インスタのアカウント作り直しで失敗しない!フォロワーを劇的に増やす完全ガイド
「インスタアカウントの作り直しって、どこをどう直したらいいの?」
「アカウントの作り直しのタイミングってどんな状態のとき?」
「今のアカウント、なんで伸びないの?原因は?」
インスタで結果がでないのは「アカウントの設計」に原因があるケースが少なくありません。
プロフィールや投稿の方向性を見直すだけで改善できることも多いんです。
この記事では、アカウントの作り直しが必要なケースや改善ポイントを、SNS総フォロワー17万人超えの私がわかりやすく解説します。
迷ったまま時間をムダにしないためにも、まずは今のアカウントの状態を一緒に見直していきましょう!
アカウントを「作り直す」と「作り直さない」どっちがいい?
インスタのアカウントが伸びないときに大切なのは、今のアカウントに「改善の余地があるか」それとも「根本から見直すべきか」をしっかり見極めることです。
ここからは、作り直すべきケースと、今のアカウントを活かした方がよいケースにわけて解説します。
作り直したほうがいいケース
発信ジャンル・内容・届けたい相手が今までと大きく変わる、もしくはズレているなら、アカウントの作り直しが効果的です。
インスタのアルゴリズムは「誰に、なにを、どのように届けるか」をもとに投稿の表示先を決めています。
たとえば、もともと趣味の写真を投稿していたアカウントで、これからビジネス発信に切り替えたいと考えた場合には、方向性がガラッと変わってきますよね。
このように、過去の投稿や今のフォロワー層がズレていると、リーチが伸びにくくなってしまうんです。
さらにこの状態が続くと、インスタの仕組み上、投稿はどんどん表示されにくくなります。
そのため、過去のデータやフォロワーが障害になる場合は、いっそゼロからアカウントを作り直すほうが伸びやすくなるというわけです。
作り直さないほうがいいケース
アカウントをいちから始めるということは、投稿の評価もアカウントの信頼も積み上げ直しになります。
今のアカウントで過去に反応がよかった投稿があり、今もフォロワーからいいねや保存、コメントがくるなら、アカウントを作り直す必要はありません。
インスタのアルゴリズムは投稿の蓄積や履歴を評価する傾向があります。
そのため、新しいアカウントよりも既存のアカウントを改善した方が、結果的に効率よく伸びるケースが多いんです。
現在のアカウントですでに反応があるということは、インスタからの信用が少しずつ育っている証拠です。
こうしたアカウントは、少しの改善でグンと伸びる可能性が高い状態!
まだ活かせるアカウントなので、作り直すよりも「育てる」方向で戦略を考えましょう。
アカウントの作り直しの基準
インスタのアカウントを本当にやり直すべきかを見極めるには、投稿の反応や再生数など、数字をもとに客観的に判断するのがポイント。
ここからは、フィード・リール・ストーリーズのそれぞれで見ておきたい目安の数字をご紹介していきます。
プロアカウントにしている方は、投稿のインサイト画面を見ながらチェックしていきましょう!
