスタライブに参加しているユーザーであれば、フォローの有無に関係なくウェーブを送ることができます。
相手のアカウントが公開・非公開かも問わず、ライブ視聴者全員が対象です。
そのため、新規の視聴者に対しても気軽にアプローチができ、印象づけに使えるのが魅力です。
フォロワーじゃなくても送れるって、意外と知られてないかも!
ウェーブは何回も送れる?
1回のライブ配信中、同じユーザーにウェーブを送れるのは1回だけです。
再度そのユーザーが退出して入り直しても、2回目は送れません。
「何度もウェーブを送ってしつこくならないかな?」と心配する必要はなく、送り過ぎることは防がれる仕様になっています。
1回限定だからこそ、タイミングが大事なんです!
一括送信や自動送信はできる?
現在のインスタの仕様では、一括送信・自動送信どちらもできません。
配信者が手動で1人ひとりにウェーブを送る必要があります。
大量の視聴者がいる場合はすべての人に送るのは現実的に難しいため、リアクションやコメントへの返礼として絞って送るのがおすすめです。

全員に送らなくても大丈夫!効果的に使い分けましょう。
ウェーブは取り消せる?
残念ながら、一度送ったウェーブは取り消しできません。
送信後は相手に通知が表示され、修正や削除は不可能です。
間違えて送らないよう、タップのタイミングやユーザー名の確認には注意が必要です。
「うっかり送信」に注意!ゆっくり落ち着いて操作しましょう!
まとめ
この記事では、インスタライブのウェーブ機能の使い方や機能を使うメリット、ファンを増やす活用方法を解説しました。
インスタライブのウェーブを使うメリットは次の3つです。
- 視聴者との距離を縮められる
- コメントや質問を促せる
- ライブ後の誘導に繋げる
そしてインスタライブでウェーブを効果的に活用する方法は以下の3つです。
- 配信開始時にあいさつ代わりに使う
- 質問やコメントへのお返しに
- 特定の視聴者への感謝の気持ちに
積極的にウェーブ機能を使い、視聴者とコミュニケーションをとり、ファン化を促しましょう。
また、インスタライブを使ったファン化のテクニックはこちらの4つを紹介しました。
- 事前に質問を募集する
- コメントに反応する
- アーカイブで残す
- ライブ限定企画を実施する
インスタライブのようなリアルタイムのコミュニケーションはファンづくりに効果的です。
今回紹介した内容を意識してインスタライブに臨んでくださいね!
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