フィード投稿
フィード投稿の「ホーム率」が20%以下の状態が続いているなら、アカウント評価が下がっているサインかもしれません。
ホーム率は自分の投稿が、フォロワーのホーム画面に「どれくらい表示されたか」を示す数字で、以下の計算式で算出できます。
ホーム率=ホーム画面での表示人数 ÷ フォロワー数 × 100
ホーム画面の表示人数は、投稿インサイト内の「ホーム」の数字で確認できます。
たとえば、1,000人フォロワーがいて、ホーム画面の表示人数が100人なら、ホーム率は10%です。
この数値が低いと「投稿の価値が低い」と判断され、投稿が届きにくくなります。
一度ホーム率をチェックして、20%以下が続いているなら、アカウントの構成やテーマを見直すか、思いきって作り直す判断も視野にいれましょう。
リール投稿
アカウントの認知を広げるために重要な役割を果たしているのがリールです。
それなのに「毎日投稿してもリールの再生回数が100回以下ばかり……」という状態が続くときには要注意。
あなたのアカウントは周りに発見されていない=広がっていない可能性が高くなっています。
インスタのアルゴリズムは、再生回数の多い投稿を優先的にいろんな人に広めてくれる仕組み。
そのため、再生されていない投稿は「見せる価値なし」と判断され、外部への拡散もどんどん減っていくんです。
これでは、たとえどんなに有益な情報を発信していても伸びない状態……。
リールの再生数が極端に少ないときは、新しいアカウントでリールの方向性を見直すのもひとつの手です。
ストーリーズ
ストーリーズは「アクティブなフォロワー」がどれだけ残っているかを測るバロメーター。
ストーリーズの閲覧率がフォロワーの5%を下回っているなら、既存フォロワーの関心がほぼなくなっていると考えてもおかしくありません。
インスタのストーリーズはフィード投稿よりも「今」の反応がリアルに見える場所。
ストーリーズを投稿しても「見に来る人」が少ないということは、フォロワーとの関係性が薄れているサインです。
フォロワーとの関係性の土台が崩れている状態では、なにを投稿しても反応されづらくなります。
そのため、ストーリーズの閲覧率が5%未満になったら、一度立ち止まって、アカウントの方向性や発信内容を見直すのがおすすめです。
アカウントを作り直すべきか診断する方法
まずは「投稿」すること。
それが1番の診断法になります。
「インスタのアカウントを作り直すか迷っている」なら、悩むより先に2〜3回しっかりした投稿をして、実際の反応を見てみましょう。
過去に伸びたテーマや、実績のあるネタを再利用してもリーチが極端に少なければ、それはアルゴリズムからの評価が下がっているサイン。
つまり、アカウント自体がインスタ側から「届ける価値がない」とみなされている可能性があります。
たとえば、以前バズった投稿をリメイクして出しても、発見タブにほとんど表示されず、再生回数も100回前後……。
こんな状態はアカウントパワーが弱ってるサインです。
逆に、再生回数やいいね、保存などが伸びれば、「まだ、このアカウントでいける!」とわかります。
ここで重要なのは「適当に投稿」するのではなく、「今の時代に合った見せ方や設計」で投稿すること。
自信のある内容を投稿して、その反応をデータで見ることで「作り直すか」「続けるか」を数字で判断できますよ。
作り直すのを迷ってしまう場合のチェックリスト
インスタのアカウントを作り直すかどうか迷っているなら、まずは今のアカウントが「どれだけ見られているか」を数字でチェックするのが大事です。
ここでは、インスタのアカウントを作り直す前に確認したい以下のポイントについて解説します。
- 投稿の発見タブでのリーチがフォロワー外10%未満
- プロフィール閲覧数に対するフォロー率が1〜2%以下
- 保存数が極端に少ない投稿が続いている
- フォロワーが1ヶ月以上、ほとんど増えていない
- ハッシュタグや発見タブでほぼ表示されていない
投稿の発見タブでのリーチがフォロワー外10%未満
発見タブからの新規流入が10%未満というのは、投稿のリーチがフォロワー以外にほぼ届いていない状態。
つまり、新しい人に見つけられていない=アカウントの成長が止まっている証拠です。
発見タブはフォロワー外の新しいユーザーに見つけてもらうための入り口。
そのため、発見タブからの流入がないということは、どれだけよい投稿をしても、すでにいるフォロワーにしか届いていない状態なんです。
原因はさまざまで、ネタがバラバラだったり、投稿の質にムラがあったり、インスタの仕組みと噛み合っていないなど。
このまま改善せずに投稿を続けても、届くのは限られたフォロワーだけになります。
こうした場合、アカウントの軌道修正か、思い切って作り直すという選択肢をとるのも大切です。
プロフィール閲覧数に対するフォロー率が1〜2%以下
プロフィールまで来たのにフォローされないのは、ユーザーに魅力が薄いと思われているサインです。
ユーザーは興味を持った投稿を見たあと、「どんな人?」「ほかにも面白い発信があるかな?」とプロフィールにアクセスします。
ですが、そのときの第一印象で「信頼できそう」「フォローして損しなさそう」と思わせる設計ができていないと、せっかくの訪問も無駄に……。
また、投稿からの流入があっても、フォローにつながらなければアカウントはなかなか伸びません。
プロフィールを見られているのにフォロー率が1〜2%以下のままなら、「魅力不足」のサイン。
プロフィールの訴求力が機能していないなら、投稿改善だけでなくアカウント自体の見直しも検討しましょう。
保存数が極端に少ない投稿が続いている(1〜2件)
保存数が毎回1〜2件以下だと、投稿だけでなくアカウント自体の信頼度まで下がっていきます。
インスタで投稿を「保存」することは「もう一度見たい」というユーザーの気持ちのあらわれでもあり、価値ある投稿に対して自然に起きる行動です。
投稿しても保存がつかない場合には、ユーザーから「学びがない」「共感できない」「有益に見えない」と判断されているサイン。
ユーザーの行動に変化を与えられてない(保存数が少ない)状態は、アルゴリズムにも「この投稿は価値が低い」と認識されやすい原因になります。
保存がつかない=価値不足。
これは投稿だけの問題ではなく、アカウント全体の設計に問題がある可能性も……。
アカウントの発信テーマやターゲットの再設計も検討しましょう。
フォロワーが1ヶ月以上、ほとんど増えていない
1ヶ月以上フォロワーがほとんど増えないアカウントは、投稿改善などではなく、アカウントの土台から見直しが必要な可能性があります。
インスタを運用していてもフォロワーが増えない場合は、そもそも「誰に」「なにを」届けてるのかが伝わっていないか、ズレている可能性が高いです。
そうなると、せっかくプロフィールを見に来たユーザーも、フォローする理由がなくスルー。
また、アルゴリズムからも「この投稿は価値が低い」と認識されやすくなります。
伸びるアカウントは、ほんの少しの投稿改善でもちゃんと反応が返ってくるものです。
逆に、なにをしても反応がないなら、今は「発信の軸」や「見せ方」を整理するタイミングかもしれません。
一度ゼロベースでアカウントを設計し直すのもありですよ。
ハッシュタグや発見タブでほぼ表示されていない
もし、ハッシュタグ検索や発見タブでまったく表示されていないなら、それは投稿の内容ではなくアカウントそのものに「信頼がない」状態かもしれません。
インスタのアルゴリズムは、投稿ごとの評価だけではなく、「このアカウントはユーザーにとって価値があるか?」という視点でも判断しています。
そのため、ユーザーに不快感を与える投稿や、反応が薄い投稿を繰り返すアカウントは外部に拡散される機会がどんどん減ることに……。
ただ、「投稿内容に問題がないのに全然表示されない」という場合は、アカウントの一貫性が欠けている可能性もあります。
そのような場合は「アカウントの再設計」か「作り直し」を前向きに検討するタイミングかもしれませんね。
インスタアカウントの作り直しの手順
インスタのアカウントを作り直すときは、以下のステップで進めます。
右上の三本線マークから「設定とアクティビティ」を開き、下へスクロールし赤文字の「ログアウト」をタップ
ログアウトしたら、「新しいアカウントを作成」をタップ
メールアドレスまたは電話番号を入力して「次へ」をタップ。
生年月日やパスワード、名前など各種情報を入力します。
設定とアクティビティを開き、アカウントのプライバシーが「公開」であればOK。
(非公開だとビジネスアカウントを使えません)
この順番で進めると、ユーザー名の登録ミスや、非公開のまま投稿し続けるといった失敗も防げますよ。
また、元のアカウントを削除するかどうかは「目的次第」。
たとえば、新しいジャンルに挑戦する人は削除してもよいですし、「どこが悪かったか見返したい」という方は残すのもアリです。
アカウントが重複していても、アカウント削除をしても、「上位表示されない」といったインスタ側からのペナルティは発生しません。
ちなみに、元のアカウントを残しておくと過去投稿を見返しながら比較することで、新アカウントの改善にも役立ちますよ。
インスタでは投稿の改善だけでは、伸び悩みは解消しません。
アカウント設計から見直して、もっと自分らしく伝わる発信を始めましょう。
さらに、アカウント設計をする際は、次で紹介する内容を確認しながら進めるとスムーズですよ。
作り直して伸ばすには「アカウント設計」が大事!
インスタ運用はアカウント設計が9割!
誰に、なにを、どう届けるかといったアカウントの軸がぼやけていると、どんなに改善を頑張っても効果が出にくくなります。
ここからは、アカウントを伸ばすために絶対に外せないアカウント設計の基礎を4つのステップでご紹介します。
- まずは誰に届けたいかを明確にする
- なにを伝えたいのかを絞る
- フォローする理由を伝える
- フィード・リール・ストーリーズの役割を分けて考える
まずは誰に届けたいかを明確にする
アカウント設計は、まず「誰に届けたいか」を決めるところから始めましょう。
ターゲットが曖昧だと、どんなにがんばって投稿しても誰にも響かないアカウントになります。
インスタでは、ユーザーがあなたのアカウントを見た瞬間に「これは私のための発信だ」と自分ごと化してもらえることが反応のスタート地点。
そのため、相手の興味や悩みにズバッと刺さるアカウントである必要があります。
たとえば「ダイエット情報」を発信する場合。
「20代女性向け」なのか「産後ママ向け」なのかなど、誰に向けて発信しているかで伝え方はまったく違ってきますよね。
届けたい相手がはっきりすることで、投稿のトーンや内容が自然と定まり、フォローにつながりやすくなりますよ。
なにを伝えたいのかを絞る
「発信テーマを絞ること」は、インスタ運用の基本の中でも最も大事な部分です。
発信テーマが定まっていないと、投稿内容やアカウントの方向性がバラバラになりがち。
ユーザーは、プロフィールや投稿一覧を見たときに「これは私に関係ある内容か」を数秒で判断しています。
そのため、ひと目でなんの発信をしているアカウントかがわかることが大切です。
たとえば、「朝のモーニングルーティン」を毎週投稿している人と、毎回違うジャンルを投稿してる人なら、前者のほうが覚えられやすく、ファンもつきやすいですよね。
テーマをひとつに絞ると、投稿内容やトーンもブレなくなり、アカウント全体がまとまりますよ。
まずは「そのテーマで、誰にどう役立つのか?」を考えましょう。
フォローする理由を伝える
インスタでは、ユーザーがあなたのプロフィールに訪問した際、フォローする理由が見つからなければ、すぐ離脱してしまいます。
ユーザーはあなたのプロフィールを訪問したとき、たった数秒で「フォローするかどうか」を判断します。
そのとき、「フォローすると自分にどんな得があるのか」というユーザーが感じるメリットが書かれていないと、フォローにつながりません。
たとえば、「毎日1分でできるデザイン術」や「初心者向け副業ノウハウ発信中」など。
ユーザーがあなたの発信で得られるメリットをシンプルに書くだけでも、印象はガラッと変わります。
プロフィールは、「誰のための発信か」「どんな価値を届けているか」をセットで書くことがコツですよ。
フィード・リール・ストーリーズの役割をわけて考える
フィード・リール・ストーリーズはそれぞれの役割を意識して投稿を設計することで、フォロワーとの関係性も深まりやすくなります。
それぞれ3つの投稿は以下を意識するとよいです。
- フィード:一覧で残る「価値を届ける場所」
- リール:発見タブでの新規ユーザーへの「拡散装置」
- ストーリーズ:フォロワー限定で届く「関係性UPポイント」
この3つの投稿の活用方法が曖昧だと、せっかくの投稿も伝わらずに埋もれてしまう原因に……。
それぞれの役割を考えながら投稿を作ることが、伸びるアカウントへの第一歩です。
まとめ
今回は、「インスタのアカウント作り直しで失敗しないためのコツ」についてご紹介しました。
作り直すときに大切なのは「なぜ伸びないのか」を見極めてから動くこと。
この記事の内容を、以下でまとめます。
- 投稿の反応が明らかに悪いときは、作り直しも検討する
- フィードやリールの数字を見て「改善できないか」をまずチェック
- 全体的なアクションが少ない場合は、発信内容を見直す
- 作り直すなら「アカウント設計」から
- ターゲット・テーマ・プロフィール・投稿構成の整理が大事
